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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3201-3300

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3201-3300
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DUNGEON - Resurrection - I Am Death ★★ (2008-06-23 07:25:08)

ジューダスよろしくな疾走ナンバー
パクリ具合も微笑ましいですよ
でも好きですね


DYNAZTY - Sultans of Sin ★★★ (2019-07-03 20:28:51)

パワフルなのにメロディアスでキャッチーというロックの美点を詰め込んだNWOTHMバンドによる4Th。先人達の影響下にあるスタイルなれど、その質は高く、若さに溢れたエネルギッシュなサウンドの視聴感は実に爽快だ。
外部からの血を導入した事による楽曲もバラエティに富んでおり、質の高さも補完。新時代のヒーローと呼ぶに相応しい普遍性とファンベースの広さを感じさせる音楽性。キャッチーなメロディを搭載した強度の高いメロディアスロックの親しみやすは、多くのファンに訴求するだけの魅力があると思う。

ともすればありがちと切り捨てられる音楽性なれど、極めて都会的に洗練されたサウンドは、古くて新しい現代的なエッセンスを残しているので、古さに埋没することなどなくフレッシュ感は満載だ。
スピードと言うか勢いを殺さないアルバムだが、バランスよくバラード系を放り込み緩急をつけているも芸が細かい。アルバムを通して楽しめるバランス感覚も聴かせ方の上手さだ。いい意味での大衆性を纏っているのに硬派なイメージを保っているのも人気の秘訣なんだろう。


Daemonia - Dario Argento Tribute ★★★ (2014-08-22 13:57:47)

ゴブリンのキーボード奏者のクラウディオ・シモネッティが、自分を拾い上げミュージシャンとして生計を立てさせてくれた立役者である映画監督“ダリオ・アルジェント”氏に捧げた一枚。アルジェントと関わりの深い映画や彼が手がけた映画からの、リメイク&セルフリメイク作が中心なので原曲の味を損なわない入魂のアレンジが炸裂、贅沢にフルオーケストラを持ち込みそんじょそこらのアーティストでは再現できないような細部への拘りを活かし映画同様色彩豊かな世界が無限に広がっています。このような高尚な音楽を前に自分のような教養もないオッサンがコメントするのは憚れますし、そもそも表現出来る手法を持ち合わせていないので素通りしたいのですが、いつ聴いても手だれたメンバーが放つ熟練のプレイを前に興奮冷めやらず、視聴後の満足感、気軽に聴く事を許さない魅了感を味わうと誰かに言わずにはいられない衝動に駆られます。プログレなインストものも苦にならない方には是非とも聴いて欲しいと思わずにはいられませんね。一部の映画ファンやマニアだけにしか知られないシモネッティさんですが、認知度は低くとも稀有な才能を遺憾なく発揮し映画ファンのみならず音楽マニアも取り込む求心力の高い一枚、世の中に溢れる安易なクラシカルサウンドなんて木っ端微塵に吹き飛ばされますよ。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Demon ★★★ (2014-08-21 04:07:19)

イタリアンホラーの名作「デモンズ」のテーマソング
オリジナルの質感を残しつつも大胆にビートを効かせています。
オルガンも大活躍なゴシック調の一曲。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Inferno ★★★ (2014-08-21 04:33:22)

キース・エマーソン作曲サスぺリアの続編にあたる「インフェルノ」のテーマソング。
次の「Mater Tenebrarum」と組曲見たいな構成でして1分40秒ちょっとで終わります。
恐ろしいほど美しいピアノの音色と言い原曲と遜色のない忠実さが耳を惹きますね。
徐々に盛り上がり次で爆発しますよ。


Daemonia - Dario Argento Tribute - L'Alba Dei Morti Viventi (from "zombie/dawn of the Dead") ★★★ (2014-08-21 04:03:22)

ゾンビ映画の金字塔、不朽の名作のテーマソング。
オリジナルの神秘的でオカルトな世界観をそのままに
ミッドテンポのベースが恐ろしく響きます。
インパクトのあるヘヴィなギターも導入されオリジナルの良さを損なっていません。
アルバムのオープニングにピッタリの怖さを煽る一曲。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Mater Tenebrarum ★★★ (2014-08-21 04:37:49)

INFERNOのから続きます。
混声コーラスを従え管楽器とハモンドオルガンが華麗な歌劇を繰り広げます。
この世界を表現する術を持たない自分が嘆かわしいのですが、とにかく凄いの一言です。
本当にスゲェわぁ


Daemonia - Dario Argento Tribute - Opera ★★★ (2014-08-21 04:44:29)

邦題「オペラ座/血の喝采」ダリオ・アルジェント監督がフェノミナの次に制作した映画ですね。
原曲を知らないのですがタイトル通りな世界観が見事に描かれており、中盤で聴けるエレキギターのソロも泣かせるし、ソプラノヴォイスの美しさ、バックで奏でるピアノ、そして圧巻の管楽器導入パートの凄まじさ。安易にクラシカルとかドラマティックって言っちゃいけないなと思わせられるアレンジに唸る一曲ですね。お腹一杯もう一杯です。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Phenomena ★★★ (2014-08-21 04:59:09)

ダリオ・アルジェント監督の名作「フェノメナ」のテーマ。
虫と交信出来る不思議な美少女が危険一杯、蛆一杯のプールに飛び込む、
辻褄の合わない事もありますが中々の恐怖映画でしたね。ヒロインのジェニファー・コネリーの可愛らしさに、ロリコン男性にはたまらん魅力もあるでしょうし(ファッションも丁度いいよなぁ)、女性にも受けそうな中世的な魅力の女の子でしたが、原曲のハラハラとするリフレインもそのままにソプラノヴォイスもぶち込み盛り上げます。ドラムがエエ仕事するのですが、やはりギターソロでしょう途中でホーンセクション入れてブレイクしてから盛りがる構成に唸りますね。そしてソプラノヴォイスとあのリフレインだもん。殺されたわ。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Profondo Rosso ★★★ (2014-08-21 04:27:10)

邦題「サスぺリア2」なんですが魔女3部作と言われるダリオ・アルジェンとの作品とは違います。
ようするに「サスぺリア」がヒットしたんで次に日本で公開されるアルジェンとの映画に「2」を
付けてしまった事が紛らわしい原題は「PROFONDO ROSSO」と言うミステリーホラー映画。
ちなみにサスぺリアよりも前にイタリアでは公開されていますので、二番煎じ過ぎる邦題ですね。
オリジナルの持つ焦燥感が聴き手を煽る、あのフレーズが印象的に盛り込まれています。
幾重にも折り重なる弦楽器が織りなす壮大なオーケストレーションが劇的な一曲。
隙のないアレンジと壮麗な一代叙情詩にため息が漏れます。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Suspiria ★★★ (2014-08-21 04:15:52)

このイントロのフレーズを聴いた事ある人も多いでしょうね。
ダリオアルジェンとの代表作「サスぺリア」のテーマソング。
ギターソロからの盛り上がり方は圧巻の一言、このアレンジ力にのみ込まれます。


Daemonia - Dario Argento Tribute - Tenebre ★★★ (2014-08-21 05:07:11)

オリジナルがわかりません。
イントロのナレーションからゾクゾクと期待感を煽られます。
印象的なリフレインを盛り込み、ラストに向けて半音づつ上がっていく様が聴きどころなんでしょうね。
難しい事をサラッとやっているセンスと才能に唸らされます。


Dag Finn - The Wonderful World of D. Finn ★★★ (2021-12-28 13:27:48)

Sha-Boomのシンガーとして知られるダグフィン・ストロームがダグ・フィン名義でリリースしたソロアルバム。彼の歌声を前に出した作風はいかにも北欧風の哀メロを搭載した叙情はハードポップサウンドを展開、爽快で冷ややかな風を運ぶキーボードと嫌みの無いハードサウンドは、日本人の感性に訴えかける場面も多いでしょうね。今作のリリースが1991年なのですが、既にあのトミー・ディナンダーが楽曲を提供、その筋の歌モノロックを愛する方ならドンピシャの方向性に進んでいますよ。
ミカエル・アーランドソンなどが好きな方なら大いに楽しめるでしょう、全ての楽曲に不自然さがないんですよね。あるべくして出てくる弾けるポップロックの旨味、どんな曲を歌っても邪魔しない個性と力強さ、そのおかげで全てが高品質なクオリティを保持、ラモーンズもやったI Wanna Be Your Boyfriendも様になっていますよ。この器用さがあってのダグなのですが、Sha-Boom自体が日本で知られていないので、誰やねんでしょう。今のご時世、視聴しやすい環境でもあるので北欧ハードポップサウンドが好みの方や歌モノロックを愛する方はお探しください。
北欧人脈が多いですからね、ギターにWIGWAMのティニーの名前があったりとマニアなら食指も伸びるメンツが顔を揃えていますよ。


Dag Ingebrigtsen ★★★ (2024-05-22 12:29:36)

D.D.ダイナマイトの芸名でも知られTNTやTindrumのシンガーとしても知られるが、それ以前のキャリアもあるミュージシャン。1992年というグランジ/オルタナ旋風が吹き荒れる中で彼はソロアルバムKa fa'n をリリース。Stage Dollsのトルシュタインとガッチリタッグを組みメロディアスかつポップなハードサウンドを披露。もっと癖の強い悪声ヴォイスだったダグも、ここでは肩の力を抜きリラックス。コーラスワークも巧みに使用して、その灰汁の強さを取り払っている。
時代性を考えると奇跡のような作風の一枚だ。メロディ派のマニアにはたまらんだろう。両者による化学反応がここまでビックバンするとは思わなかったが、本国のみのリリースで終わり日本では幾度リリース情報が入ってこなかった。その為に認知度は絶望的なのだが、ここで聴ける素直な作風は、日本人の心に優しく寄り添うだろう。
ハード曲は勿論だがバラードタイプの曲で聴ける北欧風の透明感あふれるメロディ、なにより歌がいい、ダグってこんな感じで歌えるのだと再確認した。TINDRUMは何だったんだ?


Daida Laida - Dreamer's Train ★★★ (2019-03-08 19:22:31)

HM/HRシーンを枠を超え活躍してきた腕のあるミュージシャンが集合したスーパーバンドの1st。
Vo:NoB
G:白田 一秀
B:MASAKI
Ds:JOE
Kb:清水 賢治
上記メンバーによるバンドの始動はチョイとした話題になりましたが、その話題性に負けない現代的なハードサウンドを引っ提げシーンに打って出てきたのですが、全部の曲にサブタイトル○○の唄というのが付いていて、個人的にはそこがムチャクチャダサいと感じてしまうのが残念。
例:Liar~真実の唄~とかね。

その辺りはバンドとコンセプトとして捉えれば、ここで聴けるフレッシュな感覚とメンバーが培ってきた音楽性が巧みに混ざり合ったハード&へヴィな王道サウンドのキレに身震いさせられます。
聴かせ方の上手さもさることながらポイントの押さえ方が上手く、どのチャンネルを捻れば良いのかを熟知したメンバーシップの強みを感じずにはいられませんね。テクニカルな演奏も邪魔にならない程度の自己主張なのに、バチバチと火花を散らしているのが、なんともカッコ良い。
ダイナミックな演奏、キメまくるユニゾン、そんな自由方便なバックを従え貫禄の歌を聴かせるNOBの存在感、誰が主役でもないバンドサウンドなのに、皆が主役のように目立っているのがポイント。破綻させなかったアイデアの勝ちでしょう。


Damn Cheetah - Primal ★★★ (2022-08-06 13:25:54)

BLACKLACEのギター、カルロ・フラグニーロとベースのアンソニー・フラグニート兄弟がLACKLACE解散後、カルロが結成したバンドN.R.Gで活動を共にしたシンガー、レス・ブラウンらと結成したアメリカンHM/HRバンドのコンピ作。80年代後半から90年代までに録音したデモ音源などを中心とした作品なのだが、これが実に質の高い一品へと仕上げている。メインストリームど真ん中の路線、だが脳天気なパーティーロックと言うよりも、もっと芯のある正統性の強いスタイルを構築、ノリの良いダイナミックなハードサウンドは勿論だが、バラードもしっとりと泣かせ、器用にやり切っている。
確かにお手本のある没個性なスタイルではあるが、BLACKLACE解散後、こういうスタイルに進み活動していたんだなぁと思うと嬉しくなりますね。レス・ブラウンのブルージーでハスキーな歌声も、ガンズシンドロームにも対応。バブリーな音楽性に楔を打ち込んでいます。WARRENTを思い出しますが、もうチョイブルージーですね。
ちなみに、レス・ブラウンとカルロと組んだバンド時代、アニメ映画トランスフォーマーのサントラに参加、『Instruments of Destruction』という曲を提供していますので、そちらの方が有名かも知れません、スタン・ブッシュやLIONも参加した奴ですのでね。


Dante - In the Lost Paradise ★★ (2014-03-24 01:31:40)

Vo.橋本和久 G.金子知史 B.加瀬竜哉 Ds.秦 正悟の4人からなる国産HM/HRバンドが1991年リリースした1st。個人の詳しいバイオはベースの加瀬さん以外知りませんが、加瀬さんの死去に伴い是が非でも聞いてみたいと思い今作をGETしましたね。構成に工夫を見せ一筋縄ではいかないアレンジと曲作りを施したメロディとポップセンスを生かした聴き応えのある一枚。メンバーの演奏技術も素晴らしく見せ場を随所に盛り込み大胆さも感じますが、イマイチ歌いきれていないシンガーの在り方が日本人すぎて弱い、サビメロは印象的なんですが、そこまで持っていくメロも弱いと、曲が曲だけに残念ですよね。しかし聴き進めばソレも味だと楽しめるくらい楽曲の質は高いです。歌を聞かせる曲なのに歌が弱いのは、2009年に抑えのいなかった楽天イーグルスが日ハムとのプレーオフに敗れた姿と重なり、もう一歩な気持ちになるのですが、有りきたりな国産メタルとは一味違う彼らの力作に触れて欲しいですよね(昨今の嬢メタルブームがOKなら弱い歌ではないんだけどね)


Dante - In the Lost Paradise - Fire in the Sky ★★★ (2024-08-31 11:54:18)

ノリの良いグルービーさもありますが
日本人なので木目が細かい
大味ではない生真面目なロックサウンド
大衆性を忘れないアレンジとテクニカルな要素をさらりとねじ込むセンス
もっと評価される国産メタルバンドだ
レーベルが潰れたから再発は不可能だろうが
奇跡が起きないか願いますね


Dante - In the Lost Paradise - Shadowdancer ★★★ (2024-08-31 11:52:06)

力量の高いメンツが揃い
ありきたりではないアレンジで魅了
この曲では歌の弱さも勢いで押し切っている
というか今ではすっかり耐性が出来ているので余裕で楽しめる
海外ではもっと歌えないヤツがゴロゴロいるからね
疾走するキャッチーな一曲
実に聞き応えがありますね


Darby Mills and the Unsung Heroes - Never Look Back ★★★ (2017-10-16 18:48:12)

Headpinsのシンガーだった、ダービー・ミルズ嬢が立ち上げたロックプロジェクト第一弾。彼女のハスキーでパンチの効いた歌声を中心に奏でるのは耳馴染みの良い哀愁のメロディックロック。勿論、緩急を聴かせる意味でもホンキートンクな楽曲も用意したりとバラエティに富んだ構成に抜かりはなく、キラキラとしたキーボードとハードなギターを巧みに配色した①②③の流れは歌モノロックを愛するマニアなら琴線に触れること間違いなしの良品です。それ以外にも隙のない楽曲が目白押しで、全10曲最後まで味がしななっても噛みしめる事が出来るでしょう。
カナダのWarner Musicから1991年にリリース、時期的にも悪かったのか全然に話題に上らなかった彼女ですが、音楽性的にはVIXENやロビン・ベックといった麗しの叙情派サウンドを想起させるもので、その筋のマニアにはトライしてもらいたい一品ですね。持っていたのも忘れていたくらい、久しぶりに聴きましたが、暫くは愛聴盤になりそうです。堅実な演奏と裏切らない展開、合間に切れ込んでくる職人技のギター、媚を売らないパワフルな歌声、エエわ。上手いってのは素晴らしい。⑦を聴いてエアロスミスすぎるとか言っちゃダメよん。あれは皆でシェアしてもいいヤツだからさぁ


Dave Evans and Thunder down Under - Thunder down Under ★★ (2020-01-04 18:44:36)

初代AC/DCのシンガーとして知られるデイブ・エヴァンスが立ち上げたソロバンドの1st。1986年リリースと言う事も有り、BON JOVI的な手法も取り込みつつも、よりオーセンティックでブルージーな音楽性で勝負を掛けた一枚。
派手すぎず古臭く聴かせない絶妙なところを突いてくるのが憎い。主役たるデイブさんも、ブルージーな歌唱スタイルで魅了。その熱を帯びつつもクールな出で立ちは、中々どうして悪くないのだが、AC/DCのようなシンプルハードサウンドにおいては、もう少し押しの強い唄い手を所望していたんだろう。その為に、早々とバンドを追いやられたと言う苦い経験の持ち主として知られるエヴァンス氏です。
海外の長距離トラックの運転手に愛されそうなシンプルロック、メロディアスだし、この手のサウンドに不似合いなキーボードも導入とモダンさも十分にある。ZZ TOPとか好きな人なら十分に楽しめそうな音楽性なのだが、少々歌モノ中心に舵を切っている為に、AORチックなロックとも言える。その中途半端さが評価を分ける最大のポイントだろう。
唄で酔わせるタイプのシンガーではないのでね。


David Ellefson - Sleeping Giants ★★★ (2020-04-14 14:01:16)

Megadethのベーシストとして知られるデイブ・エレフソンのソロアルバム。厳密には頭4曲がトム・ヘイザアートらと作り上げた新プロジェクト。あとはF5時代のデモに未発表音源集となる。
後半に出てくる未発表集が渋い。ジョン・ブッシュの参加にデイヴィッド・グレンアイズリーの歌が収録とマニアなら、いろんな角度から楽しめそうなラインナップとなります。ジョンならハードなスタイルだろうが、デイヴィッドとくれば、どう攻めるのかと興味を尽きませんね。

オープニングのVolturesは今っぽさを補完したサウンドで幕開け、現役感バリバリのヘヴィサウンドで掴みはOK、ちなみにマックス・ノーマンMIXヴァージョンと明記されていますね。DMCがゲスト参加の②も続き、③ではクリス・ポーランドの名前を発見、曲調もいかにもデイブというような展開にファンなら思わずガッツポーズも出るでしょうね。

あくまでもコンピ作です。寄せ集め感が、徐々に漂いF5に関してはデモ音源ときました。これはクリスファンのお楽しみタイムといった趣も強いのでしょうが、正規ヴァージョンの違いを楽しむのが一番でしょうね。

ジョン・ブッシュが歌うIf You Were Godもメロディックな正統派ナンバーであり、この曲は④でもライブとして登場するので聴き比べて楽しめます。そのあとはデイヴィッド・グレンアイズリーの登場と彼のエモーショナルな歌声を生かしたメロウなサウンドの登場に、ニンマリさせられました。
Megadethのような尖りまくったサウンドと期待すると、後半に進むにつれ眠たくなるのでしょうが、デイブのミュージシャンとしての多様性に触れたいマニアなら大いに好奇心を刺激されたでしょう。早い段階から5弦ベースを操るミュージシャンとして名を上げた男。その生き様が投影された一枚。単なる寄せ集めではないと思わせる魅力はあるが、個人的には大好きな路線でも、デイヴィッドとやった未発表曲は毛色が違い過ぎで戸惑いますよね。


David a Saylor - City of Angels ★★ (2022-11-15 12:57:26)

WILD ROSEのシンガーとして知られるデビッドAセイラー(Aはアントニオだったかな?)そのチョイハスキーな歌声の魅力を遺憾なく発揮、英国情緒溢れるメロディック路線は緊張感があり単なるBGMに成り下がるような事も無く、類型的ではあるが、定番としてブランド力を見方につけ、教科書通りとも言うべき展開で聴き手を魅了します。

とにかく、どこかで聴いたことのある作風である。唄が中心のAOR路線。ハードなモノを好む方には少々物足りないだろう。打ち込みベースだし、ギターも飾り付け程度、とにかく主役は唄である。
ハードなモノばっかりいくと、この手のソフトケイスされた唄モノサウンドに癒やしを求めてしまいます。スタイルこそ英国風味だが、主役である彼のキャリアはもっと複雑である。そういう苦労人ならではの、カメレオン的な適合力がある意味では個性を無くしているとも言えるのだが、キャリアに裏打ちされたパフォーマンスに非難など皆無でしょう。

ベタに敵う物なし。でも少々シャレこき過ぎではある。


David a Saylor - Ship to Nowhere ★★★ (2022-11-20 14:45:00)

コンスタントにソロアルバムをリリースする主役のデヴィッドさん。PUSH UKのメンバーもサポートに回り、ソロ名義ではあるのだが、バンド感も強いのがポイント。彼の熱量はあるがクリアーな歌声、その塩梅が暑苦しさを緩和しており、ロニー・ロメロから灰汁を抜いたようなパフォーマンスは唄モノマニアにとってはありがたい存在だろう。
少々回りくどい楽曲もあるのだが、それでも唄がメインである事に変わりは無く、ワンパターンに陥らない楽曲構成とベタさを味方につけ、冷静と情熱の間だなパフォーマンスで魅了してくる。
これほどのクオリティながらマニア向けの域を出ないのは、Aor Blvd Recordsの流通に問題があると言われている。余りにも少ないプレス枚数が招く悲劇が原因なのか、欲しくても手にすることが出来ないという事象も多く、サブスクも弱い。オマケに本人は他界してしまった。これじゃねぇ、今となっては惜しい人を亡くしましたです。
それだけに、今更再発に手を上げるメジャーレーベルもないだろうが、上手い唄と、熱の籠もったメロディックメタルの持つ情念とロックな熱波、そして大人が聴いても恥ずかしくないスタイリッシュに染め上げたハードサウンド、この絶妙なバランス感覚で勝負をすることで退屈なAOR調の唄モノハードサウンドに陥らないですんでいます。
イントロを聴き、オッと身を乗り出させるナンバーも多く、その一曲の完成度は目を見張るものがあるでしょう。甘いだけじゃないハードさがポイントでしょうね。


Dc Drive - Dc Drive ★★★ (2023-05-26 14:28:03)

かつてADRENALINというバンド名で活動、アルバム『Road of the Gypsy』をリリースするもバンドは契約を切られる。ちなみのアルバムの表題曲は映画『アイアン・イーグル』のサントラとして採用、全く無名の存在という分けではないがバンドは一旦区切りを付ける。
詳しいバイオはサッパリなのだが、音楽性の質は高く次の一手を期待させるモノでした。
それから紆余曲折を経てバンド名を改め1992年に再デビュー、それがこちらのアルバムになります。
92年という時代にそぐわない方向性かも知れないが、往年の雰囲気を感じさせる洗練されたメインストリーム寄りの作風を展開、○○風ではありが、逆に懐かしいなぁと感じさせるスタイルではあるが、やや時代遅れ感はあるのかも知れない。6人のメンバー中、兄弟が2組いるという変わり種バンドで、ちょっと印象に残っていました。

今となっては懐かしいサウンドです。個性という点において強烈なモノは出せていないも全てをやりこなす器用さ、そして様になる熟練の技、ポッと出の新人では出せないクオリティの高さに目を見張ります。80年代後半から90年代にかけて流行った一つのスタイル、そういうモノに興味がある方ならば是非ともトライして欲しい作風です。


Death SS - The Story of Death SS (1977-1984) ★★★ (2024-11-30 17:40:19)

イタリアンメタルの古豪。黎明期を支えたバンドのコンピ作。デモやシングルにEPなどをひとまとめにした一枚。まだ完全に音楽性が定まっていないのだが、1977年からの音源があるようにNWOBHM勃興前からイタリアのハードシーンを動かしていた事になる。そのサタニカルなイーブルサウンドは禍々しいダークサイドを演出。ローファイな音質が逆に、妖しげで不気味な世界観を濃密に映し出している。

彼らがサバスからの影響も強いしグラム系から少なからず音楽性は抽出されている。そのヴィジュアルから色物感が漂うのだが、それも逆に見世物小屋的な背徳感を煽り、音楽性とマッチしている。時代に合わせ変遷する姿、シンガーもポール・チェーンと活動と共にするサンクティス・ゴーラムの歌声が聴けたりと、レア感が強いのもポイント。インダストリアル系にまで発展したバンドの初期音源、それはイタリアのジャーロ映画にも通ずる血なまぐさい狂気と知的好奇心を擽る猟奇的な暗黒面を描いている。芝居がかった語りが一層、そのミステリアスな世界へと聴き手を誘いますね。


Dervish - Some Monsterism ★★★ (2018-03-04 15:10:15)

1979年から80年代の初期に爆発的なムーブメントとなったNWOBHM、その勢いは世界のロックに対する勢力図を大きく変え、シーン全体に多大なる影響を与えましたが、その期間は凄く短が濃密なものだった。そんな奥深い世界のNWOBHMなのだが、このバンドも1980年から1982年まで活動。大きな話題もなく解散するのだが2001年にデモ音源をひとまとめにしてアルバムをリリース。手書きのナンバリングという手作り感満載ではあるが、作品のクオリティとしてはNWOBHMのレベルを物語る高品質なもので、どんよりと暗雲立ち込める英国的な翳りあるメロディと、沸々と燃え上がる沸騰型のロックサウンドが融合している、あの特有のサウンドで、歯切れのよいギターリフと疾走感を煽るリズムプレイ、そこにパワフルでエモーショナルな歌声が乗っかり独特の世界観を見事に描き切っている。
シンプルでグルーヴィなハードブギーあり、アグレッシブなリフワークが映える疾走ナンバーあり、ダークな英国メタルありと、多彩だが、どの曲にも哀愁のメロディが塗されており、これ一枚でNWOBHMの歴史が総括出来るような内容となっています。
名もしれず、詳細はサッパリ分からないバンドですが、彼はを知ったのは今作のリードシンガーとして活躍する、デイヴ・モンゴメリーがヨナス・ハンソンのソロで歌っていたからです。
それにしてもNWOBHMは奥が深すぎる、まだ見ぬ歴史に埋もれた実力派バンドが多すぎるんだよね。一度手を出したか抜け出せない魔境だよ。恐るべしNWOBHMよ!!


Devid Victor - Proof Through the Night ★★ (2016-10-18 14:03:21)

VELOCITYフロントマンであるデイヴィッド・ヴィクターが1991年に制作されたデモ音源を元にAVEXはBAREKNUKLEから1999年にリリースされたソロ ・アルバム。主役たるデイヴィッドさんはギター、ベース、キーボードと八面六臂の大活躍、勿論曲も作り上げ自身のやりたい事を思いっきりやり遂げています。元が1991年のモノだしデモを製品化させたような背景もあり、少々古臭さは無きにしも非ずなのですが、この手の音楽性に流行り廃りなど関係なく、ロックありポップスありバラードありと歌を聴かせる事を中心としたメロディック路線を貫いており、ボーカリストのソロらしい作り込みとなっていますね。


Dfk Band - Dfk ★★★ (2018-05-06 13:51:56)

70年代にAORの神様と呼ばれるボズ・スキャッグスのバックにいたLes Dudek、デイヴ・メイスンバンドなどで活動していたMike Finnigan、Jim Kruegerの三人が中心となり結成されたバンドのデビュー作。バンド名も彼らの頭文字をとったものです。
叩き上げのミュージシャン集団が作り上げたのは洗練された爽快なメロディと、土着的ともいえる砂埃舞うサザンテイストを巧みに散りばめた意欲作。そのバランス感覚と聴かせ方の上手さ、そして何を聴かせたいかを明確なした曲作りは、まさに職人技が光る一枚。ウエストコースト風のオシャレ感もそこそこに、普遍的ロックのグルーブを持ち込んだサウンドはバラードを収録しない気概もあるように、そんな甘ったるいモノではない。その辺りが最大の聴きどころだろう。
正直、参加メンバーも知らないし、このジャンルに対する造詣が全くないのですが、コメントは控えますが、質の高い音楽は耳休めに丁度よいです。


Diamond - Diamond ★★★ (2019-07-19 14:27:55)

ギタリストのミッチ・ダイアモンドひき入る叙情派US産メロディックバンドが1986年にリリースした1st?なのかEPなのか?7曲入りの30分チョイのボリュームの作品ですが、とにかくオープニングから泣かせのメロディアスメタルが炸裂。その叙情的なフレージングを紡ぎギタープレイを中心とした曲作りのソツの無さに感動。丁寧に作り込んだ音はド派手とはいかないが、実に地に足を付けたパフォーマンスを披露。シンガーも個性は薄いが儚さを倍増させる繊細な歌い回しもバッチリとハマり、このバンドの顔役を見事に果たしています。
ヨーロッパのバンドがDOKKENを意識したような作り込は、その筋のマニアにはたまらないでしょう。③曲目に収録された『Mirror, Mirror』など、様式美系と呼んでも差し支えない音楽性を見せる、特にキーボードの使い方などUS産的ではないのだが、全般的にどこかマイルドでライトな音色になっているのがUS産といえるのだろう。インディーズ故の音質の緩さが、今一つ緊張感に欠けた面もあるのだが、これがより大きな資本を導入されたなら、大化けするだろうなと感じさせる可能性の豊かさが勝り、今でも愛聴する一枚です。

丁寧に作り込んでくれたおかげで耳馴染みよく素直に入ってくるんですよね。様式美系を愛するマニアなら手にとって欲しいマニアックな一品ですね。主役たるギターのミッチさんもギター巧者ぶりを随所に発揮していますから


Dirkschneider ★★★ (2017-09-17 20:55:09)

ダークシュナイダー名義で行われた現U.D.O.のラインナップによる、ACCEPTの楽曲を自身の音楽活動ではやらないと決別する事を名目に行われた2枚組のライブアルバム。
正直に言うと、個人的には長きに渡るU.D.O.の活躍を鑑みてもACCEPTに頼ることなんてないし、ライブでも過去の楽曲は演じて欲しいと思わないタイプだった。それほどU.D.O.の楽曲は充実しているし、またクラシックと呼べる名曲も多数持っている。したがって今作のような過去の偉業にすがる後ろ向きな作品は肯定的に受け止めないし、現役感を損なうものと見てしまうタチなのですが、さっそく前言撤回の白旗を上げます。いやはや恐れ入りました。
昨今流行りの生っぽいライブ盤なのでミスもそのままパッケージしているし主役たるウドの声も出ていない、しかしACCEPTの楽曲にはこの声が一番似合っている。聞く前に否定的な意見など木っ端微塵に吹き飛ばされるウドの熱唱に尊敬の念とともに猛省です。現役感を損なうなど愚の骨頂でした。ウドあってのACCEPTだったんだなぁと、体が否応なしに反応してしまいました。なんったてACCEPTの作品で一番聞きこんだアルバムが『Staying a Life』だもんなぁ。
スミルノフ&ヘイッキネンのツインギターコンビもウルフを意識することなく自身のカラーを投影、勿論、キメのフレーズなどはそのままに二人の解釈によるコンビネーションも聴きどころの一つでしょう。
でもウルフの抒情的なリードプレイが聞けないのが物足りなさを誘発しており、二人の金看板が揃っての過去の名曲なんだと強く印象づきましたね。

U.D.O.にとってACCEPTの楽曲を封印するのは大賛成だが、ウドにとっては封印することが惜しまれると思いました。難しい問題ですね。ファンが求めるものと、自身の気持ちに折り合いをつけるのは、でもU.D.O.での活動が長いんでね。そうなる気持ちもわかりますよ。ホント、今作聞くまで、もうやんなくていいって100%思っていたもんね。恥ずかしいわ。調子に乗ってました。大反省ですよ。


自動登録できなかったので収録曲は下記を参照してください


ディスク 1

01. Intro
02. Starlight
03. Living For Tonite
04. Flash Rockin Man
05. London Leatherboys
06. Midnight Mover
07. Breaker
08. Head Over Heels
09. Neon Night
10. Princess Of The Dawn
11. Winterdreams
12. Restless And Wild
13. Son Of A Bitch

ディスク 2

01. Up To The Limit 02. Wrong Is Right
03. Midnight Highway
04. Screaming For A Love-Bite
05. Monsterman
06. T.V. War
07. Losers And Winners
08. Metal Heart
09. I m A Rebel
10. Fast As A Shark
11. Balls To The Wall
12. Burning
13. Outro


Dirkschneider & the Old Gang - Every Heart is Burning ★★★ (2023-10-04 15:58:26)

ウド・ダークシュナイダー、ピーター・バルデス、ステファン・カウフマンのACCEPT組に、現役を引退しているマティアス・ディート、そしてウドの息子、スヴェン・ダークシュナイダーという、ウドにゆかりのあるメンバーが集合、そこに紅一点の女性シンガー、マヌエラ・ビベールが加わり、ウド、ピーターと3人でリードシンガーを担当している。
音楽性的には、ACCEPT、U.D.O.のもっていた扇情的な面を最大限にフィーチャー、メロディアスかつ扇情的な泣きのメロディを前面に押し出し感動を運んできます。もっと厳つく走り出すメタルをご所望の方には物足りないだろうが、久しぶりにマティアスがリードギターとしてソロを披露と、話題性は尽きない。
単なる昔の仲間が集まりノリでやっただけではないメロディックメタルプロジェクト。本気度も伝わるが、これくらいは、このメンツが集まればすぐに出来るよ、的なケミストリーもあったりとブランド力に恥じないのは当然と思える音楽性である。
あくまでもウドの培ったメロディックメタルサイドを打ち出した、マティアス・ディートも錆びていなかった。なにより、ピーター・バルデス、ステファン・カウフマンとウドの3人が揃ったという点が最大のポイントだろう。
ピーターの歌声も存在感を発揮、ウドと渡り合い音楽性にも貢献、女性シンガーの存在も含め、リリカルなメロディを鋼のサウンドで磨き上げ研磨するという事に向いている。

ちなみにCD化のさいにタイトルがArisingと代わり世に出ている。たった3曲だが、十分魅力は伝わってきた。是非、フルアルバムに期待したいですね。まぁU.D.O.があるし、ピーター・バルデスも加入したし、マティアス・ディートと女性シンガーをゲストに迎えればすむだけの気もするが、こういうプロジェクトは嫌いじゃないので、やって欲しいですね。


Dirty Rhythm - Hard As a Rock ★★★ (2015-01-23 12:57:39)

爽快にドライブするアメリカンなサウンドが心地よいカナダ産の4人組による1991年リリースの1st。まぁ気持ちいエエ音ですね。寒い冬には似合わないけど太陽の下、大音量で聴きたくなるようなポップでキャッチーでありながらもエッジの効かした男臭いサウンド、メロディに気を配し安易に流れて行かぬよう工夫を凝らしているのも好印象、適度なワイルドさと猥雑でスリージーと王道アメリカンロックのいいとこ取りです。その為にバンドとしての個性というか、これだと言う抜きに出たものはありませんがツボを押さえたプレイは安心の高品質、アメリカンなあれが聴きたいなぁ、なんて時にはおのずと手が伸びますね。大衆むけではありますが軽くならないズッシリとした質感、キュッとタイトに締めあげた楽曲を派手なギターワークが彩りを添え熱を帯びたサウンドへと変換してくれます。


Doctor Rock & the Wild Bunch - Eye of the Hurricane ★★ (2019-12-04 13:38:15)

Harem Scaremのメンバーが前面バックアップする形で(ハリー・ヘスに関しては曲作りのみならずプロデュースを担当する気合いに入りよう)デビューを果たしたドクターロックことスティーブ・ホリデイがシンガーを務めるグループなのですが(実態がようわからん)元気で溌剌とした陽性ロック感と、叙情性のあるメロディの対比が絶妙な空気感を生み出し、ハード&ワイルドながら、コーラスワークの重ね方からもくみ取れるように、実にキャッチーなサウンドを得意としているのだが、ロックの持つ反骨心と同じくらい大衆性を纏っているのがなんとも印象的です。いい意味で洗練され過ぎていない歯触りが肝だろう。
そういう意味ではHarem Scarem感が強めなのかも知れないが、主役たるドクター・ロック氏もキャラクター性が強いパフォーマンスを披露。自分が主役なんだと高らかに宣言しているように感じます。個人的には、やや大味に感じるのがチト気になりますがね。


Downhell - A Relative Coexistence ★★ (2014-07-27 15:45:05)

お隣は韓国の正統派HM/HRバンドが2011年にリリースした2nd.ドラムにあのマイク・テラーナが参加しパワフルなプレイを披露、バンドの推進力となり絶大な貢献をしています。個人的にはクールビューティな巨乳ベーシストに釘付けなのですが、興味のある方は是非ともチェックしてください(笑)肝心の出している音はプリースト、メイデンといった王道に今風のエッセンスをまぶし隠し味にJ-POPと言うに相応しい音を取り入れたスタイルです。日本人ならどこか懐かしいし、聴いた事あんなぁという排気量も少なめな格下げ感を覚えるでしょうが、韓国のシーンの実情を魅せられたようで感慨深い気持ちになります。タイトルにハングル文字があるように韓国語の語感も新鮮な響きを与え面白く耳に届きますね。国内盤はKINGレコードからリリースされており、そちらにはボートラも収録され、あのHIBRIAとアイアン・メイデンのカヴァー対決を収めたスプリットシングルを収録したりと内容も充実しております。同じアジア圏でも国内アーティストと比べてると見劣りをする点は否めませんがメタルに対する真摯な姿勢は買い出し応援したくなりますね。音質は今のテクノロジーなんで正統派メタルを知らない若い人には、どストライクなアレンジと馴染みのある音は十分に訴追させる魅力はあるでしょう。手に届きそうな可愛らしさが丁度よいベースの娘も魅力的ですからね(笑)


Downhell - A Relative Coexistence - 너만이즘 ★★ (2014-07-27 15:04:29)

叙情的なメロディに我が国の影響を感じます
ストレートなHM/HRナンバー
やや線の細い歌もアジアな味わいですかね


Downhell - A Relative Coexistence - 너 자신을 알라 ★★ (2014-07-27 15:09:09)

王道HM/HRナンバー
ダイナミックなリズムも流麗なギターも上手い
やや無難すぎるかな


Downhell - A Relative Coexistence - Holding out for Hero ★★ (2014-07-27 15:23:17)

日本でもスクールウォーズの主題歌としてカヴァーされている
ボニー・タイラーのヒット曲を彼らの取り上げています
奇をてらわない真っ当なアレンジです


Downhell - A Relative Coexistence - Karma ★★ (2014-07-27 15:14:02)

パワフルですね
新旧織り交ぜた魅力があります
どこかJ-POPな影が評価を分けるでしょう


Downhell - A Relative Coexistence - Runaway ★★ (2014-07-27 15:18:52)

甘口なメロディが耳を惹きます
線の細さは深みに欠けますが雰囲気は悪くないですね


Dragon - Untouchable Lovers ★★ (2016-11-29 16:29:51)

国産バットボーイズ系のHM/HRバンドが今は亡きBRONZE AGEから1989年にリリースされた1st。スリージーでラフなロックサウンドは日本人的な生真面目さと本場のノリが漂い、何とも言えない胡散臭さがロックなムードを絶妙に引き出していますね。国産インディーズ作と言う事で平坦な音の作りはまだしも、微妙なズレを解消していないレコーディングに不満がないと言えば嘘にありますが、この手の音楽性は細かい事を突くよりも、雰囲気を楽しむのが一番。荒々しい演奏とダイナミックなアメリカンロックとの相性は悪いはずもなく、そこに日本的な丁寧さも加わるのだから、西海岸風の音楽性に興味がある方なら大いに楽しめるでょう。それにしても昔からギターはエエんだよね日本のバンドはさぁ。


Drysill - Welcome to the Show ★★★ (2014-10-04 20:39:56)

アイスランドの4人組が1985年にリリースした1st。自主制作らしく分離の悪さやボトムの効いていないサウンドに迫力不足感は否めないがメロディアスでハード、正統性も強くキャッチーな楽曲は1985年当時の空気感をモロに感じさせてくれマニアならずとも思わず笑みがこぼれます。派手さはないが堅実な演奏と曲作りが功を奏し平均的に良質な楽曲が揃うが際立った面も少ないのですが、逆にそこが出しゃばり過ぎず前掛かりにならない熱気と適度なポップさが見事に弾け聴いていて実に気持ちがイイ。インパクトが弱めでもオーセンティックなHM/HRサウンドの中に印象的なメロディを盛り込む姿に、今どき流行りませんが感情は押さえた湿度のある王道サウンドに焦がれますね。ヴォーカルもしっかりしているし音質とミックスが良ければ名盤と呼ばれる域に達していたかと思いますよ。


D・A・D - No Fuel Left for the Pilgrims ★★ (2007-08-04 11:37:00)

独特な哀愁を帯びたメロディラインが印象的なバンドの日本デビュー作
乾いたギターの音色とジリジリとした声が一度聴いたら耳から離れないでしょう
ベースが奇抜だったなぁ


DÜel - DEATH WISH ★★★ (2011-10-06 22:12:25)

スピルバーグの処女作?邦題「激突」やチャールズ・ブロンソン主演の映画「狼よさらば」、FLATBACKERの名曲と同名のバンド名にくすぐられますね。
MOTORHEADやTANKを想起させる男臭さMAXのドくされヤクザサウンドが堪能できる国産HM/HRバンド。横文字のメンバーの名前はご愛嬌としてツインリードが織り成すハンパない哀愁に目頭が熱くなります。男気溢れるサウンド、帯びたタタキの言葉に偽りなし、サクリファイスの杉内率いるソリチュード等の英国風の剛直HM/HRサウンドが好きな方なら楽しんで貰えるでしょう。媚を売らない本気の音に引き込まれます


DÜel - DEATH WISH - Ace No1! ★★★ (2013-06-25 18:11:42)

キャッチーなサビも印象的です
へヴィでリズミカル
全編にわたり男の哀愁を纏った泣きの世界
技巧に走らなくとも素晴らしいですね
ソロも泣かせるわ


DÜel - DEATH WISH - Black Wings ★★★ (2013-06-25 18:08:30)

哀愁の旋律が華麗に舞う
インストナンバー
力強さと淡い情景のコントラストを見事に描ききっていますね
漢だねぇ


DÜel - DEATH WISH - D.u.e.l ★★★ (2013-06-25 18:05:54)

ワイルドな濁声ヴォイス
中盤で聞ける泣きのギター
男臭さがにじみ出るDUELの世界観にグッときますね


DÜel - DEATH WISH - Dead Fire Hero ★★★ (2013-06-25 18:21:39)

哀愁の旋律が力強く疾走する男泣きナンバー
TANKなどを想起させる肝の据わった豪胆極まりない一曲です
流行廃りなどまったく関係ないブレない姿に敬礼です


DÜel - DEATH WISH - Death Wish ★★★ (2013-06-25 18:15:49)

重々しいグルーブが心地よい
中盤のソロでテンポアップする様もカッコいいですね
砂埃と血の香りが漂うハードボイルドな一曲
チャールズ・ブロンソンだよね


DÜel - DEATH WISH - Emperor of North ★★★ (2013-06-25 18:30:47)

6分半のドラマを堪能できる哀愁の剛直HM/HRナンバー
聞かせどころも多い一曲ですね
インストとの流れを考えると旨味も倍増でしょう


DÜel - DEATH WISH - Over Night Train ★★★ (2013-06-25 18:24:26)

パワフルなドラミング
泣きのギター
哀愁を纏ったダミ声ヴォイス
力強く泣かせてくれる哀愁度MAXな一曲


DÜel - DEATH WISH - Run to the Limit ★★★ (2013-06-25 18:37:19)

乾坤一擲な咆哮がカッコいいですね
それに導かれるガッツィな泥臭いパワフルさがたまりません
彼らならではの魅力が詰まっていますね


DÜel - DEATH WISH - Tower of Stone ★★★ (2013-06-25 18:33:46)

TANK愛が炸裂する泣きの疾走ナンバー
最大のリスペクトに涙しますよ
哀愁の旋律が力強く突き進みます
定番ともいえる中盤の泣きも期待通りです


DÜel - DEATH WISH - Vanishier ★★ (2013-06-25 18:18:32)

アルバムの流れ的に地味な印象を残してしまいます
彼等らしい哀愁と暑苦しいヘヴィネスサウンドは健在です


DÜel - DEATH WISH - Violent God ★★★ (2013-06-25 18:27:55)

埃まみれの粗野な感じがたまりませんね
なんやねん
この男気わ
ノリの良さもストレートに伝わってくるバンドの真骨頂を味わえる一曲
コーラスワークも好きです


DÜel - Raging Soldier ★★★ (2019-09-03 13:02:01)

待ちも待ったり待望の2枚目のアルバムが2019年にリリース。メンバー間のパーソナルな問題など順風満帆とはいかなかった彼らでしたが、ここで聴けるのはTANK由来の男の哀愁を纏った叙情派HM/HRサウンドを披露。
直線的に打ち鳴らされる剛毅なリフや突破力の高いリズムプレイなど、派手さはないものの、トレンチコートの襟を立て煙を燻らせる男の哀愁美、ジョン・ウー監督『男達の挽歌』やチャールズ・ブロンソン『狼よさらば』などなどの任侠スタイルな世界観を共有出来るマニアなら大いに楽しめるでしょう。
スピードとパワー、ノリのよい展開を有するアップテンポな楽曲群の数々、そこに濃密に絡む男泣きのメロディ、BGMには成りえないメタルファンのハートを鷲掴む血湧き肉踊る鋼鉄サウンドのオンパレードに焦がれますね。

こんなもんTANKの二番煎じだと言えば、それまでかも知れませんが、あの世界観を忠実に踏襲しつつ、自分達のカラーを投影出来る優れたバンドを知りません。細分化が進むメタルシーンの中で、ジャンル分けや、名義の拘る事など何の意味もない事を教えてくれる、漢メタルの決定版。彼らの帰還に胸が熱くなりました。今後はシーンの中核を制覇するべく、重戦車を駆動させて欲しいですね。

とはいえ再録ヴァージョンが多いのがポイント。廃盤になった名盤の曲が蘇ったとポジティブになれるかが重要だ。


DÜel - Raging Soldier - Outlaw Horses Comin' ★★★ (2019-09-03 13:20:56)

昔から大切にされてきた曲の一つ
このバンドの魅力をギュッと凝縮している
砂煙を巻き上げ疾走するドグサレヤクザメタルに胸焦がれます


DéTENTE - Recognize No Authority ★★★ (2019-06-03 00:23:12)

あれー?コメントした記憶があるなぁ…


Metal Blade Records主催のコンピ作Metal Massacre VIIに登場した事がチョイとした話題になったパワー/スピードメタルバンドの1st。そのサウンドは一口で言い表す事の出来ない多様性がありスラッシュメタルと呼んでも差し支えがないほど疾走感も強めだが、それよりは正統性やメタルな様式を感じさせるためにパワー/スピードメタル系と括りたいが、どうでも良い事でしょうね。

アメリカのメタルバンドであるが、非常に高い美意識と言うか欧州スタイルにも通ずる様式もマナーを感じさせる側面があり、無機質なアメリカンメタルとは一線を画すスタイルが最大の聴きどころ。味気ないパワーで押し切らない楽曲はアイデア豊富なギターチームによって見事の構成されているのも耳を惹く。パワフルかつスピーディーな楽曲の中にねじ込まれるスリルに一役を二役も買っているのがポイント。そこに紅一点の女性シンガー、ドーン・クロスビーが厳つく吼える。その激しい咆哮は性別を超越した響きがあり、そんじょそこらのヘナチョコヴォーカルでは太刀打ちできない迫力がある。昨今のグロウル系では味わえない、女性ならではのキュートさが、垣間見えるのも彼女の個性。しっかり歌い込まれている証拠でもある。
そんな個性と実力のあるメンバーによって弾き出されるサウンドは、欧州スタイルとも激しく共鳴し合い独自のカラーを打ち出しているのが実に魅力的。
熱きメタルスピリットが火花を散らしているのに、アメリカンハードコアメタル特有の冷めた質感を有しているもバンドの独自性を高めている。そしてエッジの立った鋭いサウンドなのに、キャッチーさのあるメロディとドーンの存在が親しみやすさを生み出しているもバンドの魅力でしょう。


DéTENTE - Recognize No Authority - Holy Wars ★★★ (2022-12-02 13:13:04)

ド迫力ですね
裏路地メタルの怖さが存分に出ています
危険地帯なヤバさ漂う破壊力満点のパワフルさ
スピードだけじゃないと思わせる展開に唸ります


EARTHSHAKER - 40 ★★★ (2023-09-10 14:16:40)

アースシェイカー
デビュー40周年を祝う記念碑的フルアルバム。前作から5年の間隔は長かったが、課外活動も多いメンバーが一堂に介してアルバムを作り上げたことに対してファンとしては素直に喜ばしいのですが、気になる点はある。それはマーシーの衰えだ、前作くらいから気にはなっていたが、今作では、とうとうここまで声が出なくなったのかである。しかし、その姿は実に清いモノである。オジー・オズボーンに代表されるように現代のテクノロジーを駆使すれば、アンチエイジングした声を手に入れられるのに、その手法を選ばないマーシーは男である。

このバンドらしい、皆が唄えるハードサウンドの確率。過去の威光にすがらない現役感バリバリのサウンドは攻めの姿勢を崩していないから説得力がある。海外の大御所バンドが軒並み、過去の財産を食い潰す中で、アースシェイカーは普遍的スタイルで見事にマンネリ感を打破している。
お約束と言えるマーシー節、そのメロセンスは日本人の心に刺さるだろうし、ファンにとっては似て非なるとして吸収力を損なわないアイデアと音選びに充足感を味わえるでしょう。部外者にとってはお馴染み過ぎるかも知れないが、この安定感はファンにとってはありがたいものである。
コージー・パウエルにも負けないハードヒッティングドラムの工藤、巧みなラインを操作する甲斐のベース、永川はバッキングのみならず印象的なフレーズを奏で後方支援ヨロシクな艶のあるサウンドを支えている。皆でマーシーの衰えをサポートするような優しいくもハードなバンドサウンド、エモーショナルなシャラのギターは、オーセンティックな味わいだけではない、鮮度のあるプレイも顔を出し、二枚看板の片割れとしてバンドを支える。

一度は解散もした。音楽性もおかしな時代があった。そういう紆余曲折を経て辿り着いたスタイルは実に日本的であり、洋楽志向のHM/HRではなく、完全なる日本のHM/HRである。ラウドネスの最新作もニッポンのメタルだった。時代を2周して結局は元の鞘に収まる。餅は餅屋、そんな現象が世界中で起きているように感じるが、今作は全ての時代を無駄にすること無く確立させている点は見逃せない。
もっと認知されるべきバンドである。ジャンルの垣根を越え支持される素養のある偉大なロックサウンドだ。


EARTHSHAKER - Aim ★★ (2009-04-16 23:52:00)

2007年リリースのアルバム
歌心を大切にした西田昌史のねっとりとした情感たっぷりの歌い回しは健在でそれだけで安心して聴く事が出来ますね。安定感抜群のベテランリズム隊が繰り出す強烈なパワーを秘めたグルーブ感の心地よいこと、そこにマーシーならではの哀愁のある唄メロが絶妙な絡みを魅せ甘口なメロディもタイトなリズムが引き締め40歳過ぎのおっさん達とは思えない迫力あるプレイを披露してくれます、甘さのあるメロディもギターオリエンテッドな作風だからこそ引き立つもの、印象的なフレーズやメロディが耳を惹く石原慎一郎のギターは益々円熟味を増し楽曲に華を添えていますね。老け込む事無く自らの焼き回しだけに溺れることのないハツラツとしたベテランバンドの底力に敬意を表したいですね。ロック然としたパワフルさと歌心を忘れないアレンジセンス、日本語で歌う事のカッコよさを体感してくれる彼らこそ、J-POPとHM/HRの橋渡し的な役割を担うバンドだと思うんだけどなぁ。


EARTHSHAKER - Aim ★★ (2009-04-17 00:26:00)

ちなみに限定版はデモ音源5曲入りCDとLIVE DVDが収録されています
特にDVDは未発表音源が満載ですしマーシーの白塗りメイク姿を見ることが出来るのでファンならずともチェックして欲しいですね
彼らは生粋のLIVE BANDだと思うな


EARTHSHAKER - Aim - A Wish ★★★ (2009-04-17 00:20:23)

後半に向けて盛り上がるアルバムの最後を飾るバラード
円熟味を増した彼らの魅力を凝縮したような感じがしますね


EARTHSHAKER - Aim - Sully ★★★ (2009-04-17 00:06:31)

ちょっと今までにない感じがします
サビの哀愁さにホロっとさせられますね
エモーシュナルなシャラのギターが印象的です
この走り出さないリズムプレイは流石だね


EARTHSHAKER - Aim - The Same ★★ (2009-04-17 00:00:23)

キャッチーさとハードさが絶妙な絡みを魅せるシェイカーならではのハードナンバー
マーシーの歌メロも良いがシャラのギターソロが好きです


EARTHSHAKER - Aim - Tommorow ★★ (2009-04-17 00:14:47)

ベース甲斐がリードボーカルを担当する歌謡テイスト満載のハードポップナンバー
アルバムの流れを壊さないハードなアレンジが光りますね


EARTHSHAKER - Aim - To・Bi・Ra ★★★ (2009-04-16 23:57:31)

どこを切ってもシェイカー節炸裂のアルバムのオープニングナンバーこのパワーと哀愁とハードさが絶妙なのが彼らの魅力ですね


EARTHSHAKER - Aim - 志 ★★ (2009-04-17 00:16:37)

工藤のパワフルなツーバスが心地よいですね
メロディを大切にした疾走ナンバー
シェイカーにしか出来ない曲です


EARTHSHAKER - Aim - 情熱の華 ★★★ (2009-04-17 00:09:51)

この疾走感と哀愁のある唄メロ、まさにシェイカーならではのアレンジセンスが光る一曲ですね
安定感抜群の一体感が実に心地よい
ギターリフもハードで耳馴染みが良くカッコイイですね


EARTHSHAKER - Aim - 吐息 ★★ (2009-04-17 00:12:43)

シェイカーならではの哀愁のあるメロディアスなミドルナンバー
ギターリフが印象的ですね


EARTHSHAKER - Aim - 遥か ★★★ (2009-04-17 00:03:14)

マーシーの官能的な歌声が魅了するメロウでハードなナンバー
この唄メロがシェイカーサウンドを支えてきたんだなぁ
ベテランならではの展開の多いアレンジも光りますね


EARTHSHAKER - BIRD ★★ (2016-01-17 13:29:47)

キングレコードの「Nexus」レーベルに復帰してからは本当に精力的な活動を行っていなと思える、彼らが2015年にリリースした一品。何度コスッたら「気が済むねん」とファンからも突っ込まれそうな名曲③のリメイクもソロ、リズムパターンなど随所に大胆なアレンジを加えプチリニューアルに大成功、外部の力を注いだ④の新旧に魅力をたっぷりと含んだチャレンジ精神と、ここにきて益々盛んな創造性を感じさせるのですが、近作でも聴かれていたシーケンサーの音がこれでもかと言わんばかりに前に出ており、その活躍ぶりは「Treachery」ぐらいの勢いなのですが、上手く楽曲に溶け込ませらしさを失わないアレンジは流石の一言。陽性シェイカーを巧みに演出した一枚と響いているでしょうね。個人的にはもう少し湿り気と泣きが欲しいのですが、そこは嗜好の問題。多くのシェイカーファンのみならず、大衆受けする感触を残したハードサウンドが放つ普遍の輝きはバンド好きの若者にも喜んでもらえる要素も強いでしょうね。


EARTHSHAKER - BIRD - One Soldier ★★★ (2016-01-17 13:31:04)

コージーよろしくな工藤のドラミング
マーシーの艶のある歌声
このメロディがエエですね
流石はシェイカーですよ
ソロもエエわ


EARTHSHAKER - BIRD - TABOO ★★★ (2016-01-17 13:32:45)

躍動感のあるリズムカルなリズムが気持ちいいです
シェイカー節満載ですね


EARTHSHAKER - Back To Nexus ★★★ (2011-01-02 17:19:34)

初期の名曲をリメイクするのは初めてでは無いし重複するナンバーもあるからなぁと
二の足を踏みつつあるもやっぱり購入してしまった。
キングレコード時代の初期の名曲を現代に蘇らせた名盤です。
重厚なアンサンブルが紡ぎだすヘヴィなハードサウンド
生々しいリアルなサウンドプロダクションに流石はLIVE BAND EARTHSHAKERと
言わしめる名演に感動を覚えます。
老獪なテクニックで艶やかな歌声を披露するマーシーの説得力に驚かされ
シャラのアレンジャーとしてのセンスに脱帽し、コージーよろしくなハードドラミングを披露する
工藤のドラムに心躍らされ、今までに無いノリを出す甲斐のリズムプレイにかつての名曲に新しい息吹を与えてくれています。予定調和の楽しみをと思っていた身としては逆に新鮮な喜びを与えてもらい感動しました。日本語で歌う事のカッコよさを教えてもらい、誰もが口ずさむことの出来る親しみ易い哀愁のメロディとコーラスハーモニーの妙、けして甘くならないハードなアレンジ歌える豪快なHM/HRサウンドを是非一度体験して欲しいですね。入門編としては最強のアルバムだと思います。


EARTHSHAKER - Back To Nexus - Earthshaker ★★★ (2021-10-12 12:01:49)

リズムがキッチリとしています
メリハリが効いていてシャープになりました
ドラムアレンジもベースもローがズンときています
唄も円熟味が増して艶が出ていますねぇ
名曲は色あせんぞ
サビのところの裏で踏み込むドラムアレンジも好きですね


EARTHSHAKER - Back To Nexus - Gambler ★★★ (2011-01-02 16:20:50)

重厚なノリが今までと違いますね
工藤・甲斐のリズム隊のプレイが印象的
マーシーのざらついた歌声もはまっています
明るいキャッチーな曲もここまでヘヴィになるとはね
流石はシェーカー
このヴァージョンが一番好きです


EARTHSHAKER - Back To Nexus - I Feel All Sadness ★★★ (2011-01-02 16:33:10)

叙情派メロディアスHM/HRバンドの真骨頂を伝える
情感たっぷり哀愁のヘヴィバラード
今なお色褪せる事ない名曲に咽び泣きます
この世界観を演出出来る彼らのパフォーマンスに驚嘆あるのみ


EARTHSHAKER - Back To Nexus - More ★★ (2021-10-12 11:53:49)

もう何度目のリメイクですか?
もっともっともっととやり過ぎリメイクですが
2010年仕様という事でソリッドでタイトに感じます
テクノロジーの賜物感はあるが
名曲はどんな形であれ紡いで欲しいです


EARTHSHAKER - Back To Nexus - Radio Magic ★★ (2021-10-12 12:06:15)

一般層にも受け入れられそうなポップソング
そういう意味では大切な一曲でもありライブでも定番である
個人的には思い入れも薄いので原曲と聴き比べ
余り変わっていないようでテンポが全体的に早いですよね
プチモデルチェンジに成功していますが
オリジナルが好きな人は違和感もあるでしょう
でも名曲はやはり色あせませんという感じですかね


EARTHSHAKER - Back To Nexus - Shiny Day ★★ (2021-10-12 11:58:00)

隠れた名曲と言うのか居酒屋の裏メニュー的な曲
忘れていたファンも多いのではないでしょうか?
全体的にタイトでソリッドになりました
改めて聴くと仕上がっていた曲だから余計な手直しはいらないんだなぁと感心しましたね
歌謡ポップサイドを代表する曲でしょう


EARTHSHAKER - Back To Nexus - The Night We Had ★★★ (2011-01-02 16:37:29)

かっちりと纏まったヘヴィなグルーブ感がたまりません
哀愁のメロディとダークな質感
説得力を増したマーシーの艶やかな歌声に引き寄せられます
イメージを崩さすにアレンジしているところが憎いね


EARTHSHAKER - Back To Nexus - Whisky And Woman ★★★ (2011-01-02 16:27:48)

原曲のキャッチーでハネた感じを残しつつも
ハードにアレンジされ
とりわけ強烈なグルーブ感を印象付けるアレンジは見事です
イントロが特にね


EARTHSHAKER - Back To Nexus - いま君にまた逢えて ★★★ (2011-01-02 16:54:10)

大好きなバラードナンバー
日本人的なエッセンスが散りばめられていて
オリジナルの軟弱な路線展開の中でも
メロディに引き寄せられ個人的には好きでした
ここでのアレンジは大正解
アコギをバックに歌う姿に涙腺が緩みます


EARTHSHAKER - Back To Nexus - ざわめく時へと ★★★ (2011-01-02 16:45:39)

ゾクゾクとさせられるイントロ
原曲のイメージに忠実ですね
キーボードの使い方も印象的です
哀愁のシェイカーサウンドを象徴する
初期の名曲です
もの悲しい雰囲気とハードさが絶妙です


EARTHSHAKER - Back To Nexus - ただ悲しく ★★★ (2011-01-02 16:49:19)

全開のアコギとピアノで歌い上げてたヴァージョンをバンド演奏にアレンジ
その仕上がり具合が素晴らしく
悲しみを最大限に引き出し曲の魅力を余す事無く伝えてくれています
珠玉のバラードナンバー
この哀愁と親しみ易さが彼らの真骨頂
泣けますね


EARTHSHAKER - Back To Nexus - 記憶の中 ★★★ (2011-01-02 16:41:08)

初期シィカーサウンドを支えた名曲
原曲のイメージそのまんま
ヘヴィな質感がリアルな彼らの姿を伝えています
遅いよなこの路線へのシフトチェンジ


EARTHSHAKER - Back To Nexus - 夢の果てを ★★★ (2011-01-02 16:25:05)

初期の名曲
個人的にも大好きなナンバー
歌える叙情的な哀愁のメロディ
ヘヴィなグルーブ感が心地よく
明らかに本来の曲の良さを表現しています
カッコいいなぁ→同意


EARTHSHAKER - Birthday ★★ (2008-11-04 19:13:00)

メジャーデビュー当時の四人に戻った新生シェイカーが2001年にリリースしたアルバム
従来のメロディは健在でポップ性を加味してもギターオリエンテッドな作風に統一されけして軟弱なイメージを与えないアレンジは見事、今の時代を生きるロックサウンドと泣きのシェイカー節の融合が見事に果たされ意味のある再結成だと思う
色気の増した西田昌史の歌声は素晴らしいし
わだかまりを捨て一丸となったハードなシェイカーサウンドに一点の曇りもない
作りこみ度とラフさ加減も絶妙でベテランの余裕すら感じさせる
シェイカーファンのみならずJ-POPなんかを聴いている若い子にも聴いてもらいたい
本気のロックサウンドがここには息づいている流石はシェイカーだなぁ


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER ★★★ (2011-09-23 01:06:07)

記念すべき1983年リリースの1st
叙情的なメロディを大切にしながらもハードにドライブする様を忘れない
日本語ロックの最高峰に位置するバンドです
全9曲の流れに無駄は一切なく聴き手を魅了します。
叙情派HM/HRの面目躍如のドラマチックな神々しさを感じさせる①
疾走感が心地よい②湿り気も失わないポップな③魂が震えるヘヴィバラード名曲④このフィーリングは本当に素晴らしい。エイドリアン・スミス作曲の叙情派HM/HRバンドの真骨頂、当時はB面の一発目ね⑤は名曲です、ハードにドライブする男前のヘヴィなミドルナンバー⑥におけるシャラに弾き倒し感のカッコよさ。哀愁のメロディが吐き出す情念がロックしています⑦、アグレッシブな疾走ナンバー⑧の爆裂感は素晴らしい、ラストを飾るメロディアスなナンバー⑨の唄メロのセンスは脱帽です、ギターも良く唄っていますね。
メロディアスなHM/HRが好きな人で彼らのサウンド未聴の方は粗さもなんのその、叙情派HM/HRバンドの真髄を垣間見る事が出来ますよ。僕も1stが一番好きです


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - 412 ★★ (2011-09-23 01:14:09)

爽快感のあるキャッチーなナンバー
充分湿っているのが初期シェイカーの魅力
ダイナミックだしロックしています


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - CHILDREN'S DREAM ★★★ (2011-09-23 01:11:07)

哀愁のメロディが炸裂しています
泣かせるギターのフレーズが素晴らしい
テクニック云々ではないフィーリングが素晴らしい
マーシーの歌声も艶やかだね
これも地味だが大好きな曲です
よく口ずさみますよ


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - DARK ANGEL(ANIMALS) ★★★ (2010-06-18 17:07:36)

エイドリアン・スミス作
哀愁のブリティッシュHM/HRナンバーに目頭が熱くなります
マーシーの唄も実に伸びやかだ


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - EARTHSHAKER ★★★ (2011-09-23 01:17:18)

哀愁のあるメロディがハードにドライブする名曲です
大地を揺るがす神々しさを感じさせますね
大好きな曲です


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - I FEEL All SADNESS ★★★ (2007-08-08 12:14:39)

泣きの名バラード シェイカー節炸裂の名曲
マーシーの絶唱とシャラのギターソロの阿鼻叫喚です


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - MARIONETTE ★★★ (2011-09-23 01:12:14)

ハーモニクスを多用したフレーズは当時は斬新でしたね
初期のLIVEでは欠かせないナンバーでしたね


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - TIME IS GOING ★★★ (2011-09-23 01:15:15)

アグレッシブかとファストなナンバー
男前アースシェイカーサウンドに脱帽です
やるなこう言う曲を放り込んでくるのが素晴らしい


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - WALL ★★★ (2011-09-23 01:18:46)

長めのギターソロも素敵です
熱く迸るエナジーと叙情的なメロディに殺れます
初期シェイカーを代表するナンバーです


EARTHSHAKER - EARTHSHAKER - Yume no hate o ★★★ (2011-09-23 01:08:25)

アルバムのラストを飾るメロディアスなミドルナンバー
泣かせますね、このフィーリング、工藤のドラムを好きですよ
マーシー、シャラの絶妙のコンビネーションを感じさせます
大好きな曲です
滅多に行かないカラオケであれば必ず熱唱します


EARTHSHAKER - Earthshaker(new) ★★ (2008-09-27 19:18:00)

1992年リリースのシェイカー復活作
日本語に拘った歌詞も様になり、個人的には意味のない英語を絡ませる歌詞は嫌なので彼らの取った方法論は大賛成です
唄を聴かせるアレンジやポップセンスを上手く取り込みけして軟弱にならないギターオリエンテッドな作風は見事だしHM/HRファンのみならずJ-POPしか聴かない人たちにも充分アピールしえる名盤となっています
ハードでエッジの効いたギターにパワフルなアンサンブル、情感たっぷりの唄とロックのもつカッコよさを濃密に詰め込んだ楽曲は素晴らしい輝きを放ちます
とっつき易いポップさを加味しているのも彼らの魅力、紆余曲折を経てたどり着いた今作の持つ意味合いは大きい。大傑作「REAL」の伏線となっている点も見逃せません