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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 11401-11500

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 11401-11500
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UFO - Misdemeanor - One Heart ★★★ (2012-06-06 14:16:22)

アメリカンな色合いに染め上げています
メロディアスなハードポップナンバー
派手目のギターも良いですね


UFO - Misdemeanor - The Only Ones ★★★ (2012-06-06 14:21:44)

時代を感じさせるロッカバラードナンバーですね
派手なギターソロもかまし自分の色を出していますね
フィルの節回しも渋みを増していますね


UFO - Misdemeanor - This Time ★★ (2008-03-21 13:25:50)

いい意味でアメリカンナイズされたナンバー
メタリックなギターが浮いている気はしますが悪くはないです


UFO - Misdemeanor - Wreckless ★★ (2008-03-21 13:23:41)

トミーのギターソロがハイライト
泣きのパワーバラード


UFO - No Heavy Petting ★★ (2008-04-11 17:08:00)

前作の延長線にある作品です、特筆すべきはずマイケルのギタープレイで
繊細なトーンと泣きのチョーキングが胸を鷲掴みにします。


UFO - Phenomenon ★★ (2008-03-21 13:19:00)

マイケル・シェンカー加入の第一弾アルバム
彼の憂いを帯びた泣きのギターを前面に押し出しメロディアスな作風へと方向転換を図った名盤です。今の感覚で言えば確かに地味だしヘヴィでもなければスピーディでもない、しかし英国的哀愁を帯びた陰湿なメロディとマイケルのギタープレイは素晴らしく
耳を惹くフレーズがあるはずです。有名な③⑤以外にも叙情的なメロディが印象的な佳曲が揃う70年代を誇る名盤となっています


UFO - Walk on Water ★★ (2008-03-21 12:41:00)

1995年発売のマイケル・シェンカー復帰しての再結成アルバムを紹介します
全体的にダークな色合いが濃いが復活を告げる今作の並々ならぬ思いが感じられる好盤となっています。動きの多いベース、ピート・ウェイの堅実なプレイも独特の節回しがカッコイイ、フィル・モグの唄も健在で彼らがある意味このバンドを支えていたんだなと感じさせてくれます。アコースティックな世界に倒錯していたマイケルがフライングVをもう一度手にしギターを弾いた今作のもつ意味合いはとても大きいと思います、随所で聴ける扇情的なギタープレイの数々に胸打たれるでしょう、割と地味な作風で若い人にはガツーンと来ないでしょうが、この暗雲立ち込める空のように晴れやかではない陰鬱な世界観もブリティッシュロックの大切な側面なのです、独特の湿り気を帯びた熱いロックサウンドに触れて欲しいですね。けして名盤と大声を上げませんが光るものはありますよ。


UFO - Walk on Water - A Self Made Man ★★ (2008-03-23 04:56:44)

モダンなイメージを伴うミドルナンバー
叙情的なフレーズを奏でるマイケルのギタープレイは素晴らしい
切れ味鋭いヘヴィなリフも良いですね


UFO - Walk on Water - Dreaming of Summer ★★★ (2008-03-23 05:11:46)

派手さはないものの円熟味を増したベテランならではの哀愁漂うフレーズが胸を締め付けます メロウなマイケルのギターにホロッとさせられますね


UFO - Walk on Water - Pushed to the Limit ★★ (2008-03-23 05:04:12)

ノリの良いストレートなHM/HRナンバー


UFO - Walk on Water - Stopped by a Bullet (of Love) ★★ (2008-03-23 05:07:16)

アコギがフューチャーされているメロディアスなミドルナンバー 哀愁のあるメロを歌うフィルの芳醇なワインの如き味わい深い歌声が良いですね


UFO - Walk on Water - Venus ★★★ (2008-03-23 05:01:20)

メロディアスかつメロウなミドルナンバー
扇情的なマイケルのギターが良いですね
ポール・レイモンドが地味ですがいい仕事をしています
バッキングのアコギは当時マイケルがはまっていたから演奏しているのでしょう


UFO - You Are Here ★★★ (2019-01-22 14:35:07)

マイケル・シェンカーが復帰するも、時代的な背景もありUFOが再上昇したとは言えなかった。看板ギタリストの脱退はネームバリュー的には痛いだろうが、音楽性のイニシアチブを誰が握るのかを明確するのは、このバンドによって正しい選択だったろう。新たに加わった凄腕ギタリストのヴィニー・ムーアはマイケルのギタープレイをリスペクト、UFOらしいスタイルで器用な面を見せてくれた。ドラマーにこれまた辣腕ドラマーのジェイソン・ボーナムという新たなる血の導入は、UFOとしてあるべき場所に着地。オーセンティックかつブルージーなサウンドなのに躍動感に満ちており、今までにないアイデアも導入していたりと、野心に満ちた新作は古くて新しい古典ロックだがチャレンジ精神も披露している。

速弾きばかりが話題になる時代にデビューを果たしたヴィニー。彼もそういうニーズに応えデビューした為に、どうしてもシュラプネル系と思われがちだが、彼本来の魅力はそんな画一的なスタイルではないので、こういう柔軟さを披露できたのは大きなチャンスだろう。アコギも使う場面もあり、多彩な才能のアピールしましたね。特に親しみやすいメロディアスなフレーズの導入は今作最大の魅力でしょう。
その裏でパワードラムを轟かせたジェイソンも良かった。そしてフィル・モグは熟練の技で味のある歌を聴かせてくれましたね。


ULI JON ROTH - Firewind - Chaplin and I ★★★ (2023-07-12 21:44:50)

イイ曲ですねぇ
歌はイマイチですがイントロの美しい旋律にウットリ
二井原実先輩の弾き語りで聴きたいなぁ
なんて思いました
隠れた名曲の一つですよねぇ


UNDER FIRE - Flames ★★ (2017-02-08 13:29:24)

US産のハードポップバンドが1991年にリリースした1st。US産らしいカラッとした哀愁とロック然とした刺激もあるが、全般的に覆い尽くす軽やかで嫌みのないハードポップサウンドは突出した部分は少ないが安定感はあり、ハーモニーを生かしたボーカルオリエンテッドな作は売れ線志向の優等生バンド的なムードを漂わせてはいるが(丸みを帯びた音色もね)、邪魔しないドラミングとギターが装飾過多になりすぎないさじ加減でロックバンドの矜持を保っており、叙情的かつポップなアメリカンロックを鳴り響かせています。
明るい日差しの下、爽やかで清々しいメロディは優しい風を運び、鍵盤楽器の朗らかさに、なんだか楽しい気持ちになりますね。
適度な哀愁もありますが、泣かないのはお国柄、エッジも足りないし、スピード感も皆無ですが、その対極にある優等生サウンドに時には癒されたいものです。でもキメ手不足感は拭えず、万人向けの音楽性なのに、万人に進めずらい微妙なクオリティなんですけどね。
ちなみに後にアヴァロンからリリースされるNEW ENGLAND~ALCATRAZZのキーボードプレイヤー、ジミー・ウォルドーのバンドとは同名異バンドですので。


UNDERDOG - Out in the Night ★★★ (2023-04-04 14:57:14)

前作から4年のインターバルの末にリリースされた勝負の3枚目。リリース時期が1988年という事もあり、音楽性はかなり洗練されたものに変遷している。しかし根底にあるのは男のロック。その暑さを滲ませつつも、よりワールドワイドでメジャーな感覚を強め間口を広めてきた。これがあのアンダードックなのかという戸惑いは最後まで拭えないのだが、メロディを大切にした欧州メロディックメタルが好きな人ならば大いに引き寄せられるだろう。唄モノスタイルへの大胆なシフトチェンジ、5曲目のI Show You a Feeling (It's More than Your Love)ではサックスの音色まで聴かせるのだから、このバンドがいかにアーバンでダンディなシティロックへと変貌したか理解も及ぶでしょうね。
単純に音楽として楽しむならば唄モノAOR系を愛するマニア向けでしょう。とにかく過去2枚とは別のスタイルです。それでも質は低くないのが、このバンドの力量でしょうね。器用貧乏で終わったのかも知れないが、もっと認知されて良いバンドである。
ワタクシのようにMausoleum Recordsマニアから入った人も多いでしょうが、このサウンドは大衆性を完備したアリーナサウンドである。
それも悪くないと感じさせたポテンシャルに唸りますね。すべては時代だよ。レーベルも倒産して路頭に迷う彼ら、よく分からん自主レーベルみたいなもんからヒッソリとリリースされた3枚目。
唄モノマニアには今すぐサブスクを聴けと言いたい。


UNDERDOG - RABIES IN TOWN ★★★ (2012-02-08 06:57:13)

1984年リリースのハモンドオルガンが渋いKeyを擁するツインギターを含むドイツ出身6人組正統派HMバンドの2ndを紹介します。湿り気を帯びたメロディラインをワイルドに歌いきるシンガーの歌唱が肝だったりします。パープル・レインボー路線を迷う事無く一直線なスタイルはマニアならグッと来るでしょうね。奇をてらわないアレンジにスリル不足を感じるかも知れませんが、これが良いんですよね。古臭いと言えばそれまでですが欧州産の適度な湿り気とパワフルな直球勝負ハードサウンドに焦がれます。また若干控え目ながらもハモンドオルガンの音色に味わい深いものがありますね。パープル・レインボーマニアなら聴いて損はしないと思いますよ


UNDERDOG - RABIES IN TOWN - GOODBYE BLUE SKY ★★★ (2012-02-21 06:38:26)

タイトルからして泣いていますよね
パワフルな歌声がいいですね
サビの爽快感とメロディアスなアレンジも効いています


UNDERDOG - RABIES IN TOWN - NEEDIN' YOUR LOVE ★★ (2012-02-21 06:41:21)

ハードなオルガンが聞こえてきます
静と動のパートを交互に配しダイナミックに展開していきます


UNDERDOG - RABIES IN TOWN - NIGHTMARES ★★ (2012-02-21 06:40:05)

ハードなシャウト一発で幕が明けますね
ワイルドな歌唱もきまっています


UNDERDOG - RABIES IN TOWN - TOO LATE TO ESCAPE ★★★ (2012-02-21 06:36:45)

渋いな哀愁のメロディアスなミドルナンバー
エモーショナルなギターとストレートな歌唱が映えますね


UNDERDOG - RABIES IN TOWN - WE LIKE ROCK 'N' ROLL ★★ (2012-02-21 06:44:22)

軽快なノリが心地よいです
オルガンのユニゾンも味わい深いですね
渋いハードロックナンバー


UNDERDOG - Underdog ★★★ (2023-04-04 14:21:42)

Mausoleum Recordsからリリースされた2枚目のアルバムしか知らなかったのだが、彼らのレアモノがサブスクで試聴できるのは本当にありがたい。海のものとも山のものともつかぬアーティストに大枚をはたくのは勇気がいりますからね。今も若い人は本当に羨ましいよ。
ワシはだいぶ散財しましたよ。でも悪いことばかりではなく桁が変るくらい高額で売れる物もあったので今となっては良い思い出です。

ドイツのバンドらしい生真面目さ、そしてハモンドオルガンも渋く鳴り響き彼らのルーツたるバンド達の影響も見えてくる。ガッツ溢れるハードテイスト、男臭さを醸し出すマイク”スパイダー”リンスターの歌声も熱を帯びており、オールドスクールサウンドにグッとくるマニアならば、大いに楽しんで貰えるでしょう。
NWOBHMの影響下にある古典スタイルの旨味、AC/DCでパープルでヒープなシン・リジィサウンドの旨味、ワタクシはこういうの大好物です。古くさい音色ではあるが、メタルの芯を喰っているクラシックサウンドは、いつだった興奮の坩堝へと誘ってくれますねぇ。
汗臭いステージが似合うバンドですよ。漢メタルですが洗練されていない分けじゃない、だが売れ線志向とは一線を画す男のロマンに引き寄せられます。


UNITED - Absurdity ★★★ (2019-01-26 13:06:57)

バンドの顔である横山明裕は帰らぬ人。再起を掛けたバンドが進んだ方向性はアグレッションを讃えたスラッシュサウンドへと帰還。スラッシュの魅力たるキレのあるリフワークとスピード感も増し本来あるべきスタンスへと戻ってきた。勿論、モダンへヴィネス路線も咀嚼したうえでのマッシブな土台の上に成り立っている為、安易な原点回帰ではない今の時代を見据えた、スタンスでの再興であろう。前作の路線をさらに研ぎ澄ました音楽性、盟友、遠田譲士を迎え入れ自らの進むべき道を提示してくれましたね。


UNITED - BEAST DOMINATES '92 - COMBAT! ★★★ (2007-08-12 12:49:56)

スピーディーなツインリードがカッコイイ スラッシュナンバー
唄メロもキャッチャー ギターソロがハイライト


UNITED - BEAST DOMINATES '92 - HOLY DIVE SCREAMER ★★★ (2007-08-12 15:02:07)

横山のドライブ感たっぷりのベースに導かれて始まる
爆裂スラッシュナンバー この乗りに体が動き出します


UNITED - BEAST DOMINATES '92 - S.R.S ★★ (2008-08-25 02:48:08)

シンプルなアレンジが耳を惹きますね
プリースト万歳なナンバーです
サビでは拳を振り上げS.R.Sと叫びたくなりますね


UNITED - Bloody but Unbowed ★★ (2007-08-11 13:34:00)

一糸乱れぬツインリードの美しいハーモニーで印象的な異色の①で幕が開く彼らの1stアルバムです。フラット気味のVoがやや弱いものの、緊張感溢れる演奏人に負けじと踏ん張っている!普通のスラッシュメタルが聴きたい人は是非とも試してもらいたい好盤です。クールで洗練されたイメージを与えてくれるのは彼らが東京のバンドだからかな?ア


UNITED - Bloody but Unbowed - (It’s So) Hard to Breathe ★★★ (2008-08-25 02:53:23)

バンドが一体となり疾走する様がなんとも言えません
小気味の良いギターリフもグッと来ます
スローダウンしてからのパートが凄く好きですね
高速ツインリードなギターソロにはやられたなー
構成力の高いスラッシュナンバー


UNITED - Bloody but Unbowed - Don’t Trust! ★★★ (2008-08-25 02:40:31)

タイトなプレイと激しいリズムチェンジを多用したガッツあふれるスラッシュナンバーしなやかで強靭なUNITEDらしい名曲ですね
思わず身体が勝手に動き出します


UNITED - Bloody but Unbowed - Sniper ★★★ (2008-08-25 03:06:14)

ツインギターの絡みが絶妙なアルバムのオープニングナンバー
ただのスラッシュバンドではない魅力を感じさせる異色ではあるが個人的には名曲ですね


UNITED - Bloody but Unbowed - Unavoidable Riot ★★★ (2007-08-12 14:45:24)

アルバムのラストを飾る男臭いコーラスパートがカッコイイ
哀愁とガッツ溢れるミドルナンバー ヘヴィながらもメロウなギターソロが入ってくる所が良い


UNITED - Bloody but Unbowed - Welcome to Amazing World ★★★ (2007-08-12 14:48:36)

起伏のある大作志向の名曲
横山のスラッピングベースが聴けるし、このインストパートがカッコイイ


UNITED - DESTROY METAL ★★★ (2011-04-28 05:09:03)

1985年リリースのシングル
メンバー名が意味不明で面白いベース横山氏がEXCITER YOKOだからね
ツインギターを基調とする正統派のパワーメタルバンド
のちの彼らとはどの時代とも違うサウンドです
日本語詩で歌う名曲スナイパーも印象が違いますね
今、聴いても色褪せない普遍の魅力溢れる若さ溢れるサウンドがメタル魂を鼓舞します
Voが日本的だね


UNITED - DESTROY METAL - SKILL ★★ (2011-04-28 05:13:16)

こちらもパワフルなメタルナンバー
力強さとメロディを大切にするアレンジが効いていますね
日本語詩が強烈に耳に突き刺さります
今とは全くの別バンドですね
でもこのツインギターの絡みに彼らの姿を垣間見ます


UNITED - DESTROY METAL - SNIPER ★★★ (2011-04-28 05:19:01)

あの名曲スナイパーのオリジナル
日本語詩も微笑ましい
後の凄味には適わないが
パンク・ハードコアレーベルからのリリース作とは思えない
様式に満ちていますね
これも充分にカッコいいです


UNITED - DESTROY METAL - U.N.I.T.E.D. ★★ (2011-04-28 05:10:56)

ツインギターのハモリが印象的です
ジューダス・プリースト色が滲んでいますかね
力強い掛け声も悪くないですよ
パワフルなナンバーです


UNITED - EMARGENCY EXPRESS - SUCK YOUR BONE ★★★ (2008-08-25 02:32:52)

起伏の激しいリズムチェンジが突進してきます。
タイトな演奏もバシッときまり実に気持ちが良いですね
フラット気味の古井の唄も踏ん張っています
因みにギターは古沢巌氏とHALLY先輩です


UNITED - Human Zoo ★★ (2007-08-11 13:18:00)

スタンダードなスラッシュメタルの名盤です
激烈なスピード感が最高にカッコイイ彼らならではの②⑩リズムプリフ等、非常に面白い名曲です。もの悲しげな雰囲気が印象的な⑧hally先輩の繊細なギタープレイ新境地を見せた Voがやや弱いものの聴き応えのあるアルバムです


UNITED - Human Zoo - Brother in Arms ★★★ (2011-07-15 01:11:32)

ダークでミステリアスな大作ナンバー
飽きる事無く最後まで聴かせるアレンジセンスは流石
堂に入ったプレイはスラッシュメタルシーンを牽引するに相応しいバンドに威厳すら感じさせてくれます


UNITED - Human Zoo - Can’t See the Light ★★★ (2011-07-15 01:07:47)

横山のベースも活躍します
ストレートなスラッシーナンバー
この疾走感と爆裂感がたまりません
中盤でのリズムチェンジ
各自の見せ場を披露し
激しく叩きつける疾走感
お約束ですが好きです


UNITED - Human Zoo - Don’t Let Peace Break Out ★★★ (2007-08-12 14:52:07)

スピーディーかつアグレッシブなナンバー 大谷の滑らかなギタープレイは圧巻


UNITED - Human Zoo - False Majesty ★★★ (2008-08-25 03:02:42)

ダークな雰囲気が漂よう古井氏の繊細な歌いまわしも光るスローナンバー、メロディアスなアコギがもの悲しさを誘う
ヘヴィなパートも上手く取り入れドラマティックな展開も魅せてくれる聴き応えのある名曲です


UNITED - Human Zoo - Jungle Land ★★ (2008-08-25 02:57:44)

パワフルかつグルーヴィーなナンバー
この豪快なノリがたまりません
静と動のパートを盛り込み起伏に富んだアレンジが憎い


UNITED - Human Zoo - Machinery Days ★★★ (2008-08-25 02:45:10)

パワフルかつヘヴィなミドルハイナンバー
この重厚なサウンドが突進してくる様に押しつぶされます
複雑な事を難なくこなす姿がカッコイイ


UNITED - Human Zoo - Over the Ocean ★★★ (2011-07-15 01:00:07)

淡々と歌い上げる古井義明が醸し出す哀愁と曲調がばっちり噛み合っています

アコギなスパニッシュ風ギターソロも聞かせてくれます
このセンスは素晴らしい


UNITED - Human Zoo - The Sea of Silence ★★★ (2011-07-15 01:05:59)

この複雑なリズムプレイは癖になりますね
ガリガリゴリゴリのスラッシュ一辺倒じゃない懐の深さを感じさせる一曲です


UNITED - Human Zoo - Violence Jack ★★★ (2007-08-12 14:57:56)

ユナイテッドといえばこの曲でしょう
特徴的なリフ 強力なリズム隊
壮絶なスピード感を感じさせるツインリード すさまじい
当時は古井のVoの弱さが気になりましたがこれも味だと思う


UNITED - N.O.I.Q (2018-10-12 14:39:00)

国産スラッシャーが遂にメジャーレーベルと契約。しかも何故か海外アーティスト契約的な裏技を使いメジャーリリースさせた一枚。だから値段が安かった。担当の人は、そこまでして彼らと契約したかったんだろう。詳細は分からないがエエ話だ。

そんな裏話の真偽は分からないが、後年、オフィシャルサイトなどでメンバー自身がイマイチ、気に入っていないと公言するメジャー第一弾にて問題作と言える3rd。

メジャー資本の介入はバンドサウンドの変革を希望したのか、コンパクトで勢いの増した楽曲はどれもがキャッチーで分かりやすいハードさを身につけている。彼らの魅力たるブリティッシュテイストは影を潜め、深みも情緒もないハードコアサウンド。これが1995年仕様と言う事なら仕方ないが、メジャーに進んだ彼らに大いに期待したファンにとっては戸惑いの隠せない方向性に進んでしまった。その辺りがメンバーにとっても不満なのか、内情をぶちまける事になったのだろう。
大人の事情アルバム。カヴァーを強いられ、それを無視。さらには売れっ子ではあるがスラッシュに合うのか疑問のパット・リーガンのミックス、おまけにメンバーの知らないところで曲に細工をされたと激怒して2曲分収録を拒否。
それでフルアルバムなのに8曲入りになったのね(当時は単に純然たるスラッシュをやらないから、急場の為にマテリアルがなかっただけだと思っていました)

何から何まで、きな臭い問題だらけのアルバムなのだが、時代に埋もれる事のない新機軸を打ち出している。特に①などはライブでも定番の一曲へと昇格している。
個人的には、このアルバムをリリース後、どんどん方向性が拡散していき、その都度、旬のアメリカよりに変貌を遂げていったため、長らくUNITEDの作品に手を出さなくなったキッカケを作るアルバム。シンガーの古井脱退も、そういう音楽性の違いがあったのかも知れない。いずれにしろ、新旧のファンを振り分けるような作風ではあるが、コアなメタルバンドがメジャーに進む事の難しさを端的に物語る一枚だろう。


UNITED - Scars of the Wasted Years ★★★ (2012-11-18 16:19:11)

新VoKen-Shin氏を迎え過去の名曲をリ・レコーディングされたセルフ・カバーアルバム。正直過去の曲に思い入れやサウンドプロダクションなど好みの問題もありますが、客観的に見れば新Voの咆哮が楽曲に新たなる息吹を与え(わめき散らすだけではないメロディを唄い込めるタイプのシンガーってのも良いですよね)モダンなアプローチからオーソドックスなスタイルと時代の流れを網羅したUNITED流のスラッシュメタルを堪能できる、お得な一枚となっています。僕のようなUNITEDのCDを全部もっていない人なんかは、なお更好都合ですよ。歴史のある彼らの魅力を統一感を持たせた19曲に絞込み散漫な印象を与えずに現在の彼らのあり方を測り知る事が出来るわけですから贅沢ですよね。ワールドワイドな世界観を醸し出す国産バンドの底力に是非とも触れて欲しいですね。個人的には今作を聞いて今度のUNITEDにはかなり期待を持ちました


UNITED - Tear of Illusions ★★★ (2012-11-18 16:42:56)

セルフ・カバー・ベストを聴き購入を決意、新Voの力量もさる事ながら紆余曲折を経てあるべき姿へと回帰したサウンドが聴けて一安心、阿吽の呼吸から紡ぎだされるツインギターの調べに悶絶しつつ各メンバーの力量の高さに満足を得ました。結成30年を迎えたベテランバンドの意欲作に激しく興奮を覚え懐古主義に終わらない探究心と培った音楽的な土壌を見事に花開かせた楽曲郡の数々を前に正気ではいらませんね。野太いギターが緩急を効かせリフ、ソロと名演を披露、改めて国内最強のツインギターコンビだと思わされたし、Ken-shin氏のパフォーマンスは実にハツラツとした印象を与え、UNITEDサウンドをワンランク上へと押し上げています。歌メロにキャッチーさもあり、その辺りが懐かしい時代性を感じさせてくれるのでしょう。逆に言えばそれだけ唄いこめるタイプのシンガーだと言うことですね。UNITEDにとっては素晴らしい逸材を獲得できたのではないのでしょうか、より正統性の強い幅広いスラッシュサウンドへの挑戦もうなずける力作に相応しいシンガーでしたね。彼の加入が今作の方向性に貢献したのなら大歓迎です。僕のようなオールドスクール丸出しのマニア以外にもオススメできるバランスの取れた激烈スラッシュアルバムを多くの人に聞いて欲しいですね


UNIVERSE - Rock is Alive ★★★ (2018-06-26 15:43:28)

おぉ、アルバム一枚で消えた幻の北欧HM/HRバンドがバンド名を変えて再スタートしていたとは、しかもシンガーも変わっている。おまけに解散前にリリースされたデモ音源からも選曲されている、これは聴く前から期待大でしたね。

デビュー作のような若さにまかせた青臭さは皆無、ブランクはあれどメンバーの間には熟成された関係性が存在しており、往年の姿と重ね合わせても大いに楽しめます。
軟弱に聴かせない適度な攻撃性、美旋律と透明感に彩られた北欧的スタンス、その特性が見事に合致しており、メロディ派のメタルマニアなら、迷わずゲット出来るクオリティを誇示しています。
昨今は、とにかく幻のバンドが復活しています、一夜限りでもよいから、アルバム一枚でもよいから、もう一度聴いてみたい、そんなマニア心を擽るバンドの復活劇は世界中で巻き起こっていますが、このバンドの復活劇は強烈なインパクトを放っていますね。

実は北欧にもNWOBHM同様、シングルやEPのみで解散した幻のマイナーHM/HRバンドは枚挙として上げられないほど存在しています。そっちの世界も少しのぞきこんだのですが、深すぎて躊躇いました。しかし今作を聴き、再度、魔境へと旅立つ事を決意しましたね。


UNIVERSE - Universe ★★★ (2012-07-27 23:56:06)

1985年にアルバム一枚を残し消えた幻の北欧メタルバンド、北欧産ならではの美旋律の攻撃的なサウンドの数々に胸が躍ります、なぜ一枚で消えたのかと思わせるポテンシャルの高い楽曲群の高さに泣かされますね、音質の酷さなど微塵も感じさせない熱演に熱いものがこみ上げてきます、①②③と前半に異なるタイプの疾走ナンバーを散りばめハートを鷲づかみにされました、憂いを帯びたメロディラインを力強く歌い上げるシンガーもまずまずの説得力、歌いこむにつれ確実にレベルアップしてくれたでしょう、しつこいようですが今作一枚で消えたのが惜しいバンドでした、構築美溢れるギターはどの楽曲でも見せ場を設け聞き手を楽しませてくれます、キラキラとしたキーボードではなく、幅を広げるに留める使い方も北欧産特有の甘さを最小限に抑えているのが硬派な印象を持たせてくれます。④で聴ける泣きのバラードも素晴らしい出来栄え、欧州産ならではの哀愁と泣きを発散する名曲です、無駄に重過ぎないアレンジも素晴らしく、いい感じで泣かせてくれます。メタルバンドらしい攻撃性とメロディを損なわないアレンジ、甘すぎず軽すぎない憂いを帯びた正統派の一枚です。お暑い夜に北欧メタルで涼みます


UNIVERSE - Universe - Angel ★★★ (2013-03-22 15:07:31)

適度なハードさとキャッチーさを併せ持つ疾走ナンバー
中盤で聞けるソロもいいね
なんちゃら風の曲ですけど王道ですよ
様式美マニアならずとも興奮出来ますよ


UNIVERSE - Universe - Burning Machine ★★★ (2013-03-22 15:17:47)

キーボードも効いていますね
中盤のソロの温かさが楽曲に感動の緩急をつけ
哀愁のあるミドルナンバーをより高みの世界へと導いてくれます
地味目ですが良い曲ですよ


UNIVERSE - Universe - Lonely Child ★★★ (2013-03-21 17:35:37)

哀愁と甘さが絶妙ですね
メロウなロッカバラード
ロマンティックな雰囲気を味わえます


UNIVERSE - Universe - Looking for an Answer ★★★ (2013-03-21 17:39:48)

北欧らしい叙情性を携えていますね
RAINBOWスタイルも血となり肉となり昇華されています
野暮ったい歌声も逆に味ですよ
華麗さにワイルドさが加味され洗練されすぎないのが逆に好きです


UNIVERSE - Universe - Question of Time ★★★ (2013-03-22 15:21:46)

走り出すのかと思ったらへヴィな展開に雪崩れ込みます
ズンズンと突き進むリズムプレイも印象的ですね
ソロのワイルドさも曲に合っていますよ
いいギターを弾きます


UNIVERSE - Universe - Rollin' On ★★★ (2013-03-21 17:25:06)

ハードさと北欧ならではの美旋律が躍動します
ドラマ性を高めた盛り上がりもカッコいいですね
アルバムの幕を開けるのにピッタリの名曲です
麗しの北欧メタルですね


UNIVERSE - Universe - Stories from the Old Days ★★★ (2013-03-21 17:28:11)

RAINBOW直系の様式美ナンバー
マニアなら美味しい展開に焦がれるでしょうね
コテコテの展開と北欧サウンドならではの味わいに歓喜します


UNIVERSE - Universe - Strong Vibration ★★ (2013-03-22 15:14:46)

ストレートな北欧HM/HRナンバー
疾走曲も多めな今アルバムですが
また、違った感触の曲を放り込んできた気概に期待を持たされました


UNIVERSE - Universe - Weekend Warrior ★★★ (2013-03-21 17:33:02)

しなやかさを併せ持つ甘美な世界観こそ北欧メタルの旨味
キャッチーさの中に散りばめられた哀愁にグッときますね
この曲に限らずルート弾き一発なベースもアルバム全体で目立ちますよ


UNIVERSE - Universe - Woman ★★★ (2013-03-22 15:11:07)

甘美なメロディが華麗にステップしています
シルバーマウンテンあたりもやりそうな北欧バンドならではの味わい
クラシックに根ざしているからこそ出てくる土壌ですかね
丁寧なソロも好きです
サビに差し掛かる辺りの糖度も高めなメロディにメロメロですよ


URGENT - Timing ★★★ (2022-09-06 15:19:35)

こちらはカナダのエージェントになります。アルバム一枚で消えたため、イマイチ認知度は低いのですが、唄モノハードマニアには是非とも聴いて欲しい一枚。カナダらしい妙な売れ線志向になど走らない堅実な作り。キーボードもそこそこに活用しながらサビではコーラスハーモニーも活用、そのメロディを聴かせたいという作風と作り込みも功を奏しており、無理無駄のないツボを押さえたアレンジが光ります。嫌みの無いクリアーな歌声、ベース兼ヴォーカルを担当するダグ・ベイナムのパフォーマンスにも魅了、エモーションを込めつつも暑苦しく聴かせない唄い回しは正解だが、軟弱に感じるマニアもいるでしょうね。ギターも的確なスタイルで邪魔をせずに堅実なるハードサウンドに対応、適度にエッジの効いた艶やかなサウンドメイクに一役も二役も買っています。洗練されているがロックな熱量を放出することも忘れていないバンドサウンド、TOTO、JOURNEY、Foreignerをもっと男臭くしたカッコ良さがある。

今作リリース後、程なくしてバンドは解散。1985年にHanover Fistがリリースするアルバム『Hungry Eyes』に大半のメンバーが参加するという事件が起きますので、そのあたりに解散劇の真相があるのでしょうね。
これほどの作品を作りながら一発で解散したのは本当に惜しい。上手い歌と洗練されているが男臭さのあるロックテイストを残したアレンジは、耳が持っていかれますね。ステージにて光る汗が似合う曲が多いのよね。


URIAH HEEP (2022-11-16 15:22:00)

既に先行公開されているシングルがイイですね。
前作のオープニングナンバーGrazed By Heavenタイプのストレートな一曲。
でも各自の見せ場があり3分半のコンパクトな楽曲ながら聴き応えタップリです。
今や世界でもサバス、パープル、ツェッペリン、そしてヒープも入れてBIG4だと宣言する媒体もあるくらいですから、来年発売の新作に対する期待値も上がっているでしょう。


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble ★★ (2020-11-20 13:39:16)

SPICEからURIAH HEEPへと改名、本格的な活動に入りアルバムをリリース。今作にはSPICE時代のモノもある、他にもドラマーが二人いたりと、チョイとややこしいのだが、そういった情報がマイナスに働くこともなく、むしろ気に留めることもない完成度を誇っている。実験的な要素も多分にあるが、有り余るポテンシャルと創作意欲、そういうものを内包しつつ、吐き出せていない印象の方が強い。それは次作以降のアルバムを聴いているので、そう感じるのだが、いずれにしろ70年代のアーティストらしい、ジャンルを一括りに出来ないイマジネーション溢れる実験的サウンドを披露している。
どこか祭儀的なオカルトタッチもあったりと、アルバムジャケットまんまの音楽性もある、シンブルなバラードもあり、カヴァーもある、ファンキーな曲もあり、そんな中でヘヴィなオルガンが襲い掛かる重厚なナンバーなど、後の片鱗も感じさせ、デビュー作としては申し分ない完成度を誇っているでしょう。


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Come Away Melinda ★★★ (2020-11-19 13:51:09)

元々はカヴァーソング
反戦歌として知られる有名な曲です
有名なところではティム・ローズが手掛けた奴があります
ハード系としてはUFOもやりました
ティム・ローズヴァージョンはどこか埃っぽさがありますが
ここではフォーキーな泣きが倍増
HEEP流に仕上げたというところでしょう
バイロンもオリジナルを意識していますね


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Dreammare ★★ (2020-11-19 14:02:08)

色々と仕掛けていますね
歌いだしもエコーを掛けてきて
HEEPらしさを出していますね
チョイと盛り上がりに欠けるが流れ的に絶妙


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Gypsy ★★★ (2020-11-19 13:41:23)

緊張感があるねぇ
スゴイ迫力を感じます
うねり上げるハモンドオルガン
ミック・ボックスのヘヴィなギター
バイロンの堂に入った歌声
アルバムのオープニングから気合入っているねぇ
確かにクリムゾン風です


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - I'll Keep on Trying ★★★ (2020-11-19 14:07:47)

クレジットはボックス/バイロンだが
相当ケンはアイデアを出しているだろう
ド頭からHEEPらしい迫力のある凝った展開が掴んでいきます
静と動のコントラストも見事に描かれ機能
デビュー作とは思えない完成度を誇るアルバムを象徴するようです


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Lucy Blues ★★★ (2020-11-19 13:59:09)

流れ的に絶妙なポジションに収まっているブルースナンバー
なにがどうってことはないのだが③と⑤の合い間しかないというドンピシャなところに収まっている
流れで聴くと凄くイイ
バイロンの唄には素晴らしいフィーリングが存在する


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Real Turned On ★★★ (2020-11-19 14:04:27)

以外やファンキーなナンバーがここで飛び出します
異なるアプローチのツインギターも効果的に機能
ケン・ヘンズレーのマルチプレイヤーぶりが見事です
芸能界でのキャリアのあるバイロンは芸達者ですね
なんでも唄えるんだなぁ


URIAH HEEP - ...Very 'eavy ...Very 'umble - Wake Up (set your sights) ★★★ (2020-11-19 14:13:14)

バイロンの圧巻のパフォーマンスに舌を巻きます
コリン・ウッドの鍵盤プレイに泣かされます
中盤の展開にうっとり
ドラマティックですねぇ
それでいて攻めの姿勢を崩さないハードさに唸ります
お腹一杯ですわ


URIAH HEEP - Abominog ★★ (2010-09-05 14:23:00)

メンバーがギターのミック・ボックスだけになってしました
1985年リリースのアルバム
あまり期待しないで聞いた分、衝撃も大きかったですね
時代背景を加味したハードでダイナミックなサウンドと
後期レインボーを思わせるポップセンスとフックに富んだメロディを配した名盤です
名前で音楽を聴けば受け入れられないこともあるでしょうが
キャッチーでダイナミックなHM/HRサウンドを堪能出来ます
幻想的なプログレッシヴからの脱却とアメリカンナイズと揶揄されサウンド
そこに評価が分かれるのでしょう
僕は好きなアルバムですがヒープと言えばこれとは言いづらい作品ではあります


URIAH HEEP - Abominog - On the Rebound ★★★ (2010-09-05 14:11:35)

ラスバラードのカヴァー
リズム隊もレインボー
シングルカットされた曲です
1985年を生き抜くハードポップサウンド


URIAH HEEP - Abominog - Sell Your Soul ★★★ (2010-09-05 14:08:50)

ジョー時代のレインボーを思い出します
ポップさとハードさの加減が丁度いい
この新機軸が今作の持ち味か


URIAH HEEP - Abominog - That's the Way That It Is ★★ (2010-09-05 14:14:44)

ポップ色の強いアダルトなAOR調のHM/HRナンバー
後期レインボータイプの佳曲です
レインボーと比較してはダメなくらいの大御所なんだけどなぁ


URIAH HEEP - Abominog - Think It Over ★★★ (2010-09-05 14:17:02)

アルバムのラストを飾るメロディアスな
ハードポップナンバー
力強い歌声も印象的ですね
ベテランならではのアレンジも光ります


URIAH HEEP - Abominog - Too Scared to Run ★★★ (2010-09-05 14:05:45)

ハードな面が際立ったアルバムのオープニングナンバー
ダイナミックな雰囲気を生かした名曲です


URIAH HEEP - Celebration: 40 Years of Rock ★★★ (2020-12-14 13:24:38)

アルバムタイトルが全てを物語る40周年を記念するリメイクベスト。①⑤は新曲だが、違和感なく収まり往年のヴァイブスが感じられ嬉しいボーナスとなっている。
長きに渡り活動を続けるラインナップによる、リメイク集だけに綻びもなく等身大の魅力を表現、現ラインナップでのHEEPというのも余すことなく伝えてくれる。もっと、あの曲が聴きたいというのもあるのだが、初期の傑作に絞ったのは正解だろう。個人的に、漏れた選曲も含め第2弾、第3弾を聴きたいものだ、やはり予想外の曲が欲しいものです。自身のセルフリメイクも含め、見事に大役を務めたバーニー・ショウ流石にジョン・ロートンの歌っていた⑨辺りは分が悪いものの、温かみのあるジェントリーな歌声で見事にフロントマンとしての重責を果たし、バンドの顔であることの正しさを証明、口うるさいファンの不満を押さえ込むには十分な活躍だったと思う。
名曲⑭も、ようやくちゃんとしたヴァージョンで聴けると思っている。ケン・ヘンズレーは一番、力を入れて歌ってほしいところで歌えない、リードヴォーカルになるには力量不足。名前で音楽を聴く人なら問題ないだろうが、こちらは耳で楽しんでいるので、そうはいきません。ミスターワンマンのいないバンドは、どこか迫力に欠ける面はあれど、気の合う仲間が政治的にもバランスが取れ活動している、現在のHEEPを通して過去の旅に出ているのが最大の魅力であり聴きどころである。
オリジナルの違いを楽しむのもファンとしては最大の魅力だろうが、個人的には一触即発、暴発寸前のスリルと引き換えに手にした安定感が一番の聴きどころでしょう。
ミック・ボックスのギターもイキイキと楽しそうだ、リズム隊もパワフルかつタイト、派手さを要さないHEEPスタイルをしっかりを熱演、フィル・ランゾンも高貴な鍵盤プレイで魅了しています。
現在も精力的に活動を続ける本物のロックバンド。昔の名前で出ているだけではない現役感の強み。10年前の今作にも確実に、そのメッセージは込められていると思う。今が旬だと言わんばかりの等身大の姿に共感しますね。


URIAH HEEP - Chaos & Colour ★★★ (2023-01-26 00:09:27)

サブスク解禁、日付が変った深夜からやっていましたね。ありがたいですね。海外のファンも試聴できるならこれ幸いです。
先行公開された①の出来の良さが、今作に対する期待値を上げまくっていましたが、今作はその期待に応えた傑作でしょう。
邪魔をしないドラマー、エレガントとも言える上品なドラムとコーラスで貢献したリー・カースレイクの後任として、板についたラッセル・ギルブルックの野性味溢れるパワフルドラムは益々磨きが掛かり驚異的なパフォーマンスで魅了、2019年にヴァッケンで行われたライブなど、彼のドラムがどれほど強靱なモノかと想像以上に体感させられましたね。素晴らしいドラマーです。そういう若い存在の後押しも受け、ミック・ボックスはいぶし銀のギタープレイでバンドサウンドを牽引、フィル・ランソン、デイブ・リマーの高度なサポートワークも絶妙、バンドサウンドを大きく膨らましています。

かつては凶暴なオルガンとギターの絡みが爆発するスタイルで魅了したが、それは70年代の話、バーニー・ショウを迎え新たなるスタイルと道を切り開いたバンドサウンドに嘘偽りはございません。なにより年齢を感じさせない老獪なテクニックとテクノロジーを駆して見事に歌いきっている。

揺るぎなき精神性、ここで聴けるサウンドは懐かしい香りがする、しかし、それは彼らの歴史の系譜である事を雄弁に語っている。往年のロックファンに取っては現役感バリバリのクラシックロックとして、ビンビンに響き渡るだろうし、若い人にとっても、これほど古典を模しているのにフレッシュな感性に彩られたサウンドに心打たれるでしょうね。今作に『Too Scared to Run』や『CHASING SHADOWS』『Straight Through the Heart』が収録されても全く違和感がありません。

今作が素晴らしいのは、嘘くささを廃している事に尽きる。昨今レコーディングは音を貰いサンプリングすれば簡単にそれっぽい音になる。オジー・オズボーンのソロ作など、その典型例である。
優美で華麗、それでありながらもオーガニックな響き。獄彩色という邦題も言い得て妙と言える曲調、作風。前作も素晴らしかったが、今作こそ彼らの代表作と推しても無理はないだろう。

個人的にはロニー・ジェイムス・ディオの声が聞こえてきそうなロマンと力強さが真正面からぶつかり合い強烈な化学反応を起こしたFREEDOM TO BE FREEで締めてくれた方が好きなのだが(ロマンティックなコーラスワークからのオルガンソロがたまらん、ベースも大活躍させますねとメンバーの見せ場が多い)、らしさ全開の③や哀愁のメロディとポジティブさが絶妙な絡みを魅せるキャッチーな④など日本人には受けそうだ、美しいスローナンバー⑥に魅了され、フィルとミックの二人が導く壮大なストーリー、そのうつくし情景に心打たれるメロディックな⑦、そして後半のハイライトと言える場面展開の多い獄彩美なヒープサウンドを貫いた⑧、インパクト大なオープニングナンバーをしっかり受け止めた②の素晴らしさ、タイプは違えどシングル向けの一曲である。⑪もこのバンドらしい賑やかな一曲、オルガンが先導するEasy Livin'を想起させるようだ、楽しげなクロージングソング、ある意味、これは正解だと言えるでしょうね。

充実したアイデアと成熟したパフォーマンス、鮮度を損なわない古典ロックの旨味、バーニー・ショウが今なおフロントマンとして重責を果たせたことが大きいでしょうね。なにより若い人にこそ聴いて欲しい一枚です。
それにしても凄い覚悟を感じる。メイデンの新作は期待外れと言わざるを得ない、頭でっかちな作風だった。JPの過去の財産を食い潰し清算するだけのアルバムにガッカリさせられた。
それだけに、ヒープが今なお巧みにモデルチェンジしている姿には驚かされる。


URIAH HEEP - Chaos & Colour - Save Me Tonight ★★★ (2023-01-11 15:48:17)

今月末にリリースされるフルアルバムから先行公開されたリーダートラック
僅か3分30秒というランニングタイムも狙っていますよね
コロナ騒動をヒープ流に見つめています
ジェフ・スコット・ソートとデイブ・リマーのコラボ
躍動感溢れるメロディアスな疾走ナンバー
若いね
そしてベテランの味わいがあります
新作に期待値も高まるのですが2ヶ月前から聴いているからなぁ


URIAH HEEP - Conquest ★★★ (2018-05-14 14:40:27)

稀代の名シンガー、ジョン・ロートンをアルバムを作り上げるもロートンがバンドに嫌気をさしたのか脱退。そのせいでアルバムはお蔵入りの憂き目にある事に、そんな内部分裂はドラムのリー・カースレイクにも伝染、存在感のあるドラムプレイでバンドを支えていたが、楽曲制作にも影を落とす重大な脱退劇だった。
二人の主要メンバーを失う中で新たに手にした仲間は、ルックスのよいジョン・スローマンと(ロートンはクラウス・マイネみたいにハゲあがってたもんぁ。今は金髪のヅラかぶってるけどね)クリス・スレイドが加入。
新たなるロックの幕開けを迎える80年代に向け、バンドが勝負を掛けたのが、スローマンのエモーショナルヴォイスを生かした前作の流れを組むスタイルで勝負。

良くスローマンのせいで台無しになったと言われる今作なのだが、やはり商業性も高めたいミック・ボックスと、自身のプレイを前に出したい、ヘンズレイとの軋轢もあったのか、今作におけるケン・ヘンズレイの影の薄さが全てに影響を与えたと思う。
彼が協力した形で、この方向性に進んだのか、それともやる気をなくしていたのかは分からないが、その辺りがHEEPらしくないと言われる最大の要因だろう。
その中でも、ジョン・スローマンは線は細いが朗々と歌いあげ、前任者達とは違う解釈のヴォーカルスタイルで新しい風を吹き込んでいます。
トレバー・ボルダーのベースが耳を惹く②、ジョン・ロートンの声が聞こえてきそうな味わい深いポップな③、ミックのエモーショナルなギターがカッコいいバラードの④、仕掛けの多い大作ナンバー⑦、これぞスローマンな歌声が味わえる⑧と、やはり、その辺のバンドでは出せない空気はHEEPならでは、タイプは違えど説得力はありますよね。

のちにお蔵入りしたロートン時代のアルバムがブートで出回り、今作から③④はロートンヴァージョンもあり両者の違いを味わえるのもチョイとした話題でした。そしてオフィシャルな形で未発表曲を収録した4枚組のベスト作『A TIME OF REVELATION』で確認する事も可能ですのでマニアは要チェックでしょう。


URIAH HEEP - Conquest - Carry On ★★ (2015-03-15 15:02:21)

跳ねたね
シングル向けのハードポップな一曲
ジョンの歌声もライトな仕様です


URIAH HEEP - Conquest - Feelings ★★★ (2015-03-15 14:58:46)

爽快なコーラスが印象的ですね
哀愁味たっぷりなイントロのギターも好きです
このグルーブ感もクセになる味のある一曲
垢抜けてますね


URIAH HEEP - Conquest - Fools ★★ (2015-03-15 15:00:32)

泣かせるギターに悶絶
ベッタリとした歌唱に評価も分かれるバラード


URIAH HEEP - Conquest - Imagination ★★★ (2015-03-15 14:55:56)

ジョン・スローマンが朗々と歌い上げます
ベースが印象的ですね


URIAH HEEP - Conquest - It Ain't Easy ★★★ (2015-03-15 15:17:18)

トレバー・ボルダー作のバラード
確か彼がリードボーカルと誤表記された一曲

ここではジョンが甘美な歌声で迫る幻想的な雰囲気漂うバラード


URIAH HEEP - Conquest - No Return ★★ (2015-03-15 14:53:35)

イメージ的に違和感もありますが
徐々に盛り上がる展開が印象的


URIAH HEEP - Conquest - Out on the Street ★★★ (2015-03-15 15:08:20)

今作におけるハイライト的な一曲
情感たっぷりに歌い上げるジョンの多彩さも上手く噛み合い
中盤に設けられたギターとキーボードのバトルも上々
特に唸りを上げるベースがエエ仕事してますよ
スローダウンしてからの凛とした美しい展開に悶絶


URIAH HEEP - Conquest - Won't Have to Wait Too Long ★★ (2015-03-15 15:03:53)

らしくないけど明るくノリのある一曲
このラインナップだからな雰囲気を味わうのもマニアの楽しみ方ですかね


URIAH HEEP - Demons and Wizards ★★★ (2015-11-02 13:15:02)

今作は初めて聴いたのは学生時代でメタルを聴き始めて間もない頃、友人の触れ込みが凄く、デヴィッド・バイロンは悪魔の声の持ち主と言われているらしいが良くなかった。子供でも分かるアルバムタイトルに曲名もあり、さらにはロジャー・ディーンによる幻想的なジャケットを見せられてはいやが上にも、期待が高まるもの、その結果アコギで始まるオープニングに、血気盛んな若造にとっては物足りなく、友人の文句の一つも投げつけアルバムの半分も聴かず終了(どこが悪魔の声やねん。唄が上手いだけやんかである)それから10年以上たってから再度向き合うのですが、これがアルバムジャケットまんまのファンタジックなサウンドが聴ける名盤となるわけです。スピードロックや過激さ命なら今作のアコースティカルな作風に難色を示すのでしょうが、、アコギやピアノをフューチャーする事で核になる音楽性がより魔術的な響きをもたらし、アルバム後半の幕開けとも言える⑥などは顕著にその世界観が表れているでしょう。サバスのようなおどろおどろしい恐怖感とは違う、バンドの真骨頂とも言える美しいコーラスハーモニーを多用したアーティスティックな響きが至高の空間を生み出し、彼らにしか表現できないヒープサウンドへと昇華しているのです。前作で成功を収め、そのあとに違う方向性でアルバムをリリースする、その姿勢が一番ロックしているような気がしますね。


URIAH HEEP - Demons and Wizards - Circle of Hands ★★★ (2015-11-02 13:22:35)

壮大なイメージを抱かせる一曲
ハモンドもバイロンの唄もベースラインも印象的だ
上手いって事は素晴らしい


URIAH HEEP - Demons and Wizards - Easy Livin' ★★★ (2015-11-02 13:27:16)

シャッフルビートが心地よい
キャッチーな曲ですがハモンドが暴れております


URIAH HEEP - Demons and Wizards - Paradise / The Spell ★★★ (2015-11-02 13:18:04)

スライドギターソロが泣けますね。
美しいピアノの響きとハーモニーにこれまた咽び泣きます
プログレッシブな面を併せ持った劇的な組み曲ですね


URIAH HEEP - Demons and Wizards - Poet’s Justice ★★★ (2015-11-02 13:24:53)

リズミカルなリズムプレイが耳を惹きますね
美しいコーラスもヒープならではの旨味
細部に渡っての拘りが凄い曲だと思います


URIAH HEEP - Demons and Wizards - Rainbow Demon ★★★ (2015-11-02 13:20:23)

ミステリアスかつダークでヘヴィなミドルナンバー
個人的には今アルバムのハイライト


URIAH HEEP - Demons and Wizards - The Wizard ★★★ (2015-11-02 13:30:23)

唄の上手さに酔いしれますね
アコースティカルな響だがロックしてますよ


URIAH HEEP - Demons and Wizards - Traveller in Time ★★★ (2015-11-02 13:28:45)

ミック・ボックスのワウをかましたギターが印象的ですね
コンパクトな曲ですが密度の濃さはハンパない
ヒープの魅力が詰まってますね


URIAH HEEP - Different World ★★★ (2018-05-19 16:25:44)

バーニー・ショウ時代のGRAND PRIXは一番アメリカンな音に聴こえるが本質は一番ブリティシュな作りこみと言えるサウンドだった。感触はアメリカンでも味付けは完全に英国そのもの、そんな雰囲気をフィル・ランゾンとバーニーはHEEPに持ち込み、そのあり方を前作で提示していました。産業ロックと揶揄されるスタイルに接近、ピーター・ゴルビー時代とも違うソフトなサウンドへとシフトチェンジしたものだった。
そんな前作の軽めに作りを反省したのか、それとも90年代に突入した影響も出たのか、ミック・ボックスのいぶし銀のワウギターを聴かせてくれる①から、前作との違いを感じる事が出来た。ある意味、オーセンティックなスタイルになっただけとも言える地味目のサウンドは前作の方が、感触は良かったかも知れない。それでも、メンバー間の結束も強まったようなまとまりが音に表れており、ベテランならではの味がある。
やり過ぎた前作の反動とも言えるハードサウンド、カヴァー曲が多すぎただけだとも言える散漫さを解消した事が、今作を一本筋の通った作品へと押し上げているのも見逃せませんね。こんなものHEEPじゃないぞと、言われると反論のしようもありませんが、歴史を辿り、順を追って聴くと納得出来る作風である。そして実はある意味、前作よりも産業ロック的な匂いがしているのも面白いのだ。

それに彼は、これだけ長い歴史を持っているのに、過去の偉業をコスリ倒すような安易な手法に着手していないのも凄い事だっと思っている。路線変更しようななんだろうが、昔の名前で出ていますが一番キツイのでね。90年代に入り新たなるバンド活動への道を切り開いた一枚であろう。