この曲を聴け!
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1901-2000

MyPage

失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1901-2000
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137
モバイル向きページ 


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - FROZEN WOMAN ★★★ (2023-05-18 11:30:32)

横関のギターはスリルがありますね
歌謡テイストを強くしすぎな何ですよね
このフローズンウーマンって通用しないだろう?
わしゃ英語の訛りは分からんけど
コレは無理だろう
なんだかあっという間に終わります


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - LET ME JUMP (2023-05-18 11:22:36)

不協和音から始まる緊張感のある出だし
そこからポップなロックに流れずっこけます
コーラスも好きになれん
違う意味で裏切っているぞ
ギターソロばっかり目立つぞ


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - LOOKING FOR YOUR LOVE (2011-05-18 01:41:36)

歌謡テイスト満載
メロディアスな速弾きも悪くないですね
杉浦の唄も無理に力まずにいい感じですが国内レベルは否めないかな
タイトルのイメージを生かしたキューとなポップさ?が個人的には好き


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - LOST LOVE ★★ (2023-05-18 11:32:48)

少しマイナー調の曲が出てきましたね
ようやくですが日本のロックにメタル系のギターが参加したという体はイマイチだ
本条美沙子とか早川めぐみ路線の男版だぞ
横関を初めバックのメンバーが可哀想だ


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - NIGHT RIDER ★★★ (2011-05-18 01:36:12)

仄かな哀愁漂うメロディが印象的ですね
中盤では楽曲の流れを無視するような強引な速弾きを披露
懐かしくシュラプネル系を思い出します
マイナー調のメタリックなサウンドが好きです


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - PLEASE ★★★ (2023-05-18 11:37:34)

マイナー調のメロディと英詩が印象的です
こういう曲を増やして欲しかった
ガナリ過ぎた唄も丁寧なこっちの方が良いだろう
ベースだって良く歌っているし
ドラムもタイトな演奏をしている
アルバム全体に言えるのだが横関ばっかり目立つ構成と歌謡テイスト満載は失敗だと苦言を呈する
それでもワタクシは年に一回は通して聴いています
コレを苦行メタル行脚と呼び年々軟弱になるメタルスピリッツにカツを入れますね


BRONX - ILLUSION OF MR. MORPHINE - THE WAY YOU DANCE (2023-05-18 11:24:41)

ようやく勢いのあるヤツ出たな
ここまで脱落せずに聴くことが出来るのかだが
やっぱりポップな味付けが強すぎる
歌詞もしょうも無い
歌なしのパートにはグッとくるものがある
このグループの良くも悪くもな面が抽出されている印象が強い


BRONX - ON THE STEEL BREEZE ★★ (2022-08-13 17:32:11)

最近再発盤も出た横関敦率いるBRONXがメンバーチェンジに伴いTHE BRONXと改めてリリースされた3枚目のアルバムにてラストアルバム。新シンガーにはヘレンで活躍した今越能人が参加、横関のソロでの共演もあり再登板という感じなのだが適任とは思えず、聞く前から不安点が膨らみました。そして予定通り、その不安要素を覆す事はなく、頭打ちな印象を否めませんね。

彼の甘めの声質を生かしたアメリカンな要素も増えましたが、時折ギラリと光る横関のギタープレイは鮮烈な印象を与え、少々、組み合わせの悪さを感じる瞬間も多々訪れるが、がちっとハマった時のスケールの大きさというのか、可能性の高さに耳が奪われます。
少々タイトなレコーディングなのか、これで良かったのかもある、こういうところに厳しい目を向けずにはいられないのだが、良くも悪くも国産ハードシーンの大いなる問題点に直面した気分です。横関が目指すスタイルとシンガーの特性、今越には少々ヘヴィすぎるだろう。また唄入れの粗さも同様に気になる、もう少し時間を掛けてレコーディングしたら印象も変わっていたはず。と不満ばかりが口に出るのも、全ては横関敦という偉大なるギタリストの、その腕前が存分に生かされているとは思えずに終わっていること。
後年、海外の一流ところと共演を果たしソロを作り上げる横関だが、こういうバンドとしての成功をつかみ取れなかったのは残念でなりませんね。良い部分もあるだけに、惜しいと思いますよ。

国産メタルシーンの功罪を全て背負い込んだような一枚。再発を機に歴史的な観点や資料的な意味合いも含め、若い人に触れて欲しい作風ではあります。


BRONZ - Taken by Storm ★★★ (2014-01-14 20:03:13)

フェノミナ2での歌声が初体験だったような気がします。ジョン・ロートンをスッキリさせたような歌声が印象的なマックス・ベーコンがフロントマンを務めるバンドの1st(他のメンバーがよう分からない)いかにもNWOBHMな雰囲気もありますが(煮え切らないメロディと湿り気)欧州産ならではの哀愁を讃えた泣きメロが胸を打つサウンドは聴き応え十分。NEW ENGLANDのカヴァー⑥も本家に負けずとも劣らない名演を聴かせ度肝を抜かれましたね。ズンズンと迫るタイトルトラックの⑤が放つ凄味も魅力だが④のようなメロディアスな楽曲に惹かれるものもあるし、同じくメロディックな③も含め、その③④⑤⑥の流れが素敵です。程度にハードでソフトケイスされたAOR系のメロディアスHM/HRが好きな方なら見逃す手はないでしょうね。私の持っているのは再発盤のCDでボートラ入りの11曲入り、オリジナルとは曲順も違うようですが存分に楽しめること請け合いです。ただBRONZE RECORDSですから音質はイケてませんけどね。


BRONZ - Taken by Storm - Don't Ever Wanna Lose You ★★★ (2014-05-26 14:58:23)

本家に一歩も引いてません
素晴らしいカヴァーです


BRONZ - Taken by Storm - Harder Than Diamond ★★★ (2014-05-26 15:06:38)

メロディアスですね
英国的な哀愁が目に沁みます
渋いわ
地味かもしれませんが熱量がハンパない


BRONZ - Taken by Storm - Heat of the Nigt ★★★ (2014-05-26 15:04:08)

エモーショナルな歌声がいいですね
堅実なGもKeyもいい仕事してます
ブルージーな英国らしい一曲


BRONZ - Taken by Storm - Loneliness is Mine ★★ (2014-05-26 15:08:36)

NWOBHMなリフワークが懐かしい
力の入った一曲です


BRONZ - Taken by Storm - Night Runner ★★★ (2014-05-26 14:55:30)

メロディアスですね
熱い歌声と爽快感がたまりません
NWOBHM的だしね


BRONZ - Taken by Storm - Send down An Angel ★★ (2014-05-26 15:00:33)

彼らの陽の面をフューチャーしてますね
仄かな湿り気が素敵です


BRONZ - Taken by Storm - Sweet Lady ★★ (2014-05-26 15:12:13)

なかなか凝った展開が耳を惹きますね
アルバムの中でアクセントなります


BRONZ - Taken by Storm - Taken by Storm ★★★ (2014-05-26 14:57:24)

アタック感の強いハードなミドルナンバー
パンチが効いてますね


BRONZ - Taken by Storm - The Cold Truth ★★★ (2014-05-26 15:01:50)

湿り気を帯びた哀愁のハードポップナンバー
エエわ
コンパクトだしね


BRONZ - Taken by Storm - Tiger ★★ (2014-05-26 15:09:50)

アメリカンですね
隠せない英国の風が吹く瞬間にニヤニヤさせられます
軽いわね


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Accident of Birth ★★★ (2012-04-20 06:09:07)

王道ナンバーが続いた後に聞けるタイトルトラック
へヴィな音とクラシカルメタルの融合が見事なミドルナンバー
堂に入った歌声と作風が見事に合致しスケールの大きさをアピール
最大公約数のファンを納得させるだけの凄みを持っています


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Arc of Space ★★★ (2012-04-20 06:16:54)

アコースティカルまバラードナンバー
朗々と力強くブルースの歌唱に尽きます
稀代の名シンガーの面目躍如ですよ
素晴らしい歌声とアレンジ
そしてギターソロで涙腺が決壊します

このアルバムからROY Zは男を上げたんだね


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Darkside of Aquarius ★★★ (2012-04-20 06:01:28)

荒涼とした景色が浮かぶ静かなイントロから
ノリの良いグルーヴ感が迫ってきます
大好きなノリですね
こういう歌唱こそブルースだなと言わしめる
パワフルな歌声が大好きです


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Freak ★★★ (2012-04-20 05:52:03)

へヴィでファットな音が90年代風ですね
アルバムのオープニングを飾るのに相応しい
回顧主義な面も見受けられる一曲です


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Man of Sorrows ★★★ (2012-04-20 06:06:20)

逆にメイデンで聞くことの出来なかったタイプのバラード
個人的にはアルバムのハイライト
ソロ後の歌い出しも泣かせますね
本当に名曲だな
何度聞いても厳粛な気持ちにさせてくれます


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Omega ★★★ (2012-04-20 06:13:54)

荒廃とした景色をさまよう光景が浮かんできます
そんなドラマ性を感じさせるメロディアスな一曲
後半のハードなパートの放り込み方も好きですね


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Road to Hell ★★★ (2012-04-20 06:04:22)

スミス/デッキンソンのクレジットに相応しい名曲です
懐古主義な作風ですが時代性も巧みに取り組み
仕上がりが極上の正統派メタルな疾走ナンバー


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Starchildren ★★ (2012-04-20 05:55:33)

力強く歌い上げる様は流石ですね
へヴィなグルーブ感が心地良いミドルナンバー
時代を感じさせますよ


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - Taking the Queen ★★★ (2012-04-20 05:58:55)

朗々と歌い上げる様にメイデンの顔だった彼の偉業が燦然と立ちはだかります
時代が望んではいないスタイルだったかもしれないが
ドラマ性を孕んだ名曲です
次の曲との流れもバッチリですね感動しました


BRUCE DICKINSON - Accident of Birth - The Ghost of Cain ★★ (2012-04-20 06:11:43)

出だしのギターのフレーズがズルイね
メロディックなサビもまずまず
路線変更を上手く図れずに正統派バンドの多くが聞かせてくれた90年代風の曲


BUCK DHARMA - Flat Out ★★ (2020-10-11 20:59:51)

BOCのギター兼ヴォーカルのドナルド“buck dharma”ローザーが1982年にリリースしたソロアルバム。BOCではやれない曲を思いっきりやるぞな空気もあるが、彼が歌うメロディなど、ひんやりとした空気が纏いBOCにも通ずる雰囲気が満載。②などを聴けば隠せないなぁと感じる。
続く③もどこかハーモニーの美しいソフトな曲なのに、どこか不気味と感じさせるのもドナルドの持ち味なんだろう。歌詞が分からないから、そう聴こえるだけなのかもしれないが、なんとなくそう感じさせる。
全般的にはポップでソフトケイスされたサウンドだ。ソロだけに彼のギターもフィーチャーさせている。クールでアーバンな感性、そこにロックな情熱が青白い炎を燃やし沸々と燃え盛る、誤魔化しの効かないインストナンバーの⑧などを聴けば顕著だろう。ラストはカヴァーソングで〆る構成もソロだからこそ許されるアイデア。
アーティストとしての彼のルーツたる音楽性を垣間見ることが出来るでしょう。個人的には、あまり重なる部分の少ないアーティストではあるのだが、アメリカ人なのに乾いた感性を持ち込まないセンスの持ち主であることに驚く。そこが彼の魅力でしょう。CD化の際にはボートラとしてGamera is Missingを収録。ゴジラの次はガメラなんかいとツッコまずにはいられない、いかしたインストナンバーですよ。


BUDGIE - Impeckable ★★ (2020-03-15 18:32:33)

作品前に音楽性が変わり暗中模索状態が続くバンド。今作を最後にトニー・ボージが抜けたという事件からも推察できるように結果を残さないといけない時期にリリースされた苦悩に満ちた一枚。その為に、全体的な軽さが目立ち、①のような疾走ナンバーも歯ごたえがない。その為に、妙なポップセンスやメロディアス具合が悪目立ち、どうにも喰い合わせが悪いのだが、良くも悪くも小慣れた印象が強い。
そんな軽い音質の中でも、リフの荒っぽさなどさ往年のテイストを感じさせるのがマニアにとっては、捨てられない要素だろう。


BUDGIE - Never Turn Your Back on a Friend - Breadfan ★★★ (2019-09-23 19:55:07)

クールなギターリフが嵐の如く吹き荒れる
メタルバンドに与えた影響は大きいだろう
中盤での場面展開もお手の物
まったく別の曲のように変わる
人間椅子が日本語詩でカヴァーしたのも有名だ


BUDGIE - Power Supply ★★ (2020-03-14 21:39:09)

所謂ニューウェーブブームなどの到来により、シーンの隅っこに追いやられたハードロック勢、このバンドも御多分に漏れずだったのだがNWOBHMの波に乗り作品をリリース。正直、かつての荒々しさは何処へやら、随分の小慣れたメジャー感を纏い復活してきたなぁという、あざとさが目に付くのが長年のファンからの不評をかってしまったのだが、そんな思い入れのない方にとっては、小気味の良い英国ハードサウンドを引っ提げ軽快にロックしていると、好意的に受け入れることができるでしょう。

個性剥き出しの破天荒だった時代と決別し、NWOBHMスタイルに舵を取った意欲作。これで新規獲得が出来たのかは分からないのだが、今となっては典型的な英国ハードスタイルを軸にしたサウンドとして、紹介することに抵抗はないだろう。


BULLDOZER - The Day of Wrath ★★★ (2015-02-13 12:47:49)

あのアルジー・ワードがプロデュース業を担当しているイタリア産のブラック系スラッシュメタルバンドが1985年にリリースした1st。まさにタンク風だしモータヘッド風だしヴェノム風でもある。暴虐性あふれる突貫スタイルを披露、似たようなメロディを歌うシンガー、終始ワンパターンなリズムと曲調に飽きもきますが、ドタバタと走りまくりながらも、押さえの効かない感情が爆発するようにストレートな爆裂感が心地よくもありテクニック云々では語り尽くせない魅力に溢れています。当時の世相や今持っても市民権を得ずらいスタイルも時折、ギラリと光るリフワークや印象的なメロディラインにおっと前のめりにさせられたりと、やはり何とも言い難い魅力がありますね。整合感とは無縁な埃っぽさのある破天荒なサウンドにアルジーの影響もあるのでしょうか?そんな事を思いつつ年に一回は手が伸びる一品ですね。


BULLET - Execution ★★ (2016-04-25 18:16:21)

1970年代後半から活動を続けるドイツ産HM/HRバンドが1981年にリリースした1st。出しているサウンドはアクセプトがAC/DCをカヴァーしているような感触で終始ご機嫌なロックサウンドを披露、NWOBHMを通過しているので硬質観もあり今の感性で聞けば古臭さはあれど、ドライブするシンプルなビートとメタリックな質感が混在し普遍の魅力となっていますね。同時期活動していたクロークスあたりの音楽性が好きな方なら聴いて損はしないでしょう。ドイツらしい生真面目さとアクセプトなシンガーの持って生き方にプロデューサーを務めるディーター・ダークスの手腕も発揮されていますかね


BULLET - Full Pull ★★ (2015-11-10 13:36:14)

クセのある金切りヴォイスはグレイブ・ディガーのシンガーを彷彿とさせ実に脂っこい。音楽性もAC/DC8割にアクセプトタイプのジャーマンメタルを追加したタテノリロックの黄金比ともいえなる配合にマニアならずとも気持ちよくノレるでしょう。シンプルな構成故に先人達の影響も露骨に散見出来るし気になるともはやパロディだろうし、そんなんなら本家を聴くわいと悪態の一つも付きたくなるのでしょうが、やはりここは四の五の言わずに、空っぽな気持ちで向き合うのが一番。日本ではイマイチ人気に繋がらないAC/DC系のシンプルなビートを生かしたヘヴィなロックサウンド。個人的には多様化する音楽の中でもブレないスタイルに回帰し忘れ掛けそうになる自身のアイデンティティに語りかける一品ですね。


BULLET - Heading for the Top ★★ (2022-05-13 20:05:54)

北欧はスウェーデンから登場した若き荒くれロックンローラー、ACCEPT風味の男臭いメタルサウンドと剛直ロックンロールを巧みに融合、双方の良いところを楽曲に落とし込み聴きやすくまとめ上げている。ある意味、典型的なNWOTHMなのかも知れないし、アイデアの流用はあるのだが、2006年という時代に、ここまで直球勝負の古典ロックを展開する姿は逆に清いなぁと感じ粗探し無用の純粋なロックスピリットに焦がれます。
活きのいいAC/DC風味もお得意とばかりにこなし、アイリッシュなギタープレイで魅了するナンバーもあったりと柔軟さも魅力だが、模倣の域を抜け出せていない瞬間も訪れるだけに、潔癖な人には少々距離を置かれるスタイルではある。
これが通算3枚目なのだから、確信犯であることに代わりは無いが、雰囲気重視のバンドサウンドなのは間違いない。


BULLET - No Mercy ★★ (2016-04-25 18:40:06)

引き続きプロデューサーにディーター・ダークスを迎え1983年にリリースした2nd。今は亡きアリスタからリリースというビックディールを獲得した影響もあるのか、メタル度は上がったが明るめのご機嫌なノリの曲も増えタイトルトラックの④などは無理やりなメタルナンバー放り込み幅広い楽曲を用意、個人的には中途半端な明るさやメジャー感覚を放り込むならラスト3曲くらいの流れでやってくれないと厳しいような感覚にとらわれるのですが、前作の流れを考えると微妙ですかね。けして器用なバンドではないと思いますが、方向性の拡散がメンバーチェンジを誘発し解散の一途を辿るのですが、この時代ならではの大衆性とゴージャスに決め切れなかった音楽性の響きはオールドというよりはアンティークと言いたい味わい深い輝きがあり、ある意味、早すぎた音楽性とも言えなくもない。そんな彼らにとってはらしくないかもしれませんがラストのBaby We Can Talkなんてアルバムを締めくくるのに相応しい感動的なロックアンセムかと思いますよ。


BULLETGUYZ - We Wanna Rock You ! ★★★ (2021-09-10 14:40:19)

コロナなのにやったのかなぁ?2019年に来日公演も行ったプチ話題性もあるタイ産のトラディショナルHM/HRサウンドを寸分の狂いもなく展開するバンドのフルアルバム。なんたって全く字が読めないので詳しいバイオはさっぱり、でも出している音を聴けば思わず笑みもこぼれるTHE80年代メインストリームサウンドを披露、ノリノリで勢いのあるナンバーは勿論だが、ポップな曲あり光る汗が似合うバラードありと、その筋のマニアならば間違いなく満足するでしょうね。

アジア人ならではの情緒もあったりと共感出来る場面も多く技巧的な面よりも安定感のあるプレイに終始しているので、いらぬ心配は無用。我々が知らぬだけで日本のシーンなど追い抜く勢いでアジアのメタルシーンは活況しているのかも知れませんね。ヴォーカルハーモニーを重視した曲作りも安定したバックの演奏があればこそ様になる。
往年の空気を纏った楽曲もパロディに聴かせないのは、彼等が本気でこの音を愛し体全体で鳴らしているから違和感になくスッと溶け込んでくる。
お手本のある音楽性ではあるが完成度にケチなどつけられません。YouTubeなどでカヴァーソングも披露したりと、本当にメタル愛溢れる懐の深いバンドですよ。ワタクシはこういうの嫌いになれませんねぇ。


BURN - So Far, So Bad ★★ (2008-02-11 05:48:00)

英国産とは思えないほどキャッチャーで爽やかなサウンドが身上のキーボードを含む五人編成のバンドです。ギターも派手に引き倒すのではなくツボを押さえたプレイを聴かせてくれて好感が持てる、輸入盤で手に入れたのが93年でしたが時代を考えると奇跡に近い気持ちでしたよ。この時代にハードで適度な湿り気のあるキャッチャーなHRが聴けたことが嬉しい、まぁツメの甘い部分は有るけども正統派なら聴いて損はしないと思います


BURN - So Far, So Bad - Knock Me Out ★★★ (2007-06-17 04:03:05)

若干つめが甘いけど僕は大好きです!
パープル風なサウンドが良い


BURN - So Far, So Bad - Maybe It's Love ★★ (2008-02-11 05:33:54)

適度にエッジの効いたメロディアスなミドルナンバー
バッキングで効けるKEYのフレーズが良いですねぇ
英国のバンドとは思えない程、甘口なサウンドにハスキーな歌声が馴染んでいる、ギターソロもカッコイイですよ


BURN - So Far, So Bad - So Far, So Bad ★★ (2008-02-11 05:37:12)

グルーブ感のある爽やかでキャッチャーなサウンドが心地よいですねぇ 美しいコーラスの配し方も良いです


BURN - Spark To A Flame ★★ (2018-01-22 16:46:24)

1993年にキーボードを生かした爽快感のあるメロディックHM/HRサウンドを引っ提げデビューを果たした彼らが2年後の1995年にリリースした2ndがこちら。時代的に95年ですからね。どのような音楽性で勝負を掛けるのか不安はありましたが、概ね、前作の流れを引き継ぐ世界観を踏襲。しかし時代の流れ的にキーボードのボリュームを幾度絞る事になり、魅力的だった軽やかさは半減、歌を聴かせる方向性ではあるが、上手い歌い手ではないのというジレンマも抱え、そのあたりの匙加減に評価も別れる要因でしょう。
キーボードを効果的に活用した華やかさ、英国のバンドでありながらもアメリカンナイズドされた柔らかくキャッチーなサウンドは聴き応えがあっただけに、その旨味を封印せざるおえなかった95年という時代背景に臍を噛みます。
派手なギターヒーローも存在しない主役不在の地味目なバンドサウンド故に、スピーディーで派手なメタルを好む方には退屈極まりない、音楽性に映るでしょう。でもここにあるのは、メロディックでキャッチーな英国風味の初期BON JOVIサウンドと言えなくもない魅力に富んでおり、中盤からはキーボードも増量された楽曲も顔を出すので、前作を気に入った方なら楽しんでもらえると思いますよ。こういう音楽は地味なのではなく、渋いと感じて欲しいっすね。


BURNING RAIN - Epic Obsession ★★★ (2019-08-13 21:59:16)

DIOからWHITESNAKEへと羽ばたいたダグ・アルドリッチ。特にカヴァーディルからパートナーと迎えられたのは、彼にとっては安定と躍進の二つを手に入れた気分だったろう。Frontiers Recordsが絡んでの再始動。以前よりも分厚くなったダグのギターはワイルだかつセクシーだ。インプロ風味もましスリル感も倍増とカヴァーディルの横で弾いているよりも生き生きとしており、同タイプのブルースベースのHM/HRサウンドなのだが、こちらの方が自然体に鳴らされている分、素直に身体に入ってくる。古臭いタイプの楽曲なのだが親しみやすさの裏で隠し味程度のモダンさがあるのもポイント。渋系なのに、華やかだと思わせるのが狙いなら大正解だ。そんな中でへヴィでソリッドな③なども用意しており、今作の充実度も伝わる。‎小手先ではないベテランの凄み、その堅牢なるロックスピリットに共鳴しますね。


BURNING RAIN - Face The Music ★★★ (2022-06-02 12:06:41)

ダグ・アルドリッチと言えば苦労人というイメージが圧倒的に強い。世良公則とアコギによるデュオでツアーしたりと、ダグ・アルドリッチの行く末を案じていましたが、DIOに見切りと付けギャラの良いWHITESNAKEに加入したあたりから好転したようで、色んなバンドに顔を出し精力的な活動をしているように感じる。ドサ回りをせずに飯が食えているのなら幸いですね。
今作を聴き真っ先に感じたのはホワイトブルースを基調としたダイナミックなハードサウンドを展開、豪快なヘヴィグルーブと渋めの楽曲はモロにWHITESNAKEを想起させるモノであり、いい意味でのインプロヴィゼーションを感じさせるライブ的ノリが楽曲から醸し出されており、腕のあるベテラン組から生み出される生身のロックに唸ります。
ゆるくやっているようで緊張感が漂い、その静かなバトルは熟練されたモノ達が習得した技巧をたっぷりと贅沢に味わえます。かつては教則本のようなギターソロと叩かれたダグも、エモーションを込めたプレイで魅了。ビックインジャパンの代表的なミュージシャンと言えるダグだが、もうそんな悪口を言われるようなアーティストではないだろう。
本家であるWHITESNAKEは80年代後半の成功で見せつけたエンタメ性の高いバブルロックを今もやっている。モダンでゴージャスなサウンドで天下を取ったが、もはや初期の頃とは別物であった。今作は、そんな本家にないバンドとして生身のバイブが存在する。古典ロックかくあるべきな制作環境とミュージシャンシップが生み出した輝き、ブルースベースのハードサウンドが、好みの方にはドンピシャの音楽性であろう。


BURNING WITCHES - Burning Witches ★★★ (2018-04-17 14:06:21)

スイスのガールズメタルバンド待望の1st。シングル盤で聴けたアグレッションを有するガチンコメタル路線をそのままに、よりソリッドでパワフルな正統派HM/HRサウンドを披露。前作同様、プロデューサーにPoltergeistのP.OプルヴァーとDestructionのシュミーアの二人が名を連ねているというのもマニアにとってはたまらんものがありませんかね。
メイデンよろしくなツインリードに牽引され、力強く歌い込めるシンガー、セレイナ・テッリのパフォーマンスも益々磨きがかなりバンドサウンドを一段上に引き上げています。
正直、まだ粗削りな面はあるのですが、二人のプロデューサーが持ち込んだアグレッションを飲み込める力量というのはバンド最大の魅力。パワフルな楽曲の合間を縫いこんでくる扇情的なツインリードも、またバンドの魅力として光輝いています。

日本の嬢メタルとは一線を画す海外のガールズメタルバンド。ガールズメタルと言ってしまうワタクシもセクハラなんだろうが、日本は厳しいよ。女性だけで普通にバンド活動したらプレッシャー掛かるもんね。女を売るようなビジュアルや楽曲を求めれるのは可哀想だ。海外の気合いの入ったバンドを見聞きする度に、ツンとなりますよ。ほんとツーンとなるよ。


BURNING WITCHES - Burning Witches(Single) ★★★ (2017-04-05 13:59:19)

スイスが生んだガールズHM/HRバンドが2016年にNuclear Blastからリリースしたシングル。重心低く肝の据わったヘヴィな王道サウンドを披露する彼女達、2曲だけでは全貌は見えてはきませんが、バンド名にパヤパヤしたソプラノヴォイスじゃないパワフルな歌声とくればDORO姉さん率いるWARLOCKを思いださずにはいられませんが、その音楽性を真っ向から引き継いでいる伝統芸能サウンドにNuclear Blastが目をつけるだけのクオリティは備えていますね。その気骨なパワーメタルサウンドと相反する繊細なメロディセンスには、女性的らしさも感じられ力技だけで押し切らないアレンジセンスは頼もしいですね。
今作をバックアップするのはレーベルのみならず、同郷のレジェンダリーなバンド、2016年に見事に復活を果たしたPoltergeistのV.O. Pulverがプロデューサーとして参加、さらにはPanzer、Destructionで同じ釜の飯を食ったSchmierの名前がありますので、この盟友二人に導かれた姿もマニアには食指の伸びる要素でしょうかね。
地道なLIVE活動など、しっかりとした下地を強化してもらい、次なるフルアルバムに期待を抱かせるガールズHM/HRバンドの登場に、この手のバンドが一過性の話題作りじゃないんだという事を証明する大きなムーブメントを作りだして欲しいモノです。


BURNING WITCHES - Dance With the Devil ★★ (2021-08-09 12:08:13)

スイスが誇る正統派HM/HRバンドによる勝負の3枚目。今作では看板シンガーとギターの交代と言う変化はありましたが、シュミーアとV.O. Pulverらがバックアップのお馴染みのチーム編成による脇固めは完璧、あとはどの方向性に進むのかですが、従来のイメージ通り灼熱の魔女軍団がゴリゴリバッキバキのドメタルサウンドを披露、タイトルトラックのようなキャッチーさも上手く混ぜ込み幅を広げてきている点も見逃せません。
前2作で感じられたリズムセクションに対する課題も音質面でクリア、テクノロジーの恩恵を利用しながらタフな彼女たちのイメージをより良いものへと変換しています。
グロウルも操る新シンガーのローラ・グルデモンドの持って行き方が評価を分けるでしょう、多彩な表現力を持ち合わせる彼女の存在により、メロディアスな曲は徹底的にもやれると言う側面を持つことで得られた可能性もあるだろうが、ある意味、このヘヴィネスサウンドに対しては線の細さは否めないでしょう。ライブではどうヴォーカルパートを重ねて処理するのか?そういう意味では人間力を第一に考えるプレイヤー出身には厳しいと映るでしょうね。
正攻法で迫るからダイハードなバンドの顔があるからこそ感じる不満なだけで、一般的には無問題なパフォーマンスです。
このバンドが持つヘヴィメタルに対する信念と裏切らない実直な姿勢、そこに心打たれ応援しているマニアには間違いないしの名盤の誕生、今まで以上にドラマ性を感じるしメリハリが効いている、全てがビルドアップされた今作は勝負に打ち勝ったと言えよう。


BURNING WITCHES - Hexenhammer ★★ (2018-11-22 11:30:20)

あの忌まわしき魔女狩りを正当化する経典とも言える『HEXENHAMMER』をタイトルに持ってきた、バンド名に由来するコンセプト色も大正解だろう。スイスから登場した女性5人組のツインギターバンド。ドスを効かせて歌い込めるガチンコメタルシンガーのセリイナ嬢の肝の据わったパフォーマンスを筆頭に、ザクザクと刻まれるツインギターの剛毅さなど、まさに新時代の正統派HM/HRと呼ぶに相応しい出で立ちだろう。
前作同様スイスメタルの先駆者でありレジェンドとも言えるV.O. PulverとDestructionのシュミューアがプロデュースを担当。それだけにJPやメイデンスタイルのみならずスラッシーな一面ものぞかせるのだが、前作でも気にはなっていた、低音パートの迫力不足、どうにもそこのパワーが弱く楽曲に勢いを与えられていないように感じるのが難点。ステージ映えするメンバーが揃っているだけに、そこの弱さを改善するべきだろう。
女と言う媚を売らない骨太で厳ついガチンコメタル、無愛想に打ち鳴らされるへヴィメタルは大胆不敵な野心が漲っている。


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET ★★★ (2011-05-22 22:33:28)

スナイパーの天才ギタリスト日下部BURNY正則のソロプロジェクト。
Voはムルバスやサブラベルズの松川純一郎率いるエモーション等に在籍していた岸本友彦、リズム隊は現サーベルタイガーでプレシャスやコンチェルトムーンのB木本高伸にDs山口PON昌人はFEEL SO BADや藤本泰司のソロでの叩いていましたね。ギターヒーローありきはHM/HRシーンにとって不自然なことではないしバーニーのどこまでも熱く感情を揺さぶるギタープレイを堪能することが出来ファンならずとも楽しめるでしょう、特にスナイパー時代とは一味違ったメタル然としたハードなギタープレイからエモーショナルなギターと多様性に富んだ音色を楽しめるのもポイント、それらを彩る実力派のミュージシャンが揃い熱いバトルを繰り広げている様も実に豪華絢爛、オープニングを飾るハードな疾走ナンバーの緊張感溢れる演奏のカッコよさたるや(Vo岸本のワーニン・ワーニンって歌い方にズッコケそうになりましたが…)アルバムのラストを飾るジェフ・ベックばりの泣きのギターインストに悶絶し焦がれます、歌モノありインストありバラードありとバラエティの富んだ今作は商業誌の低評価もなんのその捨て曲なしの名盤です。木本高伸は上手いね


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - FRONT OF LINE ★★★ (2011-06-04 01:40:28)

アルバムのオープニングを飾るメタリックな疾走ナンバー
パワフルかつタイトな演奏がスリル感を演出しています
名曲ですね
出だしのワーニン♪ワーニン♪って歌うのがチョイ気になりますけど


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - HOLD ON ★★★ (2011-06-04 01:49:32)

アグレッシブなインストナンバー
せめぎ合う各自のプレイが熱いですね
木本高伸のベースは凄いな
バーニーのギターも火が出る程に熱い!


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - IN THE TROUBLE ★★★ (2011-06-04 01:56:23)

ブルージーなハードロックナンバー
渋い
カッコいいわぁ
テクニック云々ではない熱いものを感じます
音質云々も言いません
ハードなギターも素晴らしい
ハートがありますね


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - NECROMICRON ★★★ (2011-06-04 01:59:32)

アグレッシブなインストナンバー
せめぎ合う各自のプレイが熱いですね
木本高伸のベースは凄いな
バーニーのギターも火が出る程に熱い


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - NO REMORSE ★★ (2011-06-04 01:47:25)

バーニーのエモーショナルなギターが映えます
ハードさとも兼ね備えインストで聴きたいと思いました
岸本も頑張っているけど


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - RUNNING DOWN ON THE EDGE ★★★ (2011-06-04 01:53:36)

豪快なリズムプレイがカッコいい
ギリギリの岸本の歌唱も悪くない
単純明快パワフルなナンバー


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - TIME WAS ★★★ (2011-06-04 02:03:29)

ジェフ・ベックよろしくな
泣きのギターを堪能出来ます
これずバーニー
テクニックの溺れることのないエモーショナルなギターに悶絶です
何故これが評価されないと商業誌に怒りを覚えますね
名インストナンバー
何々風と揶揄するのは厳禁ですよ


BURNY PROJECT - GRASS WALL~AIN'T DEAT YET - TRY YOUR LUCK ★★★ (2011-06-04 01:45:54)

洗練された大人のロック色の強いインストナンバー
扇情的なフレージングが耳を惹きますね


BURNY, RYO & JUN (2012-08-01 19:34:57)

今は亡きMandrake Root RecordsはThird Stage Recordsより三枚の作品がリリースされました
Guitarist Selection Seriesとして 第一弾はマルチプレイヤー加瀬 竜哉の「SISTER LEESA」はアンセム・アニメタルの坂本英三にブリザードのイケメンドラマー村上宏之らが参加の正統派様式美メタル、第三弾はエボニーアイズ等で鳴らした様式美系テクニカルギタリスト金谷幸久のソロ。そして第二弾のリリースがスナイパー時代の名演も懐かしい灼熱の叙情派ギタリスト日下部BURNY正則が板倉淳と高橋竜の三人で結成されたBURNY, RYO & JUNの作品でした。ある意味国産メタルシーンの礎を築いたレーベルの作品シリーズだっただけに期待をしていましたが、間延びされたリリース間隔と一貫性のない作風が大きな流れを生み出せなったように感じます。もし金谷幸久のソロが28ヶ月も製作に掛からずリリースされ今作が70年代風の渋めのHM/HRサウンドでなければどうなっていたのかと口惜しい気持ちになります。ヘレン・ダンサー・プレシャス・ウルフ・テラローザ・コンチェルトムーン・大田カツ等、良質な国産様式美メタルを輩出する総本山が示す世界観をシリーズとするなら魅せ方もあったように感じますね。それだけ加瀬 竜哉のソロアルバムは本当にカッコよかった。


BURNY, RYO & JUN - B.r.j. ★★ (2012-08-01 20:01:40)

元スナイパーのギタリスト日下部BURNY正則率いるトリオバンドの1stアルバムにて唯一のオフィシャル音源。今は亡きマウンドレイク・ルートはサードステージよりギターをフューチャーした作品を世に出していく触れ込みで1995年にリリースされた第二弾作です。選任Voはいなく、ギターの日下部とベースの高橋竜が曲に応じてリードシンガーを分けています(⑤のみメンバー全員参加)ドラムにはテラローザやスナイパーの板倉淳を迎え60.70年代風の渋いブルージーなHM/HRを披露、テクニック的に申し分ない三人が繰り出すノリは大きなうねりを生み出し個人的には興味を見出しましたが、スナイパーのようなストレートなメロディアスHM/HRを期待していただけにチョイと残念な気分になりましたね。インディーズならではの迫力不足な音質も足をひっぱりトリオ編成の弱さを感じさせるのも難点でしたが、やはりここで聴けるギターの熱さは、そういった不満を払拭してくれるのに十分なパフォーマンスを披露、独特のフィーリングとタイム感はあの時代の空気を感じさせてくれます。レトロな作風ですが歌心溢れるメロディ大切にするアレンジは見事、あとはこのブルージーなメタルをしっかり唄える選任Voがいれば、また違った印象を持ったように思います。③の雰囲気も好きだしインスト⑫もカッコよく纏めています。なんだかんだ言っても当時は聞き込み普段はあまり手を出さない作風に身を寄せていましたね。


BUTCHER BABIES - Goliath ★★★ (2015-09-12 14:29:01)

チアリーダー上がりのハイディ・シェパードとPLAYBOY TVパーソナリティーという経歴のあるカーラ・ハーヴェイによるセクシーなメタルクィーン二人がフロントを飾るメタルコアバンドの1st。初期の頃は乳首をテープで隠すだけのセクシーで過激なパフォーマンスを披露するなどインパクト大だが、グロウルを織り交ぜたアグレッシブな歌唱スタイルを双方が取り激しく絡みある姿は必見、ある意味、色もの的な要素もありそうですが、しっかりとした音楽性を基盤に成り立っているので安心して聴くことが出来るでしょうね。コンパクトな楽曲は重量級のグルーヴとリフワークを軸にキャッチーな要素も綿密に組み込み、この手のサウンドを愛する方には十分に訴求する要素を持ち合わせ、刺激的でダイナミズム溢れるサウンドの中で鋭く毒気を払いながら切れ込んでくる二人のシンガーのあり方が実に印象的でした。イーヴルで瘴気に満ち溢れた暴虐性の中にもラフだがパッと視界が開けるポップセンスが持ち込まれる様にゴットサイダー鬼哭霊気よろしくな清廉性を味わい、時折聞こえる哀メロにキュンとさせられます。普段は生ぬるい様式美メタルや歌モノを聴き日和まくっておりますが初期衝動と新たなるサウンドを探求する好奇心をくすぐられる様な出会いを大切にしたいものです。


BUTCHER BABIES - LILITH ★★ (2018-03-23 13:18:26)

ハイディとカーラのメタルディーバを擁するインダストリアル系のへヴィサウンドをブチかますショックロックバンドの3rd。
近代的なバッキバキのデジタルノイジーメタルコアを主軸としつつも、非常に親しみやすいポップセンスとキャッチネスさがあり、その中に混ぜ込まれる普遍的なメタルにも通ずる様式、そのバランス配合は楽曲によって変わるが、基本はあらゆるスタイルの飲み込んだミクスチャーラウドロックだろう。
へヴィでダークな色彩美の中で、エモーショナルな優美さと耽美主義が激しくぶつかり合い、前衛的感性が鋭い矛先となり突き刺さってくるもシーケンスとループを用いるグルーブに押しつぶされる事もなく、親しみやすいサウンドの中で各スタイルが自己主張しているのが面白い。
この手の、スタイルの音楽には日頃も全く触れる機会もなく、門外漢も甚だしいオジサンですが、アメリカのバンド特有の冷たいコンクリートメタルサウンドと、機械と人間の融合、それらの魅力を高い精度で聴かせる手腕に、新生代のヒーロー、近代メタルの旗手としての存在感の強さを感じずにはいられません。個人的にはクリアパートで歌っても、衰えない歌声も良い。スリップノットに代表されるようにクリアパートになった途端に、可愛い声になるのは勘弁ですからね。


BUTCHER BABIES - Take It Like a Man ★★★ (2015-09-18 14:48:45)

9月には国内盤もリリースされたL.A出身の旬な音楽性のバンド。怒気を孕んだハイディとカーラのツインボーカルの迫力は前作同様鬼気迫るものがあり、メロウなパートで盛り込まれる艶のある歌声も深みがあり、この手のバンドの欠点と思われる普通に歌った途端に可愛いロックお兄ちゃんになり、ロックシンガーとしての馬脚を現すエクストリーム系が多い中で彼女達は、そのもっとも重要な部分をクリアーしているのが頼もしい。女性らしい艶やかさと見た目のギャップ大会ではない実力の高さと表現力に唸らされます。バンドとしても前作以上に練り上げられたアレンジと屈強なアンサンブルの充実がより楽曲にメリハリと緊迫感を生み出しキレたナイフ出川哲郎ぶりも相当なものだ。ローガン・メイヤーの手により今風のドシャンバシャンとした機械的なドラムの音やブルンブルンと掻き鳴らされるゴン太なベース、ややファズの掛かったノイジーなギターと個人的には好みではないのですが、好むも好まざるも認めざるをえない説得力がありますね。普段は手を出さないジャンル故、門外漢も甚だしいのですが、オッサンを奮い立たせるだけのインパクトと高い音楽性に支えられたエクストリームメタルサウンドに大いに焦がれました。個人的には必要以上なエロさを封印し日本ではイマイチ、ピンとこないのですがホラー系のメイクを施したショックロックに路線になったのも良かったです。パンイチの乳首をテープで隠すだけの過激なファッションってチョイとハズイのと明るい安村が想起されちゃうので(笑)


Bashful Alley - It's About Time ★★★ (2017-10-02 16:23:33)

激レアな発掘良品リリースには定評のあるHigh Vaultage Recordsから2005年にリリースされた。82年リリースのシングル2曲&デモ音源8曲プラスの10曲からなるコンピレーションアルバム。幻のNWOBHMバンドのコンピ作にマニアなら興奮も隠しきれないでしょうが、泣きメロ満載、哀愁の叙情派ブリティッシュHM/HR①の『Running Blind』シャープなギターが切り込んでくるへヴィで攻撃的な②の『My, My, My』。キャッチーさも光る⑥の『Why Can't You See』など名曲も多数収録、昨今の音に慣れている人には音質的に厳しいものがあるでしょうが、当時のサウンドをリアルタイムで体感できるようなシケシケのスッカスカな音こそ、NWOBHM、だと思っているので、この手の音源に触れたいと思う方には強く勧めたいですね。シングルだった①②の流れは出色の出来だし、このクオリティを持ってもデビューに漕ぎ着けられないほど、当時は混沌とした玉虫色の時代背景を想像させるし、それ以前にブームがいかに短いものだったかを物語りますよね。
NWOBHMというのはパンクの影響も取り込んだ攻撃的なサウンドが信条で、所謂、PRAYING MANTISに代表される叙情的なサウンドは稀有な存在なんだと20代の中頃まで信じて疑わなかったが、全然そんなことなく、このバンドのように哀愁のメロディをふんだんに取り込んだ叙情派バンドは多数いたことを知ったと時は騙された気分で一杯でしたね。全然雑誌でそんな事を言ってなかったじゃんである。
英国的な叙情性とロックな攻撃性を併せ持つサウンドのお探しの方なら楽しんでもらえるでしょう。隠れた名曲ってNWOBHMには多すぎるんですよね。掴みきれんわい。


Bible Black - The Complete Recordings 1981-1983 ★★★ (2022-05-16 18:16:47)

ゲイリー・ドリスコル、グレッグ・グルーバー、アンドリュー”ダック”マクドナルドの三人を中心に活動していたバンドによるコンピ作。ELFからRAINBOWへと流れ解雇されたモノ達による正統派HM/HRプロジェクトみたいな影口も叩かれたりするのですが、それも正式な音源のリリースに至らなかったが為であり、後に考えると参加メンバーのプチゴージャス感はあったので、ようやくオフィシャルな形で世に出ることとなりました。
ワタクシが所持している、いかがわしいブートとは曲順も違うし、音質も良くなっている。何よりエリック・アダムス殿下と、ジェフ・フェンホルトの聞き比べが出来るというのは大きな特典であり、両者の違いを存分に楽しめる一枚になっているのは大きい。
今作を知ったきっかけは、やはりジェフ・フェンホルトが在籍した事が大きい。彼にとってはジョシュアのソロくらいで、大きな仕事はしていないが、サバスにちょこっと加入したり、ギーザー・バトラーが一瞬作ったバンドに加入していたり、その音源がロニー・ジェイムス・ディオ再加入のサバスで取り上げられたりと、地下も地下では話題の実力者だった。ロンディネリ兄弟のバンドにいたり、M.A.R.Sプロジェクトにいたのも大きいが、ほとんどのケースで音源を残していないのが痛い、それだけにデモとは言え彼の若々しい歌声を堪能できる機会はありがたい。
今作の目玉は他にもある、ミュージシャンのキャリアを築き始めたエリック・アダムス殿下のウブな歌声、そして自分のカラーをもっているマッチョな体型同様の歌声を聴かせてくれた、ジョーイ・ベラドンナ、このキャラの違う三者三様の歌声を一枚で味わえるというのが最大の聴き所でしょう。
そして、バックを支える3人がいかに実力のあるアーティストだったかを味わえるでしょう。とは言え、デモはデモです。今の時代では、かなり厳しい音質でしょう。また曲調も古くさくダイナミズムに欠ける音像に物足りなさを感じる若い人も多いでしょうが、メタルバブル弾ける以前の正統派サウンドというのは、そんなに多くありません。また、こういうスタイルのUS産サウンドは貴重だったと言えるでしょう。参加メンバーの顔を思い浮かべるとTHE RODSあたりをイメージ出来ますよね。
当たり前の事を当たり前に聴かせる事の難しさ、その難題に真っ向勝負した力作。歴史に埋もれたがけしてコレクター向けの域では終わらない想像力を感じます。


Big Bad Wolf - Big Bad Wolf ★★★ (2021-10-22 13:28:08)

国内盤はAVALONからもリリースされているメロディアスHM/HRバンドの1st。参加メンバーが玄人好みのメンツなのも話題なのですが、キャッチーなメンバーではなかったかもしれませんが腕は確かです。
ギターのグレイグ・チャキーソとベースのブレット・ブルームフィールドはSTARSHIP組、ドラムのケニー・スタフロブラスはLE MANS、CACOPHONYのシュラプネル系バンドに参加、シンガーのキャリアは分かりませんが、各自が思いの丈をブチかまし、ド派手にアメリカンハードサウンドをかき鳴らしています。ともすれば妙な明るさを持ち込むアメリカンハードなのですが、彼らはその領域に踏み込まず明朗かつ爽快感のある強靭なハードサウンドを武器に堅実だが遊び心のある下地のしっかりとした本格派のメロディアスロックを披露。サビで重ねるコーラスハーモニーも抜群だし、メリハリの利いた演奏とサウンドメイクは絶妙なバランス感覚を伴い剛柔を制しています。
腰にくるグルーブ感も気にならない作り込みの上手さ、そこにちょいとした哀愁を盛り込むから耳に残るのですねぇ。
少々メタリックなサウンドメイクに好みも分かれそうですが、甘さの中にピリッとしたハードさと、刹那な哀愁をチョイ足ししたサウンドは、2000年を目前に世に出たを考えると感慨深いものがりますねぇ。STARSHIPと侮ると火傷するようなハードさと鮮度と勢いのある楽曲は多くのファンを虜にするだけの魅力があると思いますよ。歌い手もしっかりとしていますしねぇ。向こうのミュージシャンは層が厚いなぁと、改めて思い知らされます。


Bigg Mouth - Bigg Mouth ★★★ (2023-06-20 12:35:05)

1995年に日本国内のみでリリースされた一枚。アメリカのバンドらしいのですが、当時の時代背景を飲み込みつつもダイナミックなアメリカンロックはメロディもしっかりとあるので、日本人の耳に馴染みやすいだろう。ある意味、個性不足というのか先人達の影響下にある、ストレートなサウンドは当時としてもやり過ぎ感が強く、もう少し個性を出して来いよと言いたくなります。イケメンシンガーによるワイルドでセクシーな歌い回しも懐かしいので、80年代後半から90年代に掛けてのメインストリームを意識したヘヴィネスサウンドが好きな人ならば大いに楽しめるでしょう。
今の若い人にも懐メロ的なニュアンスで、90年代のロックとして知ってもらいのにちょうど良いでしょう。○○風過ぎるのだが、だからつまらない分けではない。しかし、オリジナルティの薄さは否定できない微妙な一枚だ。アルファレコードのBrunetteってこういうマニアックなのイキますよね。


Blaakyum (2014-01-23 21:25:12)

レバノン産メタルの重鎮です。
いわゆるエピックHM/HRサウンドを主軸にオリエンタルムードを醸し出すフレーズが
オリジナリティーを大いに感じさせ、ファットな音も今を生き抜く正当性を色濃く映し出しています。詳しいバイオは知りませんが一聴の価値は大いにあるかと思いますよ


Blaakyum - Line of Fear ★★★ (2016-09-07 14:20:47)

レバノン産のパワー/スラッシュメタル系バンドが2016年にリリースした2nd。ヘヴィさやアグレッションを増量しているがキャッチーなリフワークは前作を凌ぐ冴えを魅せ、激烈でジャリジャリとしたギターから繰り出されるブルタリティ溢れる魅力的なフレーズやヘヴィでグルーヴィーなリズムの強靭さ、さらには時折流れる中近東風メロディにバンドを個性を感じさせ、その表現力の深さを生かした多彩な曲調とアレンジセンスに唸らされます。野太い歌声が咆哮する様の色艶もこの音楽性を牽引、どこか荒涼とした暴虐性が、彼らの魅力として感じられる所がありますが、激しく打ち込まれるビートの上をギラギラとしたギターが野蛮さを伴いグルングルンと転がっている様の無機質さと有機的な生々しいサウンドメイクも面白く(民族楽器やパーカッションのリズムなど)、無頼な破壊力とメイデン、プリースト辺りのバンドから引き継いだ欧州由来のダイナミックなドラマ性、それらを纏め上げた獰猛で野蛮な音楽性へと変換したのはレバノン産パワー/スラッシュメタルとしての個性を十分に確立、勿論、スラッシュ群からの影響もありますが、同様なバンドをルーツとするような節が見受けられるのが魅力だと思っています。


Blaakyum - Lord of the Night ★★★ (2014-01-23 21:54:58)

レバノン産メタル…まったくイメージが沸きません、聞く前の不安は相当なものでしたが、これが実に真っ当な今を生き抜く正統派パワーメタルサウンドを奏で辺境の地だから大丈夫なのか?と言った偏見を木っ端微塵に吹き飛ばしてくれました。時には咆哮しクリーントーンを使い分ける強靭な歌声を披露するシンガーの実力も堂に入ったもの、民族楽器なども盛り込んだ楽曲とがっぷり四つで渡り歩くガチンコ相撲な力強さに安心して身を任せる事が出来ますね。けして新しいサウンドではないのですが、試行錯誤を繰り返してきた昨今のメタルシーンを見渡すと実にカッコよく映るから不思議なものです。妙に懐かしい構成だが曲自体のクオリティは十分に及第点を超えているし生々しいサウンドメイクは今の時代ならではでしょうね。パワーバラード⑤などで聴ける流れるようなメロディラインは印象的だ。感動を誘う⑩などで聴ける民族楽器を盛り込んだオリエンタル色豊かな楽曲はレバノン産ならではの味わいを堪能させ淡い情景が浮かび上がるエモーショナルなパートの美しさに彼らならではの個性を際立たせています。ラストの⑫は荘厳なインストナンバーでオルガンの音色が感動的だし、コンセプトアルバム的なニュアンスを感じさせる今作を締めくくるのに相応しい一曲だったります。どことなく感じることが出来るオリエンタルなムードと獰猛な肉食獣のようなアグレッションなサウンドと魔術的なダークさが醸し出す世界観はレバノンなんて狭い世界では語る事の出来ないワールドワイドなクオリティを備えており、こういうサウンドこそボリュームを上げて楽しみたいですね。個人的にはもう少しキャッチー曲を盛り込みスッと聞かせてくれればアルバム全体の印象も違って聞こえたと思いますが、それが2000年以降なんだよな、と改めて思い知られる一枚でもあります。


Blaakyum - Lord of the Night - Am I Black ★★★ (2014-02-04 13:55:30)

砂漠の荒涼とした大地が目に浮かびますね
壮大なアレンジが感動を誘う一代抒情詩


Blaakyum - Lord of the Night - Cease Fire ★★★ (2014-02-04 13:51:53)

野蛮で獰猛な肉食獣サウンドが轟きます
メロウなパートを盛り込んだりとヒネリも効いていますね


Blaakyum - Lord of the Night - Journey to Eternity ★★★ (2014-03-08 20:38:09)

ザクザクと刻まれるヘヴィなリフワーク
朗々と歌い上げるボーカル
重苦しい世界観をたっぷりと聞かせてくれますね


Blaakyum - Lord of the Night - Lord of the Night ★★★ (2014-02-04 13:40:27)

パワフルかつ魔術的なダークさが漂う疾走ナンバー
ガチガチなサウンドメイクが力強く躍動していきます
オリエンタルなメロディなども聞こえアルバムの掴みとしては申し分ないですね


Blaakyum - Lord of the Night - The Last Stand ★★★ (2014-02-04 13:43:32)

アルバムの三曲目
ゴリゴリのメタルナンバー
王道を押さえつつも古臭さを全く感じさせません
それにしてもパワフルだわぁ


Black Fate - Commander of Fate ★★ (2014-03-15 15:38:17)

ドイツ産正統派HM/HRバンドが1985年にリリースした1st。ツインギターを要する捻りのない様式美系のサウンドに「やってもうたな俺」と呟かせ、一曲目のタイトルHeaven Can Waitとかを見て雰囲気で手を出したのがいけないんだと購入当初はまともに聞くこともなく(CD化されたのは2000年に入ってから2曲のボーナス入り10曲)感性に任せた衝動買いにやさぐれたんですが、ドぐされマニアなワタクシの耳にはビンビンに生ぬるいサウンドも鳴り響くのです。欧州産ならではの湿り気を帯びたお約束感満載のメロディラインにギターワーク、セオリー通りの展開が単調さを醸し出しますが(B級感もプンプンです)好きなんですよね、この手のサウンドは、どんだけクソださいと言われても消えて欲しくないジャンルなんです(マイルドでパンチに欠けたフニャフニャの様式美を前にアクセル・ルディ・ペルの偉大さに感服させられます)作品の中心にあるのは、あくまでも歌であり曲の構成もオーソドックスで比較的しっかりとまとめられている点が聞かせられる要素となり欠点を補っている。歌とメロディを支える地味なアンサンブルに個人的には興奮度指数も低めなんですが、時折切り込んでくる哀愁のフレーズとシンプルなリズムにマニアならグッと引き寄せられる要素もあるかと思います。なんだかんだ言いましたが、結局はワタクシは好きなジャンルなんですよ。筋金入りの様式美マニアなら手にとって頂き、なんだかんだと批評を並べ立てて欲しい一枚です。ワタクシの様式美に対する溺愛ぶりは徳光さんの巨人愛にヒケをとらない盲目ぶりですからね。


Black Master Mountain - Chronus ★★★ (2017-11-06 20:57:41)

Roxcyなどで活動していたベーシスト門脇 潤一郎氏が音頭をとり結成されたバンドがこちら、2012年から活動していたそうですが、勉強不足で知りませんでした。そしてこのバンドでフロントマンを務める人物が、関西を代表する叙情派HM/HRバンドWOLFのシンガーだった松本龍似。
家業を継ぐ為に隠居したと言われた松本が2012年に復活していたなんて露ほども知りませんでした。今作は2017年の1月に4曲入りのシングルCDとしてリリース。枚数も限定だった為に、現在は廃盤状態の一品。今のところ配信なども行っておらず、手に入れるのは難しいのでしょうが、WOLF松本の完全復活を告げる一品なだけに、マニアのみならず正統性の強いHM/HRを愛する方ならマストバイな作品でしょう。
キャリアに裏打ちされたベテランが揃っているので、妙な色気を出すことなく安定感のあるサウンドを披露。その古典的なスタイルの音楽性ゆえに、真新しい面は薄いでしょうが、トーン一発に色気がある伊藤 学のギターは堅実だし、キーボードの田口 雅敏の空間演出の妙味、この二人は松本が居たHurtlessのリズム隊でもあったんですね、その職人技のリズムアレンジにも目を見張るものがありますが、それら熟練のメンバーが奏でるアンサンブルの頂点に君臨するのは、伸びやかでマイルドな独特のトーンを操る松本の歌声があってでしょう。現行4曲では、そのバンドの全容は見えてきませんが、いずれも歌心を大切にしたメロディックHM/HRサウンドに終始しているので安心して身を任せる事が出来るでしょう。④みたいな甘い叙情派ナンバーもバッチリとはまっていましたよ。
最近まで知らんかったもんね。このバンドの存在。今年一番はDA VINCIの復活だと思っていたが、WOLF松本の復活の方が大きいな。感慨深いっす(感涙)


Black Sheep - Black Sheep ★★★ (2016-03-09 14:42:54)

リードボーカルをルー・グラムが務めていたUS産のブルースロックバンドが1975年にリリースした1st。ルーの歌声を中心に深みのある渋目のロックを聴かせてくれます。そこに野性味と心情を映し出す機微を巧みに表現する技術に長けた演奏が絡み、哀愁のフレージングが鳴り響きしっとりと心を濡らしていきます。濁りのない清廉なバラードから歪みの効いたヘヴィブルースまで幅広く聴かせ、FREEもどきと揶揄されたらしいですが、アメリカのバンドなのであそこまでベッタリとしていないのでスッキリと味わう事が出来るでしょうかね。上手い歌に癒されたい、速弾き系のソロじゃない、トーン一発に掛けた激情を味わいたい、そんな人におススメしたい一品ですね。


Black Syndrome - Fatal Attraction ★★ (2017-09-27 13:37:58)

お隣韓国のベテランHM/HRバンドが1988年にリリースした記念すべきデビューアルバム。いきなりAC/DC風のご機嫌なロックナンバー「I'm Your Man」でスタート、シンガーもボン・スコット風に歌ったりと随分なりきっていますが(ソロは何故かマイケル・シャンカー風)⑥曲目に収録された「Rock the Speed」のような疾走ナンバーがあったり、韓流バラードがあったりとバラエティに富んでいるというか、1stということで方向性が定まっていないというのか、不安定な演奏に、更なる拍車を掛ける要素となり、安定感に欠けてはいますが、アジアの血をザワつかせるメロディと熱量は十分に伝わってきますので駄作といって切り捨てる事は出来ませんね。韓流ブームって言ってもメタルは全然、日本に伝わってこないし、あのキム・ギョンホもメタルに界での活動をについて『俺は単なるマイナー歌手では終わりたくない』と一般紙のインタビューに答えていたもんね。


Black Tears - The Slave ★★ (2016-05-01 13:33:50)

ドイツ産正統派HM/HRバンドが1985年にリリースした2nd。音楽性は渡米したスコーピオンズ風の音楽性にアクセプト的なエッセンスもまぶしたメロディックなスタイルを踏襲しており、正直、曲によってはかなりの拝借と言うか模倣をしているので気になると駄目でしょう。また音質も低音の迫力不足と時代性を感じさせるキーボードみたいなシャリシャリとしたギターと、ややメタル度に欠けると昨今の音作りと比べるとかなり異質なのですが、これぞ80年代中期のB級スタイルなので歴史を紐解く意味も込めて若い人にこそチャレンジして欲しいですね。即効性のあるスピードナンバーやガッツィさもないかもしれませんが、欧州由来の湿り気とジャーマンらしい生真面目さ、そこが楽曲に反映されており、チョコチョコと琴線に触れている辺りが憎い、ヒットというよりはチップなのだが、楽曲の質は総じて高く及第点を超えた内容かと思います。ハロウィーン登場以前のジャーマンシーンを支えたバンドに興味のある方は手にとってみるのも一興でしょう。


Blind Vengeance - Blind Vengeance ★★★ (2021-12-12 17:20:30)

カナダが生んだ天才メロディメイカーとして愛されるハリー・ヘス。日本でも人気のあるアーティストだろうが、そんな彼のプロキャリアの初期を語るバンドがこちらになります。今作は1984年にリリースされたアルバムのタイトルを改変、そして曲順も変えて再リリースしたものになるらしいのだが、その元ネタを聴いたことがないので比較が出来ませんので割愛です。

オープニングナンバーこそポップな曲で幕開けだが、②曲目はガッツ溢れるスピードナンバーが登場、ハリー・ヘスも力みを入れて歌い別人の印象を抱かせる。軽いのだが④からまたパワフルなメタルナンバーへと宗旨替え、NWOBHM直系というのかJP仕込みのスケールの大きなサウンドを聴かせてくれます。
ハリー・ヘスのキャリアを考えると異端過ぎる音楽性と感じるのだが、古典メタルを愛するマニアには、その情報を隅に置き頭を切り替えて楽しんで欲しい。全10曲で33分というランニングタイムが示すようにコンパクトにまとめ上げた楽曲は情報のスリム化に成功しており、端的にヘヴィメタルの魅力を体感させる仕様になっている。しっかりと盛り上がるポイントも押さえているし視聴感は悪くない。


Blind Witch - Burn Witch Burn ★★★ (2015-12-26 14:13:56)

フィル一つにも艶がある打ち殴られるドラムの酔いどれリズム、焦燥感を煽るなんとも荒んだ音色、絶妙なタイム感とクールなリフワーク、ソロでは扇情的なメロディで聴き手のハートを掴んで離さないギター、浅井兄弟から繰り出される盤石の弦楽器隊のプレイと聴くべき点が多い流石の一品。三重県を拠点に活動を続けているのですが、ここ日本国内よりも海外でその名が通るカルトメタルバンド「METALUCIFER」の二人に元SabbatのTemisさん、ドラマーはRyo Koyatsuさんの4人組。ブルージーさはないが、暗黒面をフォローする瘴気に満ちた冷たいサウンドは70年代的様式を踏襲したドゥームロック。リフ、メロディ、構成と混沌とした邪悪さを追い求めつつもメリハリを効かせた展開が、迫力のあるサウンドとなり聴き手を音の塊でぶん殴ってきます。ドロドロとしつつも広がりのあるプレイが耳を惹くリズム隊の奥深さに感嘆しつつも、多彩なリフワークは勿論だが、アップテンポを繰り返し曲調に絶大な効果を発揮するギターとアレンジが冴えわたりますね。最近はこの手のドゥームロックを聴く機会も増えたのですが、吐き出される情念と悲壮感溢れるメロディ、これが重ぐるしいサウンドの中でダイレクトに伝えてもらうと聴き易いですね。


Blitzz - Do the Blitz ★★★ (2016-05-31 14:18:27)

Steamhammerから1990年にリリースされた6曲入りのEP。妙に前に出してきたベースの音作りなどミックスに疑問がないわけではないが、リードシンガーのカースティン嬢のパンチの効いた歌声と、スピーディーなナンバーはやや類型的なパワー/スピードHM/HRではありますが、上々のかみ合わせを見せ実に魅力的だ。同系統で行くとベルギーのACID辺りを思い出しそうですが、方向性はあっちのパンキッシュなスタイルにチャステインばりのドラマ性を組み込もうとする姿勢も伺え、そこにドイツ産らしい生真面目さが加わりWarlock辺りの硬派なスタイルを披露していますね。初めて聴いた時の印象は良くなかったのですが、久しぶりに聴くと、カースティン嬢の歌声は本当にパワフルで伸びやか、楽曲をグイグイと牽引する逞しい姿に聴き惚れました。ある意味、こうして再度聴きなおすとアクセプト的なパワーメタル色も感じさせ、小気味良い展開とヘヴィメタルな解放感はバンドの肝でしたね。


Blue Stealer - Take the Dream ★★ (2017-12-02 13:41:03)

VOLFEEDの山本朋子がZENITHのメンバーと組んでメジャーデビューを果たす、しかもプロレスとのタイアップ企画で、リリースされのは1996年ですからね。HM/HR氷河期にメジャーデビューとは、いかなるタイアップであれ、ありがたい出来事だと喜んだ思いがあります。若かりし佐々木健介が映り込むジャケット、TAKE THE DREAMって書いてあるだけでBLUE STEALER感なしには驚きましたが、さらに驚いたのは、その内容で、⑦⑧がボーナストラック扱い、その⑦は馳浩と佐々木健介の試合後インタビューが9分27秒、そして⑧は馳浩の入場テーマ、それを手掛けるのはN.J.P.UNITなる別のグループ、彼らは④の西村修のテーマも手掛けるという代物、全8曲入りで関係ないの3曲に、もう一つはTAKE THE DREAMのインストバージョン。結局、歌入りは2曲で他はインストとインタビューという、プロレスファンに偏った構成のアルバムと言う事が店頭で判明。
おもてたんと違う。とりあえずCDを手に取ったものの、買うか棚に戻すかを相当迷いました。絶対にやばい奴だ。2500円もするしねぇ。しかし廃盤になったら再発はまずないだろう。中古でも見かけないだろう。その二点押して購入を決意。今もってボリュームが小さく、聴きとれないインタビューを最後まで聞いたことはないし、そもそもBLUE STEALER以外をまともに聴いた事がない。
そんな思いで何を目当てに買うのかと言われたら、そこに山があるからだとしか答える事が出来ず、もはやマニアの性と恨むしかない。そんなマニアにこそ、捧げたい一品ではあるが、佐々木健介20th Anniversary Special Editionと称した作品にBLUE STEALER関連がこちらから4曲聴けますので、今でも比較的、手に入れやすい状況かと思います。ちなみに何故4曲かと言うと、③のRIDE OVERは小島聡のテーマだからなんですね。ややこしいわぁ。
そして中途半端なケバいメイクを施したメンバーショットに軽く引いて欲しくないですねぇ。特にドラムの堀江のチーママ、マダム感には笑いも出ます。往年の個性派俳優、コミカルなタッチで人気のあった大泉 滉かと思いました(笑)

以下収録曲
オリジナルに敬意を払った記入方法でいかせていただきます。

1. ジョーカー~聖地へ(佐々木健介イメージ・ソング)
2. テイク・ザ・ドリーム~閃光(佐々木健介入場ヴァージョン)
3. ライド・オーヴァー~煽風(小島聡入場テーマ)
4. ヴァイオレンス・ウインド~超翔(西村修入場テーマ)
5. テイク・ザ・ドリーム~閃光(佐々木健介ウィナー・ヴァージョン)
6. ストリーム~果てなき夢
7. 1996年1月4日東京ドーム馳浩・佐々木健介試合後インタービュー
8. トゥー・ハーツ(馳浩入場テーマ)

②③④⑥⑧:インストゥルメンタル
①②③⑤⑥:演奏/ブルー・スティーラー
④⑧:演奏/N.J.Pユニット


音質はあれだが、勇壮なメロディが映える様式美ナンバー①、入場曲にぴったりのキャッチーではやり勇壮な②はインスト、歌いりは勝った時に流れる⑤。スリリングなインストナンバー③、エモーショナルな戸谷のギターを堪能できる⑥とBLUE STEALER関連で素直に楽しむのが一番です。結局、今作は中古市場でも出回り、投げ売りで売られていることもシバシバ。いろんな意味で国産HM/HRの氷河期にデビューすることがいかに困難だったかを物語る一枚でしたね。プロレスファンは勿論でしょうが、様式美マニアなら押さえておきたくなりますよね。


Blue Stealer - Take the Dream - Joker ~聖地へ~ ★★★ (2017-12-02 13:48:14)

佐々木健介のイメージソング
なぜジョーカーなのか?
プロレスファンに聴いてみたいですねぇ
戸谷の攻撃的なリフワークが映える勇壮な様式美ナンバー
山本朋子の中音域を駆使した逃げないロックな歌声がカッコいい


Blue Stealer - Take the Dream - Ride over ★★★ (2017-12-02 13:50:48)

スリリングなインストナンバー
こちらは小島聡の入場曲らしい
戸谷の王道からトリッキーなプレイまで堪能しましょう


Blue Stealer - Take the Dream - Take the Dream ★★★ (2017-12-02 13:44:37)

キャッチーだが勇壮なメロディが映える一曲
山本朋子は上手い歌い手だった
こじんまりとしたサウンドプロダクションが本来の魅力を殺いでいるのが残念
戸谷の挑発的なソロも印象的でしたね


Brave Bomber - First Bomb ★★★ (2020-05-29 15:06:15)

90年代に関東を中心に活動していたパワーメタルバンドのデモ。勇壮なメロディと歌詞、その男臭さマックスのサウンドは、ACCEPTを軍歌仕様にしたような気骨なスタイルであり、力強さとメタルな様式を守った音楽性に、グッと惹き寄せられました。とくにオープニングを飾るGaming Animalのギターソロに、ロシアの戦中歌としても知られるカチューシャをねじ込んだセンスに脱帽。こういうアイデアもACCEPT的であり、日本人的な情緒と、迸る熱情を何の疑いもなく叩きつけることで独自の音楽性を築き上げている。デモ音源なので音質は期待できないが磨けば光る素材であることに変わりはなく、どこか海外にインディペンデント系のレーベルに持ち込み、正式な音源として世に出して欲しいと思わずにはいられない。国産メタルを代表する一品。
バンドは一度空中分解するも2000年以降、凱旋マーチと名を変え再出発。男泣きの任侠メタルサウンドを引っ提げ、兵隊ヤクザぶりを発揮。多くのマニアを歓喜させた。結局、凱旋マーチも姿を消したが、彼らの功績は色あせる事はありません。大衆性や売れる事とは別のベクトルを放つ普遍性。その魂を焦がすパフォーマンスの数々に胸が熱くなります。LIVEを見に行った日々を忘れんよ。個人的にはFLATBACKERと凱旋マーチは、もう一度復活して欲しいと願わずにはいられないバンドである。


Breakout - Burning Lights ★★★ (2020-08-10 12:53:29)

紅一点の女性シンガー、マイラ・オリベイラ擁するブラジル産4人組による1st。オープニングからどこかで聴いたことがあるリフにズッコケそうにやりますが、本人たちは大まじめです。それは2曲目以降も続き、とにかく自分たちの好きな事を思いっきりやり切っていますね。NWOBHM直系の古典スタイル、そこに多方面からアイデアを活用、往年のヘヴィメタルソングへの憧憬を込めた実直な音楽性を披露している。
潔癖な人なら許すまじとなるのだろうが、そういうのも込みで是非とも楽しんでもらいたい。お金のかかっていないレコーディング、その平坦な音作りに、今ならプロトゥールでチャチャと作ってもマシなんじゃないかと思うのだが、嘘のない録音方法にライブ感を楽しみました。想い出作りの一枚のような手作り感も昔のインディーズ系のバンドみたいで、懐かしい空気が満載。地下室メタルの代表例のようなバンド像です。上手い下手では語れないメタル愛溢れる情熱のブラジリアンHM/HRサウンド。昨今、巷に溢れかえっている、ソプラノヴォイスじゃないロックな歌声があるだけで十分です。妙に女の色気を売らないのも正解です。


Broke [n]blue - Northern Light - Back Again ★★★ (2015-03-03 12:47:18)

ちょいビターで甘美なメロディが北欧風にデコレーションされています
なつかしい北欧風AOR系のハードサウンドに癒されますね


Broke [n]blue - Northern Light - Cry for You ★★★ (2015-03-02 20:12:06)

男性Voが歌う哀メロナンバー
隠し味のピアノの音色もイイですね


Broke [n]blue - Northern Light - Enuff ★★★ (2015-03-02 20:12:57)

透明感のある北欧スタイルが懐かしいですね
叙情性と甘味を含んだあの音ですよ
胸キュンですね


Broke [n]blue - Northern Light - Heart 2 Heart ★★★ (2015-02-28 15:57:21)

他の曲よりダークな面が強調されています
やや線は細いエヴァ嬢ですが彼女の声が透明感と潤いを与え独特の感触を残します


Broke [n]blue - Northern Light - Heaven in My Hands ★★★ (2015-03-03 12:44:29)

軽やかなステップを刻むハードポップナンバー
ひんやりとした優しい風が吹きます


Broke [n]blue - Northern Light - Heavenly Beauty ★★★ (2015-03-03 12:52:42)

派手さはありませんがジンワリと響きますね
北欧ならではの透明感と叙情性が効いています
地味なんですが好きです


Broke [n]blue - Northern Light - Here She Comes ★★★ (2015-03-02 20:19:07)

ギターも前に出ていますね
ドライブ感も心地よい
歌うは男性シンガーのピーターさん


Broke [n]blue - Northern Light - I Will Be There ★★★ (2015-02-28 15:41:30)

アルバムのオープニングを飾る北欧テイスト満載の哀メロナンバー
キュンキュンと胸を締め付ける叙情的なフレーズが泣かせますね


Broke [n]blue - Northern Light - Needed to Believe ★★★ (2015-03-02 20:20:54)

甘い甘いねぇ
ソフトなロッカバラード
ザラついたハスキーヴォイスなピーターさんの歌声もハマっています


Broke [n]blue - Northern Light - Northern Light ★★ (2015-03-03 12:54:27)

乾いたカントリー調の一曲
アルバムのラストを締めくくります