「MAN IN MOTION」「DAWN PATROL」に次ぎ、3番目に好きなのは以外にもこの復活作! オリジナルメンバーでの再結成第1弾。 全盛期ほどのパワーはないが、ナイト・レンジャー独特のストレートな明るいロックは健在でした! 意外と単調な流れでいまいちパっとしない感じもするが、相変わらずのメロディーワークとブラッド&ジェフのツインリードギターもすばらしく、相変わらず高品質な作品を提供してくれる所は流石。 なかなかレベルは高い楽曲が揃っております。 お得意の疾走ロックンロールも健在。ファーストシングルの「New York Time」は硬派でオシャレな感じで、タイトル曲「Neverland」はらしさ抜群の明るいロックです! 「I Don't Call This Love」も最高。この曲はもしかしたら最もナイト・レンジャーらしいハードロックナンバーと言えるかも! お約束バラードの方も健在。楽曲の良さが光る「Forever All Over Again」あたりはもう“流石"と言うしかない。ハイレベルのメロディーセンスで、間違い無くこのアルバムのハイライトだ! また、「As Always I Remain」「Someday I Will」等のお約束バラードもなかなか。 『音』自体は以前とは多少代わっていて、若干太くなっている。以前よりもエッジがかかった感じで「濁り」がある・・・。 なので初期のクリーンさはあまり無い。が、なかなかエネルギッシュで結構聴き応えのある作品に仕上がっているぞ! でも、ジャックのヴォーカルにはほんの少し衰えを感じるかなぁ・・・(個人的にはジャックのボーカルが好きなんでまだまだ頑張ってほしい!) まぁ~・・・イイ曲が揃いつつも、アルバム全体的には多少平凡な感じではある。聴き終えての満足感もそれほどあるとは言えないが、ナイト・レンジャーのアルバムはいつもこんな感じ。 再結成第1弾としては全盛期のレベルにも引けをとらないまずまずの出来にはなっています! ただ、日本盤のボーナストラック「Rock In America '97」は余計だったかな・・・「こんなのいらん」って感じ・・・
この名盤もプッシュ。 彼らの代表曲がびっしり詰まったいわゆる NR の代表作ですね! この曲を聴け!で一番の人気となっている「Rock In America」や、 このバンド最大のヒット曲「Sister Christian」。 そして、超キャッチーなメロディーのヒットナンバー「When You Close Your Eyes」等、 数多くの名曲が収録されているゾ! 哀愁疾走ロックチューン「Why Does Love Have To Change」なんかんもカッコイイ! また、ライブでもおなじみのナンバー「Rumours In The Air」「Touch Of Madness」「Let Hom Run」等など、お約束ナンバーの数的にはかなり充実してます。 が、アルバム全体的にはちょっと物足りない感じも少々・・・。 なんとなく録音状態がサウンド的に控えめなので、いまいち迫力が伝わってこないような気がする。 その控えめな音のせいか、全体的にもHM/HR特有の重さや派手さがイマイチ伝わってこない感じ・・・で、力強さが足りなかったかなぁ~と・・・ もう少し録音バランスを考えても良かったかなと思う・・・実にもったいない・・・ という事で、聴き終えての満足感はそれほど無いけれど、これだけの名曲が揃っていれば十分かな? 一般的にはナイト・レンジャーと言えばこの作品を挙げる人が一番多いかもね!
確かにボン・ジョヴィのアルバムはどれを選んで良いか悩むね・・・ 数字的な結果やヒット曲という意味では3作目4作目なんだが、個人的にはその後の3作の方が「アルバム」としては好きだ!前のモンスターアルバム2作は華やかでスゴイ曲が多すぎるせいか、その分「疲れる」し「飽きが来やすい」と言う要素もある。 この作品はそれに比べると爆発的な要素は無いが、実に味のあるすばらしい曲がそろっている!「傑作」と言って良いと思う。1~5曲目までは圧巻だ!タイトルソング「Keep The Faith」は通好みで味のあるすばらしい曲!また「Bed Of Roses」のズバ抜けたメロディーセンスはこのバンドにしか無いハイレベルの才能を感じさせる。間違い無く「I'll Be There For You」や「Always」の上を行くナンバーワンバラードだと思う。その他にもボン・ジョヴィのセンスが最大限にいかされている「In These Arms」や「I Believe」も見事である。それから、③⑦⑩なども、なかなかだ。他の佳曲も作品のコンセプトに合ったモノになっていて一体感があり、全体の流れ、バランス、共に優れた作品に仕上がっている。 それともうひとつ、日本盤のボーナストラックの2曲が質の高いカッコイイ曲である事も紹介しておきたい。本当はボーナストラックというモノはアルバム外のモノであって作品のバランスを壊してしまう為、嫌いなのだが、この2曲は(アルバムとは別モノとして)オススメ!!
世間では「BON JOVI」と言えば、3rdとコレだよね! 俺もこの作品は“モンスター"だと思う。「KEEP THE FAITH」の次に好き! このアルバムは反則です・・・。スゴイね・・・ このアルバムがあったからこそ今の地位をたもっていられると言っても過言ではない。 ボン・ジョヴィが一発屋ではないことを証明し、しかも超大ヒットしたアルバムである。 少し派手で、ギラギラした華やかな内容になっていて少し疲れるが、クオリティーの高さは説明するまでもない。前作の「Livin' On A Prayer」にKOされたばかりなのに、またしても立て続けにに「Bad Medicine」に連続KOされた事が思い出に残っている・・・。 本当に凄いパワーだ! 「Born To Be My Baby」のカッコ良さ、「Blood On Blood」のノリの良さ、そしてボン・ジョヴィ史上最もイントロが印象的だった「Lay Your Hands On Me」や大ヒットバラード「I'll Be There For You」「Living In Sin」など、名曲のオンパレードだ!その他にも、古いラジオのノイズの奥から聞こえてくる「Ride Cowboy Ride」などバラエティー豊かな作品にもなっている。強いてマイナス点を言えば、もったいない事に名曲「Stick To Your Guns」や「Wild Is The Wind」の影が薄くなってしまっている所である。最初にも書いたとうり、華やかなハイライト曲が多すぎて、それを1つのアルバムに詰め過ぎた感じがする。 個人的には、何曲かを次のアルバム用に取って置き、1年後に続編としてもう1枚出しても良かったように思える・・・