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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3401-3500

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3401-3500
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ERIC MARTIN - Eric Martin - Secrets in the Dark ★★★ (2020-08-31 18:52:53)

Manfred Mann's Earth Bandのシンガーだったクリス・トンプソン提供
彼もソロで唄っているのだが
どちらが先かは分かりません
ギターでスティーブ・ルカサーが客演
爽快感のあるメロディアスロックに絡む熱を帯びたエリックの歌声
両者の特性が合わさりうっとうしさを回避
上手くやっているわ


ERIC MARTIN BAND - Sucker for a Pretty Face ★★★ (2020-02-24 18:47:47)

415というバンドのシンガーとして活躍していたエリック・マーティン。そのバンドがメジャーデビューする際に、エリックの名前を前に出す形で契約を交わしたので、エリック・マーティンバンドとして始動。けして彼のワンマンというわけではありません。
爽快感と哀愁のあるメロディ、そこに絡むエモーションなハスキーヴォイス。全てにおいて無駄がなく高品質な必然性を保ち、全編フック満載のスマッシュヒットな可能性を秘めています。1983年の時点で完成した歌声を披露している、エリックの存在感の凄さ、玄人受けする堅実な演奏とハードポップ万歳な楽曲は素直に耳に届き、エリックのパフォーマンスとの相乗効果もあり瑞々しいフレッシュ感を与えてます。その筋のマニアならずとも腰を上げたくなる佳曲が揃っていますよ。
この時期はあまり登場しませんが、真夏の青空の下、大音量で聴きたくなる清々しさと、チョイとした切なさに、今なおキュンとさせられますね。


ERIKA ★★ (2010-02-13 05:01:00)

本当に誰も登録していないのでしょうか?
1stは北欧ハードポップの名盤だと思います
歌モノを愛する方なら胸キュン必死ですよー
カブって登録していないか不安です


ERIKA - Cold Winter Night ★★ (2010-02-13 04:59:00)

元インギーの奥様で知られるエリカの1st
透明感溢れる北欧ならではの哀愁と湿り気を帯びたメロディが涙腺を刺激するハードポップアルバム
この叙情味溢れるサウンドとフックに富んだメロディの数々に心が洗われますね
時にはこういったサウンドに触れ心を穏やかにしたいものです、いまや北欧と言えば
メロデスですが僕には北欧と言えばこういうサウンド辺りを思い出します。
勿論ゲスト参加でインギーもギターを弾いていますよ、聴けば分かります(笑)
大映青春ドラマを思い出すタイトルトラックの⑥や①から②のドラマティックな流れは何度聴いてもゾクゾクさせられますね。


ERIKA - Cold Winter Night - Cold Winter Night ★★★ (2010-02-17 20:23:46)

アルバムのタイトルトラックらしいドラマティックな北欧ハードポップナンバー
KEYのフレーズが印象的です
躍動感のあるリズムと美旋律に魅了されます


ERIKA - Cold Winter Night - Emergancy ★★★ (2010-02-17 20:28:25)

インギーがソロでゲスト参加しています
ホーンセクションがカッコいい
北欧ハードポップナンバー
エリカの力強い歌声も様になっていますよ


ERIKA - Cold Winter Night - Hurting So Bad ★★★ (2010-02-17 20:31:41)

爽快感溢れるフックに富んだメロディに心が洗われます
北欧ならではの哀愁が効いていますね


ERIKA - Cold Winter Night - Last Call for Love ★★ (2010-02-17 20:30:01)

可憐で繊細な歌声が染み渡るバラード
北欧らしい湿り気が涙を誘います


ERIKA - Cold Winter Night - Line of Fire ★★ (2010-02-17 20:17:21)

爽快感溢れるサビメロが印象的です
北欧産のハードポップならではの
美しい旋律と甘さが良いですよ


ERIKA - Cold Winter Night - Together We're Lost ★★★ (2010-02-17 20:13:59)

透明感溢れる叙情的なメロディが美しい
麗しの北欧ハードポップナンバー
フックに富んだメロディ
胸キュンです


ERIKA - Deaf, Dumb & Blonde ★★★ (2019-03-31 13:14:23)

しばらく音沙汰のなかったインギーの最初の奥さんとして有名なエリカが、久しぶりにリリースした復帰アルバム。デビュー作こそ北欧風味満点のハードポップだったが、作品前にワールドワイドなポップロック路線へと舵を切り音楽性の幅を広げていた彼女、今作ではどのようなスタイルへと展開していると思ったら、過去一番のロック色の強いスタイルへと進んでいます。
その方向性は参加メンバー&ソングライティングチームによるところも大きいのでしょうが(イェスパー・ストロムブラード、リーフ・エドリング、トミー・デナンダーなど)主役たるエリカも衰え知らずのクリアーな歌声を響かせ、北欧風味満点のハード&へヴィなロックサウンドと真っ向から対峙しているのが最大の聴きどころだ。
歌モノ路線でも十分に歯ごたえもあるし、メロディもフックがあり魅力的である。そういう意味では、軟弱なイメージを与えがちの歌モノ路線の中で、大きな楔となるハードテイストも絶妙な配分で展開させている、制作陣の采配勝ちと言えるだろう。


ERIKA - In the Arms of a Stranger ★★★ (2016-07-13 12:35:24)

インギーの最初の奥様だったかな?北欧出身の女性シンガーERIKAが1991年にリリースした2nd。丁度この作品リリース時に結婚したような記憶があり、芸能界的な売り方をするなぁと思いました。そんな話題に頼らなくとも十分に訴えかける良質なメロディ満載のハードポップアルバムとしての充実度を誇り、北欧ならではの涼しげなメロディ、その爽快感と洗練度は相当なもので哀メロマニアなら手を出して損はしないでしょう。叙情的で透明度の高い甘美なサウンドは夜空に満点の星空&そして虹色に輝くオーロラを映し出すようで、北欧ならではのロマンシズム溢れる快活なポップソングの数々に身も心も清らかに洗い流してくれるでしょう。アルバムトータルのバランスという点では今作を押しますが、1stのオープングから次の曲の流れやCold Winter Nightのインパクトが強烈すぎてぬぐい去れない面はあれど、軽やかな歌モノロックはいつでも癒しを運んでくれますね。エエわ。ポップなもんが聴きたくなったら直ぐに手に取るもんね。今でも良く聴きますよ。


ERIKA - Lady Luck ★★★ (2016-07-15 15:54:42)

北欧ハードポップシーンの歌姫、我らがエリカ様が1993年にリリースした3rd。路線的には前作をさらに軽めのポップ路線を推し進めた作風となり、相変わらずの哀メロは健在もハードな好みモノとしては、やや食い足りない印象を受け曲単位の出来は素晴らしいが、個人的には通して聴くと少々だれるのが難点(④みたいなギターを前に出した曲が多い方が個人的には良い)、とは言え作風のクオリティのバラつきもなく総じて高いポテンシャルを秘めた楽曲を用意、なんだかんだ言っても飽きることなく最後まで聴かせる手腕は流石の一言でしょう。北欧ならではの透明感と糖度も高い哀愁のメロディ、その手のスタイルが大好物かたは勿論ですが歌モノやAOR系のハードナンバーが好きな方なら安心して聴けるのでしょう。


ERIKA - Lady Luck - Bring Me the Laughter ★★ (2016-07-15 15:44:56)

エンヤ風の一曲
なんとも言えない幻想的な響きがエエですね
アルバムを閉めるのに相応しい


ERIKA - Lady Luck - Come Back for Love ★★★ (2016-07-15 15:29:26)

今作の中ではギターもハード目ですね
1st、2nd路線を支持する方ならこの曲は耳に残るでしょう
エリカ様らしい一曲です


ERIKA - Lady Luck - It's Up to You ★★★ (2016-07-15 15:20:42)

胸キュンハードポップナンバー
この爽快だがしっとりとしてるのが北欧的で好きです
エエわ


ERIKA - Lady Luck - Keep My Dreams Alive ★★ (2016-07-15 15:43:13)

甘く切ない北欧風のポップセンスが弾けています
嫌みに感じさせないのがエエ


ERIKA - Lady Luck - Letting It Out ★★ (2016-07-15 15:41:13)

似たような曲が続くので通して聴くと個人的には少々ダレますが
エリカ様のセンシティブな歌声を生かしたパワーバラード風の一曲


ERIKA - Lady Luck - Little White Lies ★★★ (2016-07-15 15:31:36)

エリカ様の言葉が感動を紡いでいます
優しい風を体中で感じる事の出来るバラード


ERIKA - Lady Luck - Lost in Paradise ★★★ (2016-07-15 15:35:33)

デュエットですね
ソウルフルな男性シンガーとの絡みも官能的な響きがあります
甘く切ない北欧ハードポップナンバー


ERIKA - Lady Luck - Love Can't Live ★★★ (2016-07-15 15:24:26)

甘い
切ない
キュート
エリカ様の魅力がギュッと詰まっていますね
3分半の曲ですがストーリー性の高さも見逃せない
珠玉のハードポップナンバー


ERIKA - Lady Luck - Merry - Go - Round ★★★ (2016-07-15 15:16:42)

遊園地みたいな①の意味が分かりますね
タイトルに相応しい曲調
弾けるポップセンスに聴いていて笑みがこぼれます
エエ曲ですね


ERIKA - Lady Luck - No Heart at All ★★ (2016-07-15 15:39:16)

エリカ様のソフト路線を強調するような弾けるAOR風の歌モノ
今作ならではの響きがありますね


ERIKA - Lady Luck - Spread My Wings ★★★ (2016-07-15 15:47:19)

美しいピアノの音色に導かれるソフト路線を支持する一曲
今作を象徴するようですね
エリカ様の優しい語り口に癒されます
美しいメロにウットリ


ERUPTION - Cloaks of Oblivion ★★★ (2017-06-19 13:40:39)

2004年から活動を開始したスロベニア出身のバンドがリリースした3rd。スタスタスタターンと小気味よく刻まれるドラムとクランチーなリフワークが醸し出す往年の空気、発声法とマイク調整に頼らない、歌い込めるシンガーの咆哮と懐かしい響きを現代風にアップデートした音楽性は、スラッシュ風味もあるが、ストロングなパワーメタル色も強く、ありそうであまりないVICIOUS RUMORS、METAL CHURCHといった陰影をクッキリと映し出したクールでダークなUS産パワーメタル系バンドの色が強く滲み出ており、緩急を効かせたツインリードのメロディックなフレージングは、押しあい、へし合いとせめぎ立てながら、感情の起伏を巧みに表現しています。激しくも美しいドラマ性、まさにメタルな世界観を見事に構築した音楽性は、実に堂に入った貫禄があり、ヘヴィメタルここにありな、精神性が強く反映されていますね。
ある種の伝統芸能を実直に引き継ぐ姿勢、それは、もとを辿ればNWOBHMだろう。そこにJP仕込のアグレッションを加味し、ドラマ性の高いアレンジとスピーディーな曲調にメロディを乗せる、あの手法だ。親しみやすさとは別のシリアスで閉塞感のある世界観に息も詰まりそうな緊張感を味わいジックリと耳を傾けて欲しいです。保守的な音楽性だが、しっかりと今を伝える事を忘れていないのが最大の肝でしょうね。アメリカ追従のトレンド主義ではない、地に足を着け今の時代をしっかりと生きている。そこが最大の聴きどころでしょう。
紅一点のキュートな女性ベーシストの存在も、むさ苦しい男子ばかりの工業高校に通う、丁度良い感じのルックスを持つ女生徒のようで、エエ感じで華を添えていますね。
全然違うのですが、個人的には何故か古井義明時代のユナイテッドを思い出してしまった。辞めてなければこんな感じになっていたんじゃないのかな?なんてフト思いましたね。


ESCLAVITUD - Return to Eden ★★ (2018-03-06 16:38:49)

90年代の中頃から活動を開始したスペインのバンドが2017年にリリースした3rd。活動歴の割には作品のリリースが少ないため、けして順風満帆といった活動ではなかったのかなぁと勝手に推察するですが、今作で聴ける音楽性は、起伏に富んだ場面展開の多い楽曲を中心としたメロディックHM/HRサウンドを披露。プログレ風味もあるが、メロディ主導とも言える曲作りを行っており、難解さは幾度感じないが、インストパートの長さにクドイさを感じる人も多いでしょう。
シリアスでダークなサウンドではるが、歌い手がマイルドな声質の持ち主で、その噛み合わせも微妙だなぁと思っていたら、歌い手がフランスのAttentat Rockの名盤『Strike』で歌っていたマーク・キューだと言うから驚きです。

へヴィでアグレッシブなリフとリズムを前に出しつつも、歌メロやコーラスパートを始め、キャッチーさをしっかりと主張する辺りにバンドの裏設定も見えてくるのですが、もう少しエッジが立っている方が、個人的には好みなので、その辺りで評価も別れる事になるのかも知れませんね。
クリアーな音質も聴きやすさを誘発しているし、ダークでミステリアス、そして勇壮さもあるだけに、バランス感覚の難しさを感じますね。


ESPERANTO - Esperanto Rock Orchestra ★★★ (2019-03-02 10:41:28)

アルバムタイトルが示すようにヴァイオリンにチェロ、ヴィオラが加わる12人編成のロックプロジェクトチーム。参加メンバーの国籍も多彩で、まさにロックオーケストラを形成しているようだ。
枠組みに囚われない発想なのだが、けして難解で分かる人だけが分かればよいといったスタンスではなく、キャッチーかつファンキーなノリも加味した耳に楽しいロックサウンドへと仕上げている。
クラシックというよりは酒場で楽しく聴けるパブ風ポピュラーミュージックへと接近を巧みに図りつつも、安直な手法でお茶を濁すような事はせずに、重すぎず軽過ぎないアンサンブルを放り込み、先の読ませない展開で聴き手を楽しませてくれます。
シンガーも複数人用意、男女混成にした事でより深みが増しているのも見逃せません。
弦楽器人が主導権を握りつつもキーボードが俯瞰的な立場から全体を主導しているようにも感じられ、そのスケール感を広げ過ぎて分けが分からなくならぬように、リズムプレイが枠組みを形成している様に匠を感じますね。

プログレを語り他のバンドと比較できるほどの知識はないが、70年代のロックに精通している人や、真のプログレマニアにとっては、超が付く程の有名バンドであり、なんならスタンダードな部類に入ると言うのだから恐れ入る。世代世代でマニアはいます。雑誌偏重じゃない人の意見が実に刺激的で面白い。こういうまだ見ぬバンドが沢山、いる事を教えてくれますからね。

クラシックとソウルミュージックの融合とも言える実験的な要素が詰まったロックオーケストラ。ハードな耳を休めたいが、やすもんのロックは聴きたくないというマニアにはうってつけでしょう。
プログレは奥が深いなぁ。高尚だし魔境過ぎて手が出んよ。


ETERNAL FLAME - Desire ★★★ (2022-04-21 17:55:51)

現在はMichael Schinkel's Eternal Flameで知られる、ギタリスト兼ヴォーカルを担当するドイツ人アーティスト、マイケル・シンケル率いる叙情派HM/HRバンドの1st。バンド名からも醸し出される○○臭、音源を聴く前から音が聞こえてきそうですが、その期待に応えるような叙情派路線を踏襲、そこにマイルドな感性も持ち込み陽性な部分もアピール、硬軟交えたサウンドは大衆性も完備しており、日本人好みの音楽性を展開している。
このバンド、全体的な質は高い、楽曲構成など、ベタではあるがツボを押さえている。突出した魅力は少ないのかも知れないが欧州的な陰りのあるメロディと、ジャーマン仕込みの生真面目さとパワー、伝統的なヘヴィメタルのマナーを守る姿勢も素晴らしいし、アクセル・ルディ・ペルらと同系統と言えるのだが、ギタリストとしての個性というのか技術的に引っ張れるだけの腕がないのがチョイとキツいのだが、そこも込みで楽しめるマニアにとっては、頼もしい存在となるでしょうね。

時代は1999年、正統派メタルが壊滅した時代に、類型的でどこかで聴いたような楽曲が満載であろうと、一筋の光を魅せてくれた存在だったのも事実。スクラップアンドビルド方式を採用しているが為に、どの曲にもフックがあり聴かせてくる。あとは個性を磨くことが最大のポイントだったろう。枚数は多くないが、このバンド名義で4枚ほどアルバムをリリースしています。
正統派メタルが好きな方なら是非ともトライして欲しいバンド。無理に購入しなくとも、いくらでも試聴できる環境がある今だからこそ楽しんで貰いたいです。


ETERNAL FLAME - Smoke On The Mountain - Got A Rock & Roll Fever (feat. Goran Edman) ★★★ (2022-04-21 18:04:39)

ヴォイスオブクリスタル
北欧メタルを代表するシンガーであるヨラン・エドマンの登場
あらゆるタイプの楽曲を料理するヨランの歌声に魅了
オマージュ全開の楽曲も組み立て方を工夫
でも唐突に終わるのはツメの甘さですよね
そこも込みでマイケルなのである


ETERNAL FLAME - Smoke On The Mountain - I Believe In This Miracle (feat. Mark Boals) ★★★ (2022-04-21 18:07:32)

なんかしょうも無い内容の歌詞だが
マーク・ボールズが唄うと高貴に感じますよね
こぶしの効いたハイトーン
衰えはあるかも知れないが老獪なテクニックを駆使してやり切っています
主役はマークです


ETERNAL FLAME - Smoke On The Mountain - Smoke On The Mountain (feat. Mark Boals) ★★★ (2022-04-21 18:00:21)

唄うはマーク・ボールズ
彼のハイトーンはネオクラタイプの楽曲によく似合う
誰かに怒られそうな曲なのだが
このやり口がマイケル・シンクルなのだと言いたい
ネタバレ必死の楽曲構成
恐るべし


ETHEL THE FROG - Ethel The Frog ★★ (2016-04-22 14:15:58)

NWOBHMを象徴するような幻のコンピレーション作Metal For Muthas Vol. 1に楽曲を提供している事でマニアからも知られるバンドが1980年に残した唯一のフルアルバム。脆弱なサウンドプロダクションが醸し出すペシャンペシャンのシッケシケなスッカスカのボロンボロンの味わい深さにマニアなら咽ぶこと間違いなし、コンピにも提供した⑥が醸し出すあの空気にNWOBHMマニアを自負する方なら立ち上がらずにはいられなくなるでしょう。この時代の英国産バンドでしか味わえないジメジメとした湿度の高さ、全体を覆うモヤっした空気と煮え切らないあのメロディ、もう少し演奏にメリハリがあれば印象も変わるのにと嘆きたくなるのですが、実はそこが初期NWOBHMバンド群の魅力とも言えるので、間違っても洗練された一線級のバンドや評論家の美辞麗句が踊るライナーノーツ付きの作品を主力として楽しみ崇めれる方にはおススメできませんが、我こそはと道場破り感覚でモノ申すツワモノにこそ、おススメしたい一品ですね。


ETHEL THE FROG - Ethel The Frog - Eleanor Rigby ★★ (2016-06-24 15:15:38)

ビートルズのカヴァーで幕が開けるとは驚きました
原曲のイメージを崩さずに自らのカラーを出してますね


ETHEL THE FROG - Ethel The Frog - Fight Back ★★★ (2016-06-24 15:17:38)

Metal For Muthasにも提供した彼らの代表的な曲
モヤっとしたNWOBHMサウンドに咽びます


EUROPE - Europe ★★★ (2013-08-21 16:09:10)

荒削りなロック然とした北欧メタルを代表する一枚。不安定な演奏ながらも①の持つ魅力は煌びやかに研磨されるダイヤの原石そのもの、北欧メタルならではのクリスタルな輝きを放ちます。後のメジャー感やゴージャス感などは微塵も感じさせませんが透明感を演出するジョーイ・テンペストのメロディメイカーとしての才は十分に花開いているでしょう。青臭さが逆にメタル度を増し粗さがハードさを演出、アホメタルが好きな僕にはメジャー級の3rdよりも1stだなと強く認識させるのですが、起承転結が見事に描かれる名曲③が放つ煌びやかな世界観を前に戯言は無用、完成度では2ndに譲りますが初期衝動が放つ普遍の魅力、ハードなギターを前面に出した北欧メタル誕生前夜を予感させる透明感と芳醇なメロディが紡ぐ研磨されすぎない哀愁のロックサウンドは鋭利な刃物となり聞き手の感性へと鋭く切り込んでいきます。初めて彼らに触れる方には時系列でアルバムを手にすることをオススメしますね。メタル愛に溢れているマニアなら欠点を愛でつつも最後まで余すことなく堪能できる捨て曲無しの名盤であることに気がつくでしょう。


EUROPE - Europe - Boyazont ★★★ (2013-08-28 16:00:21)

アルバムの5曲目
ここでも手を緩めない北欧の風に咽びます
そしてジョン・ノーラムのソロ
若さが爆発しています


EUROPE - Europe - Children of This Time ★★★ (2013-08-28 16:02:42)

哀愁の叙情派北欧メタルナンバー
エッジの効き方が絶妙
唄メロもリフも好きですね
ジョンの押し引きを得たギターがいいね


EUROPE - Europe - Farewell ★★★ (2013-08-28 15:48:32)

甘い北欧の風を感じます
地味目の曲かもしれませんが好きですね
バッキングもソロもカッコいいわ
王道メタルですね


EUROPE - Europe - In the Future to Come ★★★ (2013-08-28 15:45:40)

青いですね
北欧メタルならではの味わいが素敵です
可能性を秘めたアルバムのオープニングナンバー
カッコいいですよ


EUROPE - Europe - Memories ★★★ (2013-09-01 18:12:43)

躍動するリズム
シンフォニックなキーボード
甘美なメロディが北欧の風を運んできます
地味目ですがいい曲ですね


EUROPE - Europe - Seven Doors Hotel ★★★ (2013-08-28 15:52:54)

イントロのピアノ
演奏は緩めだが楽曲のもつ魅力はハンパない
イタリアン?ホラーから着想を得たってイメージ…わかないわ
長めのギターソロも素敵
北欧メタルを代表する一曲ですね


EUROPE - Europe - The King Will Return ★★★ (2013-08-28 15:56:56)

透明感と甘さが絶妙です
ロマンティックな北欧の風にグッときますね
ドラマだね
哀愁ですよ
エエ曲です


EUROPE - Europe - Words of Wisdom ★★★ (2013-08-28 16:04:56)

憂いを帯びた哀愁のメロディ
甘く切なく幻想的な北欧の風に泣かされます


EUROPE - Start From the Dark ★★★ (2015-03-12 15:33:59)

2000年以降、再結成にオリジナルメンバー復活など、多くのバンドが昔の看板を掲げ再起を果たすといブームみたいなものがあり、やや食傷気味に飛び込んできたのが彼らの再結成でした。所謂「THE FINAL COUNTDOWN」のメンバーでの復活ですからねCarrieやThe Final Countdownを期待するのでしょうが、コマーシャル性が高まり、ジョン・ノーラムが抜けた作風に戻る事は考えられず、また2000年に昔の名前で出ていますなアルバムを作る事も考えづらく、個人的にはある程度予想されていた作風かと思います。ミック・ミカエリがここまで目立たないと可哀そうに感じますが、全編に包まれるズッシリとした重さ、ダークにしつらえた新生ヨーロッパサウンドが放つ新機軸の打ち出し方の清さに再結成の意義を大いに見出しました。随所に顔を出すメロディックなジョーイ節は健在、結局ヨーロッパはジョーイ節があれば彼らなんだなと強く認識させられましたね。基本、僕は80年代のCDを多く聴きます、特に2000年以降は海外の弱小レーベルから幻の一品が再発され興味は尽きません。ほぼ主食はその時代の作品に触れる事で新しいサウンドに幾度興味も惹かれないし、意識していないのであまり耳に飛び込んできません。ですが常に新しい事を受け入れる器量とセンスは失いたくないものです、老害にはなりたくありませんからね。80年代らしくない作風ですが2004年の再結成ですからね。ジョーイ・テンペストは一流のメロディメイカーでした。この歌メロあってこそでしょうと納得させられる一品です。
なにより、アメリカで売れたが為に彼らの本質がぼやけているのが問題だ。甘美でクラシカルなオーロラサウンドを展開した2枚目の路線を継承することが北欧なら、今作は随分と違った形になるが、実はこのバンド、90年代に幻のデモを録音している。そこでは、ヘヴィでファットな音像で作り上げた作風が既にあった事実を考えると、この作風は突然変異でも何でも無い。そういう情報を知っているかで味は変わるでしょうね。
少なくとも3枚目のアルバムは、アメリカの市場を開拓したアルバムであって、このバンドの本質ではない。4枚なんて産業主義だし、5枚目も難産でしょう。そういう意味では今作は実にらしいと言える。
変に売れて色が付きすぎると苦労しますよねぇ。


EUROPE - Start From the Dark - America ★★ (2015-03-12 04:41:08)

ヘヴィでダークな色合いが印象的です
ジョーイ節も聞こえてきますね


EUROPE - Start From the Dark - Flames ★★★ (2015-03-12 04:27:14)

刻むヘヴィなリフワーク
今アルバムらしいメロディアスな一曲ですね


EUROPE - Start From the Dark - Got to Have Faith ★★★ (2015-03-12 04:47:24)

新生ヨーロッパサウンドを告げる過去の焼き回しでお茶を濁さない攻めの姿勢が伺える一曲
ジョーイ節満載だね
スローなパートの美しさにらしさを感じますよ
だからこそヘヴィな対比とのカッコよさが浮き彫りになります


EUROPE - Start From the Dark - Hero (2015-03-12 04:28:56)

コマーシャル路線時代を想起させる一曲
置きに行った感が強い


EUROPE - Start From the Dark - Reason ★★★ (2015-03-12 04:34:56)

モダンな要素が強いですね
泣きメロも意欲的に取り組んでいます
ベテランならではの味だな


EUROPE - Start From the Dark - Roll With You ★★★ (2015-03-12 04:37:08)

ややワザとらしい④よりもこちらの方がらしいですね
サビメロの煌びやかさも懐かしい


EUROPE - Start From the Dark - Settle for Love ★★★ (2015-03-12 04:43:13)

最後のサラッと放り込んできたアコギな一曲
枯れた味わいながらも湿度に往年の空気を感じます


EUROPE - Start From the Dark - Spirit of the Underdog ★★ (2015-03-12 04:40:06)

ピアノの音色が美しいダークな一曲
ヘヴィなリフワークに今作の色が反映されているのでしょう


EUROPE - Start From the Dark - Start From the Dark ★★★ (2015-03-12 04:50:19)

こちらもオープニング同様ヘヴィなリフが印象的ですね
叙情的なメロディの導入に往年の空気が流れます
2曲目にして全く別のバンドとして切り替えて聴かないと楽しめないでしょうね


EUROPE - Start From the Dark - Wake Up Call ★★★ (2015-03-12 04:31:48)

ダークな色合いが鈍色に光ります
歌メロもイイね
安易な原点回帰路線じゃない今作ならではの一曲


EUROPE - The Final Countdown ★★ (2013-08-21 15:43:00)

イントロのメロディが放つ普遍の魅力、ロックファンのみならず大衆層を取り込むことに成功した圧倒的な存在感を放つ①を擁した大ヒットアルバムにて3rd、通ぶらずにうがった見方をしなければ間違いなく彼らの代表作にてロック史に輝く一枚でしょう(個人的には2ndが一番好きです)。LIVEにおけるサビの合唱と掛け合いが聴いていて一発で目に浮かぶ②ジョーイの嫌味の無い歌声が映えるロッカバラード③泥臭さを廃したパープル風ナンバー④なんかと聴かされると優等生なロックサウンドに面白味を感じないこともあるでしょうが、マイナーな世界からメジャーアクトへと才能を開花させたケヴィン・エルソンの手腕も見事な出世作。僕のようなB級メタルをこよなく愛する輩には強くオススメすることは出来ませんが、スリルよりも安定、華やかさと適度なハードさを伴った作風に86年というメタルバブル前夜を垣間見ることが出来るでしょう。キーボード=軟弱という図式はこのような大衆性を帯びた作風を非難するときに必ず引用されますが、そんなに悪いことでしょうか?あとは聞き手の趣向です。個人的には無難すぎるの一言に尽きるのですが、これからメタルを聴きたいと思う若い人には間口を広げるためにも聴いて欲しい一枚ですね。


EUROPE - The Final Countdown - Heart of Stone ★★★ (2020-10-13 14:31:42)

地味な曲と言われがちですが
ヒット系の曲が多い中でアルバムをビシッと〆ている
十分メロディアスだし売れそうな曲ですよ
歌メロも歌声も素晴らしい
バックの演奏も適切
脂の乗っている時期だと確認できる
ジョン・ノーラムは抜ける必要なかったよなぁ


EUROPE - Wings of Tomorrow ★★★ (2013-08-18 18:02:59)

1984年リリースの2nd.個人的には純度100%の北欧メタルを堪能出来る名盤として愛しております。必殺の名曲を配した1st(録音状態に問題ありますよね)洗練された極上の3rdよりも光沢のある艶やかさといわゆる水晶の如きと表現されるあの透明な世界観、北欧メタルの先駆者としての彼らを知らしめた一枚かと思います。まだまだ青臭い歌唱も稀有な才を発揮する稀代のメロディメイカー、ジョーイ・テンペスト。アグレッシブなギターワークも健在ジョン・ノーラムと二大看板が並び立ちメタルファンにも、新規開拓者の耳に届く極上のサウンドを披露しています。甘美なメロディに陶酔させられる①アグレッシブながらも駆け上がるメロディに涙腺を刺激されまくるバランスと取れた②ドラマ性を極めた③THE北欧メタルなインスト⑤個性的な北欧スタイルをビッカビカに光らせるタイトルトラック⑥など前半の構成力の素晴らしさとメロディの美しさに溺れます。SEVEN DOORS~のような殺人級の北欧メロディに往復ビンタをさせる楽曲と比べるとインパクトは欠けるでしょうし、アリーナロックアンセムFinal Countdownもないでしょうが⑦のような垢抜けすぎない硬さのある甘美なメロディを配した⑦を聴かされると小粒感はあるのかもしれませんが、スリルと特有の雰囲気を堪能出来る今作の持つ輝きはパないと心を捕まれます。バンドの持っているポテンシャルの高さと北欧メタルの魅力を余すことなく伝える今作は1stとあわせて必聴の一枚でしょう。マニアならずともメロディ派なら聴いて欲しい名盤ですね。ちなみに②はあのアーク・エネミーがカヴァーしていますからね。どのようなアレンジが施されても良い曲は良いでしたよ。


EUROPE - Wings of Tomorrow - Aphasia ★★★ (2013-09-01 18:29:56)

お城が見えます様式美サウンドに魅了されるインストナンバー
ガールズロックバンドがこの曲からバンド名を頂いたとは渋いね


EUROPE - Wings of Tomorrow - Dance the Night Away ★★★ (2013-09-03 17:42:06)

ハードなギターが心地よいですね
ドライブ感も上々な疾走ナンバー


EUROPE - Wings of Tomorrow - Dreamer ★★★ (2013-09-01 18:42:45)

美しいですね
子供だった自分にはもっとハードな楽曲を好む青臭い時代がありましたが
この曲が放つ普遍の魅力
メロディの充実度と構成力に唸らされます
繊細で情感豊かな歌声が堂に入っていますね
メタリカの前で演奏していた彼らに悪態をついた観客には
地獄に落ちろと言いたくなりますよ


EUROPE - Wings of Tomorrow - Lyin' Eyes ★★★ (2013-09-01 18:38:52)

メロディアスな疾走ナンバー
一瞬出だしのキーボードに
あの曲の着想をイメージさせます


EUROPE - Wings of Tomorrow - Open Your Heart ★★★ (2013-09-01 18:23:50)

エエ曲やで
泣いてまうわ
エエですわ
流石はヨーロッパ
美しいメロディの洪水に溺れます


EUROPE - Wings of Tomorrow - Scream of Anger ★★★ (2013-09-01 18:21:33)

流麗なメロディとアグレッシブなギター
剛軟ほどよい楽曲の魅力は彼らならでは
この火花散る両者の特性を生かした楽曲の魅力はハンパない
終わり方が少々物足りないね


EUROPE - Wings of Tomorrow - Stormwind ★★★ (2013-09-01 18:17:44)

個人的にはヨーロッパと言えばこの曲をイメージします
構成力も素晴らしい
ジョンのギターも聞かせますね
甘美な北欧メタルを堪能できる一曲


EUROPE - Wings of Tomorrow - Treated Bad Again ★★★ (2013-09-01 18:26:36)

へヴィなブルーズナンバー
少々気色の違う曲の登場に面を喰らいますが
中盤のスローなパートの美しさにハッとさせられます
ソロも哀愁たっぷり
エエ曲ですよ


EUROPE - Wings of Tomorrow - Wasted Time ★★★ (2013-09-01 18:37:16)

懐かしい雰囲気に包まれています
個人的にはこういった曲調を聴くと青春時代の甘酸っぱい思いでをくすぐられます。
シンプルなリズム
甘い歌声とメロディ
冷ややかな北欧の爽快な風とメタルな世界観の包まれる曲に魅了されます
地味でしょうが一撃必殺の何々風よりは永遠にじっくりと向き合える
この手の曲が好きですね
カヴァーしたなぁ


EUROPE - Wings of Tomorrow - Wings of Tomorrow ★★★ (2013-09-01 18:33:14)

北欧メタルですよね
この艶のあるメロディとメタルな質感
甘く透き通るようなフレーズに魅了されます
けして軟弱にならないハードにまとめ上げながらも
らしさを失わないアレンジがこの曲の旨味ですね


EVIL KILLER - Lethal Assault ★★★ (2017-07-07 14:18:30)

若手スパニッシュメタルバンドが2015年にリリースした記念すべき1st。綺麗なピアノの音色に導かれ始まるSEから一転スラッシュビートを伴い疾走するアッパーな②からいきなりスパート。メイデンよろしくな楽曲構成もさることながら、NWOBHMからも影響大な疾走感は安直な模倣では終わらないキレとアグレッションを擁しており、3度の飯よりヘヴィメタルが好きだというピュラメタラーのハートにのっけから焚きつけるでしょう。その後も勢いを落とす事無くスピーディーな楽曲が目白押し、キメのツインリード、激烈なスラッシュビートを押し上げる過激なドラミング、アタッキーなベース、80年代から現在までヘヴィメタルをしっかりと噛みしめ、血となり肉となり取り込まれた音楽性に不純物など皆無。スピードとメロディで押し切るだけではない、エネルギッシュな演奏の数々に熱いモノがこみ上げてきますね。

2015年にこのような、深化を遂げた正統派スタイルを聴かされ、なんだか感慨深いものを感じますね。こういう音楽が新譜としては勿論、若手バンドとして当たり前に登場する時代になったんだから、聴くの止めないで良かったなぁとつくづく思いますよ。一時期はオフィシャルに関係なく、古い再発盤ばかりを聴き漁る時代があったのですが(そのおかげでメタルシーンに対する見識が広がって良かった)。もうそんな必要ないですね。
個人的には、もう少し緩急をつける意味でもヘヴィなミドルナンバーが合間にあった方がいいし、スピードメタルは40分以内が望ましいと思うタイプなので、全編通して聴くとチョイ飽きるんですが(10曲りの46分です)スピーディーなメタルソングを聴き熱くなりたいと言う血気盛んなメタルマニアには是非ともトライしていただきたい一品です。


EVIL KILLER - Witchcraft ★★★ (2017-02-25 12:57:34)

NWOBHM直系とも言えるガリガリと高速回転するリフワーク、疾走するツービート、緩急を効かせつつも全編にわたり激しく駆け抜ける様が何とも心地よいスペイン産の若手スピードHM/HRバンドが2016年にリリースした2nd。問答無用のバカテンポもカッコいいが、リフワークのみならずリードプレイでも随所に盛り込まれる叙情性とドラマにはJPスタイルを基本としながらも、よりスピードに特化した仕様に取り組み、そのクールなキレ味にメタルのカッコよさを体感させてもらえます。単純明快に突っ走るだけではない工夫もあるが、ライブ感のある活きのいい演奏が実に印象的で否応なしに身体が反応しますね。また古典的手法に乗っ取ったアレンジは古臭さに埋没しない旬を感じさせる作りも施しており、豪胆なパワーと、切れ味鋭いクールリフを携え疾走するシンプルな構造だが、自分たちの目指す方向性を凝縮した作風は実に分かりやすく視聴後の爽快感は見事だ。スピード、スピードと言ってもメロスピ系ではないので、そちらの筋の方には少々物足りないでしょうが、多様性を帯びつつも鋭利で硬質な、メタル愛溢れるアノ音に共感を覚えずにはいられませんね。


EVIL-LÿN - The Night of Delusions ★★★ (2018-11-20 12:13:56)

北欧はフィンランド出身の正統派HM/HRバンドが2012年にリリースしたデビューEP。ここでシンガーを務めるのは紅一点のヨハンナ・ルッタ。彼女のドスを効かせた歌声は今一つノリきれてはいないが、北欧らしい叙情性と歯ごたえのあるハードサウンドは聴き応え十分。まさにトゥルーメタルとかピュアメタルと呼ばれるNWOTHMの一群に加われる鮮度を誇っている。
新人とは思えない落ち着き払ったパワフルな演奏と浮ついていない佇まい、アイデア豊富な楽曲との相乗効果は計り知れないインパクトがあり、へヴィメタルに対する深い愛情を感じずにはいられません。
やや表現力に難のある歌い手だが、深みのあるパワフルなHM/HRサウンドは、多くのマニアに訴求するだけの魅力がある。


EVILDEAD - The Underworld ★★★ (2014-01-17 01:46:05)

昨年リメイクされた「死霊のはらわた」の原題がEVIL DEADで思い出しましたね。1991年という時代を巧みに取り込み重量感あるサウンドがバキバキ・ゴリゴリと疾走していき、まさに先鋭的で血の通わぬ機械的な感覚が聞き手をザワつかせジリジリと背筋をコスっていきます。この焦燥感が癖になりますよね。重苦しいくもキレのあるリフとリズムがまとまりのあるサウンドとなり、研ぎ澄まされた鉄球ように勢いよく飛び出し、あたりかまわずぶっ壊してくるんだから迫力十分ですよね。やや画一的ともいえる楽曲の中でスコーピオンズのカヴァーが一際耳に飛び込んできたのは僕個人の嗜好の問題でしょうが、スラッシュマニアなら押さえておいて損はしないでしょうね。


EVILE - Skull ★★★ (2014-06-12 20:45:18)

気合いの入りまくった①に鼻血も出そうです。メリハリの効いた構成とスリリングな演奏が煌めきを放ち唸らされる突貫スラッシュナンバーにまずはガッツポーズ、スタスタスタターと軽快に走る②切れ味鋭い千切りリフワークが心地よい③と流れ良く進みスラッシュメタルのなんたるかが詰まった構成は実に気持ちいいですね。後半もダークで重苦しいヘヴィなパートを盛り込んだ楽曲なんかも用意し凄まじいまでの存在感を放っています。どこかオリエンタルなメロディも聞こえるバラード⑤なんかもあり聴きどころも満載、攻撃的なプレイも耳を惹くし卓越したセンスを武器とした構成とタイトな演奏は興味深いし味わい深い、個人的には少々長尺を感じる趣もありますがパワフルで劇的なナンバーも目路押しな充実の一枚でした。


EX.DANGER - TYRANT INTO THE WEST ★★ (2011-04-16 05:07:04)

パープル・レインボー路線を踏襲する山口県出身の6人編成のバンドが1986年にリリースしたミニアルバム。
テラ・ローザなどに見られる様式美路線を寸分の狂いなく披露、ヒラヒラのシャツも含めコテコテ感満載です、線も細く奥に引っ込め過ぎですがクラウス・マイネ風の歌声と楽曲の醸し出す雰囲気の相性は悪くない、僕のような様式美バカは欠点よりも良いところを愛でて楽しめるでしょうね。全般的にインディーズ特有のエッジの低音も効かずパワー不足なサウンドに物足りなさを覚えるでしょうが叙情的なメロディを生かすアレンジセンスは悪くない、ギターも扇情的なプレイを披露し華を添えてくれます。Vo同様目立たないKEYの活用方法も工夫次第では楽曲に奥行きを持たせ良くなるのにと気になる点は多いのですが目くじらを立てずに聴いて欲しいですね(これで力強いシンガーだったらなぁ正統派は唄が命ですからねぇ)マニアなら外すことの出来ない佳作です。


EX.DANGER - TYRANT INTO THE WEST - 1999 ★★ (2011-04-28 04:47:27)

バンドが一体となり展開する6分を越えるドラマティックなナンバー


EX.DANGER - TYRANT INTO THE WEST - BURNING GENERATION ★★ (2011-04-28 04:45:27)

中盤の盛り上がりも印象的です
サビからソロへパッと明るくなるところが魅力ですね


EX.DANGER - TYRANT INTO THE WEST - DEAD POINT ★★★ (2011-04-22 02:26:23)

扇情的なメロディが華麗に舞います
ギターソロの美しいフレーズにうっとり
この手の曲の聞かせ方を心得ています
唄が印象に残らないのがマイナス
低音が聞こえてこないのも迫力不足かな
でも好きなナンバーですね
じわじわと効いてきます


EX.DANGER - TYRANT INTO THE WEST - MIDNIGHT ANGEL ★★★ (2011-04-22 02:30:44)

華麗に疾走する様式美ナンバー
音質さえよければさぞや華やかでしょうね
ある意味アルバムのハイライト
パープル・レインボウ万歳ドラマティックな展開が決まっています


EX.DANGER - TYRANT INTO THE WEST - ROCK OF KINGDOM ★★ (2011-04-22 02:22:08)

アルバムのオープニングナンバー
劇的に盛り上がる中盤が素敵です
歌い手の好みが評価を分けるでしょうね


EXCEL - Split Image ★★★ (2021-12-12 17:08:12)

知る人ぞ知るカルフォルニア産のクロスオーバースタイルのHM/HRバンドによる1st。浮かれまくるバブリーメタルを尻目に地を這うように活動していたアングラメタルシーン、彼らもそのど真ん中で這いつくばっているのだが、ドゥームメタルからも洗礼を受けたパワー漲るスラッシュサウンドはハードコアパンクスからの影響もふんだんに盛り込み自己流をアピール。
むさ苦しい男達による汚らしいサウンドは嘘偽りがなく売れたいというベクトルとは真逆な姿勢を明確に打ち出しシーンに楔を打ち込んでいる。華やかなシーンを前に、彼らが立てたステージは少なかったろうが、化粧するよりも自分たち磨きに時間を費やした修練はけして無駄にはなっておらず、力で押し切るだけではないアイデアの豊富さに目を見張ります。未消化な部分があるにせよ、それすらも見方につけたバンドの勝ちだろう。現在のヘヴィシーンにも通ずる、ぶっきらぼうな無国籍サウンドが待つ異端性と剥き出しの個性、古典スタイルの一つとして楽しめるでしょう。有名ところにピンと来ない若い人にこそ聴いて欲しいねぇ。


EXCITER - Blood of Tyrants ★★★ (2022-04-02 14:24:26)

元祖カナダ産スピードメタル番長のフルアルバム。ダン・ビーラーのいない編成に不安はあったのだが、バンドの創始者であるジョン・リッチは健在、暴れ倒す楽曲を牽引と彼のパワフルかつクレイジーなギターサウンドを中心に豪放磊落、ファンが待ち望むエキサイターサウンドをど真ん中でかき鳴らしています。ドラムも大暴れだしベースも食らい付き、両者のアクロバティックリズムのおかげで、騒々しいエキサイタースタイルを継承するモノとして大いに楽しめます。

歌い手のハイピッチで叫び立てながらも、しっかりとメロディを追いかけ歌い上げる様も、まさにエキサイターと刺激的、そのおかげで、ダン・ビーラー不在が不満に繋がらないというラインナップに落ち着いたのが素晴らしいです。ましてや、2000年にこういうスタイルで勝負を賭けたバンドの気概に胸が焦がれますね。

スピード狂を自負するマニアならば聴いて損はしないでしょう。インパクト勝負、帰りの燃料積んでない破れかぶれたスピードメタルに、貫禄が備わった2000年仕様のエキサイターサウンドは実に刺激的でした。


EXCITER - Exciter ★★★ (2018-05-20 13:25:43)

トリオ編成だったバンドも今作から新たに専任シンガーを迎え心機一転を図った1988年リリースのアルバム。オープニングからJP風味のイントロから走り出す、あの曲的なパターンを踏襲。そしてシンガーもハルフォードを意識したハイトーン系で、ある意味ダン・ピーラー風でもある。専任シンガーの加入はライブなどでは間違いなくアンサンブルの向上に一役も二役も役に立つだろうし、レコーディングにおいても今まで以上にドラムに専念出来る利点もあり、バンドの可能性は広げたであろう。

今作最大の問題点は音質の悪さ、キレの悪いミックスが曲本来の魅力を完全に殺している。彼らお得意の破天荒なスピードナンバーもこれでは迫力が伝わってこない。ライブ映えするような良い曲もあるのに、のめり込ませない音質の悪さが問題、このバンド最大の魅力は四の五の言わせないメタルな衝動に尽きるからだ。
このあたりの詰めの甘さというか、バンドとして恵まれた環境を掴む事が出来なかったのが、メジャーになりきれなかった最大の要因だろう。
今まで以上に細部に拘った構成、バカテンポ一直線ではない緩急を効かせたバンドサウンドは破壊力を伴い一気呵成に突っ込んでくる、まさにEXCITERな音だから余計に歯がゆく感じてしまいます。その辺りが評価を分ける最大にポイントでしょう。でも売れないマイナーメタルが大好物な猛者にはたまらんものがあるのですがね。


EXCITER - Kill After Kill ★★★ (2015-05-08 13:12:04)

ギターのジョン・リッチも復活しトリオ編成へと戻り紆余曲折を経て辿りついた原点回帰を告げる意欲作。
オープニングから過激さ命なスピードメタルで幕開け、1992年に塩っ辛い音質ではありますが、上ずり気味のハイピッチな歌声に導かれ、炎のストッパー津田恒美ばりの「打てるもんなら打ってみろ」と言わんばかりな直球勝負に掴みはOK、速くて重いエキサイター節にファンならずともグッと引き寄せられるでしょう。凄まじい迫力と供に、単に速いだけではない芸の細やかさもそこかしこに感じられ、今まで以上に練り込んだ感覚を纏った楽曲は新鮮な響きとなり旧来のファンを取り込むには十分すぎる程のインパクトを兼ね備えていたかと思います。この音質を懐かしいと思うか、チープと映るかで評価も大きく変わると思いますが、頭を空っぽにスカッと行きたいマニアな方にはおススメ出来る一品でしょうね。


EXCITER - Long Live the Loud ★★ (2014-06-26 23:27:24)

剛球一直線、はち切れんばかりのパワーが内包されている1985年リリースの3rd。ドラマティックな院ストから一気に走りだします、とにかく走ります。その凄みとバカバカしさときたらマニアならずとも拳を振り上げずにはいられないでしょうね。アンサンブルなどクソ喰らえ重く激しく突っ走る計算されたバカバカしさがたまらなくカッコイイですね。勿論⑦のようなヘヴィなグルーブが心地よいミドルナンバーも用意されておりスピードとパワーだけで押しまくるわけではない度量も見せつけています。こういったナンバーになると途端に歌の下手さが気になりますが、それも味ですよね。方向性がハッキリしているとは言え少々ラフすぎるサウンドプロダクションに疲労感も覚えますがそれがB級メタルたる所以でしょう。勿論、僕は好きですよ。今ではボートラ3曲入りの全11曲でCD化もされていますのでパワー/スラッシュサウンドをお探しの方にはおススメですね。何から何まで派手にぶっ飛ばしていますからね


EXCITER - Unveiling the Wicked ★★★ (2015-07-10 05:13:37)

元祖パワー/スピードメタルの勇者、我らがEXCITERがギタリストのジョン・リッチ脱退を受け、ブライアン・マクフィーに変わってリリースされた4枚目。ギタリストの交代劇がどのように音楽性に反映されるかに不安もありましたが、今まで以上にフレージングも多彩になり、曲調にメリハリも出来つつあり、派手なソロも盛り込みつつもオーソドックスともとれるギタープレイで新たなる風を送り込み、今までとは違う面をアピールする事に成功。バカテンポ一直線とは違うメロディアスでキャッチーさも際立たせた新生EXCITERを堪能する事が出来ます。いかんせんダン・ビーラーのハイピッチな歌声が曲の良さをぶっ壊している感もありますが(笑)それこそEXCITERとも言えるのでファンなら問題なしでしょう。個人的には⑥のような曲を聴き、いい意味で変わったなぁと思えるのですが、バンド名に即したエキサイティングな初期の作風こそEXCITERと思う方には少々物足りないかも知れませんね。間口を広げてきた作風ですが、重量感を損なわず疾走するらしさを失わないアレンジにバンドの真骨頂を垣間見ました


EXCITER - Violence & Force ★★ (2008-09-21 23:16:00)

雑誌で酷評されると逆に聴きたくなりましたカナディアンスラッシャーが1984年にリリースした2nd
前作同様剛球一直線な漢のスピードメタルを披露
四の五の言わずに頭振れっと言いたくなる清さが好きでしたね
子供だった自分には過激すぎで親にこんなもん聞いているのかと心配させたくない思いから普段はしないヘッドフォンをして聴いた思い出があります
狂い猛ったサウンドはマイナー臭さは否めないもののメタルの初期衝動を駆り立てるものがあると思う
カナディアンスラッシャーの初作品がこれなので個人的には思い入れが強い一枚です


EXCRUCIATOR - Fighting for Evil ★★★ (2017-07-07 14:44:33)

オレゴンからやってきた若手USスピード/パワーメタルバンドが2016年にデジタル音源でリリースしたモノを2017年に製品化した2nd。のっけからブッ飛ばしていますね。ドタバタドタバタと走る走るのオンパレード、ペース配分などを無視してのっけからスパートを掛けフルマラソンに挑戦するような無駄なスピード感がクサレマニアにはたまりません。つかれたら休み、また走る、そんな息切れ感MAXのアイデアを擁する無計画性にも似た無軌道さがギリギリのところで踏ん張り整合感を持たせている姿にも、いい意味でのハチャメチャ感を覚えずにはいられません。
今のアメリカってSlipknotのようなモノが主流なんだと思ったら、案外そんな事は無く、この手のステゴロ皆殺しメタルがしっかりと生き続けており、新たなる血脈を生みだしているというのだから驚きです。
昔堅気のコアな岩盤層と言われるファンに支えられる音楽性故に、なかなかメジャーシーンで語られる事のないバンドなのですが、ゴチャゴチャしてるけど、パンク、ハードコア、スラッシュなど全て飲み込み、先人達が築き上げた流儀に乗っ取ったアグレッシブかつスピーディな楽曲にヘヴィメタルの真髄を感じますね。ダイハードやでぇ


EXCURIVER ★★★ (2013-04-28 17:04:15)

後にエボニーアイズを結成する金谷幸久と同じく清水道明のツインギターコンビを擁する京都出身のメロディアスHM/HRバンド(今作に金谷は参加していません)が1988年にリリースした1st.のちにエボニーアイズでもリメイクされる①⑤といった金谷幸久による楽曲も収録され、国産様式美メタルの枠組みから抜け出せてはいませんが、分離の悪い音の中でも的確なプレイを披露し安定感を与えてくれる。メロディを大切にした楽曲と歌はこの手のバンドの生命線、国内メタルの課題ともいえる歌い手の細さは否めませんが楽曲をぶち壊すことなく丁寧に仕上げていますね。ハードさよりも美しいメロディを奏でる事に重きを置きやや品行方正さを感じなくもないのですがスリルよりも安定感、急造コンビとは思わせないツインギターの阿吽の呼吸が紡ぎだすメロディアスなフレーズの数々に日本人なら共感できることも多いはず。どこか暗く湿り気を帯びた世界観と垢抜けなさにNWOBHMと初期アースシェイカーを思わせなくもないメロディアスサウンドを前にし国籍を問わない真のマニアなら聞いて損はしないでしょう。全力で65点な特B級のメロディアスサウンドに僕は結局回帰してしまうんですね


EXCURIVER - IN HARD TIME ★★★ (2013-04-28 17:05:25)

後にエボニーアイズを結成する金谷幸久と同じく清水道明のツインギターコンビを擁する京都出身のメロディアスHM/HRバンド(今作に金谷は参加していません)が1988年にリリースした1st.のちにエボニーアイズでもリメイクされる①⑤といった金谷幸久による楽曲も収録され、国産様式美メタルの枠組みから抜け出せてはいませんが、分離の悪い音の中でも的確なプレイを披露し安定感を与えてくれる。メロディを大切にした楽曲と歌はこの手のバンドの生命線、国内メタルの課題ともいえる歌い手の細さは否めませんが楽曲をぶち壊すことなく丁寧に仕上げていますね。ハードさよりも美しいメロディを奏でる事に重きを置きやや品行方正さを感じなくもないのですがスリルよりも安定感、急造コンビとは思わせないツインギターの阿吽の呼吸が紡ぎだすメロディアスなフレーズの数々に日本人なら共感できることも多いはず。どこか暗く湿り気を帯びた世界観と垢抜けなさにNWOBHMと初期アースシェイカーを思わせなくもないメロディアスサウンドを前にし国籍を問わない真のマニアなら聞いて損はしないでしょう。全力で65点な特B級のメロディアスサウンドに僕は結局回帰してしまうんですね


EXCURIVER - IN HARD TIME - DIRTY ANGEL ★★ (2013-04-30 18:08:48)

ここも泣いてますね
いろんな意味で哀愁のジャパニーズHM/HRですね
歌がなぁ


EXCURIVER - IN HARD TIME - ELYSIUM ★★ (2013-04-30 18:55:47)

泣きのツインリードに導かれる
哀愁の国産HM/HRナンバー
もう少し歌に説得力があれば倍増するのですが
好みの問題でしょう


EXCURIVER - IN HARD TIME - ENDLESS FLIGHT ★★★ (2013-04-30 18:25:06)

迫力のあるドラミングと飛翔するツインギター
エボニーアイズでもリメイクされた
彼らの代表曲の一つ
泣きのツインリードに咽びます


EXCURIVER - IN HARD TIME - IN HARD TIME ★★ (2013-04-30 18:21:37)

ベタベタの哀愁にむせび泣く大作
もう一工夫欲しいですね


EXCURIVER - IN HARD TIME - JAIL BREAK ★★★ (2013-04-30 18:46:55)

これもエボニーアイズヴァージョンあり
音があちらよりこっちの方が良いのです
パープル、レインボータイプの日本人好みの
ど真ん中な様式美ナンバー
くさすぎるのがまた良いのです


EXCURIVER - IN HARD TIME - SAY GOOD-BYE ★★★ (2013-04-30 18:58:21)

liveにて光る汗が似合う感動のバラード
シェイカー風なのは京都出身だからでしょうか
いい雰囲気ですね


EXCURIVER - IN HARD TIME - SHOCK HEARTS ★★★ (2013-04-30 18:39:47)

泣きのソロが聴きどころ
似たようなテンポと曲が続くので
アルバムを通して聴くとチョイだれますが
曲単位ではなかなかですよ


EXCURIVER - IN HARD TIME - WARRIOR ★★★ (2013-04-30 18:05:59)

泣きまくり哀愁のミドルナンバー
中盤から後半のインストパートは聴き応え十分
もう少しメリハリがあれば良いのですが泣かせますね


EXELOUME - Fairytale Of Perversion ★★★ (2014-09-02 14:44:40)

こちらはノルウェー出身のそれなりにキャリアのある5人組からなるテクニカルでブルータルなサウンドを基調とした、本格派のデス/スラッシュメタルバンドが2011年にリリースした1st。ヘヴィで暴力的なサウンドに埋もれる事のない獰猛なデスヴォイスも存在感も際立ちバンドのフロントマンとしての重責を十分に果たし貢献も大、緻密な構成を支え得るリズム隊の迫力・グルーブ供に一線級と安易なブラストでお茶を濁さない90年代以降のヘヴィミュージックから正統的な時代までもしっかりと網羅した演奏は聴き応え十分、二本のギターも要所でメロディアスな北欧らしいフレーズを盛り込み、大味な時代劇のようなクラシカルさに頼ることなくしっかりと印象的なフレーズを奏で硬派なスタイルを貫いています。ザクザクと刻まれるリフワークの妙味にも唸らされますね。アグレッシブに咆哮する歌声もメロの乗せ方が上手いから耳に残りインパクトだけではない、しっかりとした声として届いているのも好印象、それを活かす緩急自在の楽器対が織りなす構成力と演奏に魅入られますね。


EXHORDER - Slaughter in the Vatican ★★★ (2019-02-03 12:18:25)

金属が擦れあうような不快な音色。神経を逆なでする重金属サウンドは、まさにメタルを愛する者しか受け付けない要素だろう。ヒットチャートをは無縁の豪胆さに慄きライトなファン層を寄せ付ける事はないでしょうが、殺傷力の高いバイオレントなサウンドは、先人達の影響を飲みこみ、単なるトレースでは終わらない作り込みがなされており、この道を生きるんだいう並々ならぬ気概を感じます。
無暗に走るだけの加速力に頼らない、ドシンとした衝撃性、一音一音に込められた重さが、重苦しく圧し掛かり聴き手を圧倒。あまりの閉塞感が強いへヴィグルーブに息苦しさを覚えるでしょう。
特にギャンギャングィングィンのゴリンゴリンとのた打ち回る③④などの迫力たるや、聴き手の理性を完膚なきまでに蹂躙していきます。恐るべしスラッシュサウンド、怒号とも言うべきへヴィグルーブが無慈悲なる殺傷力を持って全てをなぎ倒すハードコア臭もまた彼らの魅力でしょうね。


EXISTANCE - Breaking The Rock ★★★ (2017-01-21 16:36:36)

フレンチメタルの遺伝子を引き継ぐジュリアン・イザード率いる若手NWOTHMバンドの2nd。今作は2カ月遅れでSpiritual Beastより国内盤もリリースされました。前作のメイデンよろしくな流れを組みつつも、より洗練されたメタルにおける幅広い音楽性を踏襲。憂いのある哀愁のメロディックサウンドに小気味よく回転するリフワークと屈強なアンサンブルがスクラムを組み突き進むスタイルはまさに正統派HM/HRのお手本のようなもの、スピード・パワー・メロディとどれかが過度に振り切れる事のないバランス感覚にも優れており、普通のHM/HRに興味のある方や、往年のスタイルを探しているマニアにはうってつけのバンドでしょう。勿論、安易な先人達の模倣で終わらない時代性も取り込み古臭く聞かせていないのも好印象です。
前作にあったマイナー臭を消し去り、よりメジャーな世界へと打っていく事の出来る洗練度に、母国フランスでも順調な活動を行っていたんだなぁと推察できますね。


EXISTANCE - Steel Alive ★★★ (2016-04-16 14:05:28)

フレンチメタルの礎を築いたバンド『H-BOMB』のシンガーだったダイダー・イザートを父に持つジュリアン・イザートがVo.Gで牽引するバンドが、あのMausoleum Recordsより2014年にリリースした1st。欧州産ならではの湿り気を帯びた哀愁のツインリードにメイデンよろしくなリズム、情緒あふれるNWOBHM風味満点の正統派HM/HRサウンドはノスタルジーをくすぐるだけではない躍動感に満ちており、これまた湿った歌メロと艶のある歌声が官能的な響きを聞かせ実に有機的な熱き情熱を滾らせています。ギターソロやキメのフレーズなどにも英国的なニュアンスをぶち込み、ともすればエイドリアン・スミスがやりそうなフレーズなんかを持ってきて没個性化も知れませんが、シリアスな音楽性には合致しており、ある意味、それらを最大限に生かし多様な楽曲を用意しています。湿り気に軽快さを兼ね備えたハードな曲のみならずソフトな面をフォローする曲にも、正統派HM/HRバンドならではのダンディズム溢れる屈強さが見られ実に頼もしい限りですね。堅実な音楽性は地味かもしれませんが、若い方にこそ触れて欲しい、普遍の音楽性の中にあるメタルの真髄を垣間見て欲しいですね。