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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3001-3100

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 3001-3100
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DOMINOE - Keep in Touch - Let's Talk About Life ★★★ (2016-09-05 14:28:07)

少しギターが前に出ていますね
ハスキーで艶やかな歌声が哀愁のあるメロディを力強く感傷的に歌い上げるのが好き


DOMINOE - Keep in Touch - Miracle ★★★ (2016-09-05 14:30:32)

この辺りから通して聴いているとダレてきます
曲単位では素晴らしいポピュリズム溢れるハードポップサウンドを奏でており
AOR系のサウンドが好きな方ならグッとくるでしょう
この型にハマりすぎなのもドイツ産ならでは


DOMINOE - Keep in Touch - No More Lies ★★★ (2016-09-05 14:35:28)

甘口のハードポップサウンドの中ではピリリとスパイスを利かせたアップテンポな一曲
この曲がもう少しアルバムにあった方がメリハリがあると思うのですが
ラストまで出てきません
甘美なメロディと絶妙なポップフィーリングが華麗にステップを刻むハードポップナンバー


DOMINOE - Keep in Touch - The Dice ★★★ (2016-09-05 14:25:20)

ポップフィーリングが弾けていますね
嫌みにならないキラキラ感が好きです


DOMINOE - Keep in Touch - Touch ★★ (2016-09-05 14:31:54)

ストリングスをフューチャーしたバラード
お約束感満載です


DON AIREY - One of a Kind ★★★ (2018-09-30 13:54:33)

ジョン・ロードが死去。長きに渡りDPのキーボードを務めてきたのはジョンだけだった。その偉大なる花形ポジションの後釜に収まったのがドン・エイリーになったのですが、そのプレッシャーたるやね。想像を絶する重責でしょう。DPの中ではリッチーと同等のイニシアチブを握っていたオルガンプレイの数々、ドンならば適任とも思える無難な人選に安堵したファンも多いでしょうね。ドンはクラシカルなプレイのみならずジャジーなサウンドメイクもお手の物、引き出しの多いプレイヤーですから、見事にやってのけているでしょう。正直リッチー脱退後のDPをまともに聴いた事がなく、老いさらばえたギランの歌声に萎えるだけなのでズッとパスしているのですが、ドンが入ってからの数枚は何となく聴いた事があるし、ライブを映像で見た程度ですから、偉そうなことは言えないのですがね。

そんなドンですが近年の精力的な活動には目を見張るものがありますね。2017年にピアノをフューチャーした落ち着いたソロ作をリリース。その次に着手したのはDPにも通ずる魅力を携えた古典ロックのオンパレード。合間にスローナンバーもありますが、血湧き肉躍るハードナンバーの数々に身を乗り出さずにはいられませんね。

懐かしい名前のローレンス・スコッティルとジョン・ファニガンによる燻銀のグルーブ、そして近年はソロ作もリリースし健在ぶりをアピールするSnakecharmerのサイモン・マクブライト。そして花形であるヴォーカルの座に就くのは、必殺請負人と呼ばれる、なんでも歌える男カール・センタンスと来てますからね。
このストレスを抱えずに済む気心の知れた実力派のメンツが、ドンと一緒に作り上げるんだから悪い内容になるわけがない。

特に比較対象の的になるDISC2のカヴァー集を聴き比べていただければカール・センタンスの力量もマクブライトの憑依ぶりも十分に味わって頂けるでしょう。オリジナルを壊さないが単なるカラオケ大会で終わらせないアレンジも聴きどころですよ。

本編も派手目の曲に耳が持っていかれがちですが、ストリングスアレンジが大胆に導入されたタイトルトラックの③のような聴き応えのある楽曲も用意。多彩な鍵盤楽器を持ちいり主役たる存在感をアピールするドンのキーボードを出しつつも、ボーカルを蔑にしないバンドサウンドは、パーマネントな活動を視野に入れているとも取れ、期待の持てる充実した内容を誇っています。

ドンはバランスのとれたキーボードプレイヤーですね。カールの歌も前面に出しているが、やはりマクブライトのギターを大きく取り上げ、両者が激しくぶつかり合うスタイルにDPの継承者としての誇りを感じますね。
⑤とか⑦なんてDPでやっても違和感ないしね。ギターソロもリッチーをモロに意識したプレイでファンの期待に応えているでしょう。2018年に古臭くない古典ロックの名盤に出会えるとは驚きです。カール・センタンスの歌が聴きたくて手にしたアルバムだっただけに、想像を遥かに超えるドンのコンポーズ力の高さと、自我を出さないバランス感覚に脱帽です。

恐らく売り出したいレーベルにとっては、DISC2のカヴァーは保険みたいなもんだったんでしょうが、ビシッと芯の通ったリリシズムと表情豊かな色彩美に溢れる古典ハードサウンドを楽しめる本編を前にすると完全にオマケにしかならない充実度があります。
流れがイイから、ピアノが活躍するジャジーな⑥聴いても全然ダレないもんね。選曲がいいんだよなぁ。


DON BARNES - Ride the Storm ★★★ (2018-12-14 15:47:55)

38Specialのシンガーとして知られるドン・バーンズのソロ。1989年にレコーディングを済ませるもお蔵入りしていた幻の一品が2017年にようやく世に出ました。
参加メンバーもマイクとジェフのポーカロ兄弟、ティム・ピアースやダン・ハフ、デニー・カーマッシ、キーボードではジャズ系で有名なアラン・パスクア、ソングライターチームもマーティン・ブライリーを中心に職人軍団が前面バックアップ。
メロディアスなサザンロックで知られる38Specialですが、今作は更に泥臭さを排除、無国籍とも言える洗練された味わいとロックな熱さが共存した、優れた歌モノ作品へと仕上げています。とは言いつつもドンが歌えば、サザンロックな渋みが漂う。
元のリリースが1989年ですから、その当時を想起させる懐かしいサウンドです。しかし、この手の音楽性に流行り廃りはありません。質の高い楽曲と堅実なパフォーマンスに彩られたサウンドに裏切りはありませんね。


DON DOKKEN - Up From the Ashes ★★ (2008-11-21 19:36:00)

ドン・ドッケンのソロバンドの1st
かれのソフトで繊細な歌声を生かしたメロディアスな楽曲が魅力のアルバムでした
全般的に角が丸くないエッジ不足だが彼の歌声にはあっている
ビリーホワイトのリズムギターの切れも素晴らしいしミッキー・ディーのドラムも聴き応えがある
各メンバーの良さをイマイチ活かしきれていないような気もするし
上品にまとまりすぎた感もあるがソフト路線のHM/HRに興味にある方は聴いて損はないかと思います


DON DOKKEN - Up From the Ashes - 1000 Miles Away ★★★ (2008-11-21 19:07:52)

繊細でソフトなドンの歌声を生かした哀愁のミドルナンバー


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Crash 'n' Burn ★★★ (2008-11-21 19:05:15)

ドッケンならではの美しいコーラスハーモニーを活かした哀愁のメロディが胸を締め付けるHM/HRナンバー
力強いギターリフがいいねぇ
ギターソロも好きですね


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Down in Flames ★★ (2008-11-21 19:17:01)

メロディアスなミドルナンバー
地味だが好きです


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Forever ★★ (2008-11-21 19:23:38)

ドンの魅力を前面に押し出していますね
繊細なメロディが耳を惹きます


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Living a Lie ★★ (2008-11-21 19:22:22)

ドンのソフトな歌唱を生かしたメロディアスなハードポップナンバー


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Mirror Mirror ★★ (2008-11-21 19:11:27)

メロディアスかつキャッチーなミドルナンバー
ギターリフも悪くない
サビも好き


DON DOKKEN - Up From the Ashes - Stay ★★★ (2008-11-21 19:20:02)

地味な雰囲気はあるが哀愁のあるメロディアスなミドルナンバー


DON DOKKEN - Up From the Ashes - The Hunger ★★★ (2008-11-21 19:13:51)

ドンのソフトな歌声を上手く取り入れています
アグレッシブさとナイーブな感覚が上手く同居していますね
ソロも好きですよ


DON DOKKEN - Up From the Ashes - When Love Finds a Fool ★★★ (2008-11-21 19:09:54)

素晴らしいフィーリングを感じる哀愁のバラード
バックでかすかに聞こえるグレン・ヒューズの歌声が素晴らしい
ドンの優しい歌声に涙しますね


DON JOHNSON - Heartbeat ★★★ (2023-01-22 18:33:54)

ミュージシャンと言うよりも俳優として有名なドン・ジョンソン。人気絶頂の時代にリリースした歌手としてのソロアルバム。これが本当に熱い内容であり、フロンティアレーベルからリリースされるような唄モノサウンドが好きならば十分守備範囲と言える熱を帯びたAORサウンドを聴かせてくれます。洗練された大人のロック、アーバンな楽曲は当時としてもモダンか空気を纏っており、今聴いても古くささを抑えている。いい意味で80年代的なスタイルなのだが、同時期活動していたマイケル・ボルトンよりもハード目に感じるのも好印象、ロバート・テッパーとかティム・フィーハンとかの唄モノロッカーに通ずる魅力があり、曲の良さと相まって普遍的な魅力を携えている。

①からサックスの音色が印象的な②と掴むんだ流れをしっかりと③で受け止めるという構成も素晴らしい。ゴールドディスク獲得はけして俳優業での成功が後押しではない、実力で掴んだモノだと実感しますね。良く聴くと、ドンさんの歌い回しがワンパターンのように感じたりもするのですが、歌手として一発目と思えば不満も出ないでしょう。
疲弊した耳を休めるBGMには丁度良いヤツです。


DONNERKOPF - Krachmaschine ★★★ (2019-09-27 20:15:50)

バンド名はドイツ語、英訳するとThunderheadなる。でだ、参加メンバーがヘニー・ウォルターを中心に、オーレ・ヘンペルマンと言う事で、要はテッド・ブレッド抜きのThunderhead再始動って事ですよね。
でも歌詞は全編ドイツ語、そしてより無頼なバンカラ成分を増量、その男どアホウ甲子園ぶりに笑みもこぼれます、MOTORHEADよろしくなパンキッシュロックンロールのオンパレードにグッときますよね。少々やり過ぎ感もありますよ、本家を聴いてりゃ事足りますよ、でもここでしか聴けないMOTORHEAD節満載のパンクメタルがあるんですよね。ドイツ語の語感も手伝い個性的な側面をフォローしているのも面白い。
やけのやんぱちがらっぱちな、野趣味溢れる泰然自若とした轟音サウンドに、この道を極めんとする生き様を猛烈に感じます。


DOOGIE WHITE & LA PAZ - Granite ★★ (2017-03-09 14:56:09)

Praying Mantisの来日公演に参加しリッチー・ブラックモアの関係者にデモテープを渡した事がきっかけでRAINBOWのシンガーの座を射止め一躍売れっ子シンガーの仲間入りを果たしたドゥギー・ホワイトがスコットランド時代に組んでいたバンドの復活作。メンバーの楽曲も80年代当時のモノを再利用、懐かしきメロディックサウンドに淡白だがドゥギーの歌声は有機的に絡み楽曲に暖か味を与えています。9スパニッシュギターに導かれ始まる9分を超える大作ナンバー『Shame the Devil』のような例外はあるが、基本はポップでキャッチーなメロディラインを中心に派手さはないが、細かいニュアンスを伝える繊細なタッチの音楽性を披露、楽曲志向の枠の中で、ドゥギーのソウルフルな歌声が優しく響きます。
このような作風のアルバムがポーランドのMetal Mindからリリースされた事に驚いたが、ワタクシの趣味を度外視してレーベルの音源をチェックしたら、実に幅広いバンドをフォローしていた事に驚いた。世界は広いなぁ。
ドゥギーファンは勿論ですが、アダルトな雰囲気のHM/HRが好きな人にはウケるでしょう。スピードなモノを求める方にはチト厳しいでしょうね。


DOOM - No More Pain ★★★ (2014-09-01 15:31:10)

不気味な白塗りメイク(諸田コウはやりすぎだろう(笑)怖いわ汗)CD化に伴いEP「Go Mad Yourself!」の4曲を含む全12曲収録の1st。その不気味なメイク姿もさることながら、出している音は穏当に個性的で一口にスラッシュメタルなどという括りで片付けられるものではなく、多彩なテクニックを駆使したクロスオーヴァーなバンドでした。ねじくれたリフワークとオリエンタルなムードたっぷりの奇妙なメロディ、一流のスキルを併せ持つバカテクな三人のメンバーからなる一糸乱れぬ高い演奏力によって、並々ならぬテンションを維持したまま最後まで突き進む姿に身震いさせられます。ダークなスラッシュナンバーに知的なセンスをまぶしたエキセントリックな名演は聴き応え十分、縦横無尽に駆け巡る諸田のフレットレスベースのうねりに耳を奪われますが、後にウォーピッグスを結成する広川のメタルだけに留まらないフリーフォームなドラムが素晴らしい相乗効果を生み出し独特の間と、狂気のサウンドを支える複雑なリズムを叩きだしています。Vo.Gの藤田たかしが加わりスリーピースとは思えない迫力と歌はオマケ程度に聴こえてしまう程の凄みに脱帽です。海外からも高い評価を経て話題を運んだ彼らでしたが、メディアうけしない風貌とミュージシャン気質(開き直れなかったヴィジュアルショックなんちゃら)メジャーデビューを果たすものの時代に飲まれ然したる成功を収めずにシーンから消えてしまったのは残念ですが、オリジナルは1987年リリースですからね、シャレた80年代とは思えない地に足のついた全然媚びないオリジナルなサウンドに今もって刺激を受けますね。何かジャンルを超えた一枚でした


DOOM - Still Can't the Dead ★★ (2017-11-26 14:06:16)

2014年に再結成のアナウンスを受けた、一筋縄ではいかないアバンギャルドなスラッシュサウンドを轟かせたバンドの復活第一弾アルバムがこちら。メンバーの死などを受け、妙に神格化されていた印象が強い彼らでしたが、ミュージシャンにありがちな、曼荼羅な精神世界に突っ込んだ音楽性へと倒錯した時代から一転、初期の頃に通ずる、ジャンル不問のクロスオーヴァースタイルの音楽性へと回帰。なんとも形容しがたい藤田のねじくれた感性が、そのままに爆発するノイジーなギターと絶唱、ストレートな作風とは無縁の変拍子を多用した楽曲は、藤田の頭の中で描かれる仮想空間を見せられているようで、とても不思議な感覚に囚われます。それがこのバンドの真髄なんでしょう。個人的にな難解なバンドサウンドではあるが、唯一無二の個性を出しつつも破綻しないアイデアを持ちわせる事は何よりも素晴らしいと思うし、どんなジャンルであれ、やはり媚を売らないという姿勢は高潔なものですよ。
そこにこのバンドならではの強さ表れていると思います。


DORO - Angels Never Die ★★★ (2012-06-07 20:10:38)

あのボン・ジョヴィと“Shot through the Heart”を共作し、またSURGINというバンドもやっていたジャック・ポンティの名前がプロデューサーとしてもクレジットされているドイツが生んだ女性シンガー、ドロ姐さんの1993年リリースのソロアルバム。わかりやすい疾走ナンバーこそないが、ロック然とした躍動感溢れるメロディアスなサウンドを聞かせてくれる好盤です。メジャー感溢れるキャッチーさが心地よく当時としては貴重な音楽性だったように記憶しています。ある意味AOR調の歌モノロック作なのですが彼女が歌うことにより骨太なロックナンバーへと様変わりするのだからシンガーとしての力量を思い知らされます。WARLOCKのような欧州産のバリバリのメタルサウンドを期待すると肩透かしを食らいますがバラードで聴ける彼女の透き通った透明感溢れる繊細な歌声にかつての姿を垣間見ることが出来て感慨深いものがこみ上げます。


DORO - Calling the Wild ★★ (2019-05-17 19:01:53)

渡米後のDORO姐さんは、作品毎にロックから遠ざかっていきました。2000年の今作はレーベルをSteamhammerに移籍。複数のプロデュースや豪華メンバーがゲスト参加、レミー・キルスターにスラッシュ、アル・ピトレリ、ブルース・ブイエ、ボブ・キューリックなどの名前も発見、さらには前作にも協力したドイツのインダストリアル系バンドDie Kruppsのギターであるユルゲン・エングラーを中心としたサウンドもあり、多様性のある作品へと仕上がっています。
前2作がロックから離れたデジタル風の作品だったと言う事で(未聴)今作は久しぶりにドロ姐さんがロックフィールドに帰還したとファンから好意的に受け止められている作品。レミー・キルスターが前面参加したMotörheadのカヴァーやビリー・アイドルのカヴァーもやりながら、デジタルサウンドを放り込み、やり過ぎずオールドスクールし過ぎないオシャレ感も残した一品。
それだけに、ど真ん中のメタルスタイルを期待すると完全に肩透かしを喰らいますが、2000年と言う時代背景を飲みこめる柔軟なマニアなら大いに楽しめるでしょうね。艶の増したドロ姐さんの歌いっぷりの、こういう曲調にも難なく溶け込み上手い事、聴かせてくれます。


DORO - Classic Diamonds ★★★ (2017-09-27 13:15:38)

ドイツのメタル界を牽引してきたドロ姐さんがオーケストラとロックサウンドの融合に取り組んだ一枚。①②④⑤はWarlockのカヴァー、③はJPのカヴァーで、ウド・ダークシュナイダーとデュエットしています。この時点でマニアなら立ち上がらずにはいあられませんが⑥以降も前半のカヴァーとオーケストラサウンドとの融合という話題に負けない充実した楽曲を用意、無理なくバンドサウンドと融合させることにより、曲本来ももつ勇壮さに拍車も掛かり、情熱的でメランコリックなWarlockサウンドのカッコよさを再確認出来るし、改めてドロ姐さんの魅力に触れる事が出来るでしょうね。
少々奇抜なアイデアと思える実験的サウンドを馴染みのあるクラシックなカヴァーソングを頭に持ってきて破綻していない事を証明したて見せたアイデアの勝ちでしょう。
リリース同年に行われた2004 Wacken Open Airの模様を収めたDVDもリリースされているので併せてチェックして欲しいですよ。パワフルなドロ姐さんが、オーケストラを従え貫禄のパフォーマンスで魅了していますから。
インギーのは本格的なクラシックすぎる、ニコロ・コッツェフのノストラダムスはオペラ過ぎると思う方なら今作は響くでしょう。十分ロックしてますからね。


DORO - Classic Diamonds - All We Are ★★★ (2019-11-23 01:11:19)

不滅のロックアンセム
今なお色褪せない名曲をオーケストレーションを加えアレンジ
メロディの良さを際立たせたね
ドロの衰え知らずの歌声が胸を打ちます
唄の上手い下手では出せない彼女の生き様にグッときます


DORO - Classic Diamonds - Breaking the Law ★★★ (2019-11-23 01:08:44)

アコースティカルなアレンジにしたのは正解
ドロのエモーショナルな歌声が泣かせます
そしてオーケストラが参加してから一気にスパーク
ウド・ダークシュナイダーも加わり大円団を迎えます


DORO - Classic Diamonds - Für immer ★★★ (2019-11-23 01:13:05)

これが完成形なんだと思わせる仕上がりです
オリジナルも良いがコチラの方がドラマ性がアップ
これが感動を運んできますよ
収まるべくして収まった珠玉のバラード


DORO - Classic Diamonds - I Rule the Ruins ★★★ (2019-11-23 01:15:31)

ヴァッケンのステージでも証明されたオーケストラとの共演
その勢いと言うか相性の良さをこの曲を聴けば感じる事が出来るでしょう
無理無駄のないアレンジ
この曲に限らずメロディの良さを際立たせている
オリジナルの硬軟交えたニュアンスがイキイキとしているねぇ


DORO - Classic Diamonds - Metal Tango ★★★ (2019-11-23 01:20:26)

オリジナルにあった勇壮さの中にある哀愁
そのセンチメンタル感が倍増
サビメロに向かってのカタルシスに感動
これもありだなと思わせるアレンジが秀逸です
哀切を讃えたドロ節も大好物
メランコリックなソロもたまらん


DORO - Doro ★★★ (2019-05-01 21:43:45)

活動拠点をアメリカに移したドイツのメタルディーヴァ。今作のプロデューサーにはジーン・シモンズが陣頭指揮で参戦。愛弟子とも呼べるトミー・セイヤーとパット・リーガンも加わり彼女を前面バックアップ。
その影響は②はThe Electric Prunes、③はBlack 'n Blue、④はKiss、⑤は映画『Black Rain』で聴けるGregg Allmanのカヴァーとアメリカ向けの楽曲を並べる事で、今作のカラーを色づけている。このアメリカ式のサウンドメイクに、ドロもバックボーンたる欧州スタイルとの融合を、どのような感覚で楽しめるかがポイントでしょう。

中途半端と取る向きもあるだろうし、硬軟のバランスが取れたサウンドだと好印象を持つ人もいるでしょう。いずれにしろ、主役たるドロ姐さんの歌声はパワフルかつ艶やか、どちらかと言えば不器用なタイプとも言えるのだが、ここでは多彩な楽曲に合わせ表情豊かな歌唱スタイルで攻めているが印象的ですね。個人的には渡米して成功を収めたSCORPIONS辺りにも通ずる魅力があり、メロディアスなサウンドが好みの方なら大いに楽しめるでしょう。
ちなみにKissのカヴァーは、彼らのカタログの中で最も人気の無い失敗作『The Elder』ってのもポイントですよね。


DORO - Fear No Evil ★★★ (2019-06-03 13:57:25)

時代の流れに飲まれ中途半端な路線もあったドイツのメタルディーヴァ。その後は時代の揺り戻しもあり普遍的なスタイルのメタルサウンドで帰還と本来あるべき姿に舞い戻ってきたのですが、今作も実に堂に入った硬派なメタルサウンドを披露。③では豪華ゲスト陣をバックコーラスに参加させ新たなるメタルアンセムを制作と、順風満帆の状態であるように感じます。
⑦ではNightwishのターニャも参加させたり、ドロ姐さんのデビュー25周年を祝う今作に華を添えています。主役ドロ姐さんもワイルドかつセクシーなパワーヴォイスで聴き手を魅了。古さと新しさを同居させた2000年型の正統派サウンドの中で逞しく躍動しています。だからこそバラードで聴かせる歌声の表現力にも磨きがかかると言うモノですよ。ハロウィーン流儀ではない、ジャーマンメタルの本流に位置するバンドによるワールドワイドで勝負した音楽性。イマイチ日本では跳ねないドロ姐さんですが、こういう硬軟のバランス感覚に秀でたサウンドには、一定の需要もあるかと思います。


DORO - Fight ★★ (2019-05-17 19:24:38)

前作の流れを組み古さと新しさを果敢に取り込んだ意欲作。その配合や比率に評価も分かれそうだが、この時代にメジャーレーベルからガチンコのメタルなど作れるはずもなく、そういう意味ではバランスの取れた一枚。プロデュースにドロ姐さんの名前もあり、時代の流れを敏感に察知した作風に収まった。③ではType O Negativeのシンガーがゲストで参加したりと話題性もありますが、保守的なメタルファンにとっては、メタルの様式やマナーに順守した曲の少なさも気になるでしょうね。
こうして順序立てて、彼女の作品と向き合えば、メタル界を取り巻く環境や変化が色濃く反映されており、実に興味深い仕上がりになっています。
そんな中で一際異彩を放つのはウエンディ・ウィリアムスが唄っていた⑥をカヴァーしていることでしょう。こういった忘れ去られたPlasmaticsのバラードを取り上げたセンスが渋いね。どういう経緯があったのか等、個人的な興味も尽きないのですが、DORO姐さん、復活へのカウントダウンを期待させる曲でありました。


DORO - Force Majeure ★★★ (2019-04-28 18:28:57)

渡米するもバンド間の方向性の違いや活動拠点の問題など、多くのトラブルを抱えバンドは空中分解。ドロはアメリカに残りアルバムを仕上げるも、権利の関係でWARLOCKと名乗れず、DORO名義でリ・スタートする形となりました。
参加メンバーもギターにジョン・レヴィン、ドラムはボビー・ロンディネリと外部から助っ人を頼み、仕上げたのもアメリカ仕様と言えるが、その方向性はカヴァーソングの①に表れていると思います。
意外な形のスタートですが②以降は、欧州ならではの叙情的なメロディとキャッチネスさが、程良く溶け込むアメリカ仕様の欧州サウンドを披露と、WARLOCK『Triumph and Agony』の流れを組む展開で魅了と、耳馴染みの良さと適度なハードさにグイグイと引き込まれます。
けして唄が上手いとは言い切れないドロ姉さん。彼女の独特のハスキーヴォイスは、メタルを歌う椿鬼奴とも言われたりしているのだが(笑)、ステージ上の佇まいや、この道に賭けた姿勢などメタル界を背負ってたつ第一人者しての気概に溢れており、改めて惚れ直しました。
今もなお第一線で活躍する女帝シンガー、その男に媚を売らないロッキンポなセクシーヴォイスに奮い立たれます。

硬軟交えた叙情派ハードサウンドの旨味。パヤパヤしたソプラノヴォイスに飽きた方や、本気でロックを歌う女性シンガーに興味がある方は是非ともトライして欲しい存在です。こういうサウンドって理屈抜きにカッコよく聴こえるんですよね。


DORO - Forever Warriors - All for Metal ★★★ (2020-07-05 19:00:18)

新たなるメタルアンセムの誕生
皆で拳を振り上げシンガロング
国籍も性別も肌の色も関係ないメタルソング
メタルを愛するものなら肩を並べ酒を酌み交わし
一緒に歌い叫びたいね
ALL FOR METALとね
こういう曲が死ぬほど好きです
理屈抜きに大好きなんですね
PVもエエわ


DORO - True at Heart ★★ (2019-05-12 17:22:58)

渡米後3枚目のアルバムとなる今作、時代的にも嫌な予感が漂っているのだが、その予感はセクシーなジャケットにも現れ、どんな音楽性になるのかと思っていたらプロデューサーはカントリー界の大御所的な人物、参加ミュージシャンもそっち系の人たちが多いとなれば、もはや確定的なジャンルへの変更。
空耳アワーみたいな語り口調のムーディーなスローナンバーもあったりと楽曲の大半がスローナンバーとなる。ドイツのメタルシンガーもアメリカ仕様に変更させられた典型的なアルバムということで、今となってはDOROの黒歴史的な扱いを受ける作品なのですが、このようなスタイルでも本国ドイツでは見捨てられることなく、そこそこの売り上げをあげたというのだから驚きだ。
唄の内容もセクシーなものを題材にしたりと、アメリカでの成功を模索するDORO姐さん。もし、この路線が当たっていたら今の彼女はどうなっていたのかと想像するとゾッとしますが、こうして時代が過ぎ、こちらの年齢も上がってくると聞こえてくる音色も変わり、今までとは違うDORO姐さんの可能性を示唆する内容にはなっています。少々角ばった唄いからの彼女とは明らかに違うアプローチも表現力を広げており、多彩な顔を覗かせています。

多くのバンドがいままでのままでは活動が困難と感じた時代。路線変更や、その場しのぎのアンプラグドライブなどで食い繋いでいましたね。そんな時代背景を考えると見えてくる景色も変わってきますよ。

長い歴史があるアーティストって大概は一、二枚、やっちまったアルバムってあるんだよなぁ。


DORO - Warrior Soul ★★★ (2019-05-22 14:45:06)

欧州では絶大な支持を受けるドイツのメタルディーバ。紆余曲折を経て辿りついたのは本来あるべきフィールドへの帰還。丁度2006年と言うタイミングも支持を受ける基盤となる層が立ち上がった事も有り、すんなりと戻る事が出来た。それもこれも、一度も歩みを止めずにかんばって気からこそ他ならない。

みんな私の家族ですとオープニングで歌い、②では典型的なメタルソングでおもてなし、複雑すぎず甘くならないメロディアスサウンドは原点回帰を告げる硬派なモノだ。派手さよりも堅実さが際立つのもドイツ仕込み、その硬軟交えた配合比もジャーマンメジャーサウンドの黄金比と言える絶妙なものだろう。
欧州基盤の正統派サウンドを軸にバラエティ豊かな楽曲を用意したのも時代性を飲みこんだ結果、表現力の増した艶やかな歌声も復活劇に華を添えている。

なかなか日本では認知度を上げられないレジャンダリーな女性シンガー、その世界的な立ち位置と日本での人気の無さに驚きを隠せませんが、こういう存在をもう少しメディアも取り上げて欲しいと思わずにはいられません。だから日本でもライブやらないじゃん。わが国でも確実に需要のある存在であり、音楽性を誇示する2006年リリースの一品。メタルの多様性を受け止められる偏見の少ない(名前や活字優先じゃない)若い人にこそ聴いて欲しいね。


DOUBLE-DEALER ★★ (2007-06-17 04:45:00)

メタル史上に残る名盤を残し解散って…なんで…ビジネスでもいいから
彼らには続けて欲しい やっと本領発揮といえるのに悲しすぎる
ファンが立ち上がり奇跡を起こすしかないのでは!!


DOUBLE-DEALER - Deride at the Top ★★ (2009-01-13 01:40:00)

アグレッシブかつメロディアスな古くて新しい正統派HM/HRバンドが2001年にリリースした2nd、ヘヴィなギターリフで幕が開くオープニングナンバーに驚かされた、音質の悪さも吹き飛ぶくらいのパワフルな演者のプレイに脱帽です、惜しむらくは制約のある中で型に押し込められた魂のシンガー下山のパフォーマンス、それでも並みのVoでは太刀打ち出来ないけどね。このときのLIVEも熱かったなぁー。小池、三谷、磯田の貢献ぶりも見逃せない正統派HM/HRファンなら押さえておいて損はない作品ですね。洗練されすぎない癖のあるスタイルがまた良いのです


DOUBLE-DEALER - Deride at the Top - Deride at the Top ★★★ (2008-12-02 20:47:20)

ガッツ溢れるシャッフルナンバー
磯田のドラムは強烈過ぎる
自己主張しすぎない三谷耕作のベースも良かった


DOUBLE-DEALER - Deride at the Top - Draw a Cuatain ★★ (2008-12-02 20:44:03)

王道を行く正統派のHM/HRナンバー
唄メロが良いですね


DOUBLE-DEALER - Deride at the Top - Lay My Hand on My Heart ★★★ (2008-12-02 20:52:36)

ドラマティックの一言に尽きる
各メンバーのポテンシャルの高さを見せつけた名曲
特筆すべきは下山の熱唱
このヘヴィな音に負けない熱を帯びた歌声に痺れます


DOUBLE-DEALER - Deride at the Top - SOUL SQEEZED MY STRAIGHT SHOUT ★★★ (2008-12-02 20:41:23)

ヘヴィでダークなイントロも惹き付けるものがある
こういう展開の曲は予想していなかったから嬉しい
この歌詞も下山らしい
キーボードとギターのスリリングな掛け合いもカッコイイが
島のソロは良かった


DOUBLE-DEALER - Double Dealer ★★ (2008-12-02 20:36:00)

日本が誇る正統派HM/HRバンドのVoとGが中心となり双方のバンドメンバーを引き連れ
結成された記念すべきバンドの1stアルバム。
まだ手探りながらもお互いが自分のポテンシャルの高さをぶつけ合い良質な化学反応が実を結んだ名盤です。プレイの粗さや音質の悪さ等、ケチをつけることは可能ですが正統派HM/HR絶滅の瀕死の重傷を負っている前にそんな野暮なことは申しません。魂をすり減らし感情を込めて歌うことが出来る本物のシンガーと心をおきなくギタリストに専念できた島の嬉しそうな姿をLIVEで拝見できただけでも充分です。この作品を聴き足りない部分も認めつつパーマネントなものとなりコンスタントな活動を切に願ったものです。2000年を過ぎここまで本気のHM/HRに触れられただけでも満足ですね。普通にHM/HRが好きな方なら楽しめるかと思います。筋金入りのコアなファンに国籍を問うのは論外


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Deep Blue Sky ★★★ (2008-11-30 17:29:22)

感情のふり幅の大きい壮絶なバラード
ピアノの旋律も悲しいを演出してくれる
下山の絶唱が胸を掻き毟ります
魂のシンガー下山が歌うべく名曲です


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Inner Voice ★★★ (2008-11-29 21:02:49)

サビでパッと明るくなるのが感動を呼び起こします
下山の熱唱に惹きつけられます
素晴らしい表現力を持つシンガーだ
個人的にはアルバムのハイライト


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - LOOK AT YOUR SELF ★★★ (2008-11-29 20:59:42)

うねりを上げるヘヴィなグルーブ感がたまりません
噛み付く程にパワフルな下山の歌声に聴き入ります
古くて新しいオーセンティックなミドルナンバー
LIVEではノリまくりましたね
ギターソロも渋い
考えて弾いているよね


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Leave As It Is Now ★★ (2008-11-30 17:39:50)

哀愁のあるメロディが耳を惹くミドルナンバー
島のエモーシュナルなギターソロがカッコイイです
磯田のドラムのシンプルだが実に心地よいリズムを叩き出している。下山は何を唄っても自分色に染め上げるずば抜けた表現力を兼ね備えたシンガーだ


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Pandora's Box ★★★ (2008-11-30 17:19:54)

普遍の魅力溢れる正統派のHM/HRナンバー
メロディアスかつパワフルな DOUBLE DEALERだからこそ
出来た名曲
島のギターもさることながら小池が良い仕事をしています
正統派は唄が命
下山は素晴らしい仕事をしてくれる


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Primitive Life ★★ (2008-11-30 17:33:27)

ノリの良いメロディアスな疾走ナンバー
カッコイイなぁ
下山が歌うからパワフルに感じるんだよね


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Raise Your Fist ★★ (2008-11-30 17:42:02)

島紀史色の強いお約束疾走ナンバー
コンチェルト・ムーンに下山が加入したみたいな曲です


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - The Enemy ★★★ (2008-11-30 17:25:15)

この曲がけしてコンチェルト・ムーンのボツ曲で
作り上げたアルバムではないことを雄弁に物語っている
ヘヴィでメロディアスなドラマティック性の高い強烈な名曲
島と下山の両者の特性が見事に合致し至高のレベルへと押し上げている


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - The Long Way Road ★★★ (2008-11-29 20:56:08)

パワフルかつアグレッシブな今の時代を生き抜く正統派のHM/HRナンバー下山と島の二人のコラボに聴き入ります
三谷や小池、磯田の貢献振りも見逃せません
カッコイイなぁ


DOUBLE-DEALER - Double Dealer - Too Young And Vain ★★★ (2008-11-30 17:35:50)

哀愁のあるメロディアスなミドルナンバー
けして甘口にならない下山のパワフルな歌声がカッコイイ
扇情的なメロディが耳を惹きますね


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny ★★ (2009-08-06 03:00:00)

王道HM/HRを突き進む彼らの2005年リリースの3rd
第一印象は随分洗練された印象を受け、それまでの泥臭さが好きだっただけに
サラリとしたものでした。
よく練り上げられた楽曲郡はどれも印象的なフレーズとメロディに彩られ聴き手を魅了します。彼らの目指すドラマ性と普遍の魅力溢れる正統派HM/HRサウンドを至高のレベルへと昇華したセンスは見事としか言いようがなく捨て曲無しの名盤といいたいですね。
音質も良くないしこじんまりとしている部分もありますが、下山、島の両雄の渾身のパフォーマンスを堪能出来れば十分ではないでしょうか、国籍を問わずメロディアスな様式美サウンドに興味のある方は是非とも聴いて欲しいですね、派手さや奇抜さではない
本物の音楽を感じることが出来るでしょう


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Flame of Regret ★★★ (2009-08-06 02:51:12)

下山のパワフルかつ表現力豊かな歌声を堪能出来まるヘヴィでダークなミドルナンバー
小池のキーボードが印象的です
個人的には今作のハイライト
練り上げられたアレンジが光ります
艶やかなトーンに悶絶します島のソロもカッコよかった


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Forgive All the Lies ★★★ (2009-08-06 02:53:09)

お約束なナンバー
島のギターも良いが
下山の印象的な唄が全て
練り上げられたメロディを柔軟に歌いこなす
下山のパフォーマンスに釘付けです


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Meaning of Life ★★★ (2009-08-04 21:13:18)

ガッツ溢れるキャッチーな疾走ナンバー
ストレートな感じもするがキメでは難しいこともやっていますね


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - No Reason ★★★ (2009-08-04 21:07:15)

抑揚を上手く表現する下山の歌声が本当に素晴らしい
普遍の魅力溢れる王道HM/HRナンバー
メロウなギターソロも印象的です
リズム隊のタイトなプレイも素敵だ


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Pieces of My Soul ★★★ (2009-08-06 02:41:18)

魂のシンガー下山の絶唱が胸を打ちます
コーラスの美しいこと
感動の名バラード


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Shedded Blood ★★★ (2009-08-04 21:11:12)

スリルさえ感じさせるヘヴィなリズムプレイに魅了されます
セカンドコーラスの早口で歌うパートが好き
島と小池の掛け合いがカッコいいソロパート良いです


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Signal Fire ★★★ (2009-08-06 02:47:28)

ストレートなアレンジが耳を惹きますね
メロディアスな王道HM/HRナンバー
唄メロが印象的ですね
このシンガーがいるからこそ島のギターも生きてくる
磯田のシンプルだがパンチの効いたドラムに惚れ惚れします


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - Stream of Time ★★★ (2009-08-04 21:02:43)

メロディアスな疾走ナンバー
表現力豊かな下山の歌声が素晴らしいです
緩急を織り交ぜた構成も見事
練り上げられた楽曲ですね
ソロパートも実にカッコイイ
バンドの一体感溢れるプレイに魅了されますね


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - The Beast Fang to Teat Down ★★★ (2009-08-06 02:44:21)

ヘヴィでブルージーなナンバー
渋いアレンジが耳を惹きますね
下山の唄が映えますね


DOUBLE-DEALER - Fate & Destiny - The Cruel End ★★★ (2009-08-04 21:05:00)

王道HM/HRナンバー
サビメロも素晴らしいが
島のギターソロが印象的ですね
キメのフレーズの美味しいこと


DOUG ALDRICH - HighCentered ★★★ (2022-09-04 20:01:09)

日本では人気のあるギタリストのダグ・アルドリッチ。苦労人のイメージが強いのだがホワイトスネイクのギャラが良かったのか、今では安定した生活を手に入れたようだ。おかげで本腰を入れてバンド活動が出来ているようなので関係者でもないのですが、良かったなぁとしシミジミ思いますね。
今作のビックインジャパンの影響を受けて日本国内でリリース。海外でのリリースも数年後にあったようだが、詳細はよく分からない。
ドライヴィングなロックナンバーからジャジーな雰囲気やブルース臭を発散したりと、当時の背景も意識しつつ、ダグの情感溢れるギタープレイを堪能。自らの唄入れもあるが、ジョニー・ジョエリが一曲参加したりと華を添えている。
単なるスケールを追うだけではない華麗なるギタープレイ、そのリズム感の良さから生み出されるグルーブ、そして流麗なギターはテクニックに富んでおり、先人達からの影響もそこそこに独特のタイム感で魅了。個性的か否かは別だが、ベタさも相まってフレーズ作りの上手さも光っていますね。
とは言えダグと言えばこれと、断言できるほどの強烈な個性は微妙だが、ファンであれば満足できるだけの作風になっている。時代的な流れもあり少々窮屈に感じる面はあれど、面白い事をやっていますよ。


DOZER - Through the Eyes of Heathens ★★★ (2014-08-23 12:56:05)

1995年から活動している北欧はスウェーデン出身のストーナー系のバンドが2005年にリリースした4th。初期サバス直系のローファイを効かした酔いどれドラミングの心地よさに、こちらも酩酊しそうになりますが、サバスほどスローではなくリフワークも含めメタリックな要素が強く埃っぽい70年代のブルースロックなどの影響も強く感じさせ、重量感のある生々しいグルーブが勢いよく襲いかかってきます。うねりを上げるベースもカッコいいわ。ファズの掛かったギターとボーカルの処理の仕方などレイトバックしたサウンドが苦手な人には厳しいかも知れませんが、どこか北欧らしいメロディも聴こえてきたりと取っつき易さも彼らの魅力の一つ、普段はあまり聴かないジャンルでも、これくらい攻撃的なスタイルだと飽もこず何度もリピートしたくなりますね。


DR. FEELGOOD - Down by the Jetty ★★ (2021-03-12 16:14:29)

イギリスを代表するロックバンドの一つでありパブロックの中核を担った伝説のグループ。よもやワタクシのような門外漢も甚だしいものが初登録となり投稿するとは夢にも思わなんだ。
本当にないのか検索ミスじゃないのかと疑いは拭えませんが、一応登録しました。

ワタクシの人生において大きな影響を受けたジャンルではありませんが、サブスク生活のおかげで、昔、チラッと聴いた音楽をタダで聴ける人生なのでトライ。ボートラも大増量の41曲入りでリマスター盤が聴けるとは有り難いです。

ジャカジャカとかき鳴らされるギターはシンプルだが、鋭さがあり強力なテクニックは無くとも切れ味で勝負している。リズムプレイもシンプルだがタイトで無駄がなく気持ちのいいビートを叩き出しパブロックバンドの持つビート感を誘発、ジャンルに縛られない奔放さが爽快感を伴い軽快に踊ります。

リードシンガーである、リー・ブリローのファンキーなノリも上手く曲調にノリ、様々なスタイルを取り入れた楽曲の中で存分に機能していますね。

70年代の英国にとって、ロックは庶民のモノ、もっと言えばそれよりも苦しい労働者階級の代弁者だった。このバンドもまた、そういうロクに読み書きもできない、階級に寄り添うカンフル剤のような活力を与える存在だったのかも知れない。パンクシーンの呼び水になったとか、色々な影響を語られるが、詳しくないので割愛するが、今作で聴ける音は、ポポップスあり、オールディーズ風味もありだが、紛れもなくロックンロールである。


DR.MASTERMIND ★★★ (2011-03-08 03:51:13)

マイク・ヴァーニー率いるシュラプネル系のバンドでしょうか?
元WILD DOGS主役のDR.MASTERMINDさんはVo兼B
ドラムはあのディーン・カストロノヴァでギターはクラシカルな速弾きを披露するカート・ジェイムスです。
ド派手なメイクと存在でフロントを飾るDR.MASTERMINDさんですが出している音を聴くと主役は他のメンバーなようですね、これでもかと言わんばかりにクラシカルなフレーズとシュラプネル直系のギターを奏でるカート・ジェイムスの技術は素晴らしくやりすぎ感は拭えませんが聴き応えは充分ですよ、ドラムも音質は良くないがド派手でパワフルなプレイを披露して存在感を醸し出しています、スピーディかつパワフルなUS産の正統派メタルにインギーを加入させたみたいでSTEELER的な手法の臭いがプンプンしますが、シュラプネル系に興味がある方は是非とも聴いて欲しいですね、時よりハッとさせられるほど曲にマッチをした速弾きフレーズにはゾクゾクとさせられますよ。でも大概はやりすぎ感満載です、そこが愛すべきB級メタルなのです


DR.MASTERMIND - ABUSER ★★ (2011-03-08 03:59:56)

一直線に突き進む
スピーディなパワーメタルナンバー
小細工無用な姿勢に好感を持ちます
唄メロも悪くない
ラフな歌唱もまずまずです


DR.MASTERMIND - BLACK LEATHER MANIAC ★★ (2013-03-11 16:52:47)

全てが派手だね
ドラムのパワフルさはこういったタイプの曲でも遺憾なく発揮
全員が主役なんですね
箸休め的なメロディアスなミドルナンバー


DR.MASTERMIND - CONTROL ★★ (2011-03-08 03:57:46)

アメリカンなノリが良い
キャッチーな正統派のHM/HRナンバー
激しいドラミングが印象的
ギターもやりすぎです


DR.MASTERMIND - DOMINATION ★★★ (2011-03-08 03:36:04)

カート・ジェイムスの高速ギターソロが光ります
暴走感溢れるパワーメタルナンバー


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND ★★★ (2011-03-08 03:51:13)

マイク・ヴァーニー率いるシュラプネル系のバンドでしょうか?
元WILD DOGS主役のDR.MASTERMINDさんはVo兼B
ドラムはあのディーン・カストロノヴァでギターはクラシカルな速弾きを披露するカート・ジェイムスです。
ド派手なメイクと存在でフロントを飾るDR.MASTERMINDさんですが出している音を聴くと主役は他のメンバーなようですね、これでもかと言わんばかりにクラシカルなフレーズとシュラプネル直系のギターを奏でるカート・ジェイムスの技術は素晴らしくやりすぎ感は拭えませんが聴き応えは充分ですよ、ドラムも音質は良くないがド派手でパワフルなプレイを披露して存在感を醸し出しています、スピーディかつパワフルなUS産の正統派メタルにインギーを加入させたみたいでSTEELER的な手法の臭いがプンプンしますが、シュラプネル系に興味がある方は是非とも聴いて欲しいですね、時よりハッとさせられるほど曲にマッチをした速弾きフレーズにはゾクゾクとさせられますよ。でも大概はやりすぎ感満載です、そこが愛すべきB級メタルなのです


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - ABUSER ★★ (2011-03-08 03:59:56)

一直線に突き進む
スピーディなパワーメタルナンバー
小細工無用な姿勢に好感を持ちます
唄メロも悪くない
ラフな歌唱もまずまずです


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - BLACK LEATHER MANIAC ★★ (2013-03-11 16:52:47)

全てが派手だね
ドラムのパワフルさはこういったタイプの曲でも遺憾なく発揮
全員が主役なんですね
箸休め的なメロディアスなミドルナンバー


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - CONTROL ★★ (2011-03-08 03:57:46)

アメリカンなノリが良い
キャッチーな正統派のHM/HRナンバー
激しいドラミングが印象的
ギターもやりすぎです


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - DOMINATION ★★★ (2011-03-08 03:36:04)

カート・ジェイムスの高速ギターソロが光ります
暴走感溢れるパワーメタルナンバー


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - I DON'T WANNA DIE ★★★ (2013-03-11 16:58:33)

前半にドラムソロも組み込まれたUS産正統派HM/HRナンバー
アルバムを通して聴くとLIVE感覚を味わえますね
中盤にカートのソロをフューチャーした曲を盛り込んだり
そしてラストのドラムソロを挟んでコーラスワークも映えたミドルナンバーで締める
みなで声を揃えたくなりますよね
博士のベースラインも強調され三者三様の見せ場も盛り込んでいますね
窮屈そうなギターソロもここまできたら味わいです


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - MAN OF THE YEAR ★★★ (2013-03-11 16:42:14)

一気呵成に突っ走る様に圧巻
ギターも弾き倒します
ドラムもド派手だねぇ


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - THE RIGHT WAY ★★ (2011-03-08 03:55:58)

所狭しとねじ込んでくる
クラシカルなフレージングに耳がいきます
仄かな哀愁が漂います
アルバムの2曲ですね
この手の曲は
マスターマインド博士のラフな歌唱が好みの分かれ目
見た目も唄もW.A.S.P.のブラッキーをガサツにしたみたいです


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - THE VILLA(2631) ★★★ (2013-03-11 16:45:22)

俺のギターを弾けといわんばかりにド頭から弾き倒します
ネオクラ様式美なソロパートも圧巻
今、改めて聴くとマスターマインド博士もがんばってんなぁ
アルバム全般の評価を改めようと思いましたね
でも脇役が豪華すぎるわぁ


DR.MASTERMIND - DR.MASTERMIND - WE WANT THE WORLD ★★★ (2013-03-11 16:48:36)

それまでの流れとは毛色の違うUS産の正統派HM/HRナンバー
博士もラフすぎることなく丁寧にメロディをなぞっていますね
弾きすぎない全体のバランスと間がいいのかな
あえてスポットライト・キッドを放り込んだんでしょうね


DR.MASTERMIND - I DON'T WANNA DIE ★★★ (2013-03-11 16:58:33)

前半にドラムソロも組み込まれたUS産正統派HM/HRナンバー
アルバムを通して聴くとLIVE感覚を味わえますね
中盤にカートのソロをフューチャーした曲を盛り込んだり
そしてラストのドラムソロを挟んでコーラスワークも映えたミドルナンバーで締める
みなで声を揃えたくなりますよね
博士のベースラインも強調され三者三様の見せ場も盛り込んでいますね
窮屈そうなギターソロもここまできたら味わいです


DR.MASTERMIND - MAN OF THE YEAR ★★★ (2013-03-11 16:42:14)

一気呵成に突っ走る様に圧巻
ギターも弾き倒します
ドラムもド派手だねぇ


DR.MASTERMIND - THE RIGHT WAY ★★ (2011-03-08 03:55:58)

所狭しとねじ込んでくる
クラシカルなフレージングに耳がいきます
仄かな哀愁が漂います
アルバムの2曲ですね
この手の曲は
マスターマインド博士のラフな歌唱が好みの分かれ目
見た目も唄もW.A.S.P.のブラッキーをガサツにしたみたいです


DR.MASTERMIND - THE VILLA(2631) ★★★ (2013-03-11 16:45:22)

俺のギターを弾けといわんばかりにド頭から弾き倒します
ネオクラ様式美なソロパートも圧巻
今、改めて聴くとマスターマインド博士もがんばってんなぁ
アルバム全般の評価を改めようと思いましたね
でも脇役が豪華すぎるわぁ


DR.MASTERMIND - WE WANT THE WORLD ★★★ (2013-03-11 16:48:36)

それまでの流れとは毛色の違うUS産の正統派HM/HRナンバー
博士もラフすぎることなく丁寧にメロディをなぞっていますね
弾きすぎない全体のバランスと間がいいのかな
あえてスポットライト・キッドを放り込んだんでしょうね


DRAGON - Fallen Angel ★★ (2020-10-23 12:17:35)

ポーランドのメタルシーンを語る上では外せないバンドの2枚目。前作のスラッシーなパワーメタル風味から一転、シンガーもデス系に変わり、そのままデスメタルスタイルへと変貌。こういう流れに驚くことはないが、とにかく音質が悪い。
こじんまりとしたサウンドプロダクション、分離の悪い音質は隣のスタジオからの音漏れを聴いている気分。そういうことがマイナー臭に拍車を掛け、真剣に聴く気になれないのだが、聴いていると骨がきしみだすようなノイジーさと、汚らしく塗されたイーブルさ、その独特の感触に個性を見出せます。
またデスメタル特有の感性、闇の美学なるダークネスさをストレートにぶつけることで不穏なる空気を演出、その分かりやすさは説得力へと変わり、聴き手の感性をドス黒く汚していく。

地を這う血まみれのヘヴィグルーブも音質の悪さに殺されているが、他のジャンルとは例えようがない、デスメタルサウンドを確立しようと苦心している。ポーランドメタルの悪い例を特出したような作りになってしまったが、デス系のメタルを愛するマニアならチャレンジして欲しい、元祖的な音に溢れた一枚である。


DRAGON - Horde of Gog ★★★ (2020-10-20 13:36:11)

ポーランドのメタルシーンを語る上では外すことのできない伝説のバンド、ドラゴンの記念すべき1st。ヨーロピアンテイスト満載、スピード感溢れる重厚な楽曲はどれもがインパクト大。迫力満点の高速ツインギターから繰り出される癖も強めのフレーズはドラマ性を高めつつ個性を発揮、先人たちからの影響も自分たちの流儀に染め上げ、見事に昇華している。

高い演奏技術に支えられた楽曲は、どれもが粒だっており、攻撃性の中に秘められた叙情性、ダイナミズム溢れるバンドサウンドを牽引する、ハードドラムとメイデン風ベースの絡みも正統性を高めることに貢献、そのエキサイティングなプレイの数々は、派手に走る回るツインギターコンビとの相性も抜群である。

一体感のあるバンドサウンド、そこにポーランドメタル的な癖のある唄が乗るのだからマニアならずともグッと惹き寄せてくるでしょう。一気呵成に突っ込んでくるだけではない多様性、リズムチェンジも多用した楽曲群はドラマ性を高めことに余念もなく、アイデア豊富なツインギターによって極限まで楽曲を盛り上げている。

どこか陰りのある東欧的なメロディも、ここではアングラ臭を強めるよりもバンドの個性に磨きをかけており、地下メタル愛好家だけが愛でるのは勿体ないよと言わせるだけの、ワールドワイドに羽ばたける魅力を携えている。時期的にスラッシュムーブメントも泡沫状態、大手レーベルからドントンとデビューを果たしている時期でもあり、そして脱スラッシュ的な匂いがしつつある時期でもあった。それだけに、このバンドは知名度を上げ切れなかったのだが、スラッシュマニアなら押さえて欲しいですね。同郷のTURBOのKawaleria Szatanaあたりが好きな人なら迷わずイってほしいアルバムですね。


DRAMA - Breaking Away (2019-07-10 20:20:57)

90年代の中盤から後半にかけて、ハマったのがAOR系の歌モノサウンドだった。このジャンルは以外と受け皿が少なく地道に活動するアーティストも多く、日本でも大きく紹介される事はなかった。それでもお気に入りのアーティスト関連を調べ、手の出していたのですが、そんな時代に友人から教えてもらったのがコチラになります。
そんなソフトなの聴いているなら、こういうのはどうなの?渡されたのが中学生くらいの男の子が映り込むジャケット。どうやらこれがメンバーショットらしい?…いくらなんでもやり過ぎだろう。

舐められているなぁとは思ったが、出している音はアイドルポップス丸出しの可愛いソフトロック。恐らくシンガーも一人ではなく複数リードを担当しているようで、やはりアイドル臭がエグイ。
そんなにのめり込むような音ではないが、そこはかとなく漂うロマンティックなムードはアイドル路線にピッタリだし、北欧の男の子なので甘美でスウィートな路線である。

人生で最もアイドルに接近したのがこのバンドだ。こんなレアものですら定額制のサイトで無料で楽しめるんだから驚きですよ。世界を相手にしているからなぁ、知識さえあれば、恐ろしいレアものに出くわすんだから、もはやCDを買う行為など愚かしい事なんだろう。時代の移り変わりに寂しい気持ちを味わいますね。

思春期真っ只中の男の子を集め、どのような経緯でリリースされたのかはサッパリだが、1982年にデビューした記念すべき1stは、けして色モノではない北欧ポップスが楽しめますよ。


DRAMA - Take It Away (2019-07-10 20:30:30)

ノルウェーのアイドルバンドと思われる6人組が1987年にリリースした3枚目のアルバム。1983年に2枚目のアルバムを出した後に、仲違をしてバンドは二つに分かれるも、関係者の力添えもあり関係を修復、再びフルアルバムリリースに漕ぎ着けた。成長を遂げたメンバーの集合体は年齢も重ねた事により音楽性に厚みも出てきた。デビュー作しか知らないのだが、随分と垢抜けて溌剌としたものに変貌と、思春期に少年から大人に変わる~♪壊れかけのRADIOを歌いたくなる瞬間が訪れる。

あまりにもソフト過ぎて全然聴く気に成れないし眠たくなる。職人技が炸裂する大人の歌モノロックとはターゲットが違う為に、耐性がない。アイドル的なソフトロックがイケる口のマニアなら需要もあるだろう。

個人的にはどうでも良い事なのだが、ジャニーさんの訃報を聞き、一日中、同じニュースを見せられたので、人生で一番アイドルに接近した事を思い出す投稿する事にしました。


DREAM CHILD - Until Death Do We Meet Again ★★★ (2019-07-21 19:43:05)

死ぬまで私たちは再び会えるのか?と訳せる意味深なタイトルにグッとくるものがあります。グレイグ・ゴールディを筆頭に、サイモン・ライト、ルディ・サーゾとDIO組も参加。ある意味、またDIO組の集金活動かと冷ややかな気持ちになるのだが、ここで聴けるサウンドは真正DIOサウンドと呼ぶに相応しい細部に拘った出来栄えを披露。
安易な着想による焼き回しではなく、DIOが存命なら、こういう曲を作り歌ってもらえるといった趣向だ。シンガーであるディエゴ・バルデスもDIO風の節回しで歌い上げる姿もマッチ、皆が足並みを揃えリスペクト以上の何かを色濃く残している。その何かは聴き手の趣味嗜好によるだろうが、様式美系の王道サウンドを愛するマニアなら激しく共感出来る魅力が散見できるでしょう。一歩間違えばパロディになるスタイルを、彼らは罠にハマる事無くやってのけた。その気力と充実度だけでも、聴く価値があると思いますよ。しかし、これもFrontiersが手掛けているのだから恐れ入る。今後も目の離せないレーベルですね。


DREAM CHILD - Until Death Do We Meet Again - You Can’t Take Me Down ★★★ (2019-10-08 00:22:40)

まさにDIOである
ロニーのコブシを回した歌声が聴こえてきそうだ
目を閉じうっとりとこの世界観に酔いしれたい
こんなものDIOの出涸らしだと切り捨てるのは簡単だ
グレイグによる愛に溢れたリスペクトサウンドに敬礼あるのみ
わしゃ支持するでぇ


DREAM EVIL - DragonSlayer ★★ (2008-11-02 23:38:00)

北欧メロデス界の大物プロデューサーのフレドリック・ノルドストローム
2000年に入りここまで純度の濃いHM/HRサウンドが聴けるなんてなんとも嬉しい限りです
古くて新しい真のメタルサウンドを継承する作風が彼のやりたい事だというのも頼もしい限りですね
躍動するしなやかなリズム、硬質なリフに燃え上がる情熱を感じさせる熱を帯びた哀愁のメロディに惹かれます
スピード・パワー・メロディと正統派サウンドとしては完璧を誇る内容に胸躍りましたね。バンド名にアルバムタイトルとやりすぎ感満載で最初は見向きもしませんでしたが聴いて良かった。先入観は良くないなぁと改めて思い知らされましたね
個人的にはこういったバンドがフォワローを産み確固たる地位を築けることを切に願います


DREAM EVIL - DragonSlayer - Chasing the Dragon ★★★ (2008-09-23 22:32:23)

素晴らしい普遍的な魅力溢れる 正統派のHM/HRナンバー
こういったサウンドを奏でるバンドが出てくるヨーロッパのメタルシーンは健全なんだなぁと羨ましく感じました
なんか感動したな


DREAM POLICE - Dream Police ★★ (2018-12-22 06:23:31)

オリジナルのリリースは1990年であるデビュー作。わが国では2年遅れの92年にリリースされるも、その時の帯タタキが凄い。
解散記念盤『ドリームポリスはこんなに素晴らしいバンドでした。』である。
91年に2ndで国内デビューを果たしプロモーションによる来日も決まっていた矢先の解散劇にリリース元もひっくり返ったでしょうね。契約してリリースしたのに金を返せと言いたいでしょう。エピックレコードもご立腹だったでしょうねぇ。
そんな短命なバンドだった為に、日本でもイマイチ認知のないバンド。音楽性も当時流行りのブルージーさも加味したアメリカンロック、所謂BACK TO 70’の煽りを受けたノルウェーのバンドでした。
オープニングからブルースハープも飛び出す乾いたサウンドを披露したりと方向性は完全に定まっている、パワフルだがエモーショナルな歌い手もロック然とした熱さがあり、この手の楽曲には良く似合う。バックの演奏も堅実で派手さはないが的確だ。北欧のマイナーバンドと言う匂いを全く感じさせないワールドワイドな作り込も上々、これならスカンジナビア半島を飛び出し活動も出来るでしょうと言いたくなる優れた一品です。
リリース当時は、この手のアメリカンロックは嗜好に合わなかったので完全にスルー、90年代の中頃まで無視でした。記憶では世界中から、バットボーイズ系のロックやブルースロックバンドは雨後の筍の如く世に氾濫していたのでね。

『Surrender』のようなゴスペル調のブルージーなナンバーや、スローバラードの『When The Sun Goes Down』、はみだし刑事情熱系(風吹じゅんです)なホットな熱情とクールな哀愁が調和したシングル向けの『Little Angel』などが好みなのだが、バンドの本分としては、アメリカンロック志向なので、90年代初頭のサウンドが好みの方はドンピシャでしょう。

バンド解散後、シンガーのルネ・アンデルセンはソロに転向、ギターのトロン・ホルターはティニーの愛称でWig Wam参加しています。


DREAM POLICE - Messing With the Blues ★★★ (2021-05-27 13:12:19)

ノルウェーからアメリカンロックを引っ提げ日本でも1991年にリリースされた2ndにてラストアルバムでもある。ギターがのちにWIGWAMで活躍するティーニーということでマニアなら知っている人も多いでしょうが、知名度はけして高くありません。しかし、音楽性の偏差値は高くVAN HALEN辺りを真っ先に思い出しそうになる優等生サウンドを披露、テクニカルな要素もさりげなくねじ込めるキレのあるギターと、ダイアモンドデイブを彷彿とさせる唄、ビックコーラスも効果的に起用しながらも、飾り過ぎない王道ロックサウンドは、煌びやかなポップセンスを巧みに混ぜ込みシンプルに打ち鳴らしています。軽快でカラッとした雰囲気もあるが、やはり出身が北欧だけに、甘美でスウィートなメロディラインも顔を覗かせ、やはり丸ごとアメリカンにはなりません。
90年代に入り、この手の北欧アーティストも増えました、ちょいブルージーなハードサウンドがウケだしていた時代をど真ん中に射抜いた作風でもあります。当時のシーンを垣間見た、若い人にも歴史を紐解く上で聴いてもらいたい一枚。
そして移り変わるメジャーシーンに付き合うのは大変なんだと言いたい。


DREAM THEATER - Images and Words ★★★ (2021-03-09 20:05:36)

このバンドの名前を世の中に知らしめた一大出世作。特にギタープレイの壮絶さに、それまであったギターヒーローの流れとは別次元からやってきたスター登場という衝撃が凄かった。
個人的に、あまりにも上手すぎるが故に、大ハマりしなかったのだが、今作の持つ意義は十分に理解している。
世界中に多くのフォロワーを生み出した音楽性、プログレメタルというジャンルの雛形として今なお色あせる事はありません。まぁ、楽器をやらない人には、なんのこっちゃにはなるでしょうね。
超一流のテクニックをもって作り上げた楽曲は、どれもがキャッチーでポップなセンスを用いり調理、味わい深い華やかなサウンドメイクは、玄人から初心者までも魅了するサウンドとなりました。
この手のサウンドは、聴き手を置いていき、マニアックに走りがちなのだが、今作は実に豪華絢爛、カラフルな色合いが強く、バラエティに富んだ楽曲を取り揃え技巧面以外でも楽しませてくれる仕様。
このバンドの何たるかを知りたければ、今作から入るのが一番でしょうね。
アルバム毎に、色々な顔を見せる彼等ですが、今作には、このバンドに統一されている。華やかなポップセンスと良質なメロディを複雑な曲の中に取り込み、優しく聴かせるという方法論を確立しています。
これをこそ、ドリームシアターですからね。


DREAM THEATER - Images and Words - Learning to Live ★★★ (2021-03-09 20:09:25)

前の曲との流れが絶妙
ある意味組曲的なニュアンスが強い
⑦⑧と続きけて聴けば
イイ映画を一本見たくらいの感動を味わえます
恐るべしドリームシアター