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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1601-1700

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 1601-1700
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BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power - Love Nightmare ★★ (2012-06-25 19:01:17)

モダンなアレンジも隠し味程度に
親しみやすいサビメロがいいですね


BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power - Rockin' All Night ★★ (2012-06-25 19:13:52)

なつかしい時代を感じさせますね
ゴージャスさに安上がりな雰囲気を感じますが
先人達の偉業を踏襲した名曲です
個人的にはやりすぎ感が満載ですが
良く出来た80年代メタルサウンドです


BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power - Scream It Like You Mean It ★★ (2012-06-25 19:17:43)

甘いですね
メロメロに甘いですね
モダンな味付けも程ほどに
メタルを普段聞かないような人にもウケそうですね
適度の軽快さと走り方がなおうそう感じさせます


BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power - Shut Up and Rock ★★★ (2012-06-25 18:58:48)

キャッチーに纏め上げていますね
広がりのあるサビメロが好きですね
躍動感溢れるリズムに爽快感を覚えます


BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power - Skate or Die ★★★ (2012-06-25 19:20:05)

適度なキャッチーさとハードさ
躍動感溢れるリズムとコーラスハーモニーのわかり易さ
曲単位では良いのですが
アルバムを通して聴くと少々飽きますね
音の軽さも気になりますが良い曲ですよ


BLESSED BY A BROKEN HEART - Feel the Power - Sleepless Nights ★★ (2012-06-25 19:24:25)

アルバムを閉めるキャッチーかつメロディアスなHM/HRナンバー
彼等らしい爽快感と軽やかさが前面に押し出されています


BLESSED DEATH - Destined For Extinction ★★★ (2015-12-22 13:21:49)

ニュージャジー出身の5人組による1987年リリースの2nd。バッカンバッカンと剛毅に打ち鳴らされるパワー漲るサウンドに汗も噴き出ますね。プロデューサーにRAVENのロブ”ワッコ”ハンターの名前も連なる通り小細工無用なアグレッションと供に練り上げられた構成は骨組みもしっかりとしており土台作りは強固なものとなっております。それ故にバッタバタと乱れる事のない整合感はバンドの肝となり、その攻撃性とスピード感を煽るリフワークとリズムが聴いていて心地が良い。スレイヤーやメタリカといった先人達の影響を受けつつも、模倣で終わらぬ展開も耳を惹くメロディもカッコいいし何よりパワフルだ。凄まじいエネルギーと熱情がパッケージされたUS産スピード/スラッシュメタルの底力、この時代ならではの弾けるパッショネイトに胸が焦がれます。


BLESSED DEATH - Kill or Be Killed ★★ (2017-07-26 14:09:56)

ニュージャージー産のスピード/スラッシュHM/HRバンドが1985年に、あのMegaforce Recordsからリリースした記念すべき1st。ちなみにCD化されたのは2007年で、ポーランドのMetal Mindからです。
砂埃舞う荒くれ暴走R&R風味からNWOBHM風味に、オドロオドロしいタッチのダークネスサウンドまで放り込むクロスオーヴァースタイルは、単なるスラッシュブームに乗っかっただけではない、バックボーンを強く感じさせ、ある意味、無軌道とも思えるギターバトルにリズムチェンジの応酬、その癖の強い楽曲に拍車を掛けるのが、断末魔のスクリームハイピッチヴォイスから濁声シャウトまでと、一度通して聴いただけで胸やけを起こすキャラの濃いメンツがそろい踏み、まさにこれがヘヴィメタルじゃと言いたくなる熱量にマニアなら悶絶必死でしょうね。
とは言いつつもリリース時に聴かされた時は、音質も悪いしゴチャゴチャしてんなぁの一言で片付けた記憶しかなく、再発されるまで完全に忘れ去られた存在でした。時を経て聴くと、このある意味、キレの悪さを誘発するミックスも含め、バンドの個性と受け止め魅力的に感じるのだから不思議なものです。
一曲の中に多様な音楽性を詰め込んだ懐の深さを感じさせる⑤のような曲をやりこなす器用さが、このバンド最大の魅力でしょう。生と動のコントラストを描きあげるアレンジセンス、稚拙な面があったとて、それらを飲み込む混沌としたヘヴィサウンドに、全てが持って行かれますね。
狂気を演出する歌い手のパフォーマンス、骨太なグルーブから弾き出される多彩なアイデアを纏めた楽曲、急カーブ、急ブレーキの連発で車酔いしそうだが、それも味ですよ。この手のバンドのね。それにしても、弾き倒すよなぁ、このツインギターコンビはね。アンサンブルとかお構いなしだよね。それがロックってもんだよね。


BLESSED DEATH - Kill or Be Killed - Eternal War ★★★ (2019-04-29 22:42:27)

タイトルからして好戦的だ
色んな要素を詰め込んだスラッシュ
この灰汁の強い泥臭さもバンドの魅力
70年代的なエッセンスが強めなのが個人的には肝
馬鹿馬鹿しい程に濃厚な面が強めのバンドだが
この曲は意外とストレート


BLIND FURY - Out of Reach ★★★ (2015-07-10 06:49:24)

ブライアン・ロスが抜けた為に元サタンのシンガー、ルー・テイラーが出戻り。(サタンファミリーは何気に優秀なミュージシャンを輩出していますね)、紆余曲折を経てバンド名を変更して世に出たアルバム。ある意味サタンの「Court in the Act」に次ぐ幻の2ndとマニアの間では語られる事もある一枚。それもオープニングに①聴けば納得してもらえるでしょう、NWOBHM由来のシャープなギターと直線的で攻撃的なリズムプレイ、オーソドックスな曲調ですが、これぞな作風に胸焦がれるものがありグッと引き寄せられるでしょう。多彩なフレージングと芸の細やかなアレンジも映える②濃密なSATAN風サウンドを堪能できる③と三様の魅力溢れる楽曲が続く構成も見事、全般的に灰汁も薄まりより大衆性が増したのも好印象ですね。アルバム一枚で消えてしまった為、イマイチ知名度も低いのかも知れませんがNWOBHMマニアは勿論、正統性の強いHM/HRが好きな方なら聴いて損はしないでしょうね。2009年に再発された時、久しぶりに今作を聴いたのですが、憂いのあるメロディを沸々と燃え上がる熱情でパッケージした今作を聴き改めてNWOBHMのなんたるかに触れたような気がします。個人的には⑤がハイライトでした。


BLIND GUARDIAN - Battalions of Fear ★★★ (2019-09-04 17:04:53)

Lucifer's Heritageと名乗っていたらブラックメタル系の扱いを受けたのを契機にバンド名をBLIND GUARDIANに改名する。今作は正にLucifer's Heritage時代のデモを元に制作されたデビュー作。後の大げさなファンタジック路線とは一線を画すスラッシーかつスピーディーなサウンドの数々こそ、このバンドだと思う我が身にとっては忘れられない一枚。
とにかくスピーディーに迫りまくる、ヤケクソ気味のヴォーカルだってこの手のサウンドにピッタリとハマり、楽曲に勢いを増しているのが印象的だ。粗削りな面もあるが、長尺に感じさせないツインギターコンビの聴かせ方も既に確立、単なる○○のフォロワーで片付ける事に出来ない魅力を発散。ドイツ産らしい固定化されたような印象を受ける刻みも含め、特別凄い事はしていないが、スピード狂を自負するマニアなら、手堅くもアグレッシブな演奏にのっけからノックアウトされるでしょうね。
スラッシーなリフを引っ提げ猛り狂うパワフルかつストロングなスピードナンバーにインパクトも強いが、それ以降も灰汁の強いガッツ溢れるスピードナンバーのオンパレードに息も絶える程の興奮を覚えるでしょうね。
とは言いつつも、オジサンになると④くらいまで聴けば飽きてくるのがね(笑)初期衝動を蹴り上げるハイエナジーな欧州スピードメタルの決定版。若い人にこそ聴いて欲しい一枚ですね。

ちなみにワタクシの所持しているのは下記の収録順です。
1.Majesty
2.Guardian of the Blind
3.Trial by the Archon
4.Wizard's Crown
5.Run for the Night
6.The Martyr
7.Battalions of Fear
8.By the Gates of Moria


BLIND GUARDIAN - Beyond the Red Mirror ★★ (2015-03-05 20:59:56)

コンサルトで取引している関係者から「○○さんはメタルが好きなんですよね」僕と接点を持ちたかったのか、個人的には苦手な少々押しつけがましいサービス精神から手渡されたのが今作のプロモCD(音楽関係者のコネがあるらしく本リリース前にCD-Rでコピーしたものらしいが真偽は不明)。二ヶ月後には顔を合わせなければ行けないので聴かないわけにはいかない、サラッと聴いて適当に話を合わせれば良いのですが、それではお里が知れてしまう。万が一、突っ込んで8曲目のあのパートは感動的だとか言われた日にゃ、相当な愛想笑いで誤魔化すしかない能無しに人間になるので、舐められるわけにはいかない、「試されているな」そう来たなら迎え撃とう。苦手なシンフォニックかつスピード&パワーメタル路線に打ち勝つ為に試練を乗り越えるべく聴き込む作業を行うのですが、これが今までのイメージとはチョイと違う感触に驚きました。僕が最後に聴いた1998年の「NIGHTFALL IN MIDDLE EARTH」、それまで比較なんですが彼ら特有の重量感のあるファンタジック路線にフォーキーな叙情味溢れるメロディと、電車道一直線な横綱相撲の如き力技な激しい演奏が混然一体となり、レンジは狭いがこれまた激しい歌唱スタイルがぶち込まれる基本路線を踏まえつつ、クワイヤパートの増量は一本気な唄を壮大にサポートし華やかさを極限までに引き上げる事に成功、⑤のようなオールドスクール丸出しのナンバーでもムサ苦しさを緩和することに貢献(ジャーマンメタル特有の少々楽しげなサビメロが苦手コミカルに聞こえるので)、さらには大げさなくらいにオーケストレーションで装飾したパートも導入され剛力さに飛翔感溢れる美旋律と哀愁を盛り込み、ずいぶんと聴き易いが冴えわたるアレンジが高尚なサウンドへと変換されています。2枚組の一曲目The Holy Grail なんて狙いとしては間違いない方向性でしょうし、キャッチーで繊細さが生きるThe Throne など、オーケストラやコーラスパートを際立させる為に、豪胆極まりない演奏を押さえメタリックさに欠ける面と、従来のファンが求めるツインギターを活かした劇画チックなスピードメタルが影を潜めたように感じるアレンジとミックスが評価を分けるのでしょうが、安易なクラシカル路線ではない、全てのパートに必然性が感じられ、またアレンジにおける説得力の高さは目を見張るものがり、ハロウィーン様式の剛毅なスピードメタルバンド群とは全然違うだという壮大な世界観を誇示した力作ですね。ちなみにこの路線は同郷のAXXISが極めているので新鮮味はありませんでしたが、アルバムを通して聴くと見えてくる中世ヨーロピアンな世界観は見事ですね。特にDISC2に当たる後半の流れが印象的でした。彼らが魅せる大衆演劇のような大げさな芝居から、より自然体の演出へと切り替わったシンフォニックさが耳を惹きますね。そういやJUDAS PRIESTの「ノストラダムス」のような雰囲気が漂っていますね。


BLIND GUARDIAN - Follow the Blind ★★★ (2014-12-20 15:24:49)

いまや雄々しいまでのドラマティズム溢れるサウンドで知られる彼らが1989年にリリースした2nd。ドイツの源流とも言うべきスコーピオンズやアクセプト印は勿論、同郷のハロウィーンの流れを組んでいますが、リフやリズムのキメや ユニゾンなどはまさにメイデン風と、この手のサウンドが好きな方には堪らない魅力を発散していたのが初期の作風で、重圧のあるスピード感とメロディがクセのある歌声にノリ、元気よく突き進む勢い任せの感情が、心地よく聴き手を鼓舞していく様にバンドとしての強い気概を感じさせ、荒くとも個性的なスタイルを築きだそうとする姿は好感が持てましたね。ジャーマンメタルと言うと思いだす一つのスタイルですが、身も蓋もない攻撃性とスピードを際立てるメロディアスなフレージングは光るものがあり、後のスタイルの礎ともとれる音楽性は確立されつつあるかと思います。やや一本槍なサウンドの中でお遊びなのでしょうが⑩逆に新鮮で面白いですね。個人的には次作のドラマ性も好きなのですが、ともすれば演出過剰気味になりかねないスタイルよりもこの時代の方がシックリ来るのでパワーメタルマニア以外にはあまりおススメできないかなぁ


BLIND ILLUSION - The Sane Asylum ★★★ (2019-08-27 19:29:56)

遅れてきたルーキーと呼ばれていた古参スラッシャーの記念すべきデビュー作。クレジットはされていないがカーク・ハメットがデモに続きプロデュースを買って出る間柄なのも、このバンドの話題性の一つだろう。1988年には国内盤がしっかりとリリース。1993年にはPony Canyonから再発盤も出ていますからね、それだけでも作品のクオリティを保証する担保となるでしょう。
スラッシュ由来の攻撃性とスピード感、それらも補完しているが、このバンドの魅力は不穏な空気を生み出す演出力と高い演奏技術に尽きる。元POSSESSEDのラリー・ラロンデと主役たるマーク・ビーダーマンの二人が繰り広げる、不穏な空気を生み出す捻くれたリードプレイの数々は中毒性が高い。その摩訶不思議な空気は、このバンドのジャンル分けの不可能なものにする程の強烈な個性となるのだが、それもマークがBULE OYSTER CLUTに絡んだ実績が音に反映されているように感じる。
マーク自身にも、あの醒めた狂気を内包するセンスとアイデアがあるのだろう。その辺りを鑑みると、この唯一無二の音楽性を理解するヒントになりそうですね。

スラッシュバンドかくあるべきな先の展開を読ませないスリリングさ、ハッとさせられるほど、美しいギターフレーズも飛び出すセンスと個性は、他の追随を許さない存在になれたろう。優れた創造力の賜物、速いだけではない構築された展開の妙に唸らされます。今作リリース後、程なくして解散してしまった幻のグループ。あと一発二発と続ける事が出来たなら今日の評価も変わっていたでしょうね。


BLINDMAN - BLAZING CRISIS ★★★ (2023-08-31 09:29:27)

一時期、イケメンヴォーカル岡本清治とREDRISEを組んでいた中村達也、このバンド、どこか危険な匂いが個人的にはする。いつまで続くのだろうか?よく分からないが高谷学と中村達也の相性は抜群だが、ライブなんか観ていると、どこか危うさが漂うのが不思議な魅力だった。しかし、こうして出している音を聴いていると、そんな不安な要素は皆無。
中村達也のキレのあるエモーショナルなギターは、曲に合わせ攻撃性もUP。モダンな匂いもかすかに嗅ぎ取り、2012年の古典メタルを完璧にやり切っている。ある意味、国籍やジャンルを超えた普遍的なロックの魅力。良いメロディとノリの良さ、躍動するリズムとダイナミズムはロックの生命線、そこに叙情的なメロディのギターが鋭く切り込んでいくのだから、ガツーンとやられますよね。
このバンド、もう一つの顔、高谷学もスムーズに歌い上げ、彼の欠点とも言うべき暑苦しさを絶妙なバランス感覚で回避、熱を帯びたエモーショナルヴォイスはエロスと言ってもいいくらい官能的な面も際立たせ濡らせてくれる。

現代的なフィルターを通した古典ロックの旨味、細部に拘ったアレンジとプロデュースが冴える渾身の一枚であろう。


BLINDMAN - Being Human ★★ (2009-03-08 06:07:00)

中村達也のエモーショナルかつメロディアスなギターと高谷学のパワフルかつブルージーな歌声が素晴らしい共鳴を果たす純度100%のHM/HRを聴かせてくれるバンドの2nd.
燃え滾るエナジーが迸るパワフルさとメロディアスなサウンドに魅了されました、特筆すべきはアルバムの幕を開ける①でこの曲を聴いてグッと来ない人とは趣味が合わないと言い切れるほどの名曲でした、バラードあり骨太なロックナンバーありと一音一音に魂を込めた演奏に心を揺さぶられるものがありますね、さらにはオーソドックスなスタイルと合せ惹きつけられる物がありました、個人的には変化自在繊細なプレイを聴かせてくれる井上の存在が肝ですね。


BLINDMAN - Being Human - Being Human ★★★ (2009-02-05 09:20:13)

アルバムのタイトルトラックでもある壮絶な泣きを発散するバラード。魂を揺さぶるエモーショナルなブラインドマンらしい名曲です


BLINDMAN - Being Human - Blame Yourself ★★ (2009-02-05 09:08:12)

躍動感のある疾走ナンバー
中村達也のエモーショナルなギタープレイが良いですね
キーボードも効いていますよ


BLINDMAN - Being Human - Castle in the Sand ★★★ (2009-01-22 00:17:31)

エモーショナルかつブルージーなギターと力強い歌声が絡みあうメロディアスなミドルナンバー
アレンジセンスが秀逸ですね。
日本的なキメ細やかさとパワフルさが絶妙です


BLINDMAN - Being Human - Hot Blood ★★★ (2009-01-22 00:19:59)

ブルージーなシャッフル調のHM/HRナンバー、
カヴァーデイル風の歌声もハマッていますね。
こういう曲をサラリとやって様になるのは彼らくらいな物ではないでしょうか。


BLINDMAN - Being Human - Living a Lie ★★★ (2009-01-22 00:12:27)

情熱的なガッツ溢れるメロディアスなHM/HRナンバー
BLINDMANと言えばこの曲を思い出します。
思わず握りこぶしを振り上げたくなりますね
熱い名曲です


BLINDMAN - Being Human - Remember My Name ★★★ (2009-01-22 00:24:09)

バンドとしてのスケールの大きさを感じさせる泣きのバラード
魂を震わす情熱的な演奏が感動を呼び覚まします


BLINDMAN - Being Human - Shine on ★★★ (2009-02-05 09:13:04)

中村達也ソロアルバム収録のパワーバラードのリメイク
個人的にはオリジナルに思い入れが強いですが泣かせてくれますね


BLINDMAN - Being Human - The Path of Your Life ★★ (2009-02-05 09:16:18)

キャッチーなイントロにメロディアスなサビ、
ソウルフルなギターと楽曲に負けないパワフルな唄、
地味な曲だがカッコイイ。
キーボードが効いていますね


BLINDMAN - Re-rise ★★★ (2020-09-21 14:09:18)

専任キーボードも加わりバンドの体制は強化、ベースは夜叉で活躍していた山本征史がゲスト参加で穴を埋める形でレコーディングが敢行。メンバーチェンジがもたらした影響なのか、ハードなリフが耳を惹く攻撃性の高いノリの良いナンバーで幕開けと、いきなりかましてきましたね。それでありながらもTHEブラインドマンな作りにニンマリです。その流れを壊さずにメロディを大切にした硬軟交えたハードサウンドを披露。このバンドの何たるかを明確に表現していきます。

どの曲にもフックがあり、一音一音に込められた思いに心が震えさせられます。定番であり続けることの難しさ、マンネリ化に陥ることなく攻めの姿勢を崩さないからこそ辿り着けた境地だろう。
前作が難攻不落のメロディアスロックならば、今作は怒涛の快進撃を続ける野心に満ちた意欲作だろう。ハードフィーリングがダイナミックなグルーブを伴い、聴き手を飲み込み打ち付ける。そして体に染み入るは、優しさに満ち溢れたハートフルメロディ、熟練の名工が作り上げた慈愛に満ちたハードサウンドの奥深さに打ちのめされました。
古くて新しい定番サウンドの決定版。このバンドの精神性に揺ぎ無しです。


BLINDMAN - Sensitive Pictures ★★★ (2024-05-05 12:32:25)

ブラインドマンの過去の発言がぶっ飛んでいる。他にも沢山発言が消失しているのですが、消えるのが多いなぁ。

結成から3年遂にリリースされた待望のフルアルバム。ソウルフルな歌声で魅了する高谷学の確かな歌声、古めかしい鍵盤楽器も懐かしい音色を奏で、このハートフルなサウンドを紡ぐ。その根幹はギターでありメインソングライターの中村達也のセンスによるものだが、バンド名由来するWHITESNAKE風味もあるが、それ以上にハードでダイナミックなサウンドは、渋さと相反する攻撃性を秘めており、そのバランス感覚が絶妙である。スケールの大きい風格漂う①で始まり、活きのいい②。そしてエモーショナルな③というタイプの違う楽曲を続けることで、このバンドが様式美系でもネオクラ系でもない、何よりBACK TO 70年代でもない、現在進行形の古典ロックバンドであることを印象づけた。ライブでも人気があり、このバンドの名をマニアに浸透させた⑤、そしてエモーショナルなハードサウンドを信条とするバンドとしては真骨頂とも言える⑧と、既にバンドとしての狙いは定まっていた。

インディーズ時代の音源であり、現在は入手困難な作品だが、このバンドのルーツに触れたいマニアには避けては通れない一枚であろう。


BLINDMAN - Subconscious In Xperience ★★★ (2020-09-21 13:56:39)

再結成後リリースされた2枚目。ベースが代わりキーボードも抜けた中でのレコーディングとなりましたが、ブレインたる中村達也のコンポーズは健在、キーボードをゲストで乗り切った分、アレンジ的にキーボードは押さえ気味だが、充実した楽曲群に陰りはなく、むしろ中村のギターと躍動するリズムプレイが前に出ており歯応えを感じる。
ブラインドマンというグループの何たるかを抽出したような音楽性は、無難に感じさせるパートもあったりと、何度か聴くうちに喰い足りなさを覚えるのだが、これは、このバンドに対する贅沢な不満であり、通常のバンドでは難癖レベルなので無問題。
普遍的メロディが放つ親しみやすさ、その歌心溢れるプレイと高谷の情感を込めた歌声の相性の良さに舌を巻きます。伝統的なスタイルと保持しつつも、古さに埋没しない斬新さを感じさせる表現力の高さ。その硬軟交えたバランス感覚に秀でたロックサウンドに改めてひれ伏しますね。
ハートフルメロディの大洪水、そのピチピチとした鮮度の高さにメロディアスロックの活き作りと言いたくなります。ブレないことの大切さを雄弁に語る鉄壁の守りを敷いた名盤です。


BLINDMAN - ブラインドマン/イン・ザ・ダーク ★★★ (2024-05-05 12:53:19)

これも消えとるなぁ。
メジャーデビュー前にリリースされたインディーズ時代の名盤。5曲入のミニアルバムだが隙は見当たらない。このバンドらしい哀愁のメロディとダイナミックなハードサウンドを信条に揺るぎなき精神性を音に反映させている。
アルバム毎にメンバーチェンジが行われているのだが、今作でドラムを叩くのはSOUL BOUND~Dedicated to Cozy Powellというカヴァーアルバムを後にリリースするコージー村上こと村上克敏であることもポイント。
インディーズの枠に収まらないダイナミックなサウンドとスケールの大きい音楽性。高いプレイアビリティは勿論だが、何を聴かせたいかを明確に持っているバンドだから音に説得力がある。①から②の流れは何度聴いてもゾクゾクする。ハードエッジなサウンドとエモーショナルな哀愁のメロディが躍動する、ホントに②は大好物である。そこから③へと流れるのだが完璧ですよね。これほど美しい流れを聴いた事が無いと断言したくなる曲順です。このバンドの柔軟さを頭3曲で知らしめ、ラストは中村達也のソロでも披露された名バラード⑤で締めくくる完全試合に脱帽。
五曲で終わるのが名残惜しいなんてもんじゃないですよね。
この置き土産を残しメジャーシーンへと飛びだったバンド。これでメジャーデビュー出来なかったら、本当に日本の音楽シーンは終わりですよ。そして今作以上の物を残せたかが、彼らの課題にもなった。初期の名盤としては2枚目のアルバムや、ベスト的なインディーズ時代のライブ盤もあるのだが、彼ら未体験のマニアには入手困難な一枚だと分かっていても、これから入って欲しいと思うほど、思い入れの強い一品である。最強のメンバーによる強烈な衝撃を残した記念碑的作品である。


BLINDMAN - ブラインドマン/イン・ザ・ダーク - ...in the dark ★★★ (2009-03-30 01:47:40)

ブラインドマンらしい哀愁のメロディと躍動感のあるミドルナンバー、力強いソウルフルな歌声と一音一音に思いを込めた魂の旋律が胸を締め付けます


BLINDMAN - ブラインドマン/イン・ザ・ダーク - I'm falling down ★★ (2009-03-30 01:58:00)

躍動感のあるパワフルなリズムプレイがいいですね
キーボードも実に良い仕事をしています
キャッチーで華やかな印象を与えてくれる曲調も印象的です
村上のドラムは凄い
でも主役は中村達也のギター


BLINDMAN - ブラインドマン/イン・ザ・ダーク - Living Alone ★★★ (2009-03-30 01:53:59)

哀愁のあるメロディアスなミドルナンバー
高谷アニー学の歌い手としての成長著しいパフォーマンスを堪能していただきたいです。抑え気味な歌い方も様になっています


BLINDMAN - ブラインドマン/イン・ザ・ダーク - Nothing will be there for me ★★★ (2009-03-30 01:56:58)

中村達也のソロアルバム収録のバラードのリメイク
壮絶な泣きを発散しております
美しいピアノとメロディアスかつソウルフルなギターが感動を運びますね
個人的にはオリジナルを良き聴いたのでそちらに思い入れが強いです


BLINDMAN - ブラインドマン/イン・ザ・ダーク - The touch of gray ★★★ (2009-03-30 01:52:13)

中村達也率いるレッドライズでも演奏されたメロディアスな疾走ナンバー、パワフルなドラミング、華やかなギーボード、表現力の増した魂の歌い手アニーの唄、中村達也の渾身のギタープレイ、この曲を聴いてなんとも思えない人とは音楽の話をしたくないといいたくなるほどの名曲です、サビにさし掛かるころには拳を振り上げたくなりましね。ガッツ溢れる名曲です


BLINDMAN - ペイン・フォー・ザ・プレジャー ★★★ (2020-08-30 20:01:56)

KINGレコードから晴れてメジャーデビューを果たすも短命に終わりバンドは一旦解散。プレインである中村達也はキーボードの井上とREDRISEを結成、イケメンヴォーカルを迎え入れ活動するも、BLINDMANのような魅力を持ち合わせてはいなかった。単純に音楽性云々よりも、歌い手の表現力不足に尽きるのだが、そんな頭打ちの中で中村達也が再度バンド活動に向け尽力、高谷アニー学も戻り盤石の態勢で2006年にバンドは再始動アルバムをリリース。ファンとしては待ち望んでい元の鞘に収まってくれた事に素直に歓喜したい。

中村達也の魂を紡ぐハートフルメロディ、高谷のハスキーなエモーショナルヴォイスがあれば、このバンドは成立することを証明、また、この二人に存在するマジック、この二人だからこそ感じさせる風格、その圧倒的な存在感のおかげで日本版WHITESNAKEと呼んでも大げさではない、芯の太い古典ロックのカッコよさに身震いさせられる。

特筆すべきは中村のソングライティング力、耳を惹くフック満載のメロディ、そして一音一音に込められたエモーション、無駄のない音選びとフレージングの上手さに、改めて舌を巻きました。古臭いだけではないブルージーな本格派ハードサウンドの旨味、その至高のサウンドに必要不可欠なのは高谷の唄なのだろうが、多くのファンが待ち望んでいたスタイルに落ち着いたことでバンドは新たなる求心力を身に着けたことになったはずである。
良くも悪くも、このバンドらしい音に収まった。それらを進歩がないと感じるのか、安定の定番と感じるかで評価も分かれるのだが、どう見ても志半ばで解散した印象しかないバンドが、早めに復帰したのは本当に嬉しかった。ブランクも感じないし、全てが好転している、そんな思いが一番強いアルバムである。


BLITZKRIEG - A Time of Changes ★★★ (2012-02-28 12:58:43)

湿り気のあるメロディと攻撃的なギターリフとまさにNWOBHMなサウンドを体感させてくれる1985年リリースの1st。①②④といった前半に聞けるアップテンポなナンバーのカッコよさはマニアならずとも訴えるものは大いにあると思いますよ。キャッチーなメロディが耳を引く前半とハードなインストプレイを交えた構成が懐かしい雰囲気をかもし出す③と前半の流れは充実していますね。テンションも高めのギターソロが聞き手に高揚感を与えハイトーンを駆使してしっかりと地に足を着け歌い上げるブラインアン・ロスの存在感も説得力十分です。この時代ならではの煮え切らない英国産の哀愁に咽びますね。


BLITZKRIEG - Absolute Power ★★★ (2018-07-22 13:40:27)

なかなかメンバーは固定されないがコンスタントに作品をリリースしていた英国のベテランバンドが前作から4年ぶりにリリースしたフルアルバム。オープニングからシンプルでアッパーな楽曲が飛び出し掴みはOK。前作よりもパワフルかつストレートな曲調を主体とした楽曲は聴きやすさも手伝い初見の視聴感は上々だ。とは言いつつも似たようなテンポの疾走ナンバーが続く為に、飽きるのも速いという欠点はあるが、気分に合わせチョイスして聴けば問題はないと思います。
ブライアン・ロスの雰囲気ものの歌声が英国的なムード満点の楽曲に乗るだけで、それは強烈な個性となりビッカビカに輝いてるから不思議なものだ。例えJP風味のナンバーがあろうともロスの個性により、全てを退けさせるのだからマニアならずとも楽しめる要素も大ですね・時代遅れな昔のスタイル、それは生産性のない過去の再構築なんだが、普遍的なHM/HRを伝え続けることの重要性も大切なように感じる。このような正攻法で迫るパワー漲るメタルサウンドは、2002年にも当たり前に存在していたが日本のメディアは完全黙殺。聴く度にその事を思い出しますね。


BLITZKRIEG - Judge Not! ★★★ (2018-10-05 15:50:51)

英国のベテランバンドによる2018年リリースの最新作。地道な活動ながら2001年に再結成後、5枚もオリジナルアルバムを作っているのだからマニアにはありがたい存在です。
完熟したブライアン・ロスの歌声、どんよりとしたダーク系のサウンドにピッタリと似合っています。ブリティシュロックのもつ翳りと憂いをダークテイストで味付けした音楽性、それをトロ火でじっくりと煮込んでいるんだからね。陰気臭さも倍増ですが、今回はメリハリをつけるように③のようなJPタイプの疾走ナンバーも放り込み、今まで以上に革新的な意欲と伝統美を守る気概を感じる。相反する要素だが、揺ぎ無きNWOBHM精神が全てを飲みこんでいるので問題はない。むしろ今の時代に嘘のような、オッサン臭い暗黒系のNWOBHMサウンドが聴けるのだからマニア泣かせですよ。
ここにきて全盛期の勢いに肉薄するような質の高い作品を世に送り出した。ベテランバンドの逆襲劇。世界中で巻き起こるオールドサウンドブームの成熟ぶりに驚きを隠せませんね。
この音楽性を今度は絶やさぬようにお願いしたいですね。そうじゃないとシーン全体が始まりの終わりになりますからね。


BLITZKRIEG - Ready for Action ★★★ (2021-11-02 13:27:40)

ロン・キールがプロデューサーを務めた事で知られるL.AメタルバンドのEP。硬派でメタリックなサウンドはKEEL仕込みの豪快なサウンドを展開、乾坤一擲とも言える出たとこ勝負というのか、これでも喰らえ感がカッコイイ。巨体を生かした大技重視のレスラーのようだが、小技もしっかりとキメれますよな器用さもあり、聴いていて心地が良い。フルアルバムを出すことなく今作一枚で消えたために認知度は低いのだが、硬派なアメリカンロックが好きな人ならば大いに満足して頂けるでしょう。
ちなみに、このアルバムの歌い手がキールそっくりなのも耳を惹きますよね。プロデューサーやり過ぎじゃないのと言えなくもないのだが、ロン・キールファンとしては、そこも見逃せないポイントでしょう。


BLITZKRIEG - Ten ★★ (2018-07-19 13:13:08)

1991年に『Ten Years of Blitzkrieg』というタイトルのEPをリリースしている彼ら、今作はそのアルバムにセルフリメイク作に新曲を5曲追加してリリースされたもの、国内盤は当時ブイブイと言わせていたPony Canyonからリリースですから驚きですよ。そんな企画モノですが、彼らの初期の楽曲が簡単に聴けたりと悪くはないが、どちからと言えばコレクター向けの一品と言えよう。
でも8曲目のタイトルがSATANのデビューアルバムと同じ『Court in the Act』とか見つけちゃうと、聴きたくなるんですよね。


BLITZKRIEG - The Mists of Avalon ★★★ (2018-07-19 13:31:14)

The Mists of Avalonというタイトルのファンタジー小説があるのだが、今作はその物語を題材としたコンセプト色の強いアルバムなのだろう。特にオープニングの①なんで20分もある組曲形式だから、その気合いの入りようが分かるでしょう。
とは言いつつもNEAT RECORDSなんで音質は期待できないから不発弾で終わるのが残念。全般的にメリハリがないのがね。それでも前作にはなかったへヴィなミドルナンバーもありと作品として迫力は倍増、ポップでキャッチーなメロディを沸々と燃え上がる、ブライアン・ロスらしい歌い回しで自分色の染め上げる姿には一日の長を感じ、どこかで聴いたことのあるフレーズがあったとて、気にならないと思わせる手腕に引き込まれますね。
パワフルなへヴィメタルサウンドに持ちこまれる森の奥深くに立ちこめる霧、そのモヤモヤ感と独特のメロセンスが、このバンド最大の魅力だろう。垢ぬけないのが最大のポイントです。そして所謂、マニアご用達もマイナー臭と同じくらいメジャーなポップセンスが際立っているも、このバンドならではのお楽しみなんです。有るようで無い唯一無二の個性、これもまた最大の魅力なんですよね。


BLITZKRIEG - Unholy Trinity ★★★ (2018-07-19 12:59:46)

デビューが遅かった為にイマイチ認知度が低いNWOBHMなサウンドと裏テーマとも言えるキャッチーさを引っ提げた音楽性は完全復活と呼ぶに相応しい再始動フルアルバムとなった。
全17曲入りの為、どうしても中だるみはあるのだが、一曲の完成度は高く、英国的憂いのあるモヤモヤサウンドと主役たるブライアン・ロスの沸騰型ヴォーカルもガッチリと噛みあい独特の世界観を醸し出す事に成功。怪しげなホラーテイストも懐かしい響きだ。
短いSEも込みで17曲、その割にランニングタイムは短めの58分なのだが、それでも長尺を感じさせるCD時代の欠点みたいなものが、最大の評価を分けるでしょう、意外と拝借フレーズも多めだったりするのも気になるだろう。
しかし95年に、往年のサウンドで帰還した事実は、相当な勇気と覚悟がいる事だったろうに、完全に時代遅れの音だもんね。
これ以降、活動をコンスタントにとはいかないがアルバムは定期的にリリース、ある意味、ブライアン・ロスのソロプロジェクト的なバンドにはなったが、このジャブジャブに湿った英国サウンドは彼のアイデアだと言うのならバンドは健在。
このキャッチーさとシンプルだが実直にあの時代の音をパッケージしているのは本当に凄い離れ業だと思う。
NWOBHM愛好家なら迷わずゲットでしょう。そして14曲目はVENOMのカヴァーでクロノス氏がゲスト参加しているものマニアなら見逃せませんよね。


BLIZARD - Blizard ★★ (2007-10-21 06:36:00)

下村成二郎在籍最後のアルバムです。
彼の歌唱力の限界を感じさせたアルバムで①の無理無理なハイトーンに気持ちも萎えましたが演奏人は素晴らしいプレイを聴かせてくれ、日本のバンドが抱える問題点を提起したように感じましたね(僕は下村成二郎のソロアルバムを持っています、双方が良さを生かせていないのが残念に感じてしまいます)
それでも泣きの歌謡メタル③ラストを飾るドラマティックな⑨がオススメです①も唄さえ気にならなければグッとくるでしょう せめてクレイジータイガーでやって欲しかったなあ。因みに後にハードポップの巣窟となるビーイングで活躍する長戸大幸氏がプロデューサーとして大きく関った最後の作品です


BLIZARD - Blizard - Dance ★★★ (2007-10-22 06:10:35)

アコギが泣かせますブリザード得意の歌謡バラード
ランのギタープレイが堪能出来る一曲です
PV見たけどショボかったな でも個人的には好きです


BLIZARD - Blizard - Fire of Desire ★★ (2010-01-01 06:31:49)

艶のヘヴィなミドルナンバー
シンプルですがドラムが好きです


BLIZARD - Blizard - In the Middle ★★ (2007-10-22 06:23:59)

アルバムの締めにてハイライトといも言えるメロディアスかつドラマティックなナンバー エモーショナルなギターソロが胸を締め付けます 下村最後の唄だと思うと感慨深いものがある


BLIZARD - Blizard - Nobody Knows the Truth ★★ (2007-10-22 06:17:46)

リズム隊に引っ張られて始まるヘヴィなグルーブ感がカッコイイ
ミドルナンバー 彼らはけして下手なバンドではないことが伺える曲ですね 当時はとにかく舐められていたからねぇ


BLIZARD - Blizard - Rock the Nation ★★ (2009-04-13 03:58:16)

アルバムの中でもハードなナンバー
歌謡テイスト満載のミドルナンバーですね


BLIZARD - Blizard of Wizard ★★ (2007-10-21 05:51:00)

ブリザードの記念すべき1stアルバム
ブリティッシュ然とした湿り気のあるメロディとドライブ感のあるハードな楽曲郡はどれも魅力的でアメリカンテイストを感じさせる楽曲も彼等なりに処理されており散漫な印象派与えない、プレイでは荒削りな面も見え隠れするがリードギター松川敏也の華やかさのあるメタリックなプレイは惹き付ける物があるかと思います
個人的には下村成二郎時代のベストアルバムだと思う


BLIZARD - Blizard of Wizard - Blizard ★★★ (2007-10-22 04:57:15)

ハードなギターリフがカッコイイ普遍的なハードロックナンバー
バンド名を付けているくらいだから代表曲ですね
良くも悪くもVoのハイトーンが印象的です


BLIZARD - Blizard of Wizard - Lady Stardust ★★★ (2007-10-22 05:14:19)

ブリティッシュかつドラマティックな展開が印象的なハードロックナンバー ギターソロがヘヴィでカッコイイ


BLIZARD - Blizard of Wizard - Love With the U.S.A. ★★ (2009-04-14 00:56:46)

ジョージ吾妻氏との共作によるポップな感触がする哀愁のHM/HRナンバー
ギターソロもカッコよい
ハードなギターリフも男らしい


BLIZARD - Blizard of Wizard - Mama ★★★ (2009-04-14 00:59:07)

アグレッシブな疾走ナンバー
無理無理なハイトーンに評価が分かれるでしょうね
初期ならではの荒々しさもカッコイイですね
松川敏也のメタル度満点のギターのカッコイイこと


BLIZARD - Blizard of Wizard - Orion ★★★ (2007-10-22 05:17:51)

寺沢と松川の共作による疾走ナンバー 下村の不安定なボーカルを除けばドラマティックで素晴らしい


BLIZARD - Blizard of Wizard - Stealer ★★★ (2007-10-22 05:09:17)

ツインギターと劇的な展開が耳を惹くドライブ感溢れるハードロックナンバー


BLIZARD - Danger Life ★★ (2007-10-20 06:38:00)

ボーカルが無名の新人水野松也になって制作された最後にして最高のアルバム。
プロデューサーに樋口宗孝を迎え入れグッと男らしい音になりました、アメリカと言うよりはカナダ的と評したら良いの大陸的イメージが思い浮かぶ音、それも骨太のボーカルを手に入れたからこそ表現出来たんだと思う。松川敏也も弾き倒している、バッキングプレイは要チェックだね、でも一番男を上げたのはドラムです!やっとハードロックバンドとして方向性が定まったと言える説得力のあるアルバムを発表したのに解散してしまいます、残念というか遅すぎたね。軟弱な時代が長すぎた…


BLIZARD - Danger Life - Again ★★★ (2010-01-01 06:13:23)


歌謡テイストをふんだんに散りばめた哀愁のHM/HRナンバー
少々力の入った水野の唄も悪くない


BLIZARD - Danger Life - Break out ★★★ (2007-10-22 04:42:00)

バッキングのギターが印象的です!ギターソロまえのプレイが好きです でもゲイリームーアだけどね 甘い歌メロも水野が歌うのでハードロックしてるのです


BLIZARD - Danger Life - Danger Life ★★ (2010-01-01 06:21:16)

大陸的なノリを感じさせるスケールの大きいミドルナンバー
ギターソロが見せ場ですね
下村時代ではこうはいかないでしょうね


BLIZARD - Danger Life - Lady in Blue ★★ (2010-01-01 06:23:44)

昭和の臭いがする哀愁の歌謡メタルナンバー
ラストまで気の抜けないアレンジが憎いです
やりすぎ感満載も好きですよ


BLIZARD - Danger Life - Marry a Fortune ★★★ (2014-04-28 18:41:09)

バンドのアンサンブルが素晴らしいハードロックナンバー
やれば出来るじゃないかと叫びたくなりましたよ。日本語と英語の入り混じった歌詞がイマイチダサいけど この疾走感がたまりません 彼らが男になった瞬間だな ありがとう水野松也


BLIZARD - Danger Life - Oneway Run ★★★ (2007-10-22 04:07:49)

彼らのラストアルバムを飾るドライブ感がカッコイイオープニングナンバー 広がりのあるプレイに可能性を感じさせてくれます。歌えるシンガーを手に入れ松川RUN敏也がギターを引き倒してくれてます


BLIZARD - Danger Life - Save Me ★★★ (2007-10-22 04:15:33)

哀愁のハードロックナンバー 松川のギターソロがカッコイイ
エモーショナルかつメロディアスで耳を惹きます


BLIZARD - Danger Life - Someone to Believe ★★★ (2007-10-22 04:46:31)

枯れた味わいのあるギターが哀愁を帯びていてカッコいいバラード アルバムを閉めるのにふさわしいナンバー


BLIZARD - Danger Life - The Danger Life ★★★ (2007-10-22 04:37:30)

ヘヴィなグルーブと水野の力強い唄がカッコイイ ハードロックナンバー 乾いた感じがするのは樋口宗孝プロデュースの影響でしょう


BLIZARD - Danger Life - Walkin' Go! ★★ (2010-01-01 06:18:42)

ドライブ感のあるハードポップなミドルナンバー
キーボードも全開です
ギターソロ弾きまくり
パンチの効いた水野の唄も良いです


BLIZARD - Danger Life - Walking in the Rain ★★★ (2007-10-22 04:28:01)

哀愁の歌謡メタル 甘く切ない青春時代を思い出させる歌詞にチョイとセンチメンタルな気分になります 水野の唄がなければこうはいかないでしょう


BLIZARD - Hard Times ★★ (2009-04-14 01:26:00)

若い頃の僕ならこんな軟弱なもん聴けるかい!ぐらいの悪態はついたものです
歳を取ると丸くなりますなぁ、ハードさと絶妙なポップフィーリングを残したアレンジと歌謡テイストの融合は聴き応えがあり実に興味深い仕上がりとなります
メンバーの整ったルックスのせいで最後までストレートなサウンドで勝負させても貰えなかったのは残念ですが後のJ-POPシーンを考えると彼らの方法論は面白い
そういった意味では早すぎた作品だったのかも知れませんね


BLIZARD - Hard Times - Cryin' for Your Heart ★★ (2009-04-14 01:17:41)

哀愁のパワーバラード
アコギも効いていますね


BLIZARD - Hard Times - Don't Close Your Eyes ★★★ (2007-10-22 05:58:17)

哀愁の溢れる唄メロが魅力の歌謡メタルナンバー
Voにはこの音楽性があっている しかしメタルバンドとしては軟弱すぎると言われても仕方がないかな?個人的にはこの甘さが好きです


BLIZARD - Hard Times - Lookin'for You.lookin' for Me ★★ (2009-04-14 01:12:26)

甘口なメロディと歌謡テイストとハードさが絶妙な絡みを魅せますね。今アルバムを象徴するような曲ですね


BLIZARD - Hard Times - Play to Get Rock to Lose ★★ (2009-04-14 01:10:18)

ドライブ感のあるパワフルな疾走ナンバー


BLIZARD - Hot Shot! ★★ (2007-10-21 06:20:00)

以前よりストレートでヘヴィに迫った3rdアルバム
特筆すべきはバンドのアンサンブルの充実と印象的なメロディー
線は細いものの唄も健闘してるかな…とにかく初期の傑作だと思います。
ミドルナンバーの①⑥バラード⑧ストリングスの入った⑨がオススメ
③の歌詞は赤面モノですね。


BLIZARD - Hot Shot! - Follow Me ★★ (2010-01-05 05:13:15)

アメリカンな色合いのある爽快感溢れるハードポップナンバー
Voの好みが評価の分かれ目でしょう
適度に湿り気がある様にワビサビを感じます


BLIZARD - Hot Shot! - Hot Shot! ★★★ (2007-10-22 05:52:36)

哀愁のあるメロとアメリカンテイストが融合したミドルナンバー
こうゆうナンバーだからこそ説得力ある唄が必要なのではと感じさせてしまう実に惜しいしバンドの問題点が浮き彫りになった一曲


BLIZARD - Hot Shot! - Love Me Tonight ★★ (2010-01-05 05:17:08)

ダサい歌詞に赤面します
仄かな哀愁と歌謡テイスト満載のメロディが好きです
テクニカルかつフラッシーなギターソロがハイライト


BLIZARD - Hot Shot! - Shade of Blue ★★★ (2007-10-22 05:45:38)

ギリギリ無理無理なVoにカンがさわる人にはオススメしませんがドラマティックかつミステリアスなバラード 泣きのギターに悶絶です


BLIZARD - Hot Shot! - Shallow Runner(fool's Game) ★★★ (2007-10-22 05:38:43)

ストレートで力強いギターリフが印象的なミドルナンバー
エモーショナルなギタープレイもカッコイイ 下村の唄の楽曲に負けじと踏ん張っています。シンプルになった分ごまかしが効かなくなっているので足りない部分が目立つもエエ曲です


BLIZARD - Hot Shot! - 輪廻転生 ★★ (2007-10-22 05:48:11)

ストリングスが広がりを持たせる壮大な世界観を感じさせるバラード 肩の力を抜いて歌っているので不自然さが薄くなっている


BLIZARD - Show Me the Way - Heartache Tonight ★★ (2009-04-13 04:02:25)

歌謡テイスト満載のミドルナンバー
下村成二郎にはピッタリの曲ですね
仄かな哀愁具合がまた良いのです


BLIZARD - Show Me the Way - Hearts on Fire ★★ (2009-04-13 03:56:27)

ハードポップなシャッフルナンバー
仄かに香る哀愁が素敵ですね


BLIZARD - Show Me the Way - I'm Alone ★★★ (2009-04-13 03:54:31)

哀愁のあるメロディが耳を惹くバラードナンバー
泣きのギターソロに胸キュンですね
LIVE映えする後半の展開は悪くないですが音が軽めにまとめられすぎですね


BLIZARD - Show Me the Way - Mary ★★ (2009-04-13 04:04:46)

ベタな歌謡メタルバラードナンバー
メタル度は希薄だがこの親父臭さに泣かされますね


BLIZARD - Show Me the Way - Over Heat ★★★ (2007-10-22 06:06:42)

ノリのよい疾走感が心地よいハードポップナンバー アルバムのオープニングを飾るのにふさわしい曲です


BLIZARD - Show Me the Way - Show Me the Way ★★ (2009-04-13 03:51:28)

爽やかなハードポップナンバー
中盤で聴けるベースソロが好きです
箸休めには丁度良いですね


BLIZARD - 暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜 ★★ (2007-10-21 06:04:00)

全編に渡りブリティッシュなサウンドにまとめた2ndアルバム
不安定なVoが全てにおいて足を引っ張っている感がありますが
切り捨てるのは惜しいので是非聴いてもらいたいです。
ヘビィな④泣きのバラード⑤がオススメですね
全編において松川敏也のギターが聴き所


BLIZARD - 暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜 - DEAD OR ALIVE ★★ (2007-10-22 05:24:02)

ヘヴィなミドルナンバー バンドのアンサンブルが素晴らしい
益々ランディーローズな松川のギタープレイが聴き所 曲の良さに唄のレベルが追いついていない この曲に限らずアルバム全体に言える事だけど でも僕は許せますし好きです


BLIZARD - 暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜 - Fallin' angel (罠に落ちた天使たち) ★★★ (2007-10-22 05:31:48)

松川のスリリングかつドラマティックなギターが堪能出来るプログレッシブなナンバー


BLIZARD - 暗黒の警鐘〜KAMIKAZE KILLERS MY TEARS EVAPORATE〜 - Love Don't Stay ★★★ (2007-10-22 05:27:00)

下村成二郎の絶唱が聴けるバラード 彼のベストテイクでは


BLIZZEN - Genesis Reversed ★★ (2016-09-11 14:56:17)

マニアご用達のHigh Roller Recordsから2016年にリリースした1st。ドイツのバンドと言う事で生真面目さが前面に出たNWOTHMサウンドを披露。ドイツのバンドですが、疾走ナンバーでのハロウィーン臭が少なく、どちらかと言うとメイデン路線だしNWOBHM路線のニュアンスが強く、サビで重ねられるコーラスワークなどの青臭さが逆に微笑ましくもあり、オッサン臭い若手バンドですね。その少々青臭いボーカルパフォーマンスが気になるのですが、メロディもハーモニーの付け方も十分に耳を惹きつける要素も強く、基本を押さえた演奏とのかみ合わせも上々で地に足を着けたパフォーマンスは少々型にハマりすぎですが、その筋の王道路線が好物な方には楽しんでもらえるでしょう。ヘヴィメタルのもつカタルシスの開放ってのがありますからね。


BLOKE - Demolición ★★★ (2014-10-16 14:31:31)

重機のオバケみたいなジャケットと望郷を誘うメンバーショットも眩しい裏ジャケ、「METALICA
ZINE」と書いてあるファンジンの支援と「HURLING METAL」と書いてるプロダクションなのか配給なのか分かりませんが、アルゼンチン産のバンドが1984年にリリースした1stが2013年にCD化、このような草の根運動のおかげでワタクシのようなマニアは助けられていますが、ジャケットから醸し出される世界観同様シケシケ具合が本当にたまりません。音質も酷く、キレ重量感に掛けた音像は分離の悪さも手伝い、相当な厳しさもありますが、爆発音を盛り込んだSEとズンズンと突き進むミドルナンバーで幕が開ける①、ヒステリックなシンガーの歌い回しの頼りなさも逆に味があり、予想通りの出来栄え、そしてギターソロで悶絶しそうになる自身のマニアぶりを恨みつつ、モトリーのLIVE WIREみたいな②(そういえば声も声変わり前のヴィンス風と言えなくない)小気味よく進む④くらいでニヤニヤ喜んでしまいます。哀愁のあるソロが映える⑤勢いのある⑥メロウな出だしからツインリードが映える展開に化ける⑦メイデン風な哀愁を帯びた疾走ナンバー⑧スピーディーな⑨と後半に進むにつれ勢いも増し、バンドの魅力がフルに発揮されております。哀愁のあるメロディと南米ならではの情熱的なニュアンスが加わり、シケシケな音でも十分に伝わる熱さが最大の魅力だし聴きどころでしょう。この時代ならではの既成概念を打ち破る破天荒さが滲み出たスタイルが大好きな身としてはヘヴィメタルのダサさも含め愛すべき美点が詰まったバンドのように感じられ今作一枚で消えた事を惜しみつつ、購入してからは愛聴していますね。マニアご用達です、音も良くないし今のサウンドプロダクションに慣れた耳には、さぞや刺激も薄いでしょうが、混じりッ気なし純度100%のメタルアルバムを求める方なら楽しんでもらえるのではないでしょうか。


BLONDE ON BLONDE - Labyrinth of Love ★★★ (2022-11-17 17:56:20)

ノルウェー産の二人の女性シンガーがメインを張るメロディアスロックバンドの1st。クリス・キャンディのキャリアについては知らないがもう一人の女性シンガー、ベンテ・スマーヴィクは、ノルウェーのポップロックグループの晩年でヴォーカルと担当していたらしい。その後、このバンドの母体となるノルウェーのメタル黎明期に活動していたROADのアルバムにゲスト参加。そういう関係性があるのか、このバンドのバックメンバーはROADからきている。ちなみのそのメンツであるが、後年ヨルン・ランデのソロに参加、息の長いミュージシャンを人生を歩んでいますね。
複雑に入り組んだ人間関係も見えてくるが、ここで展開されるスタイルはハスキーヴォイスと癖の無い歌声を軸に、メロディアスはハードポップサウンドを嫌み無く聴かせてくれる。その分、刺激は少なめだが、逆を言えば裏切らない定番感は強く、北欧風味満点のソフトケイスされた唄モノサウンドが好みの方ならば大いに楽しめるでしょう。
ROADというバンド自体は、後に成功するヨーロッパのようなスタイルでは無く、武骨なロックを押し出しており、このバンドにも、そういう匂いをさせていますね。でも⑤みたいなABBAメタルもやっているので、メインストリーム寄りであることは間違いない。
しかし、パンチの効いたハスキーヴォイスのクリスがいるだけに、もっと硬派でハードスタイルを研磨することも可能だっただけに、そのポテンシャルを生かし切れているとは言えないのも問題点ですけどね。
女性二人によるツインヴォーカルという、面白さは十分個性的だし、所謂、北欧的なイメージとは少しテイストが違うと感じる場面もあるだけの、その多様性を含んだバンドサウンドを楽しめるのは美味しいですよね。
北欧メタルマニアには押さえて欲しい一品だし、唄モノ好きにも趣向を凝らして楽しんで欲しい。


BLONDIE - The Best of Blondie - Call Me ★★★ (2014-10-01 17:35:07)

パンチ効いてるわ
切ないメロとロックテイストが丁度よい


BLOOD FARMERS - Blood Farmers ★★★ (2014-08-25 13:47:01)

個人的にはあんまり得意ではないジャンルなんですが、贔屓にしているCDショップに並んでいるジャケットに魅入られ思わず購入なんですが、所謂、ドロドロとしたディストーションが掛かった引きずるようにヘヴィなリフワーク、単純な4拍子であっても独特のグルーブが、なんとも言えない捩じれと歪みを生み出し酔いどれ感もハンパなく聴き手を危険ドラックな世界へと誘い、音像的にも相当なトリップ感があり中毒性の高いサウンドに魅入られます。イイじゃないのホラーテイスト満載の血まみれドゥームサウンド(カタカナ&日本語のレトロな帯びたたきも良かったね)単に古い音楽をなぞるだけではないDEEPな音にクラクラ酔わされます。4、5年前に衝動買いしたアルバムだったんですが、思いのほか、この手のスタイルに耐性ができており、以降かなりの勢いでハマり買い漁る事になりました。その中でも今作は陰湿でサイケな雰囲気と暴力性、その中にある密度の高い緊張感溢れる名演の数々はドゥームロックというジャンルの中でも最高峰に位置していると言っても過言ではないでしょう。個人的にもY.G.Bのギターソロやバンドの真骨頂とも言える狂気が吹き荒れるカルトなホラーサウンドが展開されるGeneral Urko / I Drink Your Blood はたまらんですよ


BLOOD GOD - No Brain. But Balls! ★★★ (2014-10-07 15:33:28)

あまりにもビッチーなジャケットにそそられ購入してしまった一枚(安価なのも手伝いました)プロデューサーにデニス・ワーズとトム・ニューマンのクレジットもあり(二人はプレイヤーとしても参加)、どうやらDebaucheryというバンドのVo兼Gのトーマスさんのサイドプロジェクトなのかな?詳しいバイオは全く分かりませんので、火傷するといけませんから割愛しますが、今作は一聴してAC/DCのフォアローと言えば音楽性も分かってもらえるかと思います。歌声も完全にAC/DC風でシンプルなスリーコードロックなわけですからピッタリとハマります、トーマスさんはドイツ人らしく、そのあたりに本家のような埃っぽさが感じないのかも知れませんが、お下品極まりないタイトルからも想像出来るように(オープニングからアウト、フェ○チオバービーって恥ずかしくて口ずさめないわ)スリージーでラフなロックサウンドは普段あまり聴かないので結構楽しんで聴きましたが、その手のマニアにはどのような映るのか気になる所でもあります。豪快なリズムと小気味よいノリの良さ、時にはヘヴィなミドルナンバーを配したりと飽きがこないよう工夫を凝らしているのも好印象、キャッチーな歌メロを殺さないハードなアレンジも上々に、能天気過ぎない猥雑さが大好きです。キレのあるギターオリエンテッドな作風ってのもいいんですよね(フラッシーなソロもカッコいい)。AC/DCやクロークス、硬派なモトリーと言ったところが好きな方は気にってくれると思いますがいかがでしょうか。数曲で女性シンガーが参加していやらしさをUPしてくれるのも加点材料と言ったところでしょう(笑)ちなみに僕の持っているのは2枚組でDISC2はWith Debauchery's style vocalsとなっておりまして、聴きこんでいないので断言できませんが、ヴォーカルのヴァージョン違い、歌い方をデスヴォイスにしただけのような気がします。この手のサウンドには普通に歌う方がカチッとハマっているような気がしますが、聴き比べて楽しむのも一興ですよね。


BLOOD MONEY - Battlescarred ★★★ (2023-07-21 12:13:29)

遅れてきたNWOBHM。スピードメタル番長として知られるバンドによる2枚目のアルバム。レーベルは悪名高きEbony Recordsということで音質はアレですが、スピード狂ならば首の疼きも止まらないスピード勝負、スラッシュメタルじゃない正統性の強いストロングメタルをスピード重視でやり切っている。ガナるのではない伸びやかな歌唱スタイルも、この手のバンドとしては希少、歌い込めるシンガーと加速度のあるサウンドは、歌を後ノリさせることでよりスピード感が増すという技巧を披露、はち切れんばかりのパワーは、強靱なリズムが後方支援とばかりにド派手に打ち鳴らしバンドサウンドの底上げに貢献、まさにパンク仕込みのNWOBHMという名目を示していますよね。
分離の悪いごちゃっとした音質、彼らの魅力を削いでいる愛のないレーベルの仕打ちに殺意も抱きそうですが、3割4割と割り引いてもこのテンションの高いスピードメタルサウンドの魅力は、マニアの耳にビンビンに響くでしょう。
商業誌における前作の低評価など一切影響は受けない、レビューはあくまでも参考程度、という客観性のあるスピード狂には知って貰いたいバンドではある。でも無理して聴く必要はないんですけどね、YouTubeで良いので探して聴いてみてください。

チェーンソーはイメージキャラなのかな?


BLOOD MONEY - Red, Raw and Bleeding! ★★★ (2021-11-02 12:50:48)

かの有名な商業誌のレビューにてゴット伊藤がボロカスの評価を下した為に完全に死んでしまったバンドの1st。そういう評価があったことを知らないのでなんとも言えないのだが、メタルに対するスピードを求めるマニアならば首も疼きぱなしの爆裂メタリックサウンドがてんこ盛り、全10曲、ランニングタイムが30分を切る潔い展開に持って行かれますよね。
プレスラッシュと呼ぶに相応しい加速度を増した楽曲群の放つ切れ味と攻撃力は半端なく、まるでビルの解体現場で大暴れすドデカい鉄球のついた重機が制御不可能に陥ったような過激で凶暴なスピードメタルを展開しています。
しかし、このバンドが凄いのは、そういう破天荒メタルにありがちな雰囲気重視の歌声で突っ込んでくるのではない、実力者がしっかりとメロディに乗せて伸びやかな歌声を披露することで、バックのイケイケドンドンの演奏との対比がより体感スピードを上げ、そんじょそこらのスピードメタルバンドでは叶わないと思わせる腕っぷしの強さを見せつけている。
とにかくスピーディーである。このバンドの母体はWOLFBANEなのだが、NWOBHMバンドがトービングしたと言わしめるほどのスピード狂である、今の若い人は商業誌を読まないと聴いています、であれば余計なバイアスはかからないでしょう。
80年代に埋もれた英国産スピードメタルの凄みを是非とも味わって欲しい、あっという間にアルバム終わりますよ。と言うことは脇見運転したら道に迷う可能性もありますが、9曲目のイントロでアコギが出ますので、それを合図にお戻りください。
これが金も掛からずに聴ける時代って、いやー音楽って本当にいい物ですよね。さいなら、さいなら、さいなら、と小松政夫が淀川長治のモノマネをしている、モノマネで〆たいと思います。


BLOOD OF THE SUN - Blood of the Sun (2020-05-11 01:42:03)


ご指摘ありがとうございます。
私がコメントしたかったのは3枚目のアルバムで、こっちじゃないです。誤って記入したようですね。
こちらは未聴。私が知っているのはデレク・セント・ホルムズの歌っている奴。これじゃないっす(苦笑)
こうやって誤記入他にもあるのかなぁ。


BLOOD OF THE SUN - Death Ride ★★★ (2019-11-03 19:44:12)

マルチプレイヤーとして活躍する元COVENANTのデイヴ・グライダーとドラマーのヘンリー・ヴァスケズらが中心となり結成されたUS産のガソリン臭さをまき散らす、図太いハードドライヴィングサウンドが売りの古典HM/HRバンドの3枚目。
今回はヴォーカルにデレク・セント・ホルムズを迎え準備万端、危険な香りが充満する古典ロックと、酒臭さに胸焼けする濃厚なハードブギー、それらを牽引するのがデイブの、歪みまくったへヴィなハモンドの音色、そして濃密な絡みを魅せる酔いどれリズムの強烈なグルーブ、そして二本のギターが噛みつくほどに獰猛な雄たけびを上げ弾き倒されるのだから、これはロック好きにはたまらんものがあるでしょう。狙ったように、先人達からの影響も散りばめた楽曲とプレイは、今のご時世、逆に新鮮に耳に届くから不思議なものです。
ロックの原点たるブルースの濃度を高め、サイケデリックを隠し味に、豪胆だが綿密に作り上げたガレージロックの旨味は相当なものに仕上がった。このサウンドをクリアーに希釈しているのが、デレクの歌声のおかげだと言うのが面白い。これでシワガレ声の酒焼けヴォイスなら狙い過ぎだもんね。


BLOOD TSUNAMI - Grave Condition ★★★ (2019-03-25 16:23:34)

ノルウェーはオスロ出身の中堅スラッシャー、通産4枚目のアルバムはノリの良いへヴィグルーブを従える切れ味鋭いスラッシュサウンドを叩きつけてきました。NWOTSMの中でもトップクラスの実力を誇っているだけにスピードに特化しつつもバラエティに富んだ楽曲を収録、そのアイデア豊富なアレンジと曲作りの上手さに目を細めてしまいます。
ハインテンションで突っ走るリフ、リズムの嵐、どこか切迫感に満ち溢れており、聴き手の焦燥感をジリジリを煽るような緊張感が、これまた癖になるほど魅力的に映る。ハードコア・デス系という要素もあるが正統的なメタルアプローチもあったりと、アングラ感満載のブラッケンドメタルが轟かせる爆音の破壊力は並はずれたものがある。それでありながらも計算を尽くした無軌道ぶりの演出力も魅力的だ。野蛮な音を聴き憂さ晴らしがしたいと思うマニアにはもってこいのサウンドだろう。
北欧なのに、何故かカラッとした音に聴こえてくるのも、視聴感の爽快さに繋がっているのも見逃せませんね。


BLOODBOUND - Book of the Dead (2015-01-20 15:01:14)

彼らのアルバムは3rdが初体験でした。今作はその前にリリースされたアルバムなのですが、洗練度アレンジ供に類型的で垢ぬけないパワーメタル路線だったんですね。シンガーはマイケル・ボーマンなんですが、かなりヘヴィな歌い回しに終始しており、甘美な歌メロも本来の持ち味と違うように感じられなんとも噛み合わせが悪いように聞こえます。これならボーマンでなくてもと人選にピンとこないのですが、パワー&メロディ&スピードとメイデンを軸に北欧風チョイ足しジャーマンなサウンドが好みの方なら楽しんでもらえるのではないでしょうか?