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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 13701-13766

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 13701-13766
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片山圭司 - Odessa File - 君は春色のベルベット ★★★ (2023-11-10 18:34:30)

哀愁系昭和歌謡ハードポップス
片山の歌がメインです
アルバム全体にいるのだが
このちょいハズい感覚に襲われるのが
最大の聞き所
CD化されない幻の一枚なんだよな


片田 悟司 (2014-06-16 13:28:51)

2006年にヤングギター誌のバックアップも受けて若干19歳でプロデビューを果たす新潟県出身のギタリスト。


片田 悟司 - Blue Streak ★★ (2014-06-16 13:53:14)

2006年にヤングギター誌のバックアップも受けて若干19歳でプロデビューを果たす新潟県出身のギタリスト。沢山のアーティストを世に送り出しているMI JAPAN出身ですからテクニック的には申し分なく、スウィープ・アルペジオ等を駆使した高速プレイも難なく弾きこなし「Blue Streak」というアルバムタイトルに負けない鮮烈な印象を与えてくれます。彼を支えるメンバーの事は詳しく知りませんが、今アルバムには豪華なゲストシンガーが参加しており、③には小野正利、④はAIONのNOV、⑤はファストドロウ~プロヴィデンス~サーベルタイガーに在籍していた稀代のメロディメイカーで知られる実力派女性Voの久保田陽子、⑦はMI JAPANの講師だしアークストームのシンガーでもあった佐々井康雄の名前もあり、プロデュースも手掛けている元ジャーマンスタイルのメタルバンド、アトミックトルネードのハイトーンシンガー土屋陽輔、⑥はDikkieという男性が歌い、これがBlue Streakという今作の主役片田 悟司が率いるバンドで、どうやら新人として売り出すのにバンドありきの、ソロ作なんでしょうね。無名のメンバーでリリースするよりは豪華ゲストを持ちいり、LIVEなどでは固定されたラインナップで活動を行うということなんでしょう。やや難解な人間関係も見受けられ、そのせいなのかゲストシンガーが今ひとつ歌いきれていない印象も見受けられ歌メロも用意されていて、歌うだけだった見たいな雰囲気も感じるし豪華な布陣を生かし切れていないよう思います。しかしゲスト等に頼ることなく華麗なギタープレイは勿論、リフワークもしっかりしているし弾ける若さはないかもしれませんが、バックの演奏も含め不安定な要素はなく安心して聴いてられますね。所謂、ジャーマンメロディックHM/HRサウンドですから、サビメロなど口ずさみやすく好きな方ならたまらないんでしょうね。個人的には少々、苦手な持って生き方なんですが、若いのに類い稀なる楽曲センスを見せつけ新時代のギターヒーローが誕生する機運を見せていますよね。ちなみに⑤ではソロにジョージ・リンチも参加して火花散る入魂のプレイを聴かせてくれますよ。


片田 悟司 - Blue Streak - Blue Rain ★★★ (2014-06-16 14:05:10)

彼女の魅力全開とはいかないかもしれませんが
久保田陽子が歌うしっとりとしたバラード
ジョージ・リンチのソロも華を添えていますね


片田 悟司 - Blue Streak - Everlasting ★★★ (2014-06-16 13:59:17)

巨匠小野正利が歌うシンフォニックな味付けもされた様式美ナンバー
華麗な舞う若さが溢れていますね


片田 悟司 - Blue Streak - Fly Away ★★ (2014-06-16 14:01:16)

アイオンNOVの剃刀シャウティングも光りますね
二井原実先輩の影響大な歌声がここでは聴けます


北斗の拳 - 北斗の拳 Original Songs ★★★ (2018-03-09 12:54:48)

不朽の名作漫画『北斗の拳』その人気は国内では留まらず、ハリウッドにて実写化され、ファンから不評を買いまくった迷作まであるのだが、こちらはアニメ版の主題歌はおろか挿入歌までひとまとめにした一枚。
集英社の悪い癖が出てしまい、ラオウが死すで終わっておけば良いものの、元斗皇拳のフォルコを投入。個人的にはこの辺りまでは胸を熱くし涙でページが捲れないほどの感動を覚えたが、ファルコがあっさりやられる北斗琉拳の件りから、幾度記憶がなく、特に北斗琉拳のヒョウとケンシロウが血を分けた実の兄弟みたいなエピソードに落胆してしまい、読むのを辞めた記憶があります。大人になってから、コンビニで売られていた北斗の拳の、お得番みたいな分厚い奴を買い集め、最終回まで読んだ時は驚きましたね。
北斗琉拳のあとも続き、ラオウの息子と旅に出る話や(不評過ぎて物凄い中途半端な終わり方で次のエピソードに向かいます)三国の話、最終的には大人になったリンとバットとの再会など、辻褄の合わないぶっ飛んだエピソードの連続に、本気で集英社に怒鳴り込みたくなったが(歴史的名作を汚い金儲けの道具に使うな、こんな無理やりなストーリー作者が泣いとるわい)数々のエピソードに彩られたアニメ版の楽曲を聴き、ワタクシは年に数回は手に取り楽しみますよ

トムキャットに①②やクリスタルキングの⑪⑫が有名なんでしょうが、最後の方でチラッと流れた子供バンドの⑤⑥⑦⑧がお気に入りです、時代を反映した電子的な音に、子供バンドらしさを感じませんが、お仕事として引き受けたのかなぁと、性格の悪い深読みをしながら楽しんでいますよ。およげたいやき君の子門真人が歌う好戦的な③や④なんかも入っているのが嬉しい。ちなみに⑨⑩は神谷明さんが歌っている挿入歌で、いずれもアレンジ一つでカッコいいメタルナンバーになりそうな楽曲でしたね。

後年、新たに霞 拳志郎を主役に、北斗神拳のルーツを辿る新作を発表したが、かつてのような格闘シーンの少ない物語で、諸説あるが、アニメ関係者の話によると、そもそも今のご時世、北斗の拳の地上波による再放送がNGらしい、理由はひこうを突いて、断末魔の叫びを上げながら、血しぶきを上げ肉体が破裂する的な描写がNG。BPOが許さないというのが理由らしい。
あの世界観を誰が真に受けるんだ?その恐ろしい発想に膝の震えが止まらないが、昨今の世知辛い世を見渡すと妙に頷きますよね。NHKのBSで火野正平さんは自転車に乗り各地を走り抜け、視聴者の思い出を叶えるみたいな番組を放送しているが、スキャンダルまみれの人生の火野さんを、リアルタイムの出来事だったら、今なら誰も許してくれないだろうなぁ。あれ、でもエエ番組よ。厚みがあるんだよなぁ演者のさぁ。

関係ない話を、のたうち回りましたが、北斗の拳と言えば数々の名シーンがあります。その中でも南斗聖拳のシュウの件は泣かせますね。仁星として生きた男のエピソード、そしてケンシロウをかばい爆死しる息子、さらにピラミッドの頂点での別れ、さらに憎きサウザーの悲しき宿命の件、凝縮しているやないか。でも一番好きなキャラはやはり、雲のジュウザですね。あんな風に死にたいっす(感涙)
このサントラを聴き、ワタクシはあの熱き男達の世界観にいつだって酔いしれますよ。
強敵と書いて『友』と呼ぶ、そう教わりましたもんね。

1.TOUGH BOY
2.LOVE SONG
3.KILL THE FIGHT
4.WIND&RAIN
5.SILENT SURVIVOR
6.DRY YOUR TEARS
7.HEART OF MADNESS
8.PURPLE EYES
9.KEN-北斗星-
10.荒野の風
11.愛をとりもどせ!!
12.ユリア……永遠に


北島健二 - Zodiac 反逆のギター戦士 ★★★ (2014-06-23 14:41:25)

数多くのスタジオワークでの功績は勿論、浜田麻里のバックやTMネットワークとのお仕事など、のちにそこから派生したともとれるデジタルサウンドで鳴らしたフェンスオブディフェンス(松本孝弘のように開き直れなかったのがセールスに繋がらず残念)等で活躍をしている北島健二が1981年にリリースした1st。実に彼の味のあるギターワークが炸裂しています。ソロ形態ですが歌入りでZEP風の渋めのHM/HRサウンドが展開されており聴き応え十分、ジェフ・ベック愛溢れるエモーショナルなギターと確かなテクニック、ワビサビを経た懐深いプレイは実に心地よい響きです、バックを支えるメンバーもZEP風のプレイで成り切り度も相当なものでシンガーとして全面参加の織田哲郎の仕上がりは相当なものだ、当時の録音技術だし迫力不足なサウンドではあるかもしれませんが、みんな演奏が上手いんですよね。テクノロジーにより掛かり過ぎていない生身のサウンドを体感できるのです。ジェフ・ベック愛溢れる⑦の成り切り度も上々な古典的スタイルを継承するバンドサウンドに拘った一枚ですね。


本城美沙子 - 13TH ★★ (2008-07-13 17:56:00)

前作同様LOUDNESSのメンバーの前面バックアップ、プロデューサーも同じく高崎晃を迎え制作された2nd。今回はカヴァーソング無しの全曲オリジナルで勝負。高崎は勿論、山下昌良、ジョージ吾妻、X-RAYの若きギタリスト湯浅晋が曲を提供、ファンならずとも興味を惹かれましたね。叙情的なブリテッシュハード路線の楽曲はどれも魅力的でサビで明るくなる歌謡テイスト溢れるアレンジに多少疑問は残るが印象的なフレーズを奏でる高崎のプレイは素晴らしく、またやる気の程も強く感じる。VOの弱さに目をつぶればそれなりに楽しめるかと思いますよ。少なくとも楽曲のクオリティは低くなく、けしてLOUDNESSのボツ曲とは言わせない完成度を誇っていると思いますよ。


本城美沙子 - 13TH - BLACK WIZARD ★★ (2008-07-13 18:06:07)

後半リズムチェンジして速くなるアレンジがカッコイイですね
エモーショナルな高崎のギターも良いですよ


本城美沙子 - 13TH - DISTRACTION ★★★ (2008-07-13 18:20:12)

曲名に負けないパワフルな疾走ナンバー
テクニカルかつスピーディーなギターソロ
破壊力抜群のドラミングと聴き所が多い


本城美沙子 - 13TH - ENDLESS CHAIN~THE MERCY OF THE GOD ★★★ (2008-07-13 18:16:19)

ブリティッシュな雰囲気が漂う哀愁のHM/HRナンバー
永川敏郎のkeyをフューチャーしたドラマティックな展開がカッコイイですね 緊張感漲る高崎のギタープレイも良いですね


本城美沙子 - 13TH - EROGENOUS ZONE ★★ (2008-07-13 18:23:00)

情念たっぷりな高崎のギターが堪能出来るヘヴィバラード


本城美沙子 - 13TH - GROOVE ON UP ★★ (2008-07-13 18:10:23)

ジョージ吾妻氏のペンによるホンキートンクなナンバー
ピアノのアレンジがアクセントですね
彼女の歌声には合っていますね


本城美沙子 - 13TH - LOVE ME FOREVER ★★ (2008-07-13 18:00:55)

山下昌良のペンによる
パワフルなリズムプレイが耳を惹く歌謡メタルナンバー
高崎の色気のあるギターも良いですよ


本城美沙子 - DREAMER ★★ (2020-09-18 13:45:08)

やっすいチョイエロ風のジャケから一転、魔女っ娘イメージを払拭するようなジャケットに驚くとともに不安がよぎりますね。オープニングはデビッドボウイで有名な奴のカヴァー、こりゃ、相当なアイドルもんになっているぞと不安になったのですが、客演しているアーティストがX-RAY組の参戦に大谷令文、土方隆行がギタリストにクレジット、今回は臼井孝文に西田昌史も楽曲を提供しているので、露骨なアイドルにはならんだろうなぁと、踏むことがギリギリで出来ましたね。キーボードで参戦する笹路正徳のアレンジも音楽性を広げ、音数を埋めるような愚行はなくバランスよく収まり、彼女の唄も無理目を止めさせたおかげで、今まで以上に聴きやすくまとまっている。
その反面、ハードさは薄まったが、ストレスは軽減されるというハードサウンドを愛する者にとっては痛し痒しな結果となった。松澤浩明が曲を書き令文がギターは弾く③なんて、今作を象徴するようなバランス感覚に秀でている、マーシーのスローナンバー④もアレンジ一つで大化けできるポテンシャルを秘めている。
今作は全て未沙子嬢が歌えるかを起点に作られたと感じますね。そこが全てを決心するでしょう。こんなもん、アイドルが歌う歌謡曲じゃないかと言われると、その通りと言いますが、アニメの主題歌のような軽快なロック風、歌謡曲って、必ずヒットチャートを賑やかしているので、そっち方面がイケる方なら楽しめる要素も大でしょう。
参加メンバーの矜持が顔を出す瞬間もあり、バッサリと切り捨てられないのがマニア泣かせです。


本城美沙子 - FORESIGHT (2020-09-18 14:10:51)

今作のリリース時に20歳になったんですね。帯び叩きに書いてあって驚きました。高校生でデビュー、2~3年の間に何枚フルアルバムを作ったんだと心配しかしませんよ。そんな駆け足のメタルクィーン人生の終わりを感じさせるジャケットですが、サウンドの方は、アイドル路線は徹底的にやり込んでいます。多少AOR調の歌モノロックもありますがジャケに釣り合う内容に収まりました。ギターは北島健二、サウンドアドバイザーにジョージ吾妻、小暮シャケ武彦やファンキー末吉、トミー・マクレンドンらが作曲者にクレジットとハード系アーティストと完全に手を切っていないのが憎い。そのせいで、マニアは手を出してしまうのです。
そういった、ここまで来たら最後まで付き合おうじゃないかと腹を括った筋金入りもマニア以外にはお勧めできませんが、アイドル歌謡に興味のある方なら楽しめるかもです。


本城美沙子 - TRAMPLING DOWN〜麗華 ★★ (2020-09-18 13:21:03)

前作とは打って変わりお馴染みの日本人アーティストによりレコーディングを敢行。笹路正徳はキーボードで参加しているが、プロデュースの座にジョージ吾妻が再登板、青山純、土方隆行、渡辺健の職人組に、湯浅晋、広瀬さとし、大谷令文らが客演、湯浅と広瀬は楽曲も提供、他に松澤浩明の名前もあり、前作のようなキーボードがメインを張るスタイルとは違うものになると予見させるラインナップとなった。
デビューして2年、二十歳そこそこの女の子にシンガーとしての上澄みなどなく、相変わらず歌唱力不足は否めないが、楽曲はメロディアスなハードサウンドで統一、アン・ルイスやACTIONがやりそうな歌謡ロックもあったりと聴きやすく纏めています。
正直、昭和のホラー映画のようなイントロ長めの笹路作の曲が始まった時は、魔女っ娘感をむやみに出しているなぁと、失敗の予感が漂ったのですが、今作は昭和歌謡路線です。懐メロ臭もプンプンです。そこに愛着と覚え懐かしめるかが最大のポイントでしょう。笹路のシンセが煩わしくないのは良かった。時折切れ込んでくるメロディアスなソロも耳を惹く場面有り。こういうところにロックを感じますが、全般的に昭和歌謡ロックですね。


本城美沙子 - TRIGGER ★★ (2020-09-15 15:20:13)

魔女3部作と呼ばれる初期のアルバム3枚を僅か2年以内にリリースしてきた彼女。そのハイペースぶりに驚かされるが、芸能界の恐るべしやり口に嫌悪感を覚えてしまいます。
短いスパンの中でリリースされた4枚目の今作は、一部ロンドンレコーディングも行われており、未沙子嬢がロンドンの地に足を踏み入れたかは不明だが、笹路正徳をアレンジャー&キーボードプレイヤーとして迎え入れ、バックにはメイデン脱退後、ポール・ディアノが結成したLONE WOLFのメンバーを迎え今作は制作されています。何故?LONE WOLFのメンバーが参加したのかに興味を惹かれますが、彼女が進んだ方向性はキーボードを前面に出した歌モノロックサウンドに移行。前作からライトなアメリカンロックもあったが、この歌謡曲にチョイ足しハードの路線に進んだのは、チョイと残念である。
確かにポール・ディアノも一発目の音楽性はライトな歌モノだっただけに、腑に落ちる点はあるのだが、ディアノと行動を共にしたツインギターコンビなど、もう少し見せ場を設けてやって欲しいと思わずにはいられない。また歌唱力で勝負できるわけではない未沙子嬢の、歌モノ路線が売れるとは思えないが、芸能界なんてなにが起こるか分かりませんが、やはり彼女のファン層を考えると中途半端と言わざるを得ないだろう。
X-RAYの藤本朗のコーラスが目立ちまくる⑤などを聴けば、尚更そういう気持ちになるのだが、昨今の、嬢メタルブームとは違うニュアンスの80年代型サウンドに耳を傾けるのも一興ですよ。あーだこーだと、勝手な憶測を立て楽しみのも温故知新ですからね。


本城美沙子 - 魔女伝説 ★★ (2008-07-13 17:23:00)

プロデューサーに高崎晃を迎えLOUDNESSのメンバーが全面的にバックアップして制作された魔女伝説三部作の第一弾にて1st。因みにLOUDNESSのキャッチコピーも悪魔に魂を売った男達でしたから、こう言うイメージが当時のHM/HRにはありましたね。
甘ったるいアイドル顔負けの稚拙な歌声に赤面しそうになりますが
演者のプレイは素晴らしく数々の名曲をギター一本でどうアレンジするのか
楽しみにしたものですCUM ON FEEL~は本城三沙子で知りましたし個人的には高崎の弾くRIOTの「WARRIOR」やRAINBOWの「LOST IN HOLLYWOOD」なんかが聴きたくて購入しました、セルフカヴァーのバラード⑤なんて大胆なストリングスアレンジを施しオリジナルを遥かに超える壮絶な泣きを発散していますLOUDONESSファンなら押さえて損はないかと思いますよ。参加メンバーに紫等で活躍していたドラマー宮永英一、キーボードで永川敏郎の顔も見れます。ジャパメタ創世記に近い年代の作品に興味のある方は聴いてみてはいかがでしょうか、LOUDNESSとは違った高崎のギタープレイを聴くだけでも価値は充分にあると思います。


本城美沙子 - 魔女伝説 - アフター・イリュージョン ★★★ (2008-07-13 17:40:50)

ストリングスアレンジが秀逸ですね
本家のネオ演歌とも言うべき情念は薄れ
彼女の歌声にも合っている
泣けるなぁ


本城美沙子 - 魔女伝説 - ウォーリア (2008-07-13 17:37:01)

本家よりもヘヴィなリズム隊のプレイに惹き付けられましたね


本城美沙子 - 魔女伝説 - ホワイト・ルーム ★★ (2008-07-13 17:31:45)

クリームの名曲のカヴァー
まったくの別物にアレンジしましたね
正統派のHM/HRナンバーに仕上げたのは見事


本城美沙子 - 魔女伝説 - ロスト・イン・ハリウッド ★★ (2008-07-13 17:29:49)

宮永のドラミングが心地よいですね
レインボーの名曲のカヴァー
ファンなら押さえないとね
当時はリッチーを敬愛してやまない高崎が
どう料理するのか楽しみに聴きましたよ


本城美沙子 - 魔女伝説 - 暗黒の子供たち ★★ (2008-07-13 17:27:08)

二井原先輩の熱唱が熱いですね
レゲエ調から一転してプログレッシブに展開する様がカッコイイです


本城未沙子 - 13TH ★★ (2008-07-13 17:56:00)

前作同様LOUDNESSのメンバーの前面バックアップ、プロデューサーも同じく高崎晃を迎え制作された2nd。今回はカヴァーソング無しの全曲オリジナルで勝負。高崎は勿論、山下昌良、ジョージ吾妻、X-RAYの若きギタリスト湯浅晋が曲を提供、ファンならずとも興味を惹かれましたね。叙情的なブリテッシュハード路線の楽曲はどれも魅力的でサビで明るくなる歌謡テイスト溢れるアレンジに多少疑問は残るが印象的なフレーズを奏でる高崎のプレイは素晴らしく、またやる気の程も強く感じる。VOの弱さに目をつぶればそれなりに楽しめるかと思いますよ。少なくとも楽曲のクオリティは低くなく、けしてLOUDNESSのボツ曲とは言わせない完成度を誇っていると思いますよ。


本城未沙子 - 13TH - BLACK WIZARD ★★ (2008-07-13 18:06:07)

後半リズムチェンジして速くなるアレンジがカッコイイですね
エモーショナルな高崎のギターも良いですよ


本城未沙子 - 13TH - DISTRACTION ★★★ (2008-07-13 18:20:12)

曲名に負けないパワフルな疾走ナンバー
テクニカルかつスピーディーなギターソロ
破壊力抜群のドラミングと聴き所が多い


本城未沙子 - 13TH - ENDLESS CHAIN~THE MERCY OF THE GOD ★★★ (2008-07-13 18:16:19)

ブリティッシュな雰囲気が漂う哀愁のHM/HRナンバー
永川敏郎のkeyをフューチャーしたドラマティックな展開がカッコイイですね 緊張感漲る高崎のギタープレイも良いですね


本城未沙子 - 13TH - EROGENOUS ZONE ★★ (2008-07-13 18:23:00)

情念たっぷりな高崎のギターが堪能出来るヘヴィバラード


本城未沙子 - 13TH - GROOVE ON UP ★★ (2008-07-13 18:10:23)

ジョージ吾妻氏のペンによるホンキートンクなナンバー
ピアノのアレンジがアクセントですね
彼女の歌声には合っていますね


本城未沙子 - 13TH - LOVE ME FOREVER ★★ (2008-07-13 18:00:55)

山下昌良のペンによる
パワフルなリズムプレイが耳を惹く歌謡メタルナンバー
高崎の色気のあるギターも良いですよ


本城未沙子 - DREAMER ★★ (2020-09-18 13:45:08)

やっすいチョイエロ風のジャケから一転、魔女っ娘イメージを払拭するようなジャケットに驚くとともに不安がよぎりますね。オープニングはデビッドボウイで有名な奴のカヴァー、こりゃ、相当なアイドルもんになっているぞと不安になったのですが、客演しているアーティストがX-RAY組の参戦に大谷令文、土方隆行がギタリストにクレジット、今回は臼井孝文に西田昌史も楽曲を提供しているので、露骨なアイドルにはならんだろうなぁと、踏むことがギリギリで出来ましたね。キーボードで参戦する笹路正徳のアレンジも音楽性を広げ、音数を埋めるような愚行はなくバランスよく収まり、彼女の唄も無理目を止めさせたおかげで、今まで以上に聴きやすくまとまっている。
その反面、ハードさは薄まったが、ストレスは軽減されるというハードサウンドを愛する者にとっては痛し痒しな結果となった。松澤浩明が曲を書き令文がギターは弾く③なんて、今作を象徴するようなバランス感覚に秀でている、マーシーのスローナンバー④もアレンジ一つで大化けできるポテンシャルを秘めている。
今作は全て未沙子嬢が歌えるかを起点に作られたと感じますね。そこが全てを決心するでしょう。こんなもん、アイドルが歌う歌謡曲じゃないかと言われると、その通りと言いますが、アニメの主題歌のような軽快なロック風、歌謡曲って、必ずヒットチャートを賑やかしているので、そっち方面がイケる方なら楽しめる要素も大でしょう。
参加メンバーの矜持が顔を出す瞬間もあり、バッサリと切り捨てられないのがマニア泣かせです。


本城未沙子 - FORESIGHT (2020-09-18 14:10:51)

今作のリリース時に20歳になったんですね。帯び叩きに書いてあって驚きました。高校生でデビュー、2~3年の間に何枚フルアルバムを作ったんだと心配しかしませんよ。そんな駆け足のメタルクィーン人生の終わりを感じさせるジャケットですが、サウンドの方は、アイドル路線は徹底的にやり込んでいます。多少AOR調の歌モノロックもありますがジャケに釣り合う内容に収まりました。ギターは北島健二、サウンドアドバイザーにジョージ吾妻、小暮シャケ武彦やファンキー末吉、トミー・マクレンドンらが作曲者にクレジットとハード系アーティストと完全に手を切っていないのが憎い。そのせいで、マニアは手を出してしまうのです。
そういった、ここまで来たら最後まで付き合おうじゃないかと腹を括った筋金入りもマニア以外にはお勧めできませんが、アイドル歌謡に興味のある方なら楽しめるかもです。


本城未沙子 - TRAMPLING DOWN〜麗華 ★★ (2020-09-18 13:21:03)

前作とは打って変わりお馴染みの日本人アーティストによりレコーディングを敢行。笹路正徳はキーボードで参加しているが、プロデュースの座にジョージ吾妻が再登板、青山純、土方隆行、渡辺健の職人組に、湯浅晋、広瀬さとし、大谷令文らが客演、湯浅と広瀬は楽曲も提供、他に松澤浩明の名前もあり、前作のようなキーボードがメインを張るスタイルとは違うものになると予見させるラインナップとなった。
デビューして2年、二十歳そこそこの女の子にシンガーとしての上澄みなどなく、相変わらず歌唱力不足は否めないが、楽曲はメロディアスなハードサウンドで統一、アン・ルイスやACTIONがやりそうな歌謡ロックもあったりと聴きやすく纏めています。
正直、昭和のホラー映画のようなイントロ長めの笹路作の曲が始まった時は、魔女っ娘感をむやみに出しているなぁと、失敗の予感が漂ったのですが、今作は昭和歌謡路線です。懐メロ臭もプンプンです。そこに愛着と覚え懐かしめるかが最大のポイントでしょう。笹路のシンセが煩わしくないのは良かった。時折切れ込んでくるメロディアスなソロも耳を惹く場面有り。こういうところにロックを感じますが、全般的に昭和歌謡ロックですね。


本城未沙子 - TRIGGER ★★ (2020-09-15 15:20:13)

魔女3部作と呼ばれる初期のアルバム3枚を僅か2年以内にリリースしてきた彼女。そのハイペースぶりに驚かされるが、芸能界の恐るべしやり口に嫌悪感を覚えてしまいます。
短いスパンの中でリリースされた4枚目の今作は、一部ロンドンレコーディングも行われており、未沙子嬢がロンドンの地に足を踏み入れたかは不明だが、笹路正徳をアレンジャー&キーボードプレイヤーとして迎え入れ、バックにはメイデン脱退後、ポール・ディアノが結成したLONE WOLFのメンバーを迎え今作は制作されています。何故?LONE WOLFのメンバーが参加したのかに興味を惹かれますが、彼女が進んだ方向性はキーボードを前面に出した歌モノロックサウンドに移行。前作からライトなアメリカンロックもあったが、この歌謡曲にチョイ足しハードの路線に進んだのは、チョイと残念である。
確かにポール・ディアノも一発目の音楽性はライトな歌モノだっただけに、腑に落ちる点はあるのだが、ディアノと行動を共にしたツインギターコンビなど、もう少し見せ場を設けてやって欲しいと思わずにはいられない。また歌唱力で勝負できるわけではない未沙子嬢の、歌モノ路線が売れるとは思えないが、芸能界なんてなにが起こるか分かりませんが、やはり彼女のファン層を考えると中途半端と言わざるを得ないだろう。
X-RAYの藤本朗のコーラスが目立ちまくる⑤などを聴けば、尚更そういう気持ちになるのだが、昨今の、嬢メタルブームとは違うニュアンスの80年代型サウンドに耳を傾けるのも一興ですよ。あーだこーだと、勝手な憶測を立て楽しみのも温故知新ですからね。


本城未沙子 - 魔女伝説 ★★ (2008-07-13 17:23:00)

プロデューサーに高崎晃を迎えLOUDNESSのメンバーが全面的にバックアップして制作された魔女伝説三部作の第一弾にて1st。因みにLOUDNESSのキャッチコピーも悪魔に魂を売った男達でしたから、こう言うイメージが当時のHM/HRにはありましたね。
甘ったるいアイドル顔負けの稚拙な歌声に赤面しそうになりますが
演者のプレイは素晴らしく数々の名曲をギター一本でどうアレンジするのか
楽しみにしたものですCUM ON FEEL~は本城三沙子で知りましたし個人的には高崎の弾くRIOTの「WARRIOR」やRAINBOWの「LOST IN HOLLYWOOD」なんかが聴きたくて購入しました、セルフカヴァーのバラード⑤なんて大胆なストリングスアレンジを施しオリジナルを遥かに超える壮絶な泣きを発散していますLOUDONESSファンなら押さえて損はないかと思いますよ。参加メンバーに紫等で活躍していたドラマー宮永英一、キーボードで永川敏郎の顔も見れます。ジャパメタ創世記に近い年代の作品に興味のある方は聴いてみてはいかがでしょうか、LOUDNESSとは違った高崎のギタープレイを聴くだけでも価値は充分にあると思います。


本城未沙子 - 魔女伝説 - アフター・イリュージョン ★★★ (2008-07-13 17:40:50)

ストリングスアレンジが秀逸ですね
本家のネオ演歌とも言うべき情念は薄れ
彼女の歌声にも合っている
泣けるなぁ


本城未沙子 - 魔女伝説 - ウォーリア (2008-07-13 17:37:01)

本家よりもヘヴィなリズム隊のプレイに惹き付けられましたね


本城未沙子 - 魔女伝説 - ホワイト・ルーム ★★ (2008-07-13 17:31:45)

クリームの名曲のカヴァー
まったくの別物にアレンジしましたね
正統派のHM/HRナンバーに仕上げたのは見事


本城未沙子 - 魔女伝説 - ロスト・イン・ハリウッド ★★ (2008-07-13 17:29:49)

宮永のドラミングが心地よいですね
レインボーの名曲のカヴァー
ファンなら押さえないとね
当時はリッチーを敬愛してやまない高崎が
どう料理するのか楽しみに聴きましたよ


本城未沙子 - 魔女伝説 - 暗黒の子供たち ★★ (2008-07-13 17:27:08)

二井原先輩の熱唱が熱いですね
レゲエ調から一転してプログレッシブに展開する様がカッコイイです


魔女卵 - 魔女卵 ★★ (2009-10-27 03:43:00)

当時のHM/HRのイメージには確実に悪魔的な要素はあったからね。
インパクト大なバンド名に惹かれアルバムを手にした覚えがあります。
四曲入りのミニアルバムですがコマーシャル性に富んだキャッチーな楽曲が収録されています、曲調も正統派の要素を強く感じさせてくれ楽曲的にも色物的な感覚はなく当時は良く聴きましたね、女性Voの弱さは否めませんが正統性の強い歌謡テイストを絡めたHM/HRが好きな人なら充分楽しめるかと思いますよ。個人的にはCATCH LOVEは今でもシャワーを浴びながらサビを口ずさむ位大好きです。相棒シリーズでお馴染みの和泉聖治監督がメガホンを取った同名の映画も見て欲しいですね。レンタルで見たときの赤面ものの衝撃たるや…劇中プレゼンスのド派手な姿とルーシーと言う曲は忘れませんね


魔女卵 - 魔女卵 - Afraid Mind ★★ (2009-10-27 03:31:45)

情念たっぷりなへヴィバラードナンバー
ネオ演歌とも言うべき日本的な世界観が懐かしいですねー


魔女卵 - 魔女卵 - Catch Love ★★★ (2009-10-27 03:29:46)

稚拙な歌謡曲風の歌詞とキュートな歌声に好みが分かれるでしょうが僕は好きです。
懐かしい青春時代を思い出しますね。ギターソロも好きですよ。曲調はしっかりとしたHM/HRナンバー


魔女卵 - 魔女卵 - Shaky ★★ (2009-10-27 03:30:54)

ストレートな正統派HM/HRの疾走ナンバー、キャッチーな歌メロの懐かしき香りがしますね
意外としっかりとしたアレンジがカッコいいです。バカにしたもんじゃないよ


魔女卵 - 魔女卵 - We Are 魔女卵 ★★ (2009-10-27 03:33:07)

過激な歌詞に耳が行きますね
彼らのメインテーマ
シンプルでカッコいいですね


夜叉 - ZOKU ★★★ (2015-02-15 13:31:00)

パワー漲る国産メタルバンドが2005年にリリースした2nd。人を喰ったようなタイトルと歌詞の世界観に色もの的にとられるのかな?と少々危惧してしまうのですが、出している音はソリッドでヘヴィな本意気のサウンドです。テクニカルでフラッシーなギターは勿論、魅力的なリフワークと変化自在の技を魅せるバンドの軸となる福島のプレイは圧巻の一言、テクニックにおぼれる事無くしっかりとメロディを組みたて曲を際立たせているのが前作より聴き易くまとめている最大のポイント、成田伸治の歌声も前作よりもキレと艶を増し見た目同様の強烈なインパクトを与えてくれます。試行錯誤のあとが伺えるリズム隊も最大限のパフォーマンスを魅せる事により新生夜叉サウンドとして明確な方向性を提示し、山田雅樹時代のLOUDNESSを彷彿とさせるゴン太なヘヴィネススタイルをよりソリッドに磨き上げ強固な形に仕上げているのが好印象。古くて新しい純度100%のヘヴィメタルサウンドを轟かせています。往年のフラットバッカーやファストドロウが好きな自分には懐かしい雰囲気も滲み出ており、重量感溢れる夜叉サウンドにある種の爽快感を覚えます。


夜叉 - 斬 -zann- ★★ (2008-11-15 21:55:00)

高崎晃の一番弟子の福島晃をメンバーに加えてから存在がクローズアップされるようになった彼らが(昔はサラシや着流しなんかをきてステージに立っていたパワースラッシュ和風メタルみたいなどっちつかずのバンドだった)2003年にリリースした待望の新ラインナップによる1stアルバム。福島のテクニカルかつフラッシーなギターを前面にだし今の時代を生きるバンドとしてモダンなアプローチも嫌味なく取り入れ正統派のHM/HRサウンドを披露し存在感をアピール。安定感抜群のヘヴィでタイトなリズム隊も素晴らしいがVo成田昭二のヴィジュアルも含めたインパクト大の歌声も必見。山田雅樹を彷彿とさせるパワフルヴォイスが聴き手の耳をえぐります。時代性を加味した本気の音楽性を好む好まざるを抜きに認められるべきである。


夜叉 - 斬 -zann- - やぶれかぶれ ★★ (2008-11-15 21:44:33)

アルバムのオープニングを飾るヘヴィな疾走ナンバー
もたり気味なドラムも味があり好きです
高崎晃を彷彿とさせるテクニカルなギターソロも印象的です


夜叉 - 斬 -zann- - 撃破~殺られてたまるか ★★★ (2008-11-15 21:36:22)

テクニカルな福島のギタープレイには目を見張るものがあります
高崎晃の一番弟子な事はあるなぁ
アグレッシブでパワフルな疾走ナンバー
ストレートでタフな成田の歌声が素晴らしい


夜叉 - 斬 -zann- - 現ナマ ★★★ (2008-11-15 21:33:08)

先行シングルとしてリリースされたキャッチーなメロディが耳を惹くヘヴィでパワフルなナンバー
シンプルだがノリの良いドラミングも気持ちが良いですね
テクニカルなギターソロもカッコイイ
成田のチンピラファッションもインパクト大
それに負けない歌声が素晴らしいんだけど
ある意味分かり易く彼らの魅力を伝える名曲です
PVも面白かったなぁ


夜叉 - 斬 -zann- - 毒を喰らえ! ★★ (2008-11-15 21:41:02)

福島のテクニックに裏打ちされたギタープレイは素晴らしい切れ味を誇っている
毒気を帯びた歌詞とFLAT BACKERを想起させる成田のギミック無しの歌声が凄い


夜叉 - 夜叉 ★★ (2022-01-26 14:52:24)

スラッシュメタルという形で紹介されたが、このバンド、実はそんなにスピーディーな曲を用意していない。ここで聴けるサウンドはドスの効いた成田伸治の唄を中心としたヘヴィネスサウンドを展開、リリースが1992年ですから脱スラッシュ化したスラッシュバンドの系譜というなら納得するが、個人的にはダイハードなアメリカンパワーメタル軍団に類するようなスタイルだと思う。特にドラマーでありリーダーの菊池さんの後ノリのドラムは、スラッシュメタル然としたリズムとは違う、また、当時はさらし巻いて着流しを羽織るみたいなイメージに難を示してステージも見なかった。この時代の音楽性は後に変遷するので、このラインナップを見逃したのは若気の至りで恥ずかしいのだが、成田の山田雅樹を彷彿とさせる咆哮スタイルは説得力も十分備わり、E・Z・Oのミドルナンバーをよりヘヴィにしたようなスタイルにフィット、スーパーグループ時代のLOUDNESSのような雰囲気もあり、時代性を見越したスタイルである。
それだけに、古くさいジャパニーズマインドがパンテラ化するヘヴィシーンに合う合わないという問題点も見えてくるが、成田の唄がそんな疑問を吹っ飛ばし力尽くでねじ伏せてくるのが面白い。今回久しぶりに聴いたが、やはりミドル中心で後半にバラードがくる展開な流れが悪い、もう少し勢いのある楽曲があった方がメタル魂を燃やせるというモノですが、そこは趣味趣向の問題。機会があれば硬派なジャパニーズヘヴィロックを聴いて欲しいですね。


野獣 (2014-05-30 13:45:43)

1979年にSMSレコードよりデビューを果たします。国産メタルの創世記を彩る名古屋さんの5人組。
ACE<vo>
ROLLA<g>
BUNCHAN<g>
CHERRY<b>
POPEYE<ds>
短命に終わることにより一時期は幻のバンドとして中古盤市場を賑わいましたが
今ではCD化もされており購入しやすいと思います。
ブリティッシュ然とした楽曲は聴き応え有りますよ


野獣 - From the Black World 地獄の叫び ★★★ (2014-05-30 14:05:26)

野獣と書いて「のけもの」と読むそのセンスに不安を抱く方も多いでしょうが出している音は本格的です。いわゆる70年代のロックやブルースを自然に見聞きしていた世代だから出せるルーツを消化した本格的なサウンドが聴き応え十分、アレンジを含めブリティッシュ然とした重々しいプレイに相当なインパクトを覚えます。ジューダスプリースト風のツインリードも聞こえてきたりと、この時代に先鋭的なアプローチを試みている姿は後のシーンを考えると興味深いものを感じますね。古さよりの伝統的な貫禄さえ漂うサウンドなんですが、野獣と書いて「のけもの」と読ませるセンスまんま昭和歌謡テイスト満載の(しかも70年代のね)歌詞が耳に飛び込んでくるとモーレツなダサさを引き起こし気にならにと言えば嘘になるのですが、そんな事を間引いても個人的には聴く価値が大いにある時代を彩る名盤と言っても差し支えのない一枚、2003年には紙ジャケのデジタルリマスター盤が出ていますで興味のある方は是非とも手に取ってほしいですね。


立川亮子 - Treasure ★★ (2022-04-18 14:46:02)

彼女のバイオはサッパリですが、アンセム解散後、流浪の旅人となった我らが柴田直人師匠が浪人次第に提供した楽曲が2曲収録されているという情報だけで購入、リリース時期が1995年という事もありビーイング系なのかなぁと想像はしていましが、概ねそんな感じの軽快な歌謡ロックです。チョイエッジの効いたロックソングを基礎の出来た女性が歌い上げる姿は様になっているので、そっち方面のマニアならば大いに楽しめるでしょう。
ドラムはパワーヒッティングドラマーとして活躍する、そうる透、ギターはトラッシュギャングや浜田麻里で活躍した佐藤克也、こういう情報もマニアならグッとくるでしょう。そしてHAWARD KILLYが創作面で大活躍、期待の柴田さんの楽曲は可もなく不可もなしです。


冷たい熱帯魚 ★★★ (2011-12-21 06:41:57)

園子温監督の実在の事件をベースにしたサスペンス
愛犬家殺人事件は僕の記憶に残る事件でしたね

元祖ダンディ漫談のでんでんが見事な悪役を演じきり
物語の狂喜の世界を見事に表現しています

吹越満の壊れ方も素晴らしい

上手い俳優と素晴らしい演出が成せる痛みとは
愛とは何かを問いかける名作である

気持ちが悪いグロい、理不尽だ

理不尽極まりない、それが世の中です

むき出しの感情で生きてこそ
生きている証では

そんなことを猛烈に感じさせられましたね
自身の生活と物語の主人公が

ふとした落とし穴にはまり
取り返しのつかない道へと進み

まっとうな社会から踏み外す
その様を見て
何を感じるかは人それぞれでしょうが

生涯忘れることの出来ない
映画と出会えましたね
最後までダレる事のないテンポの良さも見逃せませんね

でんでんの怪演あってこそですよ


練馬マッチョマン - ゴールデン・ヒッツ ★★ (2009-03-07 04:03:00)

アンセム脱退後自ら率いたバンドの1992年リリースの1stアルバムです。
坂本英三のメタル魂炸裂の熱唱と歌詞のかみ合わせ具合に好みが分かれるでしょうが一本筋の通った世界観があり、アンセムフリークの僕にとっては見逃す事の出来ない一枚です。個人的には歌謡メタル的なニュアンスが強い③④が好きですね、特に③の泣かせ具合に胸キュンですよ。坂本英三の歌い手としての魅力が凝縮された今作は英三ファンなら抑えておいて損はないでしょう、良い意味での不器用さが好きです


練馬マッチョマン - ゴールデン・ヒッツ - 砂の城 ★★★ (2009-03-07 04:05:49)

メランコリックな哀愁のバラード
坂本英三の泣きの熱唱具合が素晴らしい
歌詞も好きですね


練馬マッチョマン - ゴールデン・ヒッツ - 府中のファンタジー ★★ (2009-03-07 04:08:40)

哀愁のあるキャッチーなメロディが良いですね
甘酸っぱい青春時代の恋愛模様を歌った歌詞が懐かしい時代を思い出しますね。メタル度は薄いが僕は好きですね


練馬マッチョマン - ゴールデン・ヒッツ - 坊主せつなく (2009-03-07 04:10:11)

カモン坊主ってシャウト一発ってやりすぎです。


兀突骨 - Where Warriors Once Dreamed A Dream ★★★ (2020-10-22 17:11:44)

まずバンド名が渋い。光栄のシミュレーションゲームやNHKの人形劇の影響もあり、大好きな世界である三国志、その中でもゲームではポンコツの部類に入る(知能が低いのですぐに計略にかかる、また三國無双などでもヤラレキャラだ)。マニアウケの孟獲率いる、藤甲軍団の武将、兀突骨をバンド名にした、国産デスラッシュバンドのフルアルバム。
川崎の残虐王の名を持っているらしいが、その異名に偽りなし、和のテイストを持ち出しつつも、臭くならず世界を相手に戦えるだけの個性と質の高い音楽性を披露。
三位一体となり繰り出される泣く子も黙る暴虐性、そこにそこはかとなく流れる悲哀のメロディ、戦火の果てに命を落とす兵どもの夢のあと先、儚く散るはな、刹那な世界を唯一無二の個性へと変換させ、無慈悲なる暴力的なサウンドの中で有機的な絡みを魅せ独自性をアピール。西洋の音楽性を和をもって迎え入れているが、けして飲み込まれることなくハイブリットさせたバンドの柔軟さに恐れ入る。
これは海外志向ではなく、日本から生み出されたエクストリームミュージックなんだと胸を張れますね。凄みのあるデスヴォイス、おおよそトリオとは思えない分厚い音像、先鋭的でトゲトゲしい密度の濃いヘヴィサウンドの凄み、重量感たっぷり、死者の怨念が渦を巻き、生者を祟り呪い殺すが如き変化自在のヘヴィグルーブ、その圧倒的な破壊力で打ち鳴らされるドラムと、アイデア豊富な才人、高畑のスラップするベースからは、グラインドコアは勿論、インダストリアル系からの影響も感じられ、個人的には新鮮に耳に響きました。
特筆すべきは芸達者のギター、雄々しい怒号を上げるバンドサウンドの上を喜怒哀楽を用いて縦横無尽に駆け巡り、苛烈なるバンドサウンドに表情を付けている。戦いに身を置くものの儚き命、円城寺のギターは実によく唄っている。

聴くたびに思うのは実に芸の細やかなバンドであるという事、技巧的にも海外の一流ところと比べても遜色なし、アグレッションに埋没させない有機的な響き、その確かな人間力がこれほど織り込まれているデス系を、私は余り知りません。門外漢も甚だしいので言及はしませんが、このバンドには、実に人間臭さが音に溢れている。それが最高に好きです。

ライブのSE的に意味を含むインストナンバーの①から始まる、彼等が提示した戦国絵巻にスキは見当たらない。

それにしても何故、兀突骨なんだろう。三国志好きなら、一度や二度、理不尽な奴に向かって、董卓みたいだなぁとか、喧嘩の強いやつを呂布奉先扱いしただろうが、兀突骨を選んだセンスが素晴らしい。狙い過ぎるとダメだから、語感も含め絶妙です。個人的には三国志ポンコツキャラと言えば、真っ先に思い浮かぶのは曹豹です。内政に向かないし、戦闘に出しても戦う前に計略でボロボロになるんだよなぁ。言いたい名前だと武安国、董荼那、阿会喃、帯来洞主、祝融夫人とか出ますね。


梦灵 - General Triumphant ★★★ (2021-03-28 16:59:34)

梦灵と書いてDream Spiritと読む、中華圏のフォークメタルバンドが2017年にリリースした2nd。既に海外のフェスに参加するなどワールドワイドな活ども行っているようで、中国のロック市場がどのような動きをしているのか?検閲のある中国において興味が尽きない、そろそろロックやって大丈夫のか?政治批判なんて絶対できないだろうしなぁ?
そういう意味では、今作にある昔の話をテーマにしたコンセプト色の強い作風は波風を立てない、また、フォークロックとの親和性の高いテーマでもある、それだけに違和感なく中華風味を盛り込んだメタルをやっても遜色はない。むしろ個性の確立に一役も二役も買っている。
欧米志向の強いロックが中国から出ているとは驚きだが、今となっては、こういう資本の使い方もありだろう。
中国で売れるだけでも、物凄い成功につながる、映画だって、マッド・デイモンが主役の歴史ファンタジーを作れる環境にあるのだから。

そこはかと流れるアジア的な情念のあるメロディ、そこに民族楽器的な音色も絡めアジア色を猛烈に演出。フォークメタルに疎いので、もろパクリを行われても気が付きませんが、自らのアイデンティティの確立と西洋文化の融合を、見事に果たしており、一定のクオリティを保持している。これならば海外のフェスに出ても違和感なく迎え入れられたろう。

もっと中国色があった方が個性は高まると思うが、そうなると台湾の人気バンドに類似するために、これくらいが丁度良いのかもしれません。益々ボーダレス化が進むミュージックシーン。アメリカで売れることを前提とした音作りは、必ずしも成功に結び付かない。特にSNSによって火が付く可能性も高めた今、わざとらしさはかえって命とりである。

動画がバズれば、大成功に結び付く昨今。何が起こるか分かりませんからね。


餃子の王将 ★★★ (2011-09-20 12:57:07)

焼き飯と餃子にチューリップ
滅多に食べれませんが
大好きです


Ültra Raptör - Tyrants ★★★ (2022-08-19 18:47:37)

スピード狂の間では、早くから目をつけられていたカナダ産スピードメタルバンドの1st。2018年にEPを出しているから待望と言えるのでしょうね。典型的なNWOBHMスタイルを現代に復刻されたヘヴィメタルサウンドはJPからの影響も強く、そのストレートに打ち鳴らされるトラディショナルなスタイルに、カナダってこういうメタル出てくるよねぇと感心させられます。
特段、目を惹くような個性や強力な武器を持っているわけではありません、押せ押せのスピードと言っても過激さ命のブルータル系なんかよりも、ずっと大人しいと感じるでしょう。
彼らが大切にしているのは伝統であり、その様式に沿った流れで自分たちの愛すべきスタイルを研磨しています。それだけに好き者には安心安定のブランド力を誇り、古典落語を楽しむかの如く、先の読める構成にニヤニヤと笑みを浮かべ、良くやり切ったと賛辞を与えるでしょう。
メロディアスかつスピードに特化したガッツ溢れる高速サウンドが生み出す、継承された伝統美。そのリフワークとハイトーン系の歌声を軸に屈強なリズムプレイが後方支援で押し上げるスピードメタルは、型にハマり過ぎるが為に、やや飽きのサイクルを早めるという欠点はあるのだが、テクニカルなギターを織り交ぜる展開の旨味、速さに特化しつつも、聴かせるパートを設け創意工夫を怠らない点は大いに評価したいですね。
メタルのスピードを分かりやすく伝えるとう点でも親しみやすいバンドかと思います。