この曲を聴け!
失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 11401-11500

MyPage

失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 11401-11500
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 | 41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 | 61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 | 71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 | 101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 | 111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 | 121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 | 131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137
モバイル向きページ 


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Battle of Metal - Shake down ★★★ (2008-06-29 19:30:01)

板倉のパワフルなツーバスに導かれ疾走するパワーメタル
トリッキーかつメロディアスな大谷のギタープレイは要チェック
MARINOのアルバムには未収録の貴重なナンバー
ブリブリと弾き倒す鎌田のベースも良いですね
今アルバムのハイライトとも言うべき勢いのある名曲です


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Catch the Rainbow ‎– a Tribute to Rainbow ★★ (2015-03-13 06:17:07)

Holy Mosesを始めGamma Ray、Helloweenと経歴を重ねたジャーマンメタルシーンのその名を残す稀代のドラマーとなったウリ・カッシュが中心となり1999年にリリースされたRAINBOWのトリビュートアルバム。参加メンバーはアンディ・デリスやラルフ・シーパスの名前はあるものの、ガンマ・レイのギター、ヘンヨ・リヒターがほとんどでリードボーカルを取る、気心の知れた仲間内で作ったような一枚、音質もイマイチなんで尚更ですかね(ギター、グイド・ヴァンゲンストックって誰?)。でもウリ・カッシュのRAINBOW愛溢れる一枚に変わりわなく、彼がリードボーカルを取る「EYE OF THE WORLD」もあったりと細かい事を気にすると詰めの甘さやアレンジの旨味も今一つ薄味でカロリーオフなカヴァーぶりに拘りという点ではチョイと弱いのですが、その辺りをああだこうだと突っ込みつつ楽しむのも一興でしょうね。「Sixteenth Century Greensleeves」におけるフェルディ・ドルンバーグによる華麗なオルガンプレイも惹かれるし、「Spotlight Kid」で聴ける派手なドラムなど本家よりもカッコいいと思わせるプレイもあったりと、作風同様リラックスして聴くと楽しめるのではないでしょうか?それにしても参加メンバーや音質を含めデモ的な匂いも漂い、個人的には何となくのめり込めないんですけどね。マニアご用達の一枚でしょう。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Catch the Rainbow ‎– a Tribute to Rainbow - Still I'm Sad ★★★ (2015-03-13 06:19:24)

LIVEアレンジが加えられた一曲ですかね
歌うはラルフ・シーパース


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Cozy Powell Forever (2018-03-20 13:33:51)

あれ??100%コメントしていると思っていましたよ。とほほ…

柴田直人が中心となり制作されたコージー・パウエルのトリビュート盤に対抗するべく、柴田と世界一不仲の樋口宗孝が音頭をとりリリースされた企画モノ。
個人的に、樋口のドラムプレイからコージーを感じた事がなく、彼もインタビューでジェフ・ポーカロを大絶賛するタイプだ。あのリズム巧者のジェフと、頑固一徹のコージーでは正反対だし、そもそも樋口はワンバスだ。もろにジョン・ボーナムだろうよ。
そんな中でのコージーカヴァー大会に一抹の不安が…そして参加メンバーの畑違い感にも更なる不穏な空気を生み出すのだが、やはり当時としては、お客さんからステージに立つと、氣を貰う発言でファンを戸惑わせ、最終的には俺には神が宿っているらしい発言まで飛び出した事が影響したのか、袖を分かつ事になった高崎晃との共演、所謂オリジナルLOUDNESSがRAINBOW辺りをやるという一点で購入を決意(インドじゃない高崎のギターが聴きたい)。

思いのほか、樋口がコージードラムを叩き、多くのマニアを驚かせました。フレーズのみならず、あのバカでかい音でも負けないと言うのが樋口の凄さだろう。他にメンバーに関しては、場違いがエグイ、普段からへヴィなバンドで叩いていないし、そんな付け焼刃では無理、コージー役を真矢、富田京子、樫山圭では荷が重すぎる、彼らが悪いのではない選んだ奴が悪い。それは聴けば一目了然だが、彼らのファンが今作を手にして、普段は耳にしないジャンルに興味を持ってくれる事を狙ったのであれば悪いアイデアではないだろうが、コージーマニアには不評だったろう。

そんなメンバー選考もあったのか、全然コージードラムを感じない曲を選んだりと、リスペクト精神を感じさせない作風と参加アーティスト、その知名度選考なのか、柴田直人に対抗したのかは分からないが、実に中途半端なカヴァーアルバムとなった。


下記にて参加アーティストと楽曲を記入。コージーが大嫌いだった⑧⑨を選ぶってどんな忖度が働いたんだとコージーマニアなら憤慨するでしょうね。

でもインドギターな高崎の②の鮮度。華麗なアンサンブルに引き寄せられる③。完コピドラムが楽しめる④。拘りぬいた⑤。こんなシンバルはコージー叩かんよな⑥。リズム隊が好き勝手にやった⑦。同じく好き勝手に叩いているが、石原がマイケルになりきり渾身のプレイで魅了な⑫。など話題性と意外性の組み合わさったカヴァーもあり、コージー云々でない部分で楽しむ事が出来るでしょう。ちなみに、この企画でライブツアーを敢行。沢田泰司の本格復帰などアナウンスされたが彼は不参加。その代わりに山下昌良がステージに立ち、ライブではオリジナルラウドネスが復活しましたね。
でも、そのライブはさらに、死者を冒涜するような内容でイアン・ペイスとジョン・ボーナムの曲をプレイ、次は二人のトリビュートを出しますと宣伝しました。そして挙句にS.D.Iもやりました(激怒)

集金アルバムを作りまくり晩節を汚しまくった樋口宗孝、お互い歩み寄り、柴田直人と作り上げる事が出来たら国宝級のカヴァーアルバムになったろう。樋口のドラムは、それくらいコージー・パウエルを意識したものを今作で叩いていた。


1. Overture 1812 (TCHAIKOVSKY / チャイコフスキー:1812年)
Various Artists.

2. Stargazer (RAINBOW )
Vo. 二井原実、G. 高崎晃、Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 樋口宗孝

3. Over The Top (COZY POWELL)
Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 樋口宗孝

4. Lost In Hollywood (RAINBOW)
Vo. 生沢佑一/二井原実、G. はたけ、Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 樋口宗孝

5. The Score (EMERSON, LAKE & POWELL )
Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 樋口宗孝

6. Kill The King (RAINBOW)
Vo. 二井原実、G. DAITA/石原慎一郎、Ba. 沢田泰司、Key. 厚見玲衣、Ds. 真矢

7. Theme One (COZY POWELL)
Ba. Tony Franklin、Key. 厚見玲衣、Ds. Carmine Appice

8. Ice Cream Cakes (JEFF BECK GROUP)
Vo. 二井原実、G. 高崎晃、Ba. 鮫島秀樹、Key. 厚見玲衣、Ds. 樋口宗孝

9. All Night Long (RAINBOW)
Vo. 生沢佑一、G. はたけ、Ba. 田中丸善威、Key. 厚見玲衣、Ds. 富田京子/樋口宗孝

10. Since You Been Gone (RAINBOW )
Vo. 二井原実、Cho. 牧穂エミ、G. 石原慎一郎、Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 富田京子

11. Slide It In (WHITESNAKE)
Vo. 寺田恵子、G. 石原慎一郎、Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 樫山圭

12. Armed And Ready (THE MICHAEL SCHENKER GROUP )
Vo. 影山ヒロノブ、G. 石原慎一郎、Ba. Tony Franklin、Key. 厚見玲衣、Ds. Carmine Appice

13. The Loner ~ Dedicated to Jeff Beck (COZY POWELL )
G. 石原慎一郎、Ba. 寺沢功一、Key. 厚見玲衣、Ds. 樋口宗孝


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Death Metal ★★ (2016-12-06 14:45:19)

Death Metalという仰々しいタイトルがついたNoise Recordsから1984年にリリースしたコンピ作。
参加メンバーをみてロックンロルフ船長率いるランニングワイルドに、あのハロウィーンが名を連ねているのリラックスして楽しめるでょう。でもセルティックフロストの前身バンドのヘルハマーは期待に応えたダークでノイジーなスラッシュサウンドを聴かせてているので資料的か価値も十分にあるでしょう。日の目を浴びる事の無かったダークアヴェンジャーもクオリティを下げていないし、ハロウィーンの提供した⑦なんて『Walls of Jericho』の2006年にリリースされたリマスター2枚組にデモヴァージョンが収録されるまで知る人ぞ知る曲だったし、2016年リリースのThe Very Best of the Noiseでようやく世に出るという隠れた一品だったのでマニア筋には大いに興味の惹かれる一枚かな?ちなみにランニングワイルドの2曲も同様でしたかね。
愛のない平坦な音質はノイズの所業なので、文句は言えないがダイヤの原石をそのまま聴かせる大技も、やはりノイズの所業なのでしょう。でもそこが一番の聴きどころですかね。

Side A
1. Running Wild / Iron Heads
2. Running Wild / Bones to Ashes
3. Hellhammer / Revelations of Doom
4. Hellhammer / Messiah
Side B
5. Dark Avenger / Black Fairies
6. Dark Avenger / Lords of the Night
7. Helloween / Oernst of Life
8. Helloween / Metal Invaders


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Emerald Sabbath - Ninth Star (2020-03-30 19:02:48)

ブラックサバスのトリビュートプロジェクト。アルバムタイトルからして狙っていますねぇ。良くわからない人物が中心となり立ち上げたものらしく、その拘りは、なるべく元メンバーに参加してもらいたいとのことだった。
一応、参加したメンバーを掲載します。

1. EMBYRO
Adam Wakeman: Keyboards
Bev Bevan: Percussion
Laurence Cottle: Bass
Anneka Sutcliffe: Violin
Sarah Tobias: Flute/Clarinet

2. DIE YOUNG
Ron Keel: Vocals
Vinny Appice: Drums
Rudy Sarzo: Bass
DC Cothern: Guitar
Pete Rinaldi: Guitar
Ellen Morgan: Keyboards

3. FLUFF
Sarah Tobias: Flute/Clarinet
Ardeton String Quartet
Pete Rinaldi: Guitar

4. TRASHED
Ron Keel: Vocals
Vinny Appice: Drums
Bev Bevan: Percussion
Laurence Cottle: Bass
Pete Rinaldi: Guitar

5. STONEHENGE
Adam Wakeman: Keyboards
Laurence Cottle: Bass
Pete Rinaldi: Guitar
Sarah Tobias: Flute

6. SHE’S GONE
Dave Walker: Vocals
Neill Murray: Bass
Bill Dwyer: Guitar
Steve Owers: Drum Mixing
Lisa Ljungberg: Backing Vocals
Ardeton String Quartet
String Arrangement: Mike Lewis
Produced by Jeremy J Lewis

7. IN FOR THE KILL
Tony Martin: Vocals
Laurence Cottle: Bass
Bobby Rondinelli: Drums
Pete Rinaldi: Guitars
Adam Wakeman: Keyboards

8. ORCHID
Neil Murray: Bass
Sarah Tobias: Flute/Clarinet
Ardeton String Quartet
Pete Rinaldi: Guitar

9. HOLE IN THE SKY
Ron Keel: Vocals
Bobby Rondinelli: Drums
Laurence Cottle: Bass
Pete Rinaldi: Guitar

10.CHANGES
Michael Suilleabhain Bundade - vocals
Adam Wakeman - keyboards
Laurence Cottle – bass
Bev Bevan – drums
Queenie May – backing vocals
Anneka Sutcliffe – violin
Sarah Tobias – flute & clarinet


11.SUPERTZAR
English Chambers Choir
Laurence Cottle – bass
Terry Chimes – drums
Pete Rinaldi – guitar
Adam Wakeman – keyboards/piano
Skaila Kanga – harp
Will Malone – harp arrangement
Ellen Morgan – glockenspiel


というないようなのだが、一応は元メンバーの参加に強くこだわったという触れ込みですが、ロン・キールってさぁ、そりゃ一瞬、サバスに参加したんでしょ、確か1984年くらいですよ。
ロン・キール歌い過ぎじゃね…な展開にのめり込めませんが、デイブ・ウォーカーにSHE’S GONEを歌わせたのは面白いアイデアですね。音質も含め、手作り感満載のサバス愛に溢れた企画もの。こういうものは真面目に聴くのではなく、ノリで楽しみましょう。ワタクシもお金出しては聴きませんが、今の世の中は、定額制なんでね。こういう出会いも大歓迎ですよ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - From the Megavault ★★ (2016-12-06 14:12:59)

スラッシュメタル系のアーティストに強い老舗レーベル『Megaforce Records』から1985年にリリースされたコンピ作。
参加メンバーは下記の通りスラッシュメタル系が多いのですが、伝説のBLUE CHEER。ペンシルヴァニア出身のMEDIEVAL STEEL、TT QUICKは欧州型パワーメタルだしIMPERIOUS REXは全く知らないバンドと言う事でコンピ作の楽しみである新たなる発見も期待できるのでマニア筋には楽しめる内容を誇っているでしょう。
例えば
②はオリジナルの1stには未収録ヴァージョンで1987年に再リリースされたときに収録された曲。③④はオリジナルアルバム未収録。⑦はRoadrunner Recordsからリリースされる2nd収録とは別ヴァージョン。⑨もオリジナルを歌うはニール・タービンだが、こちらはジョーイ・ベラドンナが歌うLIVEヴァージョン、後にCD化もされる『Armed and Dangerous』に収録はされている奴だが、このヴァージョンはジョン・ブッシュが歌う『The Greater of Two Evils』にも採用されており、ある意味歴代ヴォーカルが歌う曲なので、そのヴァージョン違いを楽しみ資料的価値を見出すのが一番でしょうね。

1. MEDIEVAL STEEL / Battle Beyond The Stars
2. OVERKILL / Sonic Reducer
3. EXCITER / Death Revenge
4. TT QUICK / A Wing And A Prayer
5. RAVEN / Take It Away (Live)
6. IMPERIOUS REX / Red Diamonds
7. Blessed Death / Pain Killer
8. SOD / Ram It Up
9. ANTHRAX / Panic
10. BLUE CHEER / Boney Maroney


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) ★★ (2019-04-24 21:29:11)

今は亡き関西のインディレーベルNight Gallery主催のコンピ作。参加メンバーも熱く、ラインナップは変わったが関西を代表する速弾きギタリスト中間英明のいるHurry Scuaryがオープニングから勢いよく登場。パワフルなリズム隊に引っ張られるようにグイグイと突っ込んできます。特筆すべきは南の伸びやかな歌声で、日本のバンドの欠点とさせる唄の弱さを補完する存在に登場により、中間のギターも活きると言う構図を見事に作り上げており、フルアルバムを聴かせて欲しい新人の登場に驚きました。

その勢いを殺す事無くRaging Furyの暴走ロックが所狭しと駆け回り、硬派なガールズバンドのBattle Axeが加勢していきます。
この手の作品としては、クオリティのバラつきが酷くなく、どのバンドも一定の基準を満たしているのに驚いている。西高東低と言われていた日本のメタルシーン、今作を聴けば、その説は間違っていないと確信出来る出来栄えに唸りますね。

じっくりと聴かせるTerra Rosaの強烈な世界観、だからこそ次のHelloの爽快感も活きてくる、絶妙な選曲もこれまた今作の秀逸なところだろう。多彩な音楽性をフォローする事となるNight Galleryらしいコンピ作。様式美からアメリカンロックまで日本人による日本人好みのサウンドは、どれか色濃く印象を残すバンドに出会えそうな一枚ですね。権利の関係もあり厳しそうですが、正式な音源化を希望したい思い出深い一品ですよ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Allies - Fools Believe ★★★ (2019-04-24 21:13:56)

全編英詩に拘っているように自分達の世界観を持ったバンドだ
綺麗なメロディを奏でる事で何らかの印象をつける事に成功している
個人的には何かが始まりそうで何も始まらない
壮大な予告編のようなもどかしさがチョイと残念
アルバム単位で勝負する事が出来るバンドだったのかも知れない


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Battle Axe - Fire ★★★ (2019-04-22 15:48:33)

全員女性のバンドとしては初期の部類に入る
ストレートな作風だが日本人らしい木目の細やかさがある
そして昨今のガールズメタルのような寄せ集め集団ではない
気合いの入り方が音に表れていてカッコイイ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Belladonna - Decadance (2019-04-22 15:52:34)

ハードなバッキングに対して
7.5調の和のテイストが強い唄が始まるとガクッとなる
このあたりの付き合い方が評価を決めるでしょう
もう少しなんとかならんかねぇ
拘りのある展開など日本人的な情念を感じる


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Grass Mary - Going Road ★★ (2019-04-23 18:35:06)

日本のバンドらしい歌謡テイストと叙情性が耳を惹きます
ありがちな曲調ですがオムニバスなんで一曲くらいはこういうのが有った方がよい
演奏はもう少し慎重に聴かせて欲しい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Hello - Hello Hello ★★ (2019-04-23 18:31:00)

冒頭にSEを挟むなんて手が込んでいますねぇ
中期アースシェイカー風のニューミュージックな要素も強いハードポップナンバー
全体的にキラキラしてますねぇ
紅一点の女性シンガーの存在も悪くないが
赤尾の次は可哀想だ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Hurry Scuary - Feeling High ★★★ (2019-04-22 15:35:52)

後に英詩ヴァージョンに生まれ変わりレコーディングされるバンドの代表曲
メロディアスかつアグレッシブな疾走ナンバー
中間のギターに注目が集まりがちだが南の歌いっぷりも素晴らしい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Raging Fury - Screaming Murder ★★★ (2019-04-22 15:41:58)

TANK風の暴走ロックサウンド
初期ならではの味わいだ
今も通ずる気合いの入ったメタル道を極めんとするバンド
このアルバムでしか聴けなかったが
2016年に再発された1stにボートラとしてリメイクされる


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Shotgun Marriage - Grand Prix ★★ (2019-04-23 18:39:48)

カラッとした陽性アメリカンロック
プレゼンス辺りを思い出しますね
バンド名ができちゃった結婚っていうオフザケ感も上手く消化していますよね
PVを見て納得しました


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Go to Eat (Metal Dom) - Terra Rosa - Do Work ★★★ (2019-04-23 18:25:48)

このオムニバスでは1,2を争う出来の一曲
赤尾の唄の上手さも際立つ(ハリーの南か赤尾だろう)
完成度の高いドラマティックな名曲である
上手いバンドだわぁ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Hard Rock Summit Unplugged Band ★★ (2017-11-29 16:31:43)

シンガーに小野正利、Rajasの森川邦子、ギターはMarinoの大谷令文、キーボードに永川敏郎等を迎え、業界関係者が集う会場で行われた当日の映像つきのアコースティックライヴ盤。リリースが2004年ですから小野さんは、まだソロシンガーですね。
当時、盛んに行われていたHARD ROCK SUMMIT、今作はそのアンプラグドヴァージョンなのですが、正直、なんだか緊張感に欠けたショーであり、特にDVDの方を見ていただくと、それは顕著なのですが、参加するミュージシャンはガチンコで頑張っているので、その努力に耳を傾けるのが一番、どうしても業界関係者の姿がチラホラと脳裏をよぎりますが、小野さんは何を歌っても上手い。センちゃんこと森川邦子は④⑤⑥で歌いますが、全て日本語、選曲の渋さも手伝い、なんとなく昭和歌謡ステージ感が漂い、少々バタ臭い雰囲気に恥ずかしい気分を味わいます。特にCharが売れる為に書いた⑥なんてね。どうせなら桑名正博のセクシャルバイオレットNo.1とかもやりゃ良かったのにと思いますが、そのあたりもロックに無縁の業界関係者を慮った忖度なんでしょうかね。

何度も聴くようなアルバムじゃないし、この時期にアンプラグドなど、もうやり尽くした感があり、新鮮味も皆無だ。それでも手にしたのは、当時、うだつの上がらない小野さんがメタルを歌うって言う事に興味を惹かれたのが最大のポイント。彼はHARD ROCK SUMMITの常連でもあったしね。ロックのスタンダードを上手い歌で聴きたい、そんな当たり前の事をさらりとこなす実力派のパフォーマンスを楽しみましょう。


①②③④⑧⑨⑩小野正利
⑤⑥⑦森川邦子

①Is This Love (Whitesnake)
②Open Arms (Journey)
③Endless Rain (X-JAPAN)
④Holiday (Scorpions)
⑤The Rose (Bette Midler)
⑥気絶するほど悩ましい (Char)
⑦Mercedes Benz (Janis Joplin)
⑧Parisienne Walkways (Gary Moore)
⑨People Get Ready (Rod Stewart)
⑩Dream On (Aerosmith)


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Force Ⅲ (2014-05-02 17:25:39)

1980年代に関東メタルの聖地といっても過言ではないでしょう。神楽坂EXPLOSIONからメタル系のバンドを集めたコンピレーション作品がリリースされていました(古くは木箱のケースもカッコいいANTHEM、十二単、SNIPER、SABBRABELLS等が参加したシリーズ第一弾は資料的見地からみてもかなりの価値があると思います。未CD化LPのみが惜しまれますね)そのシリーズの中でも唯一CD化されているのが今作です(金の掛かったように見受けられるアルミで出来た拘りが素敵と指が怪我する率高し)。全11バンドの12曲収録の今作はあのXやのちにXに参加するHIDE擁するSABER TIGER(当時はVじゃなくBの表記でした)等が名を連ねバラエティに富んだ一枚となっていますね。音質も良くないし演奏の荒削りなんですが、当時の国内におけるインディーズシーンを赤裸々に反映しているように感じられ欠点も含め必ず聞くときは通して、ああだこうだとノスタルジーに浸りながら今でも2年に一回は必ず聞いている思い出の深い一枚です。長めのSEに不安な気持ちにさせられたクマどりメイクも懐かしいCASBAH流メタルな①、狂気のシンガーHIZUMI節は健在のJURASSIC JADEの②⑥、3分を切る清さとズンドコ節も片鱗はあるよなな③のX、雰囲気のある正統派ナンバーも全てが未消化な雰囲気で終わる横須賀サーベルタイガーの④、MEPHISTOPHELESと言えばこの曲です、ROBの切れた歌声がカッコいい攻撃的な⑤、歌は弱いものの一番演奏がしっかりしていたノリの良いRUDE SEDUCER⑦、こちらもJEWELなら⑧ですね。キャッチーな歌と弾けたノリが心地よいです。高音に余裕がなさすぎるのがマイナスかな。JACKALは女性がシンガーですね、実は一番好きだったりします完成度も高いメロディアスで正統派な⑨、良くも悪くもSQWIERの⑩は類型的な国産シンガーの在り方は提示しておりますがギリギリのスリルがいい感じで聞かせてくれます。カラッとしたアメリカンロックな⑪のAPPEAL、ラストはシェイカー風の叙情派メタルOFFENDERと前半後半で方向性を違うバンドを並べオムニバスならではの楽しみ方が出来なが良かったりします。音質もタイトなレコーディング状況が見えてくる中で、ややスラッシュ勢は苦戦したのかも知れませんがMEPHISTOPHELESは善戦していたかな?X関連はマニアなら希少な価値がありのではないでしょうか?ちなみに洗練された後のヨシキからは想像も出来ない姿は必見ですよ。若いし全てが垢ぬけていないある意味、ゴミ箱直行便のような作品なんですが、このようなアルバムを愛でる事が人生の中で一番大事な時間のように思っています。今なら中古市場も落ち着いていますので余裕のある方は手に取ってほしい一枚ですね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 ★★★ (2014-06-26 22:42:03)

1985年リリースの第一弾、参加ギタリストは松本孝弘①②松川敏也③④北島健二⑤⑥橘高文彦⑦⑧(第二弾はジョージ吾妻、小川銀次、武田和夫、土方隆行)と各プレイヤーが2曲づつ楽曲を提供し自らのギタリストとしての力量を存分に発揮したオムニバスアルバム、③以外はオールインストですが各プレイヤーのカラーの違いも手伝ってサクッと聴き通せますね。メンバーの中でも一番メタリックな音色とスピードで勝負を掛けた松本の若さあふれるプレイは爽快だし懐かしい派手なアーミングも時代を反映していて面白い。歌入りも持ち込んだ松川はらしいトーンを聴かせてくれる繊細さと甘さが絶妙で独特のタッチが素晴らしい。北島健二も凄いギターを聴かせている、エモーショナルだし⑥のようなダイナミックさも彼の技量を存分に知らしめています。若干19歳の橘高さんはリメイクもされている⑧なんかを聴くと、ある程度完成されたスケールを大きさを感じさせゾクゾクワクワクとさせてくれます。本当か嘘かは分かりませんが、レコーディングは一発撮りだったらしく、それを考えると凄い技量のミュージシャンだと驚かされますよね。またその方が納得できます、明らかなミスをそのまま収録してますからね。日本が生んだ天才ギタリスト4人組が火花を散らすインストプレイの数々、アルバムタイトルに相応しい内容ですね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Dead Line ★★★ (2014-06-26 22:58:58)

ギターは松本
派手なアーミングにフラッシーなプレイ
良く歌っていますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Falcon ★★★ (2014-06-26 22:44:57)

橘高らしいメロディックなインストナンバー
飛翔感もありますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Justice of Black ★★★ (2014-06-26 22:47:45)

ギターは橘高文彦
後にリメイクもしているインストナンバー
艶やかなダークが妖しく光るらいし一曲です
美しいですよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Morning Sun ★★★ (2014-06-26 23:03:58)

歌心溢れる北島のギターは素晴らしい
今作のハイライトとも言える一曲


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Tiny Wing ★★★ (2014-06-26 22:52:58)

ギターは松川敏也
マイナースケールを華麗に弾き倒しています
美しいね
輝いているわ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Touch Operation ★★★ (2014-06-26 23:03:10)

こちらものちにリメイクされていますね
松本の伸びやかなプレイを堪能出来ます


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - Truth ★★★ (2014-06-26 22:48:58)

歌が弱いのですが
大人のロックサウンドです
ギターは弾いてますよ
メロディも美しいですね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Heavy Metal Guitar Battle Vol.1 - What's Happening ★★★ (2014-06-26 22:55:33)

北島健二によるインストナンバー
テクニックは勿論ですが彼のギターと分かる個性も素晴らしい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Hell Comes to Your House ★★★ (2016-12-02 18:11:36)

A1 Manowar / Blood Of My Enemies
A2 Exciter / Violence And Force
A3 Anthrax / Deathrider
A4 Earthshaker / Wall
A5 Hellion / Break The Spell
A6 Loudness / Esper

B1 Metallica / Creeping Death
B2 Helstar / Burning Star
B3 The Rods / Hurricane
B4 Tsunami / Fire Water
B5 Earthshaker / Young Girls
B6 Alaska / The Sorcerer


Music For Nations所属のアーティストの楽曲を集めた1984年リリースのコンピ作。わりと名の知れたバンドが参加しており、我が日本からもラウドネスとアースシェイカーが参加、ラウドネスは撃剣霊化のハイスピードナンバーの英詩ヴァージョン、アースシェイカーに関しては日本語詩で参加と、この手の作品に日本のバンドが参加しているのも希少ですが、英語じゃない事にも驚かされますね。マネージメント及びプロデュースを手掛けた伊藤政則氏の力の入りようが一目で分かります。ちなみにアースシェイカーは2枚のEPを Music For Nationsからリリース、そのうちの一枚『T-O-K-Y-O』は国内盤のリリースが確かなく逆輸入して売られていたように記憶しています。後の方向転換に伊藤政則氏もさぞや臍を噛んだでしょう…お察ししますよ。
既発音源の多い中でアン・ボイレン嬢がフロントを務めるヘリオンの『Break The Spell』はオリジナルアルバム未収録なハズでミニEPの別ヴァージョンに収録されていた一品、そちらは1986年リリースだからこちらが先行収録だし、のちのCD時代にリリースされるベスト盤に収められるまでは知られる事の少ない曲だったと思います。
まら説明の要らない有名なバンドの中でTsunamiはカルフォルニアを拠点に活動していた、日本人ツインギターの日米混合編成による本格派のバンドでエニグマと契約を結び全米デビュー、1983年には1stをリリースしており、Y&T辺りをイメージさせる渋めのアメリカンロックを聴かせてくれます。
選曲的に希少価値の低いコンピ作故にマニア筋にとって新鮮味はありませんが、群雄割拠ひしめき合うシーンを反映しており当時を懐かしみ楽しんでいます、通して聴いても極端にクオリティに低いバンドが出てこないのが良いですね。最近はすっかり見かけなくなった、この手の作品集、数年前に投げ売りされていたのを中身も確認せずに大量購入したの中の一品。アナログ盤なんですが状態も良く、今なら簡単にデータ化出来るのでエエ買い物したなぁと思っていますね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 ★★ (2014-06-04 20:12:58)

アルバムジャケットは喜国雅彦さんが手がけているVAPからリリースされた国産HM/HRバンドの名曲を国産バンドがカヴァーするマニアックな一枚。名前の売れた大御所の参加が少なくややインパクトに欠けますがユースクエイクが名古屋のクロウリーや伝説のサブラベルズのカヴァーしアニメタルのメンバーがジャパメタルと称して参加している事に食指も動き購入、既発音源もあったりと寄せ集め感もあるのですが各バンドが持ち味を生かしよりアグレッシブにアレンジを施され新たなる息吹を与える好盤です。こういう形で過去の名曲に再びスポットライトを当てたことはファンとしては嬉しい限りでしたね。個人的にはフラットバッカーやダンサー、ウルフ、ファストドロウ、アンセム、サーベルタイガーといったところのカヴァーも聞いてみたいですね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Geronimo ★★★ (2014-06-04 19:51:30)

ココバットらしいサウンドが貫かれています
跳ねるリズムもいいし
ギターの音色も今っぽい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - I Will Be with You ★★ (2014-06-04 19:46:35)

アウトレイジによるDOOMのカヴァー
戦友がアバンギャルドなDOOMサウンドを奏でるとは
感慨深いものがありますね
聞かせてくれますよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - I'm on Fire ★★★ (2014-06-04 19:50:14)

ココバットによるカヴァー
熱い選曲ですね
彼ら流に消化され面白いです


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Impact ★★★ (2014-06-04 19:34:01)

アニメタルのメンバーによるカヴァー
オリジナルの味を残しつつ
屍忌蛇らしい泣きのフレーズを盛り込み
坂本英三がシャウトするお決まりの展開に涙しますね
無難なカヴァーですよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - In Despair ★★ (2014-06-04 19:38:55)

こちらもクロウリーの曲をユースクエイクがカヴァー
彼らが目指すアグレッシブなデスメタルサウンド風に仕上げています
かなり大胆な味付けを施してますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Metal Sabel ★★★ (2014-06-04 19:37:11)

ユースクエイクによるカヴァー
オリジナルも名曲ですが彼らがより
アグレッシブに演奏するにより新たなる息吹が吹きこまれています
今アルバムのハイライトでしょうね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Replica ★★ (2014-06-04 19:43:45)

オリジナルはデッドエンド
原曲を知らないのですガーゴイルらしい泣きメロと
本家の雰囲気も出ている感じがします
ガーゴイルのオリジナルと言われても分からないくらいアレンジがハマってます


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Rock Shock ★★★ (2014-06-04 19:35:13)

坂本英三がLOUDNESSを歌う
その事実に興奮します
原曲に忠実なカヴァーにリスペクトを感じますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Satori Part1 ★★ (2014-06-04 19:44:55)

激しさ倍増です
フラワートラベリンバンドの曲をガーゴリイルがカヴァー


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Slaugter House ★★ (2014-06-04 19:40:09)

ラウドネスの名曲がメロデスにリメイクされています
ビフォアー・クライストならではの重さと攻撃性が反映されていますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - Vision Of The Lake Bottom (2014-06-04 19:55:07)

テラローザの名曲が
デスメタルになりました
面白いスタイルですね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - 記憶の中 (2014-06-04 19:41:59)

この辺りから雲行きが怪しくなるアルバムですが
ポップなパワーメタル風になってます
歌が苦手ですが
DED POP STARSのファンなら喜べるのでしょう


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Japanese Heavy Metal Tribute「魂」 - 魔界組曲 (2014-06-04 19:54:08)

ヴォルテックス風に大胆にアレンジされています
原曲が悪魔なんでデスメタルなアレンジはありでしょうね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku ★★ (2015-07-24 14:58:38)

敵は海賊〜猫たちの饗宴〜というアニメのサントラとして世に出た作品。エア・パビリオンのギタリストとして、また当時はライナーノーツや音楽雑誌でも名前を見かける事が多かった米持孝秋とファストウェイのリー・ハートによる共同プロデュース。
その人脈を生かしたゲスト参加と大半の曲を仕上げたのはエア・パビリオンと言う複雑な背景に微妙な空気も漂い、ライナーノーツにも書かれたタイトなスケジュールが生み出した粗さが薄っぺらい音質と供に飛び込んでくると言うなんともしがたいアラが目立つのですが(リーハートが関るとこんなのが多い気がする)ジョン・スローマンが歌う曲のエンディングでポール・チャップマンがソロを弾くローンスターのプチ復活だし、当時はまだ新鮮味もあったポール・ディアノにサクソン組の参加、今は亡きポール・サムソンとNWOBHM人脈に何とも言えない魅力を感じさせるのが今作最大の聴きどころ。ある意味チャンスを掴み切れなかった男たちが集う熱演に、香ばしい臭いを嗅ぎ取る事が出来るでしょう。
タイトなスケジュールと言え米持氏とリーハートがメインボーカルのを務める弱さが、個人的には音質云々、楽曲の出来不出来以上に気になるし、全ての良さを殺しているように思いますが(なのでジョン・スローマン&ポール・ディアノの頼もしさが際立、ビフ・バイフォードに関しては殿堂入りですよ)ギタリストとして卓越した才能を持ち合わせる米持氏のギターはやはり引き込むし、客演した参加メンバーのクレジットを見ながら耳を傾けるのも企画モノの楽しみ方の一つ。実質エア・パビリオンの2ndと言われているの今作は、日本人好みのきめ細かい配慮が息づくメロディックでキャッチーな楽曲からプログレ風のインストナンバーに、ハードでメタリックな楽曲と、アニメのサントラという側面もあるのかバラエティに富んでおり聴き様によっては楽しめるでしょうね(ある意味散漫とも取れますし参加メンバーのバックボーンと噛み合っていないとも言えます)総じて生ぬるいといわれたら「ハイ終了」と言って反論などしませんが、HM/HRヤリマンと恐れられる自分の性を恨みつつ、今でも年に一回は通して楽しむ一枚です。

でもライナーで、何故、大半の楽曲はリー関連の作品でリリースされたモノと触れなかったのだろう?大人の事情を感じる。


以下参加メンバーを記入します
keyboard
中島重雄
トビー・サッドラー
ドン・エイリー

drums
ナイジェル・グロッカー
スティーブ・クラーク

bass
ティム・カーター

guitar
米持孝秋
小林正人
ポール・チャップマン
リー・ハート
クリス・オシャーナシ
スコット・ゴーハム
エディ・クラーク
ポール・サムソン
デニス・ストラットン
ポール・クイン
バーニー・マーズデン
アンディ・スコット

lead voca
米持孝秋
リー・ハート
ジョン・スローマン
ビフ・バイフォード
ポール・ディアノ

backing vocal
キム・マコーリフ
クリス・ボナッチ 
他多数参加


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Big Beat, No Heart ★★★ (2015-07-23 15:27:29)

エッジの効いたハードなミドルナンバー
歌うはリーハート
ドラムが打ち込みなのが残念ですが一番好きな曲だったりします
BIG BEAT, NO HEART って歌いたくなりますよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Crystal Eyes ★★ (2015-07-23 15:10:27)

ナイジェル・グロッカー&ティム・カーターのサクソン組に
ヤングギターでお馴染みのエア・パビリオンのギタリスト米持孝秋が唄とギターで参加した
キャッチーな疾走ナンバー
フラッシーかつテクニカルなソロが印象的です


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Danger on the Street Ⅱ ★★★ (2015-07-23 15:54:34)

こちらは唄がポール・ディアノヴァージョンです
ジョン・スローマンヴァージョンとの違いを楽しむのが一番ですが
唄の弱さが気になる今アルバムにて
ディアノのパワーのあるラフな歌唱スタイルは一段と頼もしく聞こえますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Danger on the Street I ★★★ (2015-07-23 15:24:12)

ジョン・スローマン(lead vocal)
ナイジェル・グロッカー(drums)
ティム・カーター(bass)
米持孝秋(lead guitar)
小林正人(guitar)
ポール・チャップマン(outro lead guitar)

上記参加メンバーによる英国風味満点の憂いのあるキレのある一曲
タイトなスケジュールの薄っぺらい音質が曲を殺していますが
キャッチーでメロディアスな楽曲をプラント風のハイトーン&ファルセットが甘い雰囲気を醸し出す
ジョン・スローマンの懐かしい歌声が絶妙です


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - It's Only Love ★★ (2015-07-23 15:13:24)

歌うはリー・ハート
ドン・エイリーのキーボード
ソロではバーニー・マースデンのクレジットも確認できますね
キャッチーで爽快なハードポップナンバー
音質の薄さが曲の良さを殺しているのが残念
リーの唄も弱い


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Lucky to Lose ★★★ (2015-07-23 15:45:31)

FASTWAYからリー・ハート&スティーヴ・クラークが参加
他はこの4人
ティム・カーター(bass)
クリス・オシャーナシィ(guitar)
バーニー・マースデン(lead guitar)
ドン・エイリー(keyboard)

軽めのタッチの曲の中でギターソロがエエ味出してますよ
ドンのプレイに新鮮味はないのですがキラリと光ってますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - She's Hot Stuff ★★★ (2015-07-23 15:39:43)

サクソン組にソロではデニス・ストラットンが加わった一曲
憂いのあるメロディを力強く歌い上げるビフのパフォーマンスが今アルバム随一の魅力を放ちます
メロディアスなフレーズが耳を弾く今アルバムの個人的にはハイライトナンバー


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Speed Kills〔Instrumental〕 ★★ (2015-07-23 15:34:15)

ナイジェル・グロッカー(drums)
ティム・カーター(bass)
米持孝秋(guitar)
中島重雄(keyboard)
エディ・クラーク(first guitar solo)
ポール・サムソン(third guitar solo)
米持孝秋&小林正人(main guitar solo)
ドン・エイリー(keyboard solo)

上記参加メンバーによるインストナンバー
緊張感はあるのですが
なにか物足りない雰囲気も漂うのがリー・ハート人脈による仕事ぷり
アレンジ不足や詰めの甘さを露呈した今アルバムを象徴したような残尿感たっぷりな一曲です


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Synth Metal〔Instrumental〕 ★★★ (2015-07-23 15:50:18)

アンディ・スコットのスライドギターをフューチャーしたインストナンバー
大らかでノリが心地よい渋い一曲です


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - The Fight〔Instrumental〕 ★★ (2015-07-23 15:19:35)

ポール・サムソン~エディ・クラーク~米持孝秋~小林正人
の熱いソロバトルが堪能出来るインストナンバー
リズム隊はサクソン組です


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Kaizoku - Waiting Here Alone ★★ (2015-07-23 15:16:43)

雰囲気のある都会的な一曲
中島重雄がエエ仕事をしています
米持の唄の弱さが気になりますね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - L.A. Steel ★★ (2017-03-03 18:22:18)

①Savage Grace / Sins Of The Damned
②Panther / Set Me Free
③Bitch / Make It Real
④Lace / Knightmares
⑤Cirith Ungol / I'm Alive
⑥Pandemonium / Evil Face
⑦Stainless Steel / Goin Deaf For A Living
⑧Ruthless / Gates Of Hell
⑨Stormtrooper / Armies Of The Night
⑩Savage Grace / Bound To Be Free

上記9組のアーティストが楽曲を提供した1986年リリースのコンピ作。
マイナーシーンでは割と知られたバンドが多く、Savage Graceが頭とケツでハイエナジーなスピードメタルをかましていますが、既発音源が多くレア感は少なめです。その中でも②に収録されたジェフ・スコット・ソートがシンガーを務めるPantherの曲は、今作のみの収録だと思われるし、パワーメタルバンドRuthlessの⑧も1984年リリースのEPに収録されたものだが2015年に再結成第一弾のアルバムにボートラとして収録されるまで日の目を浴びる事の無かった一品だし、Stormtrooperなんて存在自体が天竺みたいな幻のバンドなので、なんだかんだで、マニア筋を喜ばせるラインナップと楽曲が収録されています。最近すっかり見かけなくなったサンプラー的役割を果たすコンピ作。1986年にポップメタルじゃない、血管ブチ切れの熱血メタルを集めた事に最大の意義があるように思います。同時は結構聴いたい一枚ですね。それにしてもシケシケドゥームメタルで知られるCirith Ungolは、この中で一際異彩を放っていますね。場違い感が逆に前半後半の句読点になっているから不思議なモノですよ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Ladykillers ★★★ (2017-01-25 18:39:50)

あの『New Renaissance Records』がボーカルが女性と言うバンドに特化して取り上げたコンピ作を1986年にリリース。大半が知らんバンドと言う事と、中古アナログ盤の安価が背中を押し購入を決意。女性と言う事で似たような声質も多く、ノッペリとしたデモ並みの音質も手伝い何だか今一つ乗り切れないで最後まで完走してしまった雰囲気が大。各バンド、こんなもんじゃねぇぞと思わせる面もありますが、愛のないD級レーベルのザックリとした作りに魅力も半減、でも個人的には予備知識のないバンドの音源を聴くのはとても興味の惹かれるところであり、先入観の持たずに聴き入る事が出来るので片目を瞑りながら大いに楽しみましたね。パワフルな曲調にの中にも女性らしいきめ細やかさや哀愁のメロディも聞こえてくるのが最大の聴きどころでしょう。
マニアックなモノに興味のある猛者や、パヤパヤした裏声女性シンガーが苦手だ、でもしっとりとした声を楽しみたいと言う方には需要もあるのかなぁと思いますね。

1.Blacklace - Speed Of Sound
2.Hellion - Better Off Dead
3.Pantara - Torn Away
4.Queen Of Hearts - Sleeping With The Dead
5.Judy Saiya - Try Anything
6.The Day After - Fire
7.Syren - Fight Or Fall
8.High Risk  - I Know What You Want
9.D.C. Lacroix - Rip It Up
10.Jaded Lady - On The Run
11.Deep Freeze - Soft Touch


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 ★★★ (2017-11-29 15:33:27)

シーンを語る上では外すことのできない、今は亡き国産メロディックHM/HRの総本山マンドレイク・ルート・コーポレーションからリリースされた記念すべきオムニバスCDの第1弾。
創始者であるウリ川本氏のライナーノーツの全てが記載されていると思いますが(ライナーを引用すると、雑誌のグラビアを飾るヴィジュアル系に憧れ、楽器の練習よりも化粧の練習に精を出すようになった。シーンを支えるファン層はアイドル・タレントと同じ視点でバンドを追いかけきたなど、当時の世相を射抜く鋭い視点で書かれているものでしたよ。)

彼の熱い思いが込められた一品としてマニアから愛されるレーベルの作品なので期待値も高めでしたが、音質の脆弱さもさることながら、やはり歌が弱い。国産HM/HRバンドが常に抱えている問題を露呈したままの未完成な作風に終始した作品となり、やっぱりダメかというのが大勢を決する意見でしょう。
とても耐性のない若い人に勧める事も憚られるのですが、個人的には、その欠点も含め、どうしても切り捨てる事は出来ず、手に取りたくなる一品です。
特に今作リリースを記念したLIVEでCrystal Clearの島とZenithの尾崎が出会わなければCONCERT MOONは誕生しなかったと言われているので、尚更の事でしたよ。
また加瀬さんは、この中でも群を抜く出来栄えでした。それも既発音源のリメイクで歌っているのが坂本英三ですからね。場違い感がハンパないです。ある意味、収録曲を埋め合わせるために呼ばれたんかいと深読みすら出るのですが、今作のラストでは、複数のギタリストが加瀬主導でソロを回すインストも収録されていたりと、面白い試みもあり、聴きようによっては国産HM/HRシーンの新たなるムーブメントを起こす、直前のオムニバス作品として前向きに捉える事が出来る一品でしょう。

島のソロが入ると俄然色艶が出るCrystal Clear、歌い手が水曜どうでしょうでお馴染みの鈴井貴之がカツラかぶって歌っているみたいで集中出来ないが(写真も似ているが出来れば映像を探してほしい)。ギターソロの後にベースをフューチャーしたパートを設けたりと工夫を凝らしているし、ジャーマンライクなLed StreamのRise Againや、尾崎のZenithは後にBlue Steelerでメジャーデビューを果たす戸谷勉もいるし、キーボードを生かした本格派のメロディックHM/HR路線を極めており、甘い歌メロもバッチリとハマり、今作の中で突出した完成度を誇っていますね。

なんだかんだ言っても、粗削りだが何かを秘めたバンドに出会い、その動向に気を揉みながら楽しむのがオムニバスアルバムの正しい楽しみ方だと思っているので、確実に年1は通して楽しむ愛聴盤ですよ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - Crystal Clear / Introduction ~ Second War In Heaven ★★ (2017-11-29 15:43:55)

田口政敏がキーボードとして客演
やはりこの手の様式美HM/HRナンバーには必要ですかね
ライナーにも書いてあるが
やはり二部構成のギターソロと
ベースの西部によるタッピングソロが聴きどころ
歌はあれだが緊張感のある演奏が堪能できる


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - Crystal Clear / Road to High ★★★ (2017-11-29 15:49:54)

力強さと甘美なメロディが混ざり合う様式美ナンバー
外さないアレンジセンスに魅了
長田と西本のリズム隊も強力だ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - Led Stream / Rise Again ★★★ (2017-11-29 15:51:45)

キャッチーな歌メロが耳を惹きます
線の細いハイトーンが耳障りですが
そこが気にならない人には多いに楽しめるでしょう
ジャーマンメタル風なキャッチネスが面白い


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - Led Stream / Storm Of Wing ★★ (2017-11-29 15:54:31)

ドラムなど顕著だが
本当にこの音で良かったのかと思うショボさがいかんともしがたいが
なかなかのテクニシャンが揃ったバンドサウンドが楽しめる
ベースも上手いのに聞こえねぇなぁ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - Zenith / Suicide ★★★ (2017-11-29 15:57:19)

場面展開の多い重厚な一曲
尾崎の甘美なメロセンスがここでも発揮されています
最後まで聴き逃させないアレンジセンスが肝


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - Zenith / Time to Be Free ★★★ (2017-11-29 15:58:19)

尾崎の書く歌メロはエエねぇ
ワビサビのある甘美なメロが耳を惹きます
キーボードをフューチャーした大作様式美HM/HR
戸谷のギター巧者ぶりを楽しみましょう


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - 加瀬竜哉 / Cecilia (Remix Version) ★★★ (2017-11-29 15:37:29)

加瀬竜哉のソロアルバムの限定ボーナス商品として
Tシャツとカセットテープがついてきたのですが
今作はそのカセットに収録された曲のリメイク
哀愁のメロディが迸る様式美ナンバー
甘美なメロディを力強いが男泣きの歌声で迫る坂本英三のパフォーマンスに魅了
ツボを押さえたアレンジは流石ですね
加瀬さんは素晴らしいコンポーザーでしょう


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.1 - 加瀬竜哉 / Tilt It! ★★★ (2017-11-29 15:40:22)

今アルバムに参加したギタリストに日下部バーニー正則と金谷幸久が参加したインストナンバー
歌心溢れるインストとして楽しめますが
各自のソロに耳を傾けるのが最大のお楽しみでしょう
やはり映像でみたいですよね
このシリーズのVTもあるので興味のある方はソチラもチェックです


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Make It Shine Vol.2 ★★★ (2016-12-03 13:49:02)

今は亡き国産メロディックHM/HRの総本山マンドレイク・ルート・コーポレーションからリリースされたオムニバスCDの第二弾。
参加メンバーはWOLFのベーシスト西川が中心となり結成されたリップ・ヴァン・ウィンクル。関東の雄ガーディアンズ・ネイル。老舗大阪ならではの様式美バンド、ムーン・ストラック。パワフルなジャーマン系正統派バンド、ストーン・エッジ。第一弾で競演した縁で結ばれたゼニス+クリスタルクリアーのコンチェルト・ムーンが参加。各バンド自らのカラーを出しつつ、老舗の看板に偽りなしなマンドレイク・ルート・コーポレーション印満載の音楽性が貫かれており、クオリティのバラつきは少ない。

とは言え当時も今も国産メタル最大の問題はボーカルのポテンシャルが、ヘヴィな楽曲とどう対峙できるかがポイントで、見た目はキャデラックだがエンジンは軽4並みという排気量不足が軒並みで、歌が始まった途端にガクッとテンションが下がると言うのが慣例みたいなもので、しかもインディーズともなれば、購入するのに勇気がいるモノでした。でもパワー不足を隠すためにフワフワした女性シンガーがパヤパヤ歌われるのが一番辛いので今作では、その辺りの不満は無くストレスフルで楽しめるのですが個人的には好印象、でもやはり歌が弱いという難点はクリアされていないのが国産メタルシーンの在り方を如実に物語っていますね。

線の細いハイトーンシンガーが好悪を分ける大田カツのネオクラギターを存分に生かしたリップ・ヴァン・ウィンクル。ドラマティックなバラードタイプのナンバーと勇壮な疾走ナンバーで挑んだガーディアンズ・ネイルも歌が弱い。マニアのツボを突きまくるレインボー万歳なムーン・ストラックも歌が弱い。アレンジセンスが光るストーン・エッジも歌が弱い。その中でコンチェルト・ムーンが役者が違うと感じるわけですが、尾崎隆雄も繊細な声も持ち主だが、この中では群を抜く安定感とパワーを持ち合わせていますね。

なんだかんだ言っても短命に終わりCDをリリースしなかった?リップ・ヴァン・ウィンクルは別として、今作購入を機にガーディアンズ・ネイルとムーン・ストラックの作品は購入するも、あのノッペリした表情に乏しい歌声がダメでストーン・エッジだけはフルアルバムがリリースされていたのにスルー。その後コンチェルト・ムーンがメジャーデビューする頃には両楽曲ともリメイクされたのでワザワザ引っ張り出す理由もなく、ラックの奥へと押し込まれる運命になるのですが、数年後、引越しの際にCDを整理をしていると、久しぶりに今作を見つけ、作業のBGM代わりに再生開始となるのですが…当時、最後まで聴くに堪えなかったストーン・エッジの2曲が実は一番、場面展開に拘りを見せ工夫を凝らしている事に唸らされるとは思わなんだ。
ジャーマンライクな曲調ですがUnder the Silenceは実に魅力的な歌メロを用意(ノッペリとした歌声はアレなんですが)ソロではパッと明るくなるメロディを持ち込んだり、もう一つの曲Turn Me onはザクザク刻まれるヘヴィなミドルナンバーで曲中に英語による男女の痴話喧嘩を導入したりと、ありがちな展開に陥らず他のバンドを押しのける個性を発揮しており、当時何故この魅力に気がつかなかったんだと、恥ずかしい思いをしましたね。当然、フルアルバムは手に入らず現在まで至るのですが、くだらない先入観と思いこみが判断を曇らせたと後悔しております。

今こうして聴いても国産V.Aものとしてはトップクラスの魅力を発散していると思われるオムニバスCDの第二弾。同シリーズはVTRも出ていたのですが、賑わいを見せる昨今のシーンとは違い、当時は斜陽に差し掛かった国産シーンを知る上では実に貴重な作品でした。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Melodical Renaissance ★★ (2008-06-29 18:46:00)

日本のメロディアスな正統派四バンドを集めて制作されたコンピレーションアルバム
関西の様式美バンド女性VO,KEYを含む五人編成のVOLFEED 名古屋の正統派スラッシュバンド、メジャーデビューの噂もあったHIDEDEN 東京のツインギターのハモリがカッコイイ正統派のパワーメタルバンドGUARDIIAN'S NAIL 北海道が産んだミステリアスな様式美サウンドが売りのFATIMA HILLが参加しています。帯タタキにも書いてありますが日本人特有のメロディセンスで消化したナンバーはどれも耳なじみが良く、それぞれが個性を発揮しメロディックとは言うもののパワフルなサウンドで迫って来る、コテコテの様式美と言えばVOLFEEDくらいなもの、HIDDENに関してはプログレッシブな展開も見せる複雑な構成が見事なスラッシュサウンドだし、東京のバンドはコテコテ感も薄く魅力的なフレーズを奏でるツインギターは印象的だ、FATIMA HILLの妖艶な魅力を前面に押し出したドラマティックなナンバーを披露し異彩を放っている。10曲入りで2000円はお得で当時は良く聴いたものです、1995年に購入したのですが当時の国内におけるHM/HRの氷河期時代に頑張ってたバンドに興味のある方は聴いてみてください


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Melodical Renaissance - Dream in Chains/guardian's Nail ★★ (2008-06-29 18:58:27)

哀愁のあるメロウなミドルナンバー
甘口にならないヘヴィなサウンドに好感が持てます
エモーショナルなギターソロも悪くないです


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Melodical Renaissance - Second Wind/guardian's Nail ★★★ (2008-06-29 18:53:12)

勇壮なメロディが疾走する男泣きの様式美ナンバー
扇情的なツインギターの絡みに悶絶します
線の細いVoですがハイトーンを駆使して頑張っています
日本人臭さ前回ですが一聴して口ずさめるメロディアスな歌メロが大好きです


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Explosion From The Friday Rock Show ★★★ (2016-12-02 18:27:26)

A1 Samson / Take It Like A Man
A2 Praying Mantis / Johnny Cool
A3 Trespass / Visionary
A4 Taurus / Paper Chaser

B1 More / Soldier
B2 Money / Leo The Jester
B3 Gillan / If You Believe Me
B4 Angel Witch / Extermination Day

BBCセッションの1980年リリースのコンピ作。NWOBHMの勢いをそのままにパッケージされていますが、今作最大の聴きどころは、叙情派HM/HRバンド、プレイングマンティスの『Johnny Cool』に尽きるでしょう。個人的には聴いた事がないこの曲の為に価値のあるコンピ作だと思っていますが、他にもタウラス、マネーが提供した2曲は聴いた事がないし、ギランの曲も知らなかった。エンジェルウィッチの曲もオリジナル未収録でベストや1stのボートラになるまで日の目を浴びてこなかったので、しばらくは世に知られていなかった幻の曲もあったりと(それ以前にリリースされたデモ音源とは別ヴァージョンらしい)個人的な希少価値も高く、お得感のあるコンピ作だと思います。初心者に進めれるような品物ではありませんが、シーン再興の兆しを見せた1980年ならではの一品でしょう。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre ★★ (2014-08-17 17:47:48)

NWOBHMに負けるなと言わんばかりにブライアン・スラゲルが立ち上げたMETAL BLADEよりリリースされたコンピレーションの第一弾。この作品にはファースト・プレスとセカンドプレスで収録曲が違い、ファーストプレスにはRATTにインギーのいたSTEELER、そしてメタリカのムスティンヴァージョンが収録されており、希少価値は高いのですがCD化はさらにRATTをカットしたサードプレスが1994年に国内でリリースされましたね。オープニングのBLACK&BLUEが思っていたよりメタリックだった事に驚いたし、艶めかしい光沢のあるメタルナンバーが異彩を放つ②のBITCH嬢や硬派なMALICE、線は細い歌も欧州風味たっぷりな雰囲気のあるCIRITH UNGOLといったところも興味をそそります。厳しい音質ですが、やはりこの荒々しい初期衝動はこの手の作品ならではの味わいでしょうね。NWOBHMに対するアメリカからの回答ともとれるマニアな一枚、お試しあれです。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre Ⅱ ★★★ (2014-08-17 18:20:58)

METAL MASSACREシリーズの中で一番興味を惹かれるラインナップが収録されているのが第二弾。有名になりかけたバンドが多く、知名度的には劣るのかも知れませんが、アーマードセイントで幕が開け、ピロピロギターも懐かしいサードステージアラート、ジェフ・マーティンが歌うパワフルなUS産メタルのサージカル・スティール。コネチカットの雄、我らがマイク・ヴェセーラのオブセッションに日章旗バンダナも眩しいベースがいるプリーストスタイルの正統派サヴェジ・グレイス。クリフ・バートンがトラウマで唯一残したと言われるヴァージョンも聴けたり、ハワイの前はアロハだったんかいと、突っ込まずにはいられないDEMO音源しか残していない女性ボーカルを擁するマーティ・フリードマンの前身バンドのプレイが聴けたりと、個人的には麗しのラインナップです。全タイトルを聴いたわけではないのですが、今作は全体的に出来不出来の差も激しくなく通して聴いても苦にならない魅力なんかもあり、後のシーンの動向や方向性を考えると興味がそそられるメンツが揃っていてシリーズの中では一番手にする機会の多い一枚です。小粒感は否めませんがこれも時代を反映したNWOBHMに対する猛烈な答えなんでしょうね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre Ⅲ (2014-08-17 18:46:01)

スレイヤーが初めて世に出た曲がオープニングに収録されている第3弾。期待しているような過激さを当時はまだ出していませんが資料的な価値としてはマニア心をくすぐるスレイヤーが入っている事が最大の関心なように思います。②のBITCH、③のTYRANTと中々拘ったサウンドが続きますが、それ以降、大きな山場を迎える事無く終わるような気がして物足りなさを覚え、スレイヤーのために1600円も払うんかいという葛藤を覚えますが、それもマニアな楽しみというものでしょう。ちなみに当時メタルブレイドの再発カタログは1600円で新譜が買え、オーメンやリジー・ボーデン等を買い揃えた事を懐かしみますね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre Ⅳ ★★ (2014-08-19 18:04:46)

シリーズ第4弾、参加メンバーも徐々に小粒感が増し、個人的にも知らない名前も増えてきましたが、US産ドゥームとしてマニアから支持を受けている③のTROUBLEやAGENT STEELの前身SCEPTRE時代の音源④、ダークなドゥーム色の強いパワーメタルなWAR CRYの⑥、US産のスピード/パワーメタルABBATOIRの⑦、気合いの入ったスピードメタルが聴けるZOETROPEの⑤、さらにはリジーさんのヴァージョン違いも聴けたりと中身は、それなりの充実ぶりです。細かい事が気になる人には受け付けられない事も多いシリーズなんですが、4作目でも、それなりの新人と粗挽きなクオリティで出してくる事に、もう少し商売っ気を出した方が良いのではとコチラが心配になりますがブライアン・スラゲルの心意気に頭が下がりますね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre Ⅴ ★★ (2014-08-19 17:43:57)

シリーズ第5弾。OMEN、VOIVOD、ATTACKER、METAL CHURCH、US産のパワーメタルが揃う、このラインナップにまずは興味がそそられます。HELLHAMMERはあのCELTIC FROSTの前身バンドだし、これぞ新人発掘コンピものの楽しみ方でしょうね、ダイヤの原石が研磨されていない素材をそのまま出される荒技に、もう少しなんとかならんのかい等の突っ込みを入れつつ楽しむのが一番でしょう、苦笑いもそこそこに、洗練され売れる事の大切さと難しさ、そしてこういう作風だからこそ感じさせる初期衝動をくすぐる荒々しいサウンドはメタル愛そのもの、成功し認められたいが売れる事とは違うベクトルが感じられ清々しい気持ちになります。一発屋にもなれないバンド達が参加する作品に価値がどれだけあるのかと言われると、ある意味まったくないのですが、何ものにも代えがたい尊いものが息づいていると思わずにはいられません。手を変え品を変え小手先の目くらましが多い世の中です、うわべの話題性に乗っかり雑誌片手に、あたかも自分が見たかのようなウンチクを語るような事がないようにしていきたいものですね。今作のようなアルバムを聴くと改めて大切なものを思い出し、地に足を付けてブレる事なく生きたいと思いますよ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre Ⅵ ★★ (2014-08-19 18:28:42)

気合いの入ったPossessedで幕が開けますね、1985年ですからスラッシュ勢も多くMAYHEM、HIRAXH、HALLOW'S EVEにあのDARK ANGELときてますからね。アメリカでもアンダーグラウンドな世界ではドゥーム系も弱くなくThe Obsessedも参加とマニアなバンドが多く収録され当時のUSシーンを垣間見る事が出来、懐かしさも去来、出している音も纏まりが出てきてクオリティにおける歴然とした差が縮まってきています。特にある程度の作品を出し続けているバンドは輝かしい才を感じさせ、オッと思わせる展開もあり、結構なお得感があります。このシリーズに飽きがきていて、もう購入するの止めようかなと思っていいた矢先に、スラッシュ勢のソコソコの原石を見せられたら食指も動きますかね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal Massacre Ⅶ ★★ (2014-08-19 19:05:18)

シリーズ第7弾なんですが、今作のオープニングはマイク・ハウがいたことで知られるUS産のパワーメタルバンドHERETIC、次にだみ声女性シンガーのスラッシュメタルSENTINEL BEAST勢いよく来て、③はFLOTSOM & JETSOMとスラッシュ勢が続きます。KRANKもそうなんですがMetal Blade Recordsからのリリース組が多く実は曲も被っており、レーベルとしての方向性も決まり、軽めのサンプル的な要素が強まっております。DETENTEは後にアン・ボイレンお姉さまも籍を置いた女性シンガーをフロントに置くスピード/パワーメタル系のバンド、後にRAINBOWの「Kill the King」も自身のアルバムで披露する正統派のCOMMANDER、JUGGERNAULTはあの、ボビー・ジャーゾンベクさんが居た事でも知られていますね。バンドの知名度の割には実力者も多く、決め手に欠けているのですがクオリティは初期の頃より上がってきてます。その分、突き抜ける破天荒さが薄まり、個人的には何となく寂しくありますね。これ以降のシリーズは流石に手を出すのは止めましたが2000年に入りシリーズを13弾まで出しているとは、息の長さと、空気で読める空白期間の長さが、このシリーズのあり方を示していますね。しかしここまでくると、マニア向けと言うよりもコレクター向けの要素もあり普通に手は出しづらいかなと思います。当時1600円で国内盤買えたからイケたようなもんだもんね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal for Muthas ★★★ (2016-05-27 13:29:47)

1. Iron Maiden - Sanctuary -
2. Sledgehammer - Sledgehammer -
3. E. F. Band - Fighting for Rock and Roll -
4. Toad the Wet Sprocket - Blues in A -
5. Praying Mantis - Captured City -
6. Ethel the Frog - Fight Back -
7. Angel Witch - Baphomet -
8. Iron Maiden - Wrathchild -
9. Samson - Tomorrow or Yesterday -
10. Nutz - Bootliggers


NWOBHMのコンピとしても有名ですがメタル系のコンピとしても優れた内容と役割を果たした1枚。
いまだにシーンを牽引するMAIDENの2曲は別ヴァージョンという事でマニアには食指も伸びるだろうし、②③のSledgehammer、E. F. Bandは『Mausoleum Records』と契約を交わしアルバムをリリースするなど、興味深いメンツがそろい踏み、渋いブルースロックのToad the Wet Sprocket(NWOBHMじゃないような…)、NWOBHMのメロウサイドを代表する叙情派バンドのPraying Mantis、幻のEthel the Frogは代表曲で参加、サタニカルなカラーは一際異彩を放つAngel Witch、涙を搾り取る枯れた味わいのSamson、単音リフの懐かしいNWOBHMな響きのNutzでアルバムの幕が閉じるのですが、多種多様な音楽性が一括りとして紹介されている柔軟性がコンピ作の持ち味として発揮されている点が一番の聴きどころ。
正直今作をNWOBHMの金字塔的な扱いは、楽曲のクオリティや参加メンバーの脆弱さも含め過大評価されている点は否めませんが、新たなるシーンの勃発を告げる意義は大いに感じとれる一枚である事は断言できますよね。
当時の在り方やシーンの歴史を紐解く事に興味がある方なら一度は手にしてほしい一品です。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Metal for Muthas Volume Ⅱ ★★★ (2016-05-27 14:00:58)

1. Trespass - One of These Days -
2. Eazy Money - Telephone Man -
3. Xero - Cutting Loose -
4. White Spirit - High upon High -
5. Dark Star - Lady of Mars -
6. Horsepower - You Give Me Candy -
7. Red Alert - Open Heart -
8. Chevy - Chevy -
9. The Raid - Hard Lines -
10. Trespass - Storm Child -



METAL FOR MUTHASの成功を受けリリースされた第2弾。のちにボーカルとギターがBlue Bludでメジャービューを果たすTrespassから2曲。マーク・ストレイスが歌うEazy Moneyの濃厚さ、ブリティッシュで高貴な香りさえ匂い立つXero、手堅いWhite Spiritは陽性ナンバーで参加、NWOBHMを象徴するような曲で名を馳せたDark Starは代表曲で、 Wildfireの前身バンドRed Alertの曲は今作でしか聴けないはずだし、激シブな⑨はJameson Raidのバンド名で知られる中堅どころ、前作と比べるとネームバリューや瞬発力は劣りますが、 Trespassが提供した2曲などまさにNWOBHMだし、ブリティッシュな響きに彩られる時代性を感じさせるには十分なインパクトを残していますね。Metal Massacreシリーズ同様、HM/HR系のバンドがのし上がる様を垣間見る事が出来る一枚としてVOLUMEⅠと共に楽しんでほしいですね。 Eazy Money好きやわ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Mikazuki in Rock ★★★ (2020-08-11 13:59:20)

フジ系で放送された特撮ヒーローもの『鉄甲機ミカヅキ』のサントラ。
下記が収録曲
1.Crescent Moon
2.Theme For Kazeo
3.AIT Theme Orchestral Intro
4.AIT Theme
5.Lost Memories Theme
6.Lost Memories Strings
7.Black Moon Symphony
8.Nana
9.Idom
10.Devil Inside
11.Lost Memories Vocal

①が戦隊ものらしい高揚感のあるナンバーで幕開け、シャ乱Qのハタケ作曲。唄うはドン・ドッケン、ギターにポール・ギルバートという布陣。この話題性が一部、マニアの間でどんな曲なんだと話題になった。
期待に答えるようなメロディアスなHM/HRナンバーなのだが、ドンの歌が弱い。衰えを隠し切れないドンに残念な気分を味わうが、ポールがキレッキレなので無問題である。
続く②が①のアコギヴァージョンにあれっとなるが、③は何かが始まりそうなオーケストレーションがバリバリに効いたた曲が登場、サントラらしいですよね。
続く④はダグ・アルドリッチ作のインストナンバー、彼のギターも楽しめる軽快なグルーブが心地よく疾走、ハードでロックなダイナミズムを堪能、どう考えても子供向けじゃないのだが、ノリノリで楽しめる。
本当に、特撮ヒーローモノなのに、全然子供に忖度しない音楽が詰まっていることに驚かされるのだが、いったい誰に聴かせたかったのか疑問だらけですが、こちらは大いに楽しんでいます。

⑤ではリッチー・コッチェンが客演、このサントラでは重要ナンバーらしく、続く⑥、唄入りの⑪とアレンジ違いが楽しめます。落ち着いた雰囲気の中ジャジーでムーディーなギターで魅了、ウットリのその世界観に酔いしれます。
⑦はダグ作のインストナンバー、3分以上、モゴモゴ曇り空中継みたいな緩い音がするだけで何も起きないのですが、途中からヘヴィな音像が登場、小さいお子さんを恐怖のどん底に誘うような不気味でダークな曲調に笑いも出るが、ロックな大人には迫力満点のヘヴィロックに唸る。全然子供向けじゃない。
ストリングスな⑧に続き、⑨ではデヴィン・ダウンゼントが大フィーチャー、小さい子供がお漏らしするようなド級のヘヴィロックをお見舞い、親子共々逃げ出しますよ。
⑩も地中深くで何かが蠢きだすようなSEなので、怖い曲が続きます。そして個人的には完全にダレましたよ。
ラストに3度目の登場となるLost Memoriesが唄入りで登場。歌うはグラビアアイドルとして活躍した、キリリとした顔立ちの原史奈さんの登場。完全にアルバムを台無しにしている感はあるのだが(歌詞の世界観もミカヅキに関係あるのか?)ある意味、これが特撮ヒーローのタイアップソングだろうということで、一般的なご家庭にとっては、恐怖が続いたので、一服の清涼剤となったでしょうね。

昔、CDショップで、ドン・ドッケンやポール・ギルバート参加という文字を見て驚いた記憶がある。聴いてみたいという欲求が凄くあったが、一曲の為に3000円近く払うのはキチイと考え断念(たしかフィギアみたいのが付いていた記憶もある)定額制サービスのおかげで楽しんでいます。
とにかく、念願叶って①が聴けたのが嬉しい、前半は機能していたのもうれしかったが、やはりお金を出すには少々厳しいと言わざるを得ないのが、歴史に埋もれた名曲をマニアには知って欲しいですね。坂本英三が①をカヴァーしていますが、あれは良かったなぁ。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - N.w.o.b.h.m Rarities(HMR Singles) ★★★ (2023-06-10 22:23:55)

TWISTED ACE 、SOLDIER 、JAGUARの3バンドがHeavy Metal Recordsからリリースしたシングル盤をひとまとめにしたコンピ作。こんなレアものが配信されていたとは驚きですが、正直NWOBHMマニアでもなければ食指は動かない地味なラインナップ。唯一スピード狂にとってJAGUARが知られている程度なのだが、この貴重なシングル盤をひとまとめにしたアイデアはマニアにとってはたまらんものがあり、特にJAGUARの曲はロブ・レイスが歌っていたラインナップのモノだ。

各バンド2曲の6曲入のコンピ盤。30分にも満たないランニングタイムだが、これが実に心地よい時間ですよね。最近のCDは詰め込むだけ詰め込むから、頭から最後まで聴くのが難しい、その出来不出来の差が作品のクオリティを下げていると言える。
そういう時代と逆行する仕様、4バンドにする事だって出来たはずだが、タイプの異なる3バンドを揃えることで作品に個性を見いだしている。その聴かせ方が最大のポイントだ。NWOBHMマニアは勿論だが、本当の意味でNWOBHMを知りたい若い人にこそ知って欲しい一枚。

そもそもNWOBHM自体が日本では正しく伝わっていない。NWOBHM四天王なる妄言、ワイルド・ホーシズをNWOBHMに組み込んだのか世界広しと言えば日本だけだろう。ムーブメントにのり売り込もうとしたレコード会社と、その手先のメディアの悪行だ。
キャリアのある二人をNWOBHMに組み込むなど失礼にも程がある。アイアンメイデンが火をつけたのは間違いない。パンクの台頭により停滞するハードシーン、上手い演奏を競うハードロックバンド、一曲もながいからなぁ。
それとは真逆だったのがパンクだが、スティーブ・ハリスが否定しようともパンクからの影響も取り込み、新鮮な音を届けたメイデン、彼らのスタイルは一つの雛形となり多くのフォロワーを産む。既にデビューをしていたSAXONも2枚目のアルバムではバイカーズロックの称号を得る、Tygers of Pan Tangなど早い段階でアメリカのレコード会社と契約、こういうグループがシーンの中では比較的知名度が高いのだが、いずれもムーブメント勃発前から活動&デビューを果たす、純粋にNWOBHMの影響を受けてデビューしたのが、今作に参加しているバンドだ。

短命に終わったNWOBHMだが、その影響を受けデビューしたバンドは玉石混交、膨大な数存在する、英国以外に目を向ければ更に数は増えるだろう。今なお続くNWOBHMムーブメント生み出す落とし子たち、その精神性は永久に続くだろう。そういう音楽性に寄り添うインディペンデンスなレーベルも存在していますしね。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - North West Metal Fest ★★ (2016-12-04 18:27:15)

メタルチャーチを世に送り出した事で知られるGround Zero Recordsからリリースされたコンピ作。参加バンドの大半がマイナー過ぎてメイスとメタルチャーチ以外は初見というラインナップに不安もありましたが、聴くに堪えないというバンドはなく流石はアメリカのバンドはレベルが高いなぁと感じましたね。リリース時が1984年と言う事もあり、L.Aの風はまだ吹いておらず、多くのバンドがオーソドックスな正攻法で勝負、NWOBHMの影響も多大にあるが大陸的なグルーブ、清々しい気配もあるが濁りのあるブルージーさなどアメリカンな響きが何とも懐かしく、まだ何者にも毒されない純粋培養されたソリッドなあの音が聞こえてきます。
統一感はあれど派手さに欠け、これと言った決定打がないまま進行するコンピ作にありがちな展開故に初心者には進める事は憚れますが、メイスの『Marching Saprophytes』なんて、ドラムがボーカルを兼任しており、のちのデビュー時とラインナップも違うので興味の惹かれるマニアも多いでしょう(後にシンガーとして収まるカークはここではベースを弾いています)。どう見てもサトウとしか読めないSATOのベースはアリスインチェインズのマイケル・スターだったり、メタルチャーチの『Death Wish』もオリジナルアルバム未収録と思われるので希少価値もありそうですよね。群雄割拠ひしめき合い天下統一を目指しシーンの隆盛を極めんとする各バンドの野心溢れる荒削りな楽曲を前にニヤニヤするのもマニアの楽しみの一つ、1988年にはSPVからCD化もされた一品ですのでマニア筋には引っかかる要素もありですかね

1. Lipstick / Daily Ground
2. Open Fire / Cry for the Nations
3. Koda Kahn / Fantasy & Science Fiction
4. Overlord / On the Edge
5. Rottweiller / Intense as Hell
DISC:B
6. Bondage Boys / The Loser
7. Sato / Leather Warriors
8. Strike / Deadline
9. Mace / Marching Sacrifice
10. Metal Church / Death Wish


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden ★★ (2014-05-18 13:25:25)

第一印象はこの手のカヴァー集にありがちな大味さがハンパないなと感じます。聴き進むにつれメイデンは原曲が個性が強いので、そう簡単に崩せませんが各参加メンバーの個性が抽出されオリジナルティを聴き分けるのが最大のお楽しみでしょうね。合う合わないは好みでしょうがヌーノ・ベッテンコートはやはり上手、往年のアーティストによる意外な人選もあり、みんなメイデンに対して真剣に取り組んでいるなと思える面も多々感じられ聴き終えた頃には評価も改めましたね。個人的にはエコーが掛かりすぎるヴォーカルの処理によるクセの強さが気になりますが、メイデンの原曲の良さを再認識させてくれる一枚ですね。アメリカンなメンバーがここまで英国風になるとは驚いた。


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - 2 Minutes to Midnight ★★★ (2014-05-18 12:53:46)

ジョー・リン・ターナーが渋くワイルドに迫っています
ベースはトニー・フランクリンですからね
別もんですよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Aces High ★★★ (2014-05-18 13:07:11)

ヌーノ・ベッテンコートにビリー・シーン
ヴィニー・アピスのパワーヒッティングドラム
そしてジェフ・スコット・ソートによるカヴァー
豪華ですよね
個性の強さが滲み出ています


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Can I Play with Madness ★★ (2014-05-18 12:51:23)

マーク・スローターが歌います
厚みのあるコーラスをまぶしますが
原曲が強いのでアメリカンなメンバーが料理しても
英国の風がここまで強いとは流石はメイデンである


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Fear of the Dark ★★★ (2014-05-18 13:04:21)

ドラムはミッキー・ディーってのが凄いよね
そこにチャック・ビリーが力強い歌声を披露
ギターがグレイグ・ゴールディなんですが健闘してますよ
独自の解釈で無難なソロを弾いています
今アルバムの中で一番好きかもしれませんね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Flight of Icarus ★★ (2014-05-18 12:46:33)

ダグ・アルドリッチ、サイモン・ライト、ジミー・ベインのDIO組に
歌はリッパーの個人的にはドリームチーム
エコー掛けすぎな処理の仕方が気になる
リッパーすぎるかな


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Numbers from the Beast (2014-05-18 12:56:30)

ロビン・マッコリーとマイケル・シェンカーが参加しています
メイデン印の薄味なローカロリーヴァージョン
メイデンは全て原曲の個性が強いね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Run to the Hills ★★★ (2016-08-21 16:39:53)

マイケル・シェンカーがメイデンを弾くと言う事が最大の聴きどころ
歌うはロビン・マッコリーですがハードに迫っていますよ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - The Evil That Men Do ★★ (2014-05-18 13:09:43)

FOZZYのシンガーでプロレスラーのクリス・ジェリコが歌います
ポール・ギルバートなプレイも聞ける


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - The Trooper ★★ (2014-05-18 12:39:02)

砂煙舞うレミー・キルスターヴァージョン
チャック・ライトのベースも違う解釈ですかね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - The Wicker Man ★★★ (2014-05-18 12:59:00)

ジョン・ブッシュが歌います
意外とアンスラックスなメンバーがカッチリと演奏しています
ジェフ・ダンカンだしこれくらいはサラッとやってくれるわな


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Wasted Years ★★ (2014-05-18 12:43:40)

久しぶりにディー・スナイダーの歌声を聴きました
ボブ・キューリックのギターは上手い
ソロはジョージ・リンチの豪華さ
リズム隊はジェフ・ピルソンにジェイソン・ボーナム
やや情緒が足らん


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Numbers from the Beast An All Star Salute to Iron Maiden - Wrathchild (2014-05-18 12:49:16)

お馴染みのポール・ディアノが歌います
彼が歌うヴァージョンはいったいいくらあるのか?


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Rest in Peace - Thanks to Cozy - ★★★ (2014-08-01 14:29:24)

柴田直人拘りの人選とレコーディングが生半可なものを作ることなどないマニアならずともHM/HRの入門編としても楽しめる事が出来る一枚。コージータイプのドラマーとして有名なアースシェイカーの気合い一発なドラミングも素晴らしいし、KATUJIも相当な成り切りぶりだ、MAD大内がここまで柔軟にコージーするとは思わなく驚いたし、本間の拘り抜きは相当なものです。選曲の良さ、各メンバーの個性も生かしつつ原曲を壊さないプレイの旨味、名前で集めてお茶を濁したプレイではない細部への拘りに、本意気のトリビュート精神が宿ると思うし、そこに聴き手が魅了されるエッセンスがあると思う。一枚でも多く売りたければバビロンの城門でギターを弾くのが一般人の無名な小西と言う人にはならない。そこに柴田直人師匠の思いが伝わり熱くなりますね。故人を金儲けの道具に使わない、そんな不純な思いを抱かせない愛溢れる入魂の一枚。コージーファンは勿論ですが、各局の旨味と参加メンバーの豪華さを堪能できるので見かけたら手に取って欲しいですね


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Rest in Peace - Thanks to Cozy - - 1812 ★★★ (2013-09-23 19:07:57)

本間のドラムが凄い
完成度の高さと臨場感が素晴らしい


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Rest in Peace - Thanks to Cozy - - Definitely Maybe ★★★ (2013-09-20 14:37:12)

北島健二のジェフ・ベックぶりに仰け反りつつ
本間の渋い熟練のプレイを披露
華を添えるのは三柴の生ピアノ
渋いわ


V.A. (VARIOUS ARTISTS) / OMNIBUS - Rest in Peace - Thanks to Cozy - - El Sid ★★★ (2013-09-23 19:18:30)

オリジナルを聴いたことがないのです
鍵盤楽器のアレンジに耳が行きますね
ミッドテンポのインストナンバー
こだわりの一曲