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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 10801-10900

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失恋船長さんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順 10801-10900
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TREAT - Coup de Grace ★★★ (2018-12-22 07:12:50)

時代の流れに抗う術もなく解散に追いやられたバンドは数知れず。北欧のTreatもメインストリーム寄りのバンドではあったが、萎んでいくシーンの中でフェードアウト。そして2010年にリバイバルブームの追い風もあり、再始動を果たす事となる。シンガーとソングライティングチームの復権はファンにとっては期待も大きいでしょうが、今作の変貌ぶりにも驚いた。
デビュー時から常に○○風のイメージが強かったバンド。作品前に時代の流れを読み、どれがTreatなのかと言いたくなる楽曲も多く4thなどかなり、やりに行ったアルバムであり、売れる為ならば、なりふり構わないという姿勢も伺える八方美人バンドと言えるようなメインストリームロックであった。
今作は、洗練されたメジャー感を武器に、過去にはない自らのアイデンティティが息づいている。3rdの後にリリースされるのは、こういったサウンドじゃなかったのかねぇと言いたくなる充実した内容になっています。

欧州的な泣きメロを生かしたフックに富んだ哀愁のメロディとメジャーな洗練度。紆余曲折を経て辿りつたいた音楽性が過去一番個性的であり、北欧のバンドらしさを感じさせるとは因果を感じずにはいられません。漫画ベルセルク風に例えるのなら、これも不文律という奴なんでしょう。
過去の作風を期待すると、かなり冷ややかなメロディが強調されている為、違和感を覚えるかも知れませんが、北欧メタルが好きな方なら安心して楽しめるでしょうね。


TREAT - Dreamhunter ★★★ (2018-12-16 16:01:30)

BON JOVIの三枚目の成功やEUROPEのスマッシュヒットなど、特にBON JOVIの勢いは凄まじく、音楽シーンを塗り替える事となり、多くのボンジョヴクローンを生み出す事になった。
デビュー当初からワールドワイドな活動を視野に知れていたTREATも、ここで一気に大衆志向と洗練度をアップ。キラキラとしたキーボードを軸に華やかなポップロックサウンドを披露。冷ややかなメロディは間違いなく北欧的だし、ロックなリズムとハードさも失わないオシャレなサウンドメイクは、いかにもメタルバブル全盛のスタイルだ。
しかし、このバンドからは北欧ならではの哀愁美と叙情的なメロディ、それらはまるで満点の星空に架かる七色のオーロラと例えられるほどの美しい情景を掴みとる事が出来ます。何を聴かせたいのか、自分達のアイデンティティは何処にあるのか、そんな自己主張と商業ベースが絶妙に乗った出世作。セールスに結び付かなくとも、我が国では好意的に受け止められビックインジャパンの名を欲しいままにしていましたね。


TREAT - Dreamhunter - Dancing on the Edge ★★★ (2018-12-16 16:04:14)

ゆったりとしたグルーブでも北欧の風を吹かせまくっています
中盤のインストパートなど北欧ブランド以外の何物でもない
スカンジナヴィアとアメリカ大陸の折衷サウンドですね
上手く調理しているよ
分かりやすいナンバーに隠れていますがイイ曲です


TREAT - Dreamhunter - Save Yourself ★★★ (2018-12-16 16:08:32)

北欧らしい魅力に溢れています
ブルージーな隠し味も効いている
世界戦略を視野に知れた味付け
国際色豊かなポップロックナンバー
キーボードの使い方など拘っている
シンプルなリズムと聴かせる部分の構成力の豊かさも絶妙だ


TREAT - Dreamhunter - The Winner ★★ (2018-12-16 16:11:15)

アルバムを閉める曲にしては地味だが
大陸的なグルーブも取り込んだミドルナンバー
アメリカンな雰囲気もあるが冷ややかさは間違いなく北欧のものだ


TREAT - Ghost of Graceland ★★★ (2023-01-07 08:59:17)

リバイバルブームが訪れ再結成が頻繁に行われた2000年以降のメタルシーン。多くのバンドは尻すぼみで知らんうちに解散したりするのだが、一発屋で終わらずに継続した形になったのはファンに取っては何よりもありがたい出来事ですよね。
若干モダンな風味付けを初っぱなで行ったが、あくまでもメロディ主体の為、耳も直ぐに慣れ、違和感は徐々に薄まり4曲目を境に一気に押し切られました。レコード契約を交わしてから常にメインストリームを意識した作風で活動していた彼ら、これが2016年のクラシックメタルとしての旬なサウンドメイクという事なのだろう。どこを切っても溢れ出る潤いのある叙情的なメロディ、BON JOVIでもデフ・レパードでもない、トリート流メインストリームロックを確立、昔の名前で出ていますではない現代に通用する形を取ったのは現役のバンドとして生きる上では必要不可欠でしょう。

個人的には貧乏臭い地下NWOBHMがメインのため、このゴージャスな作りは小っ恥ずかしいのだが、メロディ派のマニアにはたまらんでしょうね。特に、今の若い人にとっては80年代のサウンドメイクなんかよりもズッと親しみやすいはずである。
HM/HRの入門編として機能するのではないでしょうか、それくらい旬なサウンドメイクを味方につけています。これは売れるでしょうね。売れる音を追求しています。でも軟弱に聴かせないのはギターワークに目を見張る点があるからですよね。
出ずっぱりでもシュレッダーでもないのだが、主役を張れる躍進ぶりに胸が躍ります。唄を邪魔しないハードサウンド、何を聴かせたいかのコンセプトが明確なバンドの強みですね。ファン以外にも訴求する今風を取り込んだアイデアの勝ちでしょう。
ビルド&スクラップが上手いバンドですよ。


TREAT - Organized Crime ★★★ (2018-12-17 16:23:04)

オープニングからブルージーな要素も加わり、前作以上にアメリカンな音楽性が増量。パーティーロック風味の②も北欧3割アメリカン7割ときて、またブルージーなイントロの③と進み、今までと明らかに感触の違うバンドサウンドを叩きつけ、やはり彼らが狙うのはアメリカ進出なんだろうと言う事が窺い知れますね。
北欧マニアとしては肩透かし感はハンパないのだが、寒々しい北欧サウンドの④、甘さとハードエッジさが絶妙な⑤と流れ、盛り返す事に成功。そのあともバランスを変えながら北欧とアメリカンをブレンドした楽曲を披露しながら最後まで進んでいきます。
どうしても散漫な印象を持ってしまうのだが、前作よりもサウンドメイクにメリハリが生まれロックなダイナミズムは増量、男前度も上がり、全てが絶妙に調和したメジャー級のサウンドへと昇華している。欧州風味とブルージーさも加味された前半も、ソツなくまとまっているし、突き抜けた部分はないが、安定感は過去最高だろう。


TREAT - Organized Crime - Gimme One More Night ★★★ (2018-12-17 16:26:47)

裏でなるキーボードもカッコいい
全体的なバランスと言う点ではかなり高い
今作に相応しい楽曲だ
コーラスワークなど北欧風味も満点
ブルージーな渋さと軽やかさが調和した隠れた名曲だ
地味だがアルバムには必要な曲です


TREAT - Scratch and Bite ★★★ (2018-12-17 17:12:48)

エキサイティングなサウンドが甘い衝撃を呼ぶ!スウェーデンのニューヒーロー”トリート”ワイルドでセクシーな甘い罠からは、逃れられない!!の帯タタキに、香ばしい青春時代の思い出が蘇ります。北欧らしい甘さと欧州風味満点の叙情的なメロディ、ライトな質感は大衆性を帯び、ヒット曲を生み出そうとする空気が充満している。
リリース当時、日本ではL.Aの次は北欧だと言わんばかりに、雨後の筍の如く、本国でもマイナーな存在を持ちあげリリースしていた。そんな後押しも大きく、日本では割と人気の高かったバンド。今作で聴ける北欧的ワビサビは、島国感情を擽る情緒があり、嫌みのないポップセンスとライトな感性は、甘美な叙情性を大きく魅せてくれる。同郷のDa Vinci辺りが好きな人はマストでしょう。

ちょっと盛り過ぎじゃないとの笑えそうな、帯タタキの文言も、アルバムを聴き進めるほどに、これ考えた人はセンスあるなぁと唸らせる秀逸なコメントでしたね。そして日本一権威ある雑誌の評価を真に受けたファンの多さによって(評論家に意見に流され過ぎじゃ)どっちつかずのバンドと酷評されてしまったデビュー作。
ハードさは薄いが北欧ハードポップらしい音楽性を体感させてくれる優れた一品である事は疑いようもなく、L.Aファッションに身を包んだ北欧サウンドと呼べるバランスの取れた名盤だと思いますよ。
CD化の際にシングルなどに収録されていた⑩『On The Outside』⑪『Danger Games』も追加。これがまたカッコいいんだよなぁ。


TREAT - The Endgame ★★ (2023-01-11 16:27:31)

完全にやり切っていますね。やり切りすぎかも知れません。前作でも感じたデジャブ感。今回はそういうのも、お構いなしにやり切っています。個人的には少々やり過ぎ感と狙いすましたメジャーロック感が強すぎてイマイチのめり込めませんが、彼らのファンが求める王道スタイルを完璧に踏襲していますね。
ファンの期待に応えすぎた優等生なアルバム。それだけに大きな裏切りや斬新な手法が見当たらないのはチョイと残念だし、ビルド&スクラップ過ぎるのだが、ワタクシの貧乏臭い耳には気恥ずかしさが上回ってしまいましたね。

メディアの評判も上々らしいのですが、前作や前々作にあった、芯の太さというのか、メランコリックさや哀愁度をシリアスな作風の中に込めていた分、今作は完全に陽な感性の中で解放しているのが、チョイとワタクシの好みから外れているという感じでしたね。
普段、マイナースピードメタルやNWOBHM系、ジャパメタ漁りがベストな耳ですので、チョイとメジャー過ぎでした。小っ恥ずかしい。

それにしても今が全盛期でしょうね。迷いがないから説得力がある。普段なら聴かないもんね。ここまでメインストリーム寄りなのは、オジサンにはハズいのよ。③から④の流れも良いのよねぇ。④のイントロなんて泣けるじゃん、そこからシンガロングさせる歌メロ、ライブ映えするでしょうね。ファンの心の寄り添う極上のハードナンバー、トリートここにありでしょう。④から⑤も良いのよ。隙が見当たらんのよね。どの曲からも火がつきそうなヒットポテンシャルがあるのも見逃せないです。ただワシの耳が貧乏なだけなんですよ。

陽性な面も強めた今作は、これからメタルを聴きたい人にはドンピシャのサウンドではないでしょうか、そして、この快活なキャッチネスさこそ、このバンドなんでしょうね。世代やジャンルを超えたメジャーロックアルバム。バンドの歴史としては転換期になるような一枚でしょう。


TREAT - The Pleasure Principle ★★★ (2018-12-18 15:22:37)

オープニングからアメリカン志向が炸裂、そして一聴して洗練度も上がっており、バンドとしての成長を感じさせます。キラキラとしてキーボードとビックコーラス、哀愁のあるフックなメロディと弾けるポップセンスも上々に嫌みなく聴かせてくれます。
北欧のBON JOVIとはよくぞ言ったもの、陽性ハードポップサウンドの合間に、北欧産ならではの哀愁路線のハードポップナンバーを巧みに盛り込み、BON JOVIの1stのようなスタイルへと昇華しています。
北欧の光と影を讃えた躍動する叙情派ハードポップサウンド、自身のアイディンティティを損なわないアレンジと溢れ出る透き通ったメロディラインは、爽快感とともに甘く切なく胸に迫ってきます。


TREAT - Treat ★★ (2018-12-22 06:43:26)

デビュー時からアメリカンロック志向が強かった北欧のバンド。作品を重ねる度にメインストリーム寄りの作品を連発、前作など良く言えば間口を広げた、悪く言えば散漫になった、そんな印象を強めた中でシンガーが元Swedish Eroticaのマッツ・レヴィンに交代。察しの早い方なら音楽性が、どっちの方向に進んだかは分かるでしょうね。
そんな予想通りの作風に舵を切ったアルバム。時代は1992年ですからね、メインストリームと言っても華やかなサウンドではなくへヴィでグルーブ感の強いサウンドが主流、彼らもその路線にならい方向転換です。
頭3曲が余りにも今までの流れと違うために多くのファンは戸惑ったでしょう。個人的には前作もかなり前半、やりに言っているので正直言って驚いていない。むしろアルバム全部、琴線に引っ掛かる事など皆無なので問題では無かったりする。

④以降はマッツの骨太な歌唱スタイルも生きるエモーショナルかつグルーヴィーだがメロディは北欧産と言う離れ業サウンドを披露。アメリカン度は楽曲によって配分は変わるが、このあたりも前作の流れを踏襲しており驚く事ではない。大きな変化と言えば時代であり、このバンドは常に時代を見据え音楽性を拡散してきた主流派タイプと言えるだろう。
グランジ・オルタナブームをも飲み込もうとした頭3曲でダメージを喰らったファンは、ベホイミ程度の回復呪文では戦えない程の深手を負ったのだろうが、④⑥⑦⑩などはマッツ・レヴィン加入の意義を存分に味わえる楽曲が揃っていると思う。アメリカン志向と欧州テイストの融合。マイナーではなくメジャーな質感を明確に感じさせる楽曲は、このバンドの名に恥じない名曲でしょうね。

ちょっとでもモダン臭がしてきたら拒絶反応を示す潔癖なファンには薦めませんが、前作のように時代に合わせ変貌するのが、このバンドと思える方なら、92年仕様のTreatとして割り切り楽しめるでしょう。ワタクシも今回、久しぶりに頭3曲を聴きました。
重ね重ね言いますが④以降はアメリカンのバンドにはない、メロディセンスが味わえます。それが北欧でありTreatなんですよね。

そう言えばEuropeの再結成作もダークな70年代型ロックに回帰していたが、今作も同じような感覚で作り上げられたのかも知れませんね。実に興味深い仕上がりでした。


TREAT - Tunguska ★★★ (2023-01-10 14:24:20)

前作にあったモダンな風味付けを絶妙に排除、とは言えそれ風の楽曲もあり、安易な80年代型メタルと言う手法は一切とっていない。前半から色彩美豊かな楽曲を揃えてきた。この野心溢れるバンドサウンドは成功を掴む最短ルートを見つけたかのような光が差し込んでいて、躍動感溢れるダイナミックなリズムと北欧らしい冷ややかなメロディを軸に多種多様な方法論で魅了してきた。
とにかく迷いが一切ない、全力で極上のメジャーロックをやっている。
BON JOVIが哀愁のメロディと魅了した路線に戻ることはない、デフ・レパードも中途半端で何をやっても過去を超えられないだろう。
もう積んだ両者に変わりトリートがメジャーロックの本流となり広くハードシーンを支えて行くのでは?と錯覚するほどに充実ぶりだ。
唄を中心としつつもギターも心地よく鳴り響き、気持ちよさそうにリードしている。聴きやすいサウンドメイクはNWOTHMを彷彿とさせるが、年期の違いというのかバンドとしての味がある、それが有機的な絡みを魅せ、品行方正なハードサウンドに人間的グルーブを持ち込んでいる。このバンドだから出せる音、そういうモノを持ったバンドは強い。
前作も良かったが、今作は幅広い年代に受けそうなスタイルだろう。今が全盛期、そう思わせるフレッシュなハードサウンドに魅了されました。エンターテイメントなんですよねぇ。KISSIN' DYNAMITEとか思い出しましたね。


TREAT - Tunguska - Progenitors ★★★ (2023-11-13 12:40:58)

北欧風の冷ややかなメロディ
神秘的なイントロからバンドサウンドがイン
瞬時に空間を自分達のカラーに染め上げました
名盤の予感漂わせるオープニングナンバー


TREDEGAR - Tredegar ★★★ (2016-10-23 15:34:56)

BUDGIEのオリジナルギタリスト、トニーバージと2枚目から参加したレイ・フィリップスらが中心となり結成されたバンドの1st。参加メンバーの背景そのままに、紛うことなき謹製ブリティッシュサウンドを披露。英国らしい湿り気たっぷりのメロディと、力強いリフ主体の楽曲、そこにアコギなどを持ち込み緩急をつけ、単調になりがちなNWOBHMサウンドへドラマ性を持ち込む事に成功。それもGeezer Butler Bandで『Computer God』と『Master of Insanity』の原曲を歌っているカール・センタンスの情感豊かな歌声があってこそ、その憂いのある沸騰型ヴォイスと相まって極上の英国サウンドへと昇華しております。しかし時代は1986年、80年代ど真ん中に、この手のサウンドが流行る分けも無く活動は暗礁に乗り上げトニー・バージはほどなくして脱退、レイが残りバンドは活動を継続するも解散となります。1990年に今作のみのCD化もありますが(インスト1曲追加の9曲入り)、1994年には『(RE-MIX)+(RE-BIRTH)』のタイトルで1991年に録音していた幻の2ndとのカップリングで商品化もされているので、そちらの方が手に入りやすいようですね。未聴なので誰が参加しているか分かりませんがマニアならずとも興味の惹かれる所ですよ。


TRESPASS - The Works ★★★ (2023-05-20 13:58:02)

叙情派NWOBHMマニアからは絶大な支持を集めるバンドのコンピ作。叙情派NWOBHMと言えばPRAYING MANTISを真っ先に思い出すマニアも多いでしょうが、1stに関しては以外とポップな味付けが多く、おもてたんと違うと感じるマニアも多かったでしょう。
NWOBHM特有の暗く湿った質感、地下室の暗がりがよく似合う鼻腔をくすぐるかび臭さ、今作にはそういう梅雨空マックスの濡れ煎餅サウンドが満載、歴代シンガー3人の唄を一枚で楽しめるのもマニア泣かせだが、叙情派NWOBHMとしては、これぞは雰囲気に包まれ、ミストサウナで溺れかかる程の泣かせと情緒のある湿り気、英国産ならではの泣かせと切れ味の鈍いハードサウンドに悶絶してください。
日頃メジャー流通な商品に慣れている方にはとてもじゃないがすすめられないが、カル・スワンのいたタイタンとか好きな人ならば、たまらんよ。曲の多さがある意味、仇となる面はあるのだが、通して聴かなくとも合間、合間に楽しんで欲しい。シンガーが変る度に休憩でも構わない。
ある意味、NWOBHMの真髄とも言えるサウンドなので、NWOBHMを知りたい猛者ならば避けては通れません。このモッサリ感がNWOBHMなのよ。デフ・レパート、ガール、メイデン、ワイルド・ホーシズはNWOBHM四天王じゃないのよ。特にワイルド・ホーシズをNWOBHMと括るのは日本だけなのよ。


TRIUMPH - Allied Forces - Magic Power ★★★ (2017-05-01 14:46:04)

マジックパワーって雰囲気の曲ですね
健康的ねんですがキュンとさせるメロディ
ひと夏の恋って感じがしますよ


TRIUMPH - Just a Game - Lay It on the Line ★★★ (2017-05-01 14:33:49)

泣かせるわ
初めて聴いたときは鳥肌が立ちましたね
今聴いても心をザワワさせる一品
エモーションですよ
燃え盛る哀愁
冷たくて熱い名曲です


TRIUMPH - Never Surrender - Never Surrender ★★★ (2017-05-01 14:36:29)

洒落がきいてますね
オツです
ひんやりとした感触と熱を帯びた歌声
絶妙な絡みを見せていますなぁ


TRIUMPH - Never Surrender - Too Much Thinking ★★★ (2012-01-18 03:43:52)

サバスなNEON KNIGHTS風のナンバーです
テクニカルなソロも決まっていますね


TRIUMPH - Thunder Seven - Follow Your Heart ★★★ (2017-05-01 14:43:53)

計算してますね
盛り上げるわ
ポピュリズムを極めたハードな調べ
スバらしいっす


TRIUMPH - Thunder Seven - Spellbound ★★★ (2017-05-01 14:39:19)

ハードにロッキンしています
1984年って時代を感じさせる音だぁ
意味の分からんPVも時代ですね
スケールの大きなアリーナサウンドに悶絶
器用だから何をやっても似合うね


TRIXIE - Lift You Up ★★ (2021-11-29 20:04:38)

まだまだモダンヘヴィネス旋風が巻き起こるアメリカの中で往年のグラムサウンドを引っさげ活動するバンドTRIXIEの2nd。バンドのブレインでもある、ロニー・ボルヒェルトの喉を擦るように唄うヴィンス・ニールスタイルを想起させる歌声は、聞き手をノスタルジーな世界へと誘い青春時代を想起するマニアも多いでしょう。音楽性もモトリー、ポイズンといったバンドを思わせるし、ワイルドさやハードさよりも甘美なグラムロック色も強く、往年のスタイルを懐かしみたいマニアにはうってつけでしょう。単に回顧するだけではないグランジ以降のサウンドも保管しているので古さだけに埋没しないフレッシュな感性もあります。
とはいえ装飾は80年代スタイルですので、真新しいサウンドを期待すると肩すかしを喰らいますが、それを求めている方にはドンピシャリでしょう。個人的にはプリティ・ボーイ・フロイドから毒気を抜いたサウンドという感じですね。


TRIXTER - Trixter - One in a Million ★★★ (2020-07-05 19:49:22)

爽快感のあるメロディの中にある刹那
この甘酸っぱさが王道アメリカン色を強めています
メロディ派なら手を出したくなる曲でしょう
ベタに適うもんなし


TRUE BRITS - Ready To Rumble ★★★ (2023-08-11 22:28:28)

Jimco Recordからリリースされた謎のコンピレーションアルバム?それともバンドなんだろうか?リー・ハート軍団とも言えるお馴染みのメンツが顔を揃える企画モノ的な作品。参加メンバーやリードシンガーも楽曲毎に代わり作曲クレジットもバラバラ、デイブ・センザックなんて渋いところから、FASTWAYでお馴染みのクリス・オショーネシー、等々も含め、既に世に出た曲や、後からリサイクルされる楽曲もあったりと、調べるのもめんどくさいので割愛しますが、その節奏の無さに驚かされます。

リリース時はまだ、そういう事情も知らないのでフレッシュな気持ちで向き合えるが、今となっては微妙です。しかし、そういう背景を知らなければ、派手さには欠けるが味わい深い英国ハードサウンドとして楽しめるでしょう。
やはり、ポール・ディアノが歌っていたり、ジョン・スローマンやRAINBOWに抜擢される前のドゥギー・ホワイトの歌声が聴けたりと、発見はありますよね。また経緯は分かりませんがアナログ盤には収録されたかったポール・サムソンのソロアルバム、Joint ForcesのCD盤に収録される⑪など、変わり種もありますので、ダメだこりゃと捨てきれませんよね。

92年という新しい時代を前に、日本でのみリリースされた今作。苦しい時代はアーティストのみならず、リスナーもそうだったという事なんですけどね。英国ハードシーンの残党組による意欲作と思えるか、寄せ集めと感じるかで評価も大きく分かれますが、懐かしい時代を回顧するのも悪くないですよね。
うつろいでいく当時のシーンを思い出しますわ。


TRUST - L'Élite ★★ (2016-04-06 14:16:24)

フランスのメタルシーンを語る上では外す事の出来ない彼らが1979年にリリースした1st。ロンドンレコーディングの影響もあるのか当時のシーンを垣間見ることができる活きのいい①で幕が開けますが、まだまだ音楽性が確立されておらず②③と微妙な曲が続き、中盤で盛り返すし⑧ではAC/DCのカヴァーありといろんなタイプの楽曲が収録されています。全てにおいて荒削りだしまだまだ垢抜けないマイナーバンドの一郡ではありますが埃っぽいNWOBHMの香りがフランスからも漂ってくるとは感慨深いものがありますね。


TRUST - Man's Trap ★★★ (2016-04-08 16:20:16)

ドラマーのニコ・マクブレインが抜け、代わりに参加したのがクライブ・バーというアイアン・メイデン人脈、どのような経緯で参加したのかは分かりませんが、オープニングからクライブらしいパワフルなドラミングが耳を惹きますね。前作も英語バージョンがあり、今作のフランス語ヴァージョンが「Ideal」のちに「Trust」に変わったのか?そして本来は1stが「L'élite」だったのに再発時には「Trust」になり、今作のフランス語ヴァージョンがこちらの自動登録では「TrustIV」となっていますね。ややこしい話でなんだか間違えて作品を購入しそうになるのですが、今作は今までの流れを踏襲しつつも、よりメリハリの効いたアレンジが冴え渡り、明るいノリと独特の哀愁味が加味されよりスケールの大きさをアピール、十分メジャーシーンに打って出れる作風にまとめ上げてきましたね。NWOBHMの影響を受けつつもブルース色を感じさせない陽性さがこのバンドの味なんでしょう。もう少し泣いてくれた方が個人的には好みですが、親しみやすいリフワークと豪快なノリも好きだし、時折扇情的なフレーズでギターが絡んでくるパートはやっぱり好きですね。


TRUST - Marche ou crève ★★ (2016-04-08 16:03:56)

今作でドラムを叩いているのは、ニコ・マクブレインでして、見事にメイデンファミリーツリーに名前を残す事になった彼らの3rd。前作の路線を推し進めつつも唄メロなんかは工夫を凝らしており、陽気で大味なノリに鋭さを加えれており、いい意味で親しみやすいリフワークとの絡みも上々で①なんて割とお気に入りのナンバーだったりします。全般的なスケールアップが功を奏しアルバムを通して聴いてもグズグズにならない展開や流れ、ソロパートのカッコ良さなど大いに興味が惹かれる場面が増えた事がバンドの充実ぶりを物語っていますかね。


TRUST - Rock 'n' Roll ★★ (2016-04-09 18:09:07)

アルバムタイトルそのまんまな作風にリニューアルされた1984年リリースのアルバム。軽快なビート、ゴキゲンな曲調を気持ちよく歌い演奏する様が微笑ましい一品。鍵盤楽器のみならずサックスまでも飛び出し終始ゴキゲン麗しロックサウンドを披露。個人的には少々エッジ不足で喰い足りないのですが、KISSばりのコマーシャルリズムを確立、皆で大合唱したくなるようなロックアンセムも収録とフランス語の語感も気にさせない快活さを演出した方向性は、ある意味正解かと思います。メタル度を薄まったがメジャー感も滲み出ており、等身大の魅力が伝わってきますね。L.A界隈の若手バンドにも負けない親しみやすい感触のアルバムをリリースするも活動は一旦停止。1988年あたりにLIVEアルバムをだしますが、その熱狂ぶりは興味深いものがありましたね(MCでボンジュールと飛び出す辺りが新鮮でした)。その後も不安定な状況が続きますが現在も活動を継続しているレジェンダリィーなフレンチメタルの生き字引たる彼らの遍歴に触れるのも一興ですよ。


TRUST - Répression ★★ (2016-04-08 15:53:01)

元祖フランス産HM/HRバンドのTRUSTが1980年にリリースした2nd。勃興したNWOBHMの流れにのる前作よりも勢いのました作風は英語盤を出すほどの出世作。おっさん臭い歌声が目一杯ロックしているのに暑苦しさを感じ、曲調も意外と陽気なノリで、独特の硬質感がありチョット不思議な感覚に囚われますね。ダイナミックなノリと親しみやすい大味な曲調、そのバランス感覚が評価の分かれ目ですが、後にアンスラックスが①をカヴァーしてチョット話題なったのも懐かしいですね。


TRöJAN - Chasing the Storm ★★★ (2020-01-05 22:00:30)

1982年にエボニー主催のコンピ作Metal Maniaxeに参加したりとデビュー時にチャンスを得たがバンドは解散。その後、ギターのピート・ウェイドソンが新メンバーを集めバンド再興を模索、その流れでロード・ランナーと契約のチャンスを掴んだのが今作です。まさにレーベルの趣向に合致するように、パワフルかつスピーディーなメタルサウンドを披露。プレスラッシュ群の一つではあるのだが、彼らは完全に正統派スタイルからの派生であり、NWOBHMの影響も当然受けたスタイルとなるだろう。

音質も良くないし、今となっては古典メタルの一つとなるのだろうが、溢れんばかりのパワーと、メロディを蔑にしない破天荒とも言えるキレっぷり、その情緒に満ちたリードプレイの数々には、メタル魂を大いに奮い立たされるものだが、やはり音質が足を引っ張っていると言える。それでも暴れまくっているのに、メロディアスと感じさせる技量に、へヴィメタルかくあるべきと言いたくなる魅力が満載。熱いエナジーが迸るのにクールに感じさせる、この手のバンド&レーベルにありがちな、極端さが薄めの為に、バランス感覚に優れていると思うのだが、スピード重視の姿勢が貫かれまくっている、このバンドの立ち位置が正統性に重きを置いておる証拠でしょう。
適切なプロモーションを受けれたならば、我が国でも歓迎される要素も大だった歴史に名を残す隠れた一品。バンドは一枚でリリースを終えるのだが、バンド名をTaliönと変え、1989年に実質2枚目のアルバムをリリースしています。そちらも強烈なアグレッションサウンドを披露していますよ。


TSA - Heavy Metal World ★★ (2016-11-24 19:57:40)

古くは1979年から活動を始めるポーランドの老舗HM/HRバンドが1984年にリリースした2枚目のオリジナルスタジオアルバム。ちなみにこちらの自動登録は1985年のMausoleum Recordsからリリースされた英語ヴァージョンで、未聴なので聴き比べ出来ませんが収録曲やアレンジ違いなどがあるらしいです。
ワタクシが所持するのはオリジナルのポーランド語ヴァージョン、2004年にMetal Mindからリリースされたエンハンストありのボートラ入り11曲収録の商品になります。下記に収録曲も載せておきます。

1. Kocica
2. Ty on ja
3. Biała śmierć
4. Alien
5. Maratończyk
6. Koszmarny sen
7. Piosełka
8. Heavy metal świat
9. TSA pod Tatrami (Bonus)
10. Wyprzedaż(Bonus)
11. Zwierzenia kontestatora
12. Zwierzenia Kontestatora (Live Teatr STU '82) (Video)

オープニングからシンプルで埃っぽさもある、大らかなノリのミドルナンバーが続き速い曲が好きな人には今一つ乗り切れないでアルバムが進むのが少々物足りなさを誘発するのだが、合間にバラードを入れつつもAC/DC由来のシンプルでキャッチーなタテノリロックでグイグイと攻めてきていますね。どこか東欧的なメロディと、ドライブ感のある演奏がガッチリと噛み合った時のカッコよさは、中々個性的な面を発揮するが全般的に頭一つ抜けきれまいマイナーバンド群となりかねない微妙な空気が流れているので聴き手の評価を分けそうですね。
モッサリとした辺境地メタルだが、1st同様英語ヴァージョンをリリースされたように本国以外にも打って出ようとする姿勢とクオリティは保持していると思いますので、シンプルだが重さのあるロックナンバーが好みの方は聴いても損はしないでしょう。音質はアレだが叩き上げのLIVEバンドなので安定感はありますよ。


TUMOURBOY - Damaged System ★★★ (2017-04-25 15:00:43)

チャイニーズスラッシャーが2017年にリリースしたフルアルバムなのかな?全9曲入りで26分をチョイと超えるランニングタイムなのですが、これが一気呵成に突っ走ります。耳馴染みの良いキャッチーだが癖の強いリフワーク、そしてドライブ感満載のリズム隊が生みだすグルーブ、それらが混然一体となりグイグイと迫ってくる姿は実の清々しく、正直どこかで聴いた事があるものもあるが、9曲入りで26分しかランニングタイムが無い事が証明される小気味の良さも手伝いノリノリで最後まで楽しめるのが一番の聴きどころ、トリッキーなソロも飛び足したりと、とにかく楽しい雰囲気が一杯だ。昨今のトラディショナルなメタルの復権は本当に目覚ましいと肌で感じるが、このようなオールドもオールドなスラッシュもゾクゾクと表れている事に驚嘆させられる。正直、昔のスラッシュシーンよりも賑わっている印象も強いし、精度も質も高いバンドが多く存在する事に驚かされる。サッパリ雑誌を読まなくなったので昨今のメジャーシーンでは、どのような音楽性が主流なのかは浦島太郎状態なので分からないが、この手のヤングスラッシャーがどのような扱いを受けているのか、ふと気になりましたね。
まぁ昨今の価値観でいけばヴォーカルの歌声と言うのはそんなに重要なピースではないと認識はしているが、もうチョイなんとかならんかったかね。


TURBO - Awatar ★★ (2010-12-11 04:17:03)

元は2001年リリースのアルバムをボーナストラックを増やしデジタルリマスター
全16曲収録の2009年再リリースの作品を紹介します(たぶん曲も差し替えられているような…)
ポーランドを代表する老舗のバンドの時代の空気を吸い込みモダンなアレンジを披露
ファットな音像とダウンチューニングされた単音リフにかつての彼らを期待すると肩透かしを
喰らいますが、新境地と受け止めることは出来ます
NWOBHM路線から激烈スラッシュバンドへ変貌その後活動休止を受け
モダンヘヴィネス路線へと舵を切った彼らの気概を買うか
ボートラのパープルのカヴァーBURNやバラードナンバーWHEN A BLIND MAN CRISE
サバスのNEON KNIGHTS等に古典的スタイルへの望郷を感じるかは聴き手の嗜好に委ねられるでしょう。新機軸を打ち出したPVにもなった①やメロディアスなギターソロとヘヴィなアプローチの対比が興味深い②等新たな魅力が詰まった楽曲が多く、もう少し単純に速いナンバーがあれば個人的にはよいのですが、新生TURBOの魅力に触れて欲しいですね。


TURBO - Awatar - Armia ★★ (2010-12-11 04:21:54)

モダンのアプローチもカッコいい
アルバムのオープニングナンバー
ギターも一本だしシンプルなアレンジも印象的です
攻撃的なスタイル
伸びやかな歌声がきまっていますね
でも前の2001年のアルバムに収録されていたかな?


TURBO - Awatar - Upiór w operze ★★ (2010-12-11 04:29:52)

ヘヴィなミドルナンバー
ベースが弾き出すヘヴィな音がカッコいいですね
リズムチェンジ後スピードUP
その後のメロディアスなパートが好きですね
力強く朗々と歌いきる歌い手の力量が素晴らしいですね


TURBO - Dead End ★★ (2010-01-18 04:37:00)

荒廃的で不気味なアルバムジャケットが印象的なスラッシュアルバム
初期の頃のメイデン+プリースト的なスタイルから激烈スラッシュメタルバンドに変貌してから2枚目のアルバム。相変わらず強靭なリズムから叩き出される爆音は心地よく、そこに切れ込んでくるスピーディーな切れの良いギターに引き寄せられます、どことなく東欧的なフレーズを感じさせるパートもあり彼らの個性を感じます。前作以上にアグレッシブなサウンドに恐れ入りました。


TURBO - Dead End - Annihilate ★★ (2010-01-09 03:56:23)


スラッシーな中に東欧的なフレーズを垣間見る事が出来ますね
今のご時世では過激に聴こえないかも知れませんが当時はヘヴィな音に引き寄せられましたね


TURBO - Dead End - Blind Alley ★★★ (2010-01-18 04:52:57)

メロディアスかつスラッシーなナンバー
彼等らしいメロディをちりばめたイントロに悶絶ですね
ガッツ溢れるパワフルさがたまりません


TURBO - Dead End - Dead End ★★★ (2010-01-18 04:42:00)

スピーディーかつ東欧的なフレーズが耳を惹きます
アルバムのタイトルトラックだけに強力ですね
今作の個人的にはハイライト
質実剛健とはこの事


TURBO - Dead End - Enola Gay ★★ (2010-01-18 04:45:13)

パワフルかつヘヴィなミドルナンバー
この哀愁に彼らの個性を感じます
切れ味鋭いギターが肝


TURBO - Dead End - Everyone ★★★ (2010-01-09 03:53:52)

妖しげなイントロから一転
激しく突っ走るスラッシュナンバー
切れ味鋭いギターのフレーズに個性を感じさせます
リズム隊もしっかりとしていますね


TURBO - Dead End - Evolution ★★★ (2010-01-18 04:29:46)

雄叫びをあげるメロディアスなギター
東欧的な雰囲気をどこか感じさせるスラッシュナンバーです
普遍的な魅力に溢れていますね


TURBO - Dead End - Mortuary ★★ (2010-01-18 04:47:46)

一直線に突き進むスラッシュナンバー
メロディアスなギターソロが印象的です
流石はベテラン


TURBO - Dead End - PROPHETIC SOUND ★★ (2010-01-18 04:51:10)

アグレッシブなミドルナンバー
東欧的なフレーズが切れ込んでくる様がカッコいいですね


TURBO - Dead End - The Raven ★★ (2010-01-18 04:39:56)

静と動のコントラストが見事なパワーメタルナンバー
切れ味鋭いギタープレイが魅力です
この哀愁溢れるメロディアスなパートに引き寄せられますね


TURBO - Dorosłe dzieci ★★ (2008-04-13 05:59:00)

東欧はポーランドが生んだ正統派HM/HRバンドの1982年に発売されたアルバムを紹介します。ヘヴィかつ切れ味鋭いリフに叙情性を含んだサウンドが耳を惹く今作の特筆すべきはオープニングをかざるSZALONY IKARでアイアンメイデンばりのスピーディーなサウンドにメロディアスなギターが絡んでくる名曲、個人的にはこの曲を聴きたくて買ったようなものです。後に時代の流れに乗り激烈スラッシュバンドの変貌するのですが
、VOにはこのサウンドのほうが合っていると思います。歌詞はポーランド語ですが個人的には気になりません。NWOBHMの流れを組む正統派サウンドをお探しの方なら楽しんでもらえると思います


TURBO - Dorosłe dzieci - Dorosłe dzieci ★★★ (2008-05-15 05:45:30)

もの哀しいフレーズが耳を惹くバラード
彼らにしか表すことの出来ないドラマティックな世界観が素晴らしいです。淋しい雰囲気と叙情的なメロディそれが東欧的なイメージと合致していて個人的にはグッときます。


TURBO - Dorosłe dzieci - Ktoś zamienił ★★★ (2008-05-15 05:28:09)

アイアンメイデン風の複雑な展開がカッコイイNWOBHMの臭いがプンプンする哀愁のHM/HRナンバー
魅力的なツインリードのフレーズに胸がキュンキュンしますね


TURBO - Dorosłe dzieci - Nie znaczysz nic ★★★ (2008-05-15 05:40:27)

哀愁のツインリードが耳を惹くNWOBHMの流れを組む疾走ナンバー。 ギターソロのハモリに悶絶ですね
ドラムもベースも初期メイデン風でカッコイイですよ


TURBO - Dorosłe dzieci - Pozorne życie ★★★ (2008-05-15 05:32:01)

哀愁のツインギターが強力な泣きを発散するヘヴィバラード
このもの哀しさが東欧的なのでしょう
むせび泣く哀愁のフレーズに胸が締め付けられます


TURBO - Dorosłe dzieci - Przegadane dni ★★ (2008-05-15 05:21:54)

粘り気のあるギターが耳を惹くミドルハイな曲です
巻き舌な歌い方もクセになりますね


TURBO - Dorosłe dzieci - Szalony Ikar ★★★ (2007-06-17 02:02:39)

メイデンばりのツインギターがカッコイイ疾走ナンバーです
僕は言葉に違和感を感じないので素直に入ってくる
洗練されてない所がまたいいんだよね Voはかなりの実力者です


TURBO - Dorosłe dzieci - Toczy się po linie ★★ (2008-05-15 05:36:56)

複雑なリズムが絡みあうドラマティックかつヘヴィなHM/HRナンバー 時より絡んでくる泣きのフレーズが胸を締め付けます。NWOBHMの影響をモロに受けたサウンドがカッコイイです


TURBO - Dorosłe dzieci - W sobie ★★★ (2008-05-15 05:25:12)

ギターのトーンも含め東欧的な哀しいムードが泣かせてくれます哀愁のインストナンバー
古臭いかもしれないけどいいなぁ


TURBO - Epidemie ★★★ (2011-11-15 01:39:21)

1989年リリースのアルバム
前作までの激烈スラッシュ度が薄まり初期の正当性も加味したスピード感のあるアルバム
充分スラッシュだしヨーロピアンテイスト溢れるサウンドはアメリカ産の過激さとは違うワビサビを感じさせますが音質が酷くダイナミズムに欠け魅力が半減ですが、随所に盛り込まれる東欧らしいもの悲しいフレーズが涙を誘います。そこにTURBOの魅力を感じるのですが洗練度など皆無なマイナー東欧産パワーメタルに興味がある方は是非とも聴いて欲しいですね。デモ並みの音質も許せるくらいな個性と独自の世界観を醸し出しています。


TURBO - Epidemie - Aids ★★★ (2011-11-15 13:32:17)

東欧産の湿り気を帯びたメロディと
攻撃的な展開が程よくマッチしています
タイトルの示す当時は未知なる病でしたからね
恐怖感が上手く表現されています


TURBO - Epidemie - Salvator Mundi ★★★ (2011-11-15 13:28:26)

イントロやソロ等で随所に聴かれるもの悲しいフレーズが東欧しています
ラストでもアコギ等を絡ませ盛り上げますね
キレの悪いサウンドに萎えかけますがTURBOらしい叙情味溢れるスラッシュサウンドを堪能出来ます


TURBO - Identity ★★★ (2010-12-26 04:23:57)

2005年リリース我らがポーランドが生んだ正統派のパワーメタル・スラッシュメタルバンドのアルバムを紹介します。全篇英詩で歌われてることに驚きます、そのせいなのかより練り上げられた楽曲と耳馴染みの良いメロディが全篇に渡り聞くことができ、オールドスクール丸出しの正統派サウンドに時代性を加味した分厚い生々しい音が心地よく刺激を与え、かつてのマイナーNWOBHMサウンドを期待すると肩透かしを喰らうかも知れませんが、無駄に重くならないパワー漲るヘヴィメタルサウンドのオンパレードに心奪われます。時より垣間見える自らが培った音楽性の継承と新時代の融合が見事に昇華され凄みを感じさせてくれるなんて実に頼もしい限りです。野性味溢れる豪快さとキャッチーなメロディの数々、紆余曲折を経てたどり着いた今作の充実振りは実に素晴らしい。


TURBO - Identity - Hermitage ★★★ (2010-12-28 03:28:27)

重さと疾走感を演出するタメ気味のリズムプレイがカッコいい
ザクザクと刻まれるリフも印象的ですね
無駄に力まないクリアーな歌唱もベテランならではの味わい
TURBOここにありきだね
やり過ぎないギリギリのアレンジが好きです


TURBO - Identity - Legend of Thor ★★★ (2010-12-26 04:08:38)

かつてのマイナー臭さは感じませんが
懐かしいスタイルのHM/HRサウンドを
今風に聞かせてくれます
古くて新しい正統派の疾走ナンバー
彼等らしい中盤のドラマ性溢れる展開もカッコいい


TURBO - Identity - Maqmra ★★★ (2010-12-26 04:11:26)

ストレートな展開が印象的です
軽快に疾走するキャッチーさも兼ね備えたナンバー
こういったサウンドを放り込んでくるのが今作を象徴します
アルバムの2曲目ってのがいいね


TURBO - Identity - Paranoia ★★★ (2010-12-28 03:24:48)

硬質なギターリフ
長めのソロと懐かしい雰囲気満載
浮遊感のあるVo処理もタイトル通りか
奇をてらわないアレンジも良いです


TURBO - Identity - The Man and the God ★★★ (2010-12-26 04:24:42)

静と動のコントラストを生かし大作ナンバー
歌メロも練られ耳馴染みよく暗くなりすぎず聞かせてくれます
良いアレンジですね


TURBO - Kawaleria Szatana ★★ (2008-08-23 17:20:00)

1986年リリースの3rdアルバム
東欧圏ならではのもの悲しい叙情性を残しつつも
次の複線ともなるパワフルかつアグレッシブな楽曲が並び
勇壮なメロディがメタル魂を鼓舞します
音質も良くないしプレイも荒いがまくし立てるポーランド語の雰囲気と相俟って
凄く衝動的な力強さを感じる洗練されていない所がまた良いですね


TURBO - Kawaleria Szatana - Bramy galaktyk ★★ (2008-08-23 17:49:06)

哀愁のあるメロディが勇壮に突き進むインストナンバー
TURBOらしい展開が堪能出来ます


TURBO - Kawaleria Szatana - DLON POTWORA ★★ (2011-09-27 17:58:41)

メイデンよろしくなハモリのイントロに泣かされます
雄々しいアルバムの2曲目


TURBO - Kawaleria Szatana - KAWALERIA SZATANAⅡ ★★★ (2008-08-23 17:24:49)

叙情的なメロディが勇壮に迫って来る正統派のパワーメタルナンバー、ギターソロの雰囲気が独特で好きですね


TURBO - Kawaleria Szatana - Kawaleria Szatana Ⅰ ★★ (2008-08-23 17:37:46)

イントロの雄々しい雰囲気から一転疾走しまたブレイクとしっかりとした構成が見事なミドルハイなナンバー


TURBO - Kawaleria Szatana - Kometa Halleya ★★★ (2011-09-27 18:03:21)

ヘヴィなミドルナンバー

ズンズンと重厚に突き進んできます
堂に入った歌いっぷりも流石ですね
キメのフレーズにTURBOならではの魅力を感じずにはいられません
メロディアスなソロも素敵ですね


TURBO - Kawaleria Szatana - OSTATNI GRZESZNIKOW PLACZ ★★ (2008-08-23 17:33:09)

パワフルかつアッパーなナンバー
不器用だが猪突猛進なイメージが湧く
ドラムがチョイもたるな
低音から高音まで駆使して歌うVOもなかなか頑張っています


TURBO - Kawaleria Szatana - Sztuczne oddychanie ★★★ (2011-09-27 18:00:50)

攻撃的なナンバー
あおりまくる歌声
東欧圏ならではの扇情的なフレーズを盛り込んできます
動きのある展開も見事です
少々バタバタとした整合性のなさが難点
ドラマーよ
もうちょい慎重にね


TURBO - Kawaleria Szatana - Wybacz wszystkim wrogom ★★ (2008-08-23 19:00:26)

重厚かつヘヴィなミドルナンバー


TURBO - Kawaleria Szatana - ZOLNIERZ FORTUNY ★★★ (2008-08-23 17:43:14)

アルバムのオープニングを飾るアグレッシブな疾走ナンバー
随所に垣間見る事の出来る東欧的なもの悲しさが滲み出ている名曲ですギターソロもカッコイイですね
起承転結のある展開も含め日本ではマイナーなバンドながらもしっかりとした構成力は見事


TURBO - Last Warrrior ★★ (2008-08-23 18:02:00)

いきなりここまでやるかと我が耳を疑ったアルバムです
激烈スラッシュサウンドに変貌もある程度は予測できていたがここまでやるとは驚きです。わめきたてるVOも本来の魅力を活かしきれていないように感じられる、とは言え時より垣間見える東欧ならではのフレーズは健在で他のバンドとの画一性を感じる。
ツインギターのコンビネーションも抜群で起伏のある展開を魅せるインストパートの
プレイはなかなか印象的ですね。
ショボイサウンドプロダクションも含め時代を感じさせる懐かしいアルバムです
ドラムの切れ不足もこの手のサウンドとしては厳しいが僕は愛していますよ


TURBO - Last Warrrior - Berud's Sword ★★ (2008-08-23 18:16:49)

典型的なスラッシュナンバーも
彼らの個性とも言うべきテクニカルかつメロディアスなソロが光ります


TURBO - Last Warrrior - Last Warrior ★★★ (2008-08-23 18:07:46)

激烈スラッシュナンバーだが
なかなか複雑な構成力が良いですね
東欧的なフレーズも耳を惹き
勇猛果敢な戦士のイメージが湧きます


TURBO - Last Warrrior - Seance with Vampire ★★ (2008-08-23 18:11:36)

ガッツ溢れる爆裂スラッシュナンバー
ハイトーンが突き刺さりますね
時折聴こえるハモリがいいなぁ


TURBO - Last Warrrior - Tempest's Son ★★★ (2010-01-18 04:55:06)

爆裂スラッシュナンバー
カッコいいねぇ
アレンジに彼等の個性を感じます


TURBO - Piąty żywioł ★★★ (2014-07-05 13:41:25)

前作から4年ぶりにリリースされた2013年発のアルバムです。前作の充実ぶりはそのままに更に深化したサウンドに唸らされますね。まさに東欧産ならではの翳りのあるメロディ、ダークな質感の中でギラリと光る叙情性と哀愁、アコギも巧みに導入し幅を広げ初期の黄金期を遥かに凌ぐ充実ぶりを魅せている。声質は前任者よりもマイルドだが張りのある歌声がアルバム全体に活力を与えターボサウンドの創始者Wojciech Hoffmannさんの期待に応えているでしょうね。また押しの強いリズムプレイが古臭さなども感じさせず、表現力豊かなギタープレイは印象的なフレーズを奏でソロでは切れ味鋭く前作同様エモーショナルだ。2005年のアルバムと2009年のアルバムを足したら出来上がったような今作を聴き、2014年に英語詩に変えて北米で再リリースされた事も頷けますね(アルバムタイトルはThe Fifth Element)古くなくモダンすぎない新時代を生き抜く充実の一枚、正統派メタルマニアなら手を出しても損はしませんよ。


TURBO - Piąty żywioł - Amalgamat ★★★ (2014-08-13 12:14:51)

リフワークも冴えますね
パワフルなビートも印象的
中盤の広がりのある展開も含め
往年の空気を感じさせるインストナンバー


TURBO - Piąty żywioł - Cień wieczności ★★★ (2014-08-13 12:02:44)

躍動するリズムが瑞々しいです
新生TURBOらしい一曲


TURBO - Piąty żywioł - Garść piasku ★★★ (2014-08-13 12:11:11)

メロディックなミドルナンバー
今の彼ららしい展開が魅力です


TURBO - Piąty żywioł - Może tylko płynie czas ★★★ (2014-08-13 12:19:34)

8弱の大作ナンバー
静と動のコントラストを際立たせた展開もきまってます
洗練された出で立ちに感慨深いものを感じましたね


TURBO - Piąty żywioł - Myśl i walcz ★★★ (2014-08-13 12:01:32)

勢いよく弾き出される一曲
今までにないタイプの曲ですね
シンプルでカッコいいわ


TURBO - Piąty żywioł - Niezłomny ★★★ (2014-08-13 12:12:54)

エモーショナルなギターも泣かせます
哀愁のパワーバラード


TURBO - Piąty żywioł - Piąty żywioł ★★★ (2014-08-13 11:59:32)

静から出だしから力強くリズムチェンジ
メロディとパワーが一つとなって突き進みます
アルバムタイトルに相応しい一曲ですね


TURBO - Piąty żywioł - Przebij mur ★★★ (2014-08-13 12:09:35)

チリチリと焦燥感を煽るメロディが耳を惹きます
原点回帰な面を魅せる王道な一曲
マイナー臭さがなくなってますね


TURBO - Piąty żywioł - Rozpalić noc ★★★ (2014-08-13 12:25:05)

不穏なTURBOサウンドとモダンなキャッチネスさが
共存する新機軸を巧みに打ち出した一曲
王道な雰囲気を感じさせますね


TURBO - Piąty żywioł - Serce na stos ★★★ (2014-08-13 12:04:20)

キレがありますね
キャッチーでもあります
王道をいく一曲ですが今風でもあります


TURBO - Piąty żywioł - This War Machine ★★★ (2014-08-13 12:23:32)

モダンで古典な一曲
リズムもパンチ効いてますね


TURBO - Smak ciszy ★★★ (2019-12-01 21:48:47)

ポーランドメタルを代表する重鎮、生きるレジェンドバンドとなり今なお健在のバンドですが、今作は1985年リリースの2nd。自分達のルーツたるアイアンメイデンに捧げるアルバムとの事だが、前作の流れを組む正統性の強い一枚。そこに間口を広げるべく、陽性な面も見えてきたが、東欧的な翳りのあるメロディを隠し味に、真正面から自分達の大好きなロックを奏でているのが印象的です。あくまでもエネルギッシュに打ち鳴らされるTURBOサウンド、自作では時代の流れを組みとり全てにおいてビルドアップ。加速力を増したパワー&スピーディーサウンドへと変貌を遂げるのですが、このバンドの歴史をみると、ここで一区切りつけるのも有りでしょうね。ボーカルのアプローチの仕方とか全然違うんだもんね。


TURBO - Strażnik Światła ★★★ (2014-07-05 13:11:21)

ポーランドが生んだ伝説のHM/HRバンドであるターボが満を持して2009年にリリースされたアルバム。ボーカルが黄金時代を支え再結成時にも看板を掲げたGrzegorz KupczykさんからTomasz Struszczykさんへと変更、これがかなりの逸材で前任者にもひけをとらないどころか若々しく艶やかな歌声を披露、看板シンガー交代劇のピンチを難なく乗り越えています。もともとターボは時流に合わせ音楽性を変えてきたのでシンガー交代による変貌もあるかもと聴く前は不安だったのですが前作の流れを更にトラディショナルな方向へと舵を切り、今まで以上に叙情的なメロディが飛び出し哀愁と迸るメタル魂が激しくぶつかり合い、アコギのパートなども盛り込みエピカルなドラマ性を扇動しています。特に中盤の流れは組み曲のようでもあり、通して聴くとコンセプトアルバム的な作風のように聞こえ、円熟味を増したプレイと楽曲に隙はなく一定の緊張感を保ちながら最後まで安心して身を任せる事が出来ますね。トラディショナルなHM/HRの復権も目覚ましい昨今ですが、彼らも後押しされるように自らが切り開いた正統派サウンドへと回帰しております。ポーランドと言えば今やデスメタルですが、シーンを切り開いたのはターボのような正統派メタルだった事を再認識させてくれる充実の一枚、老いてますます盛んなリードギターの情念たっぷりなメタルギターに唸らされますね。


TURBO - Strażnik Światła - Na progu życia ★★★ (2014-08-13 12:33:36)

美しいイントロに導かれ弾き出される
ヒロイックな王道メロディアスHM/HRナンバー
洗練されていますが往年の空気を醸し出しますね
年季が違うわ


TURBO - Strażnik Światła - Szept sumienia ★★★ (2014-08-13 12:35:53)

前任者に負けないパワフルな歌声が印象的です
歌メロが良いです
中盤の盛り上がりも見事だし
総じてパワフルな一曲


TURBO - Tożsamość - Maqmra ★★★ (2010-01-18 05:06:21)

スピーディかつメロディアスなフレーズが耳を惹く
初期の頃に戻りつつも古臭くない普遍の魅力溢れる疾走ナンバー
キャッチーなコーラスワークも見事
ギターソロは流石だね


TWINTAIL - Ghost Pain ★★★ (2021-03-09 19:33:47)

キャリア的には10年以上も活動している国産HM/HRバンドがようやくリリースに漕ぎつけたフルアルバム第一弾。日本人好みの歌謡テイストも香る情熱系メタルサウンドを披露。どこか懐かしい昭和スタイルや先人達から受け継いだアイデアも巧みに取り込み、見事にやり切っている。少々、やってんなぁはあるのだが、熱の籠った正統性の強いストロングスタイルと情緒のあるメロディ、そこに切り込むハイトーンとツインギターは王道中の王道。
ハイトーンもX-JAPANのTOSHI風でもあり、その筋のマニアならグッとくるでしょうね。ちょっと唄が弱いといえるのだが、それも日本人あるあるなので無問題です。
真摯に向き合ったヘヴィメタルのマナー、その純粋無垢な作り込みに深い愛を感じますが、少々小奇麗にまとまったのが残念。ダイナミックな音質が欲しかった。若いので剥き出しのギラついた野心を音に乗せてたら、より一層カッコよく仕上がったであろう。
ライブが見たいと思わせる一枚でしたね。


TWISTED SISTER - A Twisted Christmas ★★ (2019-12-25 13:55:57)

いまのところ、今作がバンド最後のオリジナルアルバムになっている。オリジナルと言ってもクリスマスソングの企画モノだ。だからオリジナルと呼ぶ事が出来ない微妙な立ち位置のアルバム。再結成後は、ライブや昔のベスト的な音源を乱発している様子の彼ら、主役たるディー・スナイダーは昨年、素晴らしいソロアルバムを出しているだけに、溜飲は下がっているが、バンドとしてのモヤモヤ感は拭えない。そういうイメージがある為に素直に聴けなかったリスのだが、この時期になると話は別。本気で作ったクリスマス向けの企画モノ、けして手を抜く事無く本気でやりきっているから、パフォーマンスはけして低くない。少々ファニーなイメージは全体的に残っているが、それよりも本気のハードアレンジが上手く機能しており、クリスマスメドレー的な遊びよりも、ロックバンドとしての気概を受け止める事が出来るのが聴きどころでしょう。④ではリタ・フォードがゲスト参加で華を添えていますよ。


TWISTED SISTER - A Twisted Christmas - White Christmas ★★★ (2019-12-25 13:57:28)

ハードなギターが所狭しと駆け回り印象的なフレーズを盛り込んでいます。
アニメタル的なニュアンスで楽しんで欲しいね。


TWISTED SISTER - Come Out and Play ★★ (2016-03-06 13:42:47)

プロデューサーにAcceptやScorpionsとのお仕事で知られるディーター・ダークスを迎え入れ、前作のスマッシュヒットを受け②では予想外のカヴァーまで収録したバラエティに富んだ一枚。全般的に陽性な雰囲気は増し初期の頃の尖ったヤバさは減退、バイオレントさは損なわれたが洗練度は大幅UP、クールなニューヨーカーさもあるが感触が柔らかくなり、苦節云年のベテラン臭と、それを覆い隠さんばかりのド派手なメイクに痛々しさを覚えたら、このバンドに手は出せないのですが、多くの制約の中で自身のアイデンティティを色濃く残そうとした跡が伺え良く耳を澄ませば彼等らしい退廃的な魅力は十分に感じられます。前作のスマッシュヒットした②曲が好きな人にはこちらの方向性は歓迎でしょうが、英国に見出された初期の音楽性に魅力を感じる人には少々、丸くなった感覚が強いでしょうね。テレビ受けしないコント職人と通から心底愛されていたバナナマンの設楽さんがまさか、朝の顔になるとは夢にも思わなかったみたいなもんでしょう。時代は1985年、逆にそこを見越した作風ではありますね。