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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 13501-13600

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 13501-13600
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人間椅子 - 黄金の夜明け - 平成朝ぼらけ ★★ (2008-08-07 11:20:36)

自らのイメージを存分に活かしたミドルナンバー
このアレンジセンスは見事だね歌詞も5、7、5だもの
和風メタルここにあり


人間椅子 - 黄金の夜明け - 無言電話 ★★ (2008-08-07 10:59:38)

中盤で聴ける重苦しいまでの陰影さを表現したインストプレイは素晴らしいし、そこで聴ける和嶋の艶のあるギターが見事
静寂を破りテンポアップする所がカッコイイ
個人的には上ずり気味な和嶋のVoはここではマイナスな気がします


人間椅子 - 怪人二十面相 ★★★ (2016-11-03 17:28:55)

江戸川乱歩の『怪人二十面相』をモチーフとしたコンセプトアルバムなのかな?その一本筋の通った作風がアルバムに反映されており、今まで培った音楽性と踏襲しつつ新たなる魅力も発見できる意欲作。曲構成も含めギターをシンプルに聴かせる事で今までよりもスッキリとした音になっており、聴きやすさを誘発している点も見逃せませんね。ギターとベースによるリフワークの破壊力も健在、テクニックのみならずセンスのある後藤マスヒロの変化自在のドラミングは鋭さをまし、妖しげで禍々しい人間椅子サウンドの根幹を支えております。シンプルな構成はキャッチネスさもあり、人間椅子ならではの灰汁は薄まっているのかもしれませんが、自らのルーツたる先人達の影響を色濃く反映させる手腕と、自身の個性を際立てせうという作業を滞りなく両立させる手腕は見事ですね。
『怪談 そして死とエロス』を聴いてからプチ人間椅子ブームが到来中のワタクシですが、改めて過去の作品に耳を傾けると、アルバム枚にしっかりと新たしい事に取り組み、方向性を広げていたことを知りました。地に足をつけてしっかりと活動していたんだなぁと感心しましたね。


人間椅子 - 怪人二十面相 - あしながぐも ★★★ (2016-11-03 16:51:53)

ヘヴィなミドルナンバー
下品に歪むベースがカッコいい


人間椅子 - 怪人二十面相 - みなしごのシャッフル ★★★ (2016-11-03 16:43:13)

ユーライア・ヒープなギターがエエわ
歌のバックをほぼベースとドラムにしたのも面白い
人間椅子なアイデアが詰まっている
和嶋の世界だね


人間椅子 - 怪人二十面相 - 亜麻色のスカーフ ★★ (2016-11-03 16:53:39)

70年代ロックな後藤マスヒロの曲です
シャンシャラララー♪だもんね


人間椅子 - 怪人二十面相 - 芋虫 ★★★ (2007-07-06 13:53:50)

彼らのしめす狂気の世界 ギターの音色と曲調が見事にかみ合っている 艶のあるドラムもカッコイイ名曲
大作だが長さを感じさせないアレンジも見事
説得力溢れる鈴木のうたも素晴らしい
モチーフとなっているのは乱歩の小説ですね


人間椅子 - 怪人二十面相 - 屋根裏のねぷた祭り ★★★ (2016-11-03 16:58:39)

これぞ人間椅子なダーク今昔物語HM/HR
やーやどーの掛け声も恐怖を演出
鈴木の歌も迫力満点
アルバムを代表する一曲でしょう


人間椅子 - 怪人二十面相 - 怪人二十面相 ★★★ (2016-11-03 16:41:06)

オーソドックスなギターリフに驚きましたね
妖しげな雰囲気を醸し出す鈴木にの歌がエエ
後藤のドラムも心地よい
ギターソロも持っていきますねぇ


人間椅子 - 怪人二十面相 - 楽しい夏休み ★★ (2016-11-03 17:00:24)

あっと言う間に過ぎる夏休み
ラスト二日前に慌てて宿題に取り掛かる
そんな忙しなさが曲調に表れていますね
色んな意味で面白い


人間椅子 - 怪人二十面相 - 刑務所はいっぱい ★★★ (2016-11-03 16:50:03)

こちらもストレートな曲調ですね
シンプルなリフワークが耳に残ります
歌詞も面白くスッと耳に入ってきます
ソロもあのアイデアを持ってくるとは面白い


人間椅子 - 怪人二十面相 - 大団円 ★★★ (2016-11-03 17:09:16)

今までのラストソングとはチョイと趣の違う曲ですね
今アルバムの方向性を考えると納得です
物語を雄弁に奏でる各パートの演出の妙に唸りました


人間椅子 - 怪人二十面相 - 地獄風景 ★★★ (2016-11-03 17:03:37)

三三七拍子のリズムですが後藤はもっと叩いています
流石のドラムプレイが曲を牽引していますね
鈴木の下品な歌い回しがバッチリハマっています


人間椅子 - 怪人二十面相 - 蛭田博士の発明 ★★★ (2016-11-03 16:47:42)

3曲目はブルーオイスターカルト風なのね
妖しげな歌詞をバックが盛りたてていますね
演出の仕掛けが上手い
世界観が見事に表現されていますね


人間椅子 - 怪人二十面相 - 名探偵登場 ★★★ (2016-11-03 16:56:05)

明智小五郎登場の小奇麗な曲です
シンプルでいいですね
アルバムの流れ的にも箸休め的なニュアンスがあり絶妙だ


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス ★★★ (2016-11-01 13:28:15)

ももクロと共演&おしゃれロックの祭典Ozzfest JAPANに参加など、勢いが落ちるどころか近年は再度商業ベースに乗り躍進著しい彼らが放った最新作。そういった活動が後押ししたのか、70年代型の古典的HM/HRの世界観に近代的なヘヴィネスサウンドを何の迷いも無く取り込んでいるが全然違和感がないのがエグい。日本文学に根ざした土着的なオカルトをテーマに生と死と描く事で自身のアイデンティティを猛烈にアピール、近年の活動で得た新たなるファン層に切り込むべく、実に分かりやすい曲を用意し完全に方向性を振り切ったのが聴きやすさを誘発していますね。でもギラギラと野心溢れるヘヴィな音で迫る破壊力たるや、ここに来てもテンションを下げずに最後まで押しきれる枯渇しないアイデアに関心させられました。情念の薄いストレートな曲の多さは即効性はあれど飽きも早いという事で個人的にはドロドロウネウネとしてドゥーム系のスローナンバーが数曲あれば印象も違うのですが、そこは嗜好の問題で、今作における一曲一曲の完成度の高さとハードにヘヴィにダイナミックに押し切る方向性は、さぞやLIVEで盛り上がるでしょうね。ナカジマノブと鈴木のエグみをました唯一無二のヘヴィグルーブ、和嶋のアイオミギターの憑依ぶりも素晴らしく新旧のファンを大いに満足させる仕上がりでしょう。


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - マダム・エドワルダ ★★★ (2016-11-01 13:08:48)

ファズの掛ったエグいイントロ
このリズムパターン
聴いていてニヤニヤさせられました
最後まで情念たっぷりのドロドロ系はありませんでしたが
最後に名曲を思ってくるアルバムの流れを損なってはいません


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 黄泉がえりの街 ★★★ (2016-11-01 12:47:24)

鈴木のエグい歌声がエエですね
ヘヴィでダイナミック
ドロドロ系じゃないのが聴きやすさを誘発してますね
今アルバムの方向性が完全に見えてきましたね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 菊花の数え唄 ★★★ (2016-11-01 12:40:19)

お得意の雅メタル
頭3曲続けてノリのよい曲を用意
新規獲得を考えると憎い演出ですね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 恐怖の大王 ★★★ (2016-11-01 12:33:47)

ヘヴィでダイナミック
最近の彼らを象徴しているような印象ですね
勢いを落とさず多彩な場面展開を設ける辺りが流石です


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 三途の川 ★★★ (2016-11-01 12:56:00)

死をテーマにする事で生を実感させるコンセプトとアイデアの勝ち
入魂のギターソロに悶絶
鈴木の歌はやはりエグい


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 雪女 ★★★ (2016-11-01 12:53:36)

ハードでヘヴィで分かりやすさとオカルトテイスト
このアルバムを端的に物語っていますね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 地獄の球宴 ★★★ (2016-11-01 13:06:13)

お約束の地獄ソング
ヘヴィでアッパーな一曲
ドラムがエエ
生首コーラスが耳から離れん


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 超能力があったなら ★★★ (2016-11-01 13:03:53)

ストレートなロックナンバーですね
ここまで分かりやすくシンプルなのあったかね
歌詞の世界も好きです
ナカジマノブの歌もハマっていますね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 泥の雨 ★★★ (2016-11-01 13:01:11)

ジャリジャリとした汚く騒々しい音が印象的です
和のテイストを持ち込みつつも完全な洋仕様ってのが面白い
情念系の曲がここに来ても無いのが個人的には少々淋しく通して聴くと物足りなさを覚えますね
曲単位では勢いを落とさない今アルバムらしい人間椅子な曲ですね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 芳一受難 ★★★ (2016-11-01 12:37:06)

今作に相応しい怪談『耳無芳一』
おどろおどろしい展開ではなくアッパーでキャッチーな曲へと仕上げていますね
サビのメロも悪霊たちの渇望がロックのリズムに完璧にノッテいますね
カッコええわ
般若心経が流れるパートも好きですね
ギラギラと野心溢れるベース音がカッコいい
視点を悪霊目線ってのもエエね


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 眠り男 ★★★ (2016-11-01 12:44:56)

歌メロをくっきりと際立たせていますね
難解な雰囲気はありません
耳馴染みの良いナンバーですね
ギラギラと燃えたぎる中盤のインストパートが好きかな


人間椅子 - 怪談 そして死とエロス - 狼の黄昏 ★★★ (2016-11-01 12:49:53)

ギターリフがHM/HRしてますね
狼の遠吠えがエエ
哀愁がグッと出ますね
ストレートでキャッチーな勢いを止めませんね
人間椅子風オジーかねぇ


人間椅子 - 苦楽 ★★★ (2021-08-06 16:32:16)

商業ベースに乗り快進撃を続けるジャパニーズロックの最高峰に位置する人間椅子の最新作。彼等の勢いは国内に留まらず海外でライブを行うのだから、SNSを活用した展開とマネージメントの勝ちでしょう。
無情スキャットなど英訳されてバンバン動画サイトなどにUPされていますからね。そんな世相も影響しているのか今作は今まで以上に焦点が絞れている。和島のポップ趣味や複雑な展開のプログレ的アプローチ、仲間内で楽しんでいるサブカル臭等などを排除、勢いのある楽曲を中心に古典的なロックに根差したハードサウンドを、これでもかとストレートに展開、だからと言って表面的なダイナミズムで誤魔化す訳ではない、彼等らしい奥行きのある展開は十分に感じられ、方向性は絞られたのにバラエティ豊かに感じさせるのは熟練されたミュージシャンによる、表現力の幅が広がったという事だろう。

シンプルかつハードに鳴らしているだけなのに、懐が深くなったなぁと感じさせる成熟された人間椅子ワールド。自らの血となり肉となった先人達のアイデアも上手く昇華しながら、オリジナリティを見事に確立している。初期のスタイルでは手に入らなかった領域に手が届いたのは、自然体の深化と言えるだろう。ここに無理や無駄はない。それにしても、前作よりもストレートに打ち出すとは夢にも思いませんでしたね。

個人的にはドロドロ系も好きなので物足りなさはあるのだが、ギラギラと輝いているのよ、もう爆発的なんです、ダイナミズム溢れるリズムとヘヴィなリフワーク、暴れるだけじゃないワビサビのあるロックサウンドは血を滾らせるのよ。衝動的でありながらも、計算されたベテランの大人げない手腕。ここにきて更なる進化を遂げましたね。古典を用いて令和3年のシーンを牽引するような勢いに満ち溢れた作風を世に送り出しました。

彼等がスゴイのはテクノロジーの恩恵を、この時代でありながらも大きく受けていない。あえてなんだろうが古い機材や手法を大切にしている。でも現代の恩恵は無視していない。そのバランス感覚が人間力の強さを増長させている。
あえて対極にある作風はオジーの最新作と比較したい。あれは、ドラムもベースも音を貰っただけで作り上げたと思うくらいテクノロジーの権化のような音作りであった。ギターは流石に弾いているが、オジーの唄も含めテクノロジーの恩恵を受けまくり、全く人間らしさを感じない作風であった。
ある意味、全然ロックじゃないアルバムでしたが、こちらは、2021年とは思えない作りに終始していた。どうしてもプレイヤー出身なので、あそこまで嘘くさいものは受け付けない。だから、今でもしっかりと演奏しているバンドは高く評価してあげたいと思います。

これが世界的に売れて海外で活躍できるといいなぁ。好き嫌いは抜きで海外で頑張るハード系のアーティストは応援したい、BABYMETALとかガンガン行って欲しいもんねぇ。


人間椅子 - 苦楽 - 悪魔の処方箋 ★★★ (2024-04-06 21:32:56)

こういう曲を聴くとつくづく思う
人間椅子は垢抜けた
ミュージシャンとして生計が立てられた証拠だろう
そのマインドが歌詞や音楽性にも反映されている
もはや社会を妬ましく思うような歌は出てこない
この歌詞やメロディのフィット感
ヘヴィで勢いのある音像とキャッチネス感に唸る


人間椅子 - 苦楽 - 暗黒王 ★★★ (2024-04-07 18:52:10)

曲のタイトルが示すように迫力のある一曲
ド迫力のヘヴィサウンド
まさに暗黒王なのだろう
鈴木の書く曲らしい


人間椅子 - 苦楽 - 宇宙海賊 ★★★ (2024-04-08 15:28:46)

お得意のスペースロックでもやるのかと思ったら
ヘヴィな曲調だったことに驚いた
鈴木がメインで歌い
和島とナカジマが宇宙船のクルーの如く合の手を入れる
味付けはダークでミステリアスだが宇宙観はありましたね
裏切ってきわた
オヤジロックパワーに圧倒されますよ


人間椅子 - 苦楽 - 疾れGT ★★★ (2022-07-22 20:40:06)

ゴリゴリの疾走リフが耳を惹きます
ありがちなパターンではあるが新機軸もしっかりと盛り込み
今作の充実度をサラリと表現している
遊び心満載なのも聴いていて好奇心をくすぐられる
人間椅子風の撃剣霊化ってところかな


人間椅子 - 苦楽 - 神々の行進 ★★★ (2024-04-06 21:30:07)

ヘヴィでパワフルなサバスティカルナンバー
タイトル通り好戦的なイメージを抱かせる内容だが
外していない
エイエイオーの掛け声もアクセントになっている
このギターサウンドも狙っているのだがピッタリだ
ブルージーさもイイねぇ


人間椅子 - 苦楽 - 人間ロボット ★★★ (2024-04-08 15:24:11)

一曲の中に色んな要素をぶっ込んできましたね
目まぐるしく変る場面展開
仕掛けの多い曲ですが
けして迷走しているわけではない
この濃密さと人間ロボットと歌う歌詞がリンクする


人間椅子 - 苦楽 - 世紀末ジンタ ★★★ (2024-04-08 15:34:02)

ジンタッタジンタッタってフレーズが耳に残りますね
頭の展開はアップテンポで全曲と繋がるのだが
本編に入ったらちょっと違う展開になっていった
ここでも場面展開が多い
仕掛けるなぁ
多彩なリズムチェンジを繰り返し先を読ませない展開
ジンタッタジンタッタとコミカル調な歌詞とは真逆である
大正琴ですか?最後まで気が抜けないね


人間椅子 - 苦楽 - 杜子春 ★★★ (2021-08-20 13:42:48)

子供の頃にみたアニメの印象が強く残っている
ある意味因果応報と言いますか当たり前の事だが
約束を守るとか嘘をついたり人を騙してはいけませんよ的なことを学んだ気がする

オープニングからヘヴィな音像が駆け抜ける
インストパートのアグレッシブな展開にも仰け反りました
70年代的古典ロックに現代的な息吹を与えた意欲作
殻を破った印象があるアルバムを象徴するような一曲です


人間椅子 - 苦楽 - 肉体の亡霊 ★★★ (2022-07-22 20:44:41)

パワフルかつヘヴィな人間椅子ワールド
鈴木の歌声もパンチ効いています
そして和島との絡みもあり人間椅子ワールドが全開ですよ
お得意の童謡を取り込んだのも正解
ジャパネスクドゥームロックが全開です
海外のファンを虜にした国産古典ロックバンドの底力ですね


人間椅子 - 苦楽 - 悩みをつき抜けて歓喜に到れ ★★★ (2024-04-08 15:39:46)

個人的にはこのあたりで一旦飽きる
昔の彼らとは違いとにかくパワフルな古典ロックで押し込んでくるアルバムなので
完全に毛色の違う曲を欲しがるのだ

しかし曲自体にも問題はない
Aメロは映画ロッキーのテーマにメロディを付けましたね
ニヤリとさせられますよ

とにかく場面展開が多い
仕掛けまくります
飽きさせぬよう工夫を凝らしていますね
勿論彼ら流の遊び心も満載
細かい事は気にせずに楽しむのが一番

とにかく曲単位に問題はない
これも7分近いランニングタイムだが長尺にかんじさせないアイデアが詰まっている


人間椅子 - 見知らぬ世界 ★★ (2016-11-04 17:13:19)

アルバムタイトルが示すように宇宙人の襲来にエデンの少女まで登場と、人間椅子の見知らぬ世界を披露した意欲作。広がったテーマに即すように和嶋の書いた曲のセンチメンタルでポップなナンバーの数々は、新たなる世界観を広げたと取るのか間口が広がりすぎて散漫な印象を残すかは聞き手の嗜好によるでしょう。

個人的にはこうなると、彼らの音源を触れるには感じてはイケないある思いが頭をもたげ、封印していた不満が噴出します。それはこの手の曲を歌うにはボーカルがヘタ過ぎる。鈴木はまだしも、上ずり気味で線の細い和嶋、後藤に関しては何故歌わせるのか?ある種、身内ネタ的な要素だし、サブカル的なお楽しみなのかもしれないが、人間椅子を聴く上での禁忌的な疑問がアルバムを通して聴くガッツを削ぎ倒しているのが難点。コアなファンやマニア向けとも取れる一枚と感じる部分も強く初心者にはおススメしませんが、歌謡曲から土着的なメロディまで取り込んだ70年型古典ロックとの融合を果たした人間椅子スタイルは誇示されており、統一感に欠けるとも新たなる方向性を示唆していますね。


人間椅子 - 見知らぬ世界 - そして素晴しき時間旅行 ★★ (2016-11-04 17:15:33)

タイトルに反してヘヴィなミドルナンバー
後藤が歌っていますね


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 悪魔大いに笑う ★★ (2016-11-04 17:30:24)

完全T.レックスなイントロを持ってくるとは
軽い曲調と和嶋の歌が独特の世界観を表現しています
これも味ですね


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 棺桶ロック ★★★ (2009-11-28 03:33:29)

スラッシーな疾走ナンバー
歌詞が印象的で好きですね


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 甘い言葉 悪い仲間 ★★ (2016-11-04 17:25:06)

幻想的な雰囲気がありますね
こういう要素は昔からありました


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 見知らぬ世界 ★★ (2009-11-28 03:29:54)

アルバムのラストを飾る大作ナンバー


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 死神の饗宴 ★★★ (2007-08-04 12:00:57)

非常にポジティブな詩が魅力的です
己の犯した悪行を清算するまで死ぬことすら許されない
実にヘヴィで恐ろしい 曲も合いまみれてゴリゴリのメタルナンバーとくれば言うこと無しですね アレンジが憎い アンサンブルも素晴らしい 名曲だ!!


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 自然児 ★★ (2016-11-04 17:27:08)

クリムゾン趣味が出ていますね
前半の朴訥とした流れが苦手な人も多いでしょう


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 人喰い戦車 ★★★ (2009-11-28 03:32:04)

ヘヴィなリフがカッコいいナンバー
哀愁すら漂う鈴木の歌声が印象的です
流石は人間椅子です


人間椅子 - 見知らぬ世界 - 魅惑のお嬢様 ★★ (2016-11-04 17:28:52)

サバスな曲に
お嬢様って歌詞がなんとも不思議な感覚を味わえます


人間椅子 - 現世は夢 - 宇宙からの色 ★★★ (2022-07-22 20:34:03)

ストレートに打ち出される古典ロック
かつてのような陰気な空気はなくなったが
スペイシーなロックサウンドはお得意の奴です
イントロにニヤリとした古参ファンも多いでしょう


人間椅子 - 此岸礼賛 ★★ (2016-11-06 17:53:47)

前作で過去との決別を果たした彼ら、ここには一切の迷いはなくヘヴィなリフワークを軸とした人間椅子ワールドを堪能できます。音質も前作と比べると芯の太さもパワーアップ、その効果もありソリッドさとアグレッションさを増量中と、脂の乗り切った衰え知らずのパフォーマンスで魅了。新生人間椅子ぶりを存分にアピールしています。津軽弁からなる土着的なメロディと語感の響き、そこにサバス風のリフもありつつ、シンプルなロックンロールに9分超えのプログレナンバーありと多様な楽曲を用意、攻めの姿勢からなるバンドサウンドは過去最強のグルーブを生みだし巧みなモデルチェンジに成功。旧来のファンの配慮を忘れないヘヴィさを残しているがニクイですね。


人間椅子 - 此岸礼賛 - 今昔聖 ★★★ (2022-07-22 20:28:18)

アルバムのラストにねじ込まれたヘヴィなプログレナンバー
お得意の奴だが昔と違うパワフルです
こういう曲をやらせたら右に出る者がいないよねと言わせる説得力がある
希有なバンドだよなぁ


人間椅子 - 桜の森の満開の下 ★★ (2016-10-30 13:56:08)

意図したと思われるローファイな音像の1stから一転、聴きやすくスッキリとした音質と楽曲を収録したメジャー第2弾アルバム。のちの作品と比較しても情念たっぷりのオドロオドロしさや、頽廃的で耽美な世界観が薄く、イマイチ印象に残らない作風となっているのですが、そこは嗜好の問題で、頭3曲のストレートでノリのよい曲を並べたりと聴きやすく分かりやすいという面を強調したように感じられ、彼らなりにメジャーフィールドでの活動を意識したと思われるのですが、先行シングルの⑤などでも静と動の対比が見事に際立っている大作をフューチャーしたりと本質的なモノに大きな変化はなく、ラブソングやポップスでお茶を濁すような手法は取っていないのでファンなら押さえておいて損はしないでしょう。


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 遺言状放送 ★★★ (2016-10-30 13:25:49)

風刺の効いた世界観がらしいですね
キャッチーでスッキリと聴かせてくれます


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 甲状腺上のマリア ★★ (2016-10-30 13:45:02)

ギョッとする歌詞が飛び出しますね
綺麗なアルペジオと猟奇的な世界観を朴訥とした和嶋の声で歌う事によって
より鮮烈で奇怪なるモノへと昇華していますね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 心の火事 ★★★ (2016-10-30 13:27:46)

和のテイストたっぷりの雅メタルですね
バキバキとしたベースがクールに響きます
スッキリとした味わいが今アルバムを象徴しているのでしょう


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 相撲の唄 ★★★ (2016-10-30 13:42:57)

男の悲哀を相撲で表現しているのかな
アイデアがエエね
キワモノ的なイメージがあるバンドだからコミカルな面を出してもオフザケにならない
転調してからのパートのスリリングさなど聴くべき要素は多い


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 太陽黒点 ★★★ (2016-10-30 13:47:18)

ドロドロとしたサバスティカルな曲ですが
アルバムの性質上スッキリとしていますね
ドロドロとした情念たっぷりのらしい一曲です
最後にやっと出ましたね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 東京ボンデージ ★★ (2016-10-30 13:35:03)

ブルーノートでルート弾き
シンプルだが聴いていると妙に耳に残りますね
ソロも渋いわ


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 盗人讃歌 ★★★ (2016-10-30 13:38:41)

人間椅子風のChild In Timeといったところか
場面展開の多いプログレスタイルがバンドの真骨頂でしょう
熱いね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 爆弾行進曲 ★★★ (2016-10-30 13:24:13)

リフワークが映えますね
間髪開けずに2曲目につながる構成も好きです
軍歌的なノリも良いね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 夜叉ヶ池 ★★★ (2016-10-30 13:32:39)

静と動のバランスが見事
安寿と厨子王丸の話がテーマなのかな?
それにしても遊び心が多い
これって馬賊の歌でしょうね


人間椅子 - 桜の森の満開の下 - 憂鬱時代 ★★★ (2016-10-30 13:30:17)

この大正ロマンな情景がイメージされる構成力が憎い
ストレートな曲が続いたので情念のある曲が聞けて嬉しかったです


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 ★★★ (2016-11-05 17:48:55)

今作からドラマーがナカジマノブに変更となりました、リズムセクションの変更がどのような効果を生みだすのかと興味が湧きますね。頭2曲のヘヴィなグルーブナンバーで違和感を感じさせず、④では早速リードボーカルを務めるとナカジマノブ大活躍、現在まで不動のラインナップでバンド活動を行うのだから人間性も含めバンドに多大なる貢献があるのでしょう。その反面、ストレートな曲調が増え情念渦巻く和風ドゥーム色は減退、でもナカジマノブのストレートなロックドラマー然とした佇まいはバンドに新たなる風を吹かせているので、違和感無く溶け込んでいるのが一番印象が高いく、メンバーチェンジがマイナスに働いたと思える要素もありませんね。これだけ作品を重ねつつもクオリティを下げず、なおかつメジャーな会社に籍を置きながら一度たりとも売れ線方向に進もうとしなかったバンドの揺るぎなき精神性、鈴木、和嶋の両名が入れば人間椅子サウンドの核に変わりはなく、相変わらず灰汁の強い楽曲と詩で聞き手も魅了しています。惜しむらくはナカジマノブの地味目のプレイに合わせ鈴木のベースがわりとスッキリとした音にまとめられたのがチョイと残念ですかね。


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - のれそれ ★★★ (2016-11-05 17:58:23)

フラメンコ風のメロディが出たと思ったら民謡でしょう
掛け合い風のソロも祭り感を演出
ラストで展開が変わる楽しい曲ですね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 悪霊 ★★★ (2016-11-05 18:13:27)

ドゥーミーなイントロから一転
重々しく走り出します
禍々しい鈴木の歌い回しも迫力あり


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 意趣返し ★★★ (2016-11-05 18:08:03)

直線的なリズムが耳を惹きますね
鈴木の歌がエグい
そこが迫力のあるえげつなさを演出
人間椅子な魅力に溢れていまね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 新生 ★★ (2016-11-05 17:52:09)

和嶋らしい爽やか系の曲
鈴木が歌うパートが印象的です
ZEP過ぎるのが評価の分かれ目でしょうかね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 洗礼 ★★★ (2016-11-05 18:02:08)

この刻みはお得意のパターンですね
何度か登場しています
王道ヘヴィロックで幕開けとは気合いの感じますね


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 痴人の愛 ★★★ (2016-11-05 18:17:42)

谷崎潤一郎がモチーフですね
もうチョイ長めで聴きたかったなぁ
無駄をそぎ落とし人間椅子の魅力をギュッとつめたような一曲です


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 道程 ★★ (2016-11-05 18:09:07)

ストレートなロックナンバー
楽しそうなメンバーの顔が浮かびます
ナカジマノブが熱唱しています


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 発射 ★★★ (2016-11-05 17:59:46)

LIVEで盛り上がるでしょうね
いろんなモノ発射するわなぁ
ヘヴィならしい曲です


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 夜間飛行 ★★★ (2016-11-05 17:55:08)

随所に盛り込まれるテルミンの音が宇宙を演出
思ってたんと違うと言いたくなるヘヴィな曲調がエエ
下品なベース音をもうチョイエグイのにして欲しいわい


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 野垂れ死に ★★★ (2016-11-05 18:05:10)

ブルースハープなんて完全にあれですけど面白いです
ヘヴィで迫力もありと頭2曲の掴みはOKです


人間椅子 - 三悪道中膝栗毛 - 与太郎正伝 ★★ (2016-11-05 18:10:59)

いい感じでコミカルさが出ています
和嶋がジミー・ペイジ風に迫っていますね


人間椅子 - 修羅囃子 ★★ (2016-11-04 18:14:04)

前作で方向性を広げてきた彼らですが、ファンからも評判がよろしくなかったようで、今作はその反省を踏まえ従来のスタイルに寄せてきたアルバム。重苦しいグルーブに加え従来の土着的なメロディ、そして日本文学や仏教にも通ずる世界観を投影した歌詞、そのオリジナルティに磨きを掛けつつ前作とシャッフルしても違和感のないような楽曲も用意し多様性をアピール、単純に寄せにきただけではないバラエティ性もあり、その辺りに苦心の跡も伺えますね。
ファンというのは複雑怪奇なモノで、やりすぎると叩かれるが、寄せすぎると冒険心がないとこれまた不満を持たれ、アルバムセールス的には良くなかったと言われる今作ですが、統一感があり筋道もしっかりと示されているので旧来のファンにとっては無難に楽しめる一品ではないでしょうか、前作より音質もグッと深みを増し、拘りのフレーズや音色がより濃淡がついた味付けで提示されているのも安心感につながっていますね。


人間椅子 - 修羅囃子 - 愛の言葉を数えよう ★★★ (2016-11-04 17:43:11)

ラモーンズだしベイシティローラーズだしジミヘンだし
ノリノリで楽しまないと損ですね


人間椅子 - 修羅囃子 - 王様の耳はロバの耳 ★★ (2016-11-04 17:53:47)

重さを残していますがディスコビートが印象的ですね
でもなんか踊りづらいのが面白い
和嶋のギターがエエ仕事してます


人間椅子 - 修羅囃子 - 鬼 ★★★ (2016-11-04 17:40:35)

下品な音ですね
無慈悲な鬼を表しているのでしょか
エグいです
ZEP風のリズムが合いますね
暴れております


人間椅子 - 修羅囃子 - 恐山 ★★★ (2016-11-04 17:56:21)

タイトルを見て勝手にスラッシュナンバーと思っていたら
アコギのアルペジオが美しいスローナンバーでした
歌詞がエエな
鈴木のコーラスも効いています


人間椅子 - 修羅囃子 - 月に彷徨う ★★★ (2016-11-04 17:45:59)

インパクトのある③と⑤に挟まれて印象に残らないという悲劇があります
従来の路線を踏襲したヘヴィなミドルナンバー
今アルバムに漂う前作の反省を踏まえ寄せにきた感があり淡白に聞こえるのが難点
曲単位で聴くとそうならないのに通して聴くと何故かそう感じるから不思議だ


人間椅子 - 修羅囃子 - 最後の晩餐 ★★★ (2016-11-04 17:49:56)

浮遊感のあるメロディと和嶋のゆらめく歌
そして歌詞の世界観が合致してますね
アルバムの流れ的にも丁度よいです


人間椅子 - 修羅囃子 - 蛇性の淫 ★★★ (2007-08-04 11:56:20)

いやらしい 曲も詩も 人間椅子は何をやらしてもカッコイイ
ノリノリのロックです


人間椅子 - 修羅囃子 - 終わらない演奏会 ★★★ (2016-11-04 17:51:38)

怪談な歌詞も好きですが
ハードでアグレッシブなノリが好きです
ギターソロもエエわ
後藤のドラムもキレていますね


人間椅子 - 修羅囃子 - 相剋の家 ★★★ (2016-11-04 18:01:25)

閉鎖的だな
相反する感情がもどかしい
プログレではありませんが起伏のある展開が人間椅子らしいですね


人間椅子 - 修羅囃子 - 東洋の魔女 ★★★ (2016-11-04 17:38:34)

前作のイメージを払しょくするようなオープニングナンバー
ヘヴィ曲だが遊び心も十分にありますね


人間椅子 - 修羅囃子 - 野球野郎 ★★★ (2016-11-04 17:47:57)

ドラムがエエね
歌うは後藤マスヒロ
お得意のアメリカンロックだが根暗感がハンパなく出ていますね


人間椅子 - 色即是空 ★★★ (2023-10-12 17:21:04)

近年の精力的な活動と勢いに驚かされますね、日本語歌詞ながら海外でも人気を掴んでいる希有なバンド。今作も自らのルーツなる音楽性を土台にアッパーな曲がバランス良く支配。かつての和島が書いた中途半端なポップ路線は皆無、鈴木の描くエグいゴン太なサウンドと、和島の描く世界観が無駄なく並べられ視聴感は前作以上に親しみやすいモノである。
今、日本のメジャーアクトでラウドネスやアンセムは別として、ここまでヘヴィな音像でアルバムをリリースできるのは彼らくらいなモノだろう。とにかくキャッチーでメロディアスな曲が多いと感じる、それは和島のギターアプローチが今まで以上にメロディアスなものになっているから。
灰汁の濃い面は鈴木のベースが担当、彼の曲もエグい。今作を聴き一番感じたのは、アングラ臭の配合が絶妙。彼ららしさを損なわず、前作以上に間口を広げ多くのファンを迎え撃つ準備をしている。従来のファンも満足するだろうが、新規開拓にこそ意味があるだけに、この方向性は大いに支持できる。究極の同人誌メタル。そのマニアックさは内向きではなく外に向かって解放。
だから求心力が強いモノに仕上がったんでしょうね。相変わらずのオマージュも個人的には大好物。明確なコンセプトを立て作り上げたサウンドに隙は見当たりません。とにかく勢いのある曲が多いので、そっち系が好きな人には大いにしじするでしょう。いずれにしろ彼らにとっては新しい代表作となる一枚。和島のギターがいい、和島式アイオミが大好きなのだが、ここまでメロディアスなアプローチをとるとは驚きだ。その解釈が新鮮な風を吹き込んでいる。ナカジマノブのドラムも勢いを殺していないねぇ。
他に適任がいたとしてもメンバーシップは重要だ。


人間椅子 - 色即是空 ★★★ (2024-03-31 20:42:26)

海外のフェスに本格参戦、無情のスキャットが国内外、特に海外でスマッシュヒットしたのが大きいのだろう。その因果は、その後の作風にも顕著に表れ、一時期、和島が持ち込んだ妙なポップス寄りのロックサウンドが完全に排除されている。
今作リリース前に、インターネットではあるが多くのメディアのインタビュー記事を目にしてしまい、愛について歌っているという文言が頭にインプットされすぎて、もうそういう偏ったレビューしか出来なくなっているのでアレなんだが、ここ数作に共通する親しみやすさ。

昔の根暗なアングラ臭をいい意味で排除、勿論、このバンドらしいねっとりとした暗黒面は残しているのだが、それ以上にロックの持つパワー、彼らが愛する70年代のロックを軸に、90年代以降のロックからの影響を見事にすっ飛ばし現代にアップデート。

今回もリーダートラックとなる①の持つ原始的なエネルギー、真新しいテクニックなんかじゃない古典も古典なロックなリズムと強力なリフワーク、そしてメッセージ性の強いシンプルな歌詞。和を以て洋を制する瞬間に我々は立ち会えるのです。

日本人にしか出来ない日本のロック。ハードロックという言葉がこれほど似合うバンドはいない。時代と迎合しない、その姿勢こそ一番ロックな事。もっと上手いベースも、適任のドラマーもいる。だが、鈴木の下品なベースがなくては人間椅子ではない、そして和島と鈴木との人間的相性なケミストリーを感じさせる存在のナカジマノブは、本当の意味で屋台骨を支えている。いや、緩衝材とも言えるだろう。個人的には、どうしてもマイナー時代のアングラロックが欲しくなるのだが、完全にメジャー流通に乗っているのに、ここまでガチのロックをやられると一切文句など出ません。

売れる音じゃない。女子供をだまくらかすイケメンバンドではない。でも成功したのは、彼らは本気でこの音をものにしている。かつてのようなモロパクりも少なくなった。正直、昔のアルバムを海外にマニアに知られると手厳しい評価もうけそうなのだが、そんなことは問題なし。この三人から繰り出させる嘘偽りのないサウンドの前に戯れ言は無用であろう。

勢いのある曲も多いけど、ちゃんと要所要所にらしさ全開の楽曲を配置している。これで新旧のファンも納得だろう。わしゃ味が濃い昔風の曲が好きですね。たゆまぬ努力が報われた瞬間。売れて良かった。もうバイトしないでミュージシャンとして飯が食えるのだから。

でもワシは踊る一寸法師が一番好きなアルバム。それは永遠に変らない。説教臭くないが人間に心理にグサリと突き刺さる言葉が、このアルバムにも散見されている。さらば世界、凄い曲だった。


人間椅子 - 色即是空 - さらば世界 ★★★ (2024-02-04 01:11:18)

デジタルだが色んなメディアのインタビュー記事を目にして
新作のアルバムは愛についてがテーマになっている的な文言も目にした
それが刷り込まれてしまい引っ張られるのでアルバムのレビューに手が出ない
そういう情報の中で
さらば世界というタイトルと歌詞は逆説的な意味で愛を語ってるのだろう
ジャパネスクロックの最高峰
和服姿でロックをやるカッコ良さ
グローバル化が進む世界だからこそ重要な個性であろう
和を以て洋を制する
サバスティカルなハードサウンドで商業的成功を収めたのは奇跡でもある
いい意味で同人誌メタル的な世界観の最高峰に立ち続けるバンド
アングラ臭でさえメジャーな一級品の空気感を纏っている


人間椅子 - 色即是空 - 悪魔一族 ★★★ (2024-03-31 20:53:16)

野蛮で厭らしいロックサウンドですね
勢いだけじゃない小技が効いています
これぞベテランの風格か
人間椅子らしい一曲です


人間椅子 - 色即是空 - 宇宙の人ワンダラー ★★★ (2024-04-05 13:11:35)

宇宙電撃隊の後というのが憎い演出だ
SFタッチのイントロからヘヴィなサウンドへと雪崩れ込む
このバンドらしい独特の世界観を歌い上げる
地球に潜り込んだ宇宙人の歌

もう地球は滅亡に向かっているのだから何もすることがないとでも歌っているのだろうか?
最後の方で唱えられる呪文ベントラベントラスペースピープルも不気味
早朝から聴きたくないなぁ


人間椅子 - 色即是空 - 宇宙電撃隊 ★★★ (2024-03-31 21:08:21)

昭和な匂いがしますね
勇ましい軍歌アニメソングですか

出撃だ 突撃だ
ファンファンファファン
ファンファンファファン
ファンファンファファン
宇宙電撃隊

この歌詞やり過ぎ
そして和音三味線アイオミギターソロの後の
オーオーオーもずるい

こういう曲は一発で耳に残る
親しみやすい曲なのに人間椅子らしい古典ロック集が失われない
シンプルなビートを押し上げるナカジマノブのドラムも活きがいい

ところで宇宙電撃隊って何?


人間椅子 - 色即是空 - 狂気人間 ★★★ (2024-03-31 20:59:45)

おーぉ おーぉ おーぉと言う掛け声が耳にこびりつきますね
シンプルなリフワークどダイナミズム
三者三様に繰り出される妖しげなインストパーと対比する形で
めちゃくちゃ親しみやすい歌のパート
ずるい手口だ
すっかり魅了されてします
洋楽もどきのロックバンドでは出せない年季だよね
えげつない


人間椅子 - 色即是空 - 死出の旅路の物語 ★★★ (2024-03-31 21:25:47)

アルバムのラストですが
こういう勢いのある仕掛けの多い曲で来るとはね
もう一度アルバムを頭から聴きたくなりますよ
ジャパネスクロック
童謡みたいなサビメロ
でも深い世界観
途中のパラッパラッパーと第○○の扉~って件もらしいよねぇ
和島のギターエグいわ
圧巻のソロです
そのバックも凄まじいド迫力
親しみやすさとの対比がエグい

カッコいいクロージングソングだよ
ラウドネスのDemon Diseaseぐらいのインパクトだね
アンセムのBottle Bottom以来の衝撃だな
リピート再生が止まらん


人間椅子 - 色即是空 - 神々の決戦 ★★★ (2024-03-31 20:46:40)

クラシックロックの塊をぶつけられたオープニングナンバーのインパクトが強すぎた
この曲の印象が薄くなっているのだが
神々の行進から繋がる世界
悪いわけがない
オープニングナンバーが凄すぎただけ


人間椅子 - 色即是空 - 人間の証明 ★★★ (2024-03-31 21:03:12)

人間の証明と言えば森村誠一原作の小説を真っ先に思い出します
むこうは感動のヒューマンドラマですが
ここではもっとドロドロとした内容になっていますね
鈴木の下品なベースが楽曲を牽引
そして厭らしい歌い回しもハマっています
全般的に言えることだがキャッチーさがあるんですよね


人間椅子 - 色即是空 - 星空の導き ★★★ (2024-04-06 21:19:05)

アコースティカルなナンバー
素直なメロディが印象的です
曲順的にいい意味で箸休めソングとなっていますが
ラスト2曲が強烈なので
この曲は絶妙な配置となっている

くれぐれもディミニッシュコードがどうのこうのと
知ったかぶり発言はしないようにお願いします


人間椅子 - 色即是空 - 生きる ★★★ (2024-03-31 20:49:33)

ストレートに弾き出されるロックサウンドのカッコ良さ
和風だった②がアクセントになっている
①②③の順番が完璧なんだよね
そう思わせる古典ハードロックサウンドです
シンプルだけにごまかしなど一切通用しません
凄かったわ
歌詞も好きですね
これぞ日本人にしか出来ないハードロックですよ


人間椅子 - 色即是空 - 地獄大鉄道 ★★★ (2024-04-05 13:25:29)

お得意の地獄ソング
でも今回は和島が手掛けている
鈴木のベースがクールですよね
踏切の音を再現する和島
古くて新しいエネルギッシュな音色
ラストに爆走感もカッコイイ
地獄へ到来と言うことだろう
容赦しない苦痛が待っているのか