85年発表の1stアルバム。 アルバム1曲目、NIGHT RANGERの名曲「WHY DOES LOVE HAVE TO CHANGE」に似た、哀愁を湛えたスピードナンバー「SURVIVAL IN THE STREETS」がとにかく最高。女性Vo.モノとしては、今まで聴いた中で間違いなく3本の指に入る大名曲と断言出来る。 本作は捨て曲がない上に、統一感が非常に優れていて、最後まで聴き手を離さない魅力を持っている。キーボードが適度に脇を固め、ツボを押さえたメロディーを弾き出すギターが曲を先導する。 ポップさとハードさが見事に融和、仮にメタルファンでなくともこれは充分ハマれる。 女性Vo.ファンなら一度は聴いておきたい傑作だ。
BILLY JOEL って非HR/HMアーティストのような気が...まあいっか。 78年発表の6thアルバム。邦題「ニューヨーク52番街」。 超有名な「HONESTY」が収録された本作は、当然「HONESTY」にばかり注目がいきがちだが、それ以外の曲も非常に優れている。 お勧めは「ZANZIBAR」「UNTIL THE NIGHT」だが、すべて秀曲なので、ベスト盤を聴いてるような贅沢な気分になってくる。 ホント、い~アルバムだから買ってみな。
親しみやすさ、完成度の高さで言えば次作「NUMBER OF THE BEAST」が一番だろうが、一番好きな作品は?と聴かれたらわたしは迷わず本作を選ぶだろう。 いくら「NUMBER~」が凄くとも、本作における燃えたぎる激情には到底及びはしない。 NWOBHMの中では当然NO.1、全てのメタル作品の観点から見てもTOP OF TOPSの輝きを放っている。何時聴いても、あらゆる名作を超越した至高のBIBLEであることを思い知らされる。 「ACES HIGH」「THE EVIL THAT MEN DO」あたりだけを聴いて「サイコー」何て言ってるヤツには、「ふざけんな」と言ってやりたい。 「PHANTOM OF THE OPERA」と双璧を成すMAIDEN史上最強の名曲「PURGATORY」をまずは黙って聴けぃ!
本作は「歌モノ」という印象が強い。「ROCK'N'ROLL MACHINE」みたいに、とまでは言わないが、ギターをもうちょっと全面に押し出しても良かったんじゃないかな?なんて思ってしまう。 コンパクトにまとまりすぎてる感はありますが、「SPELLBOUND」「FOLLOW YOUR HEART」「TIME GOES BY」「KILLING TIME」「STRANGER IN A STRANGE LAND」辺りは出来が素晴らしく、何だかんだ言って愛聴盤の一つになってます。
DIOの1stと2ndは、大体同じくらいの割合で名盤特集に登場する。その割合に間違いはなく、実際どちらも甲乙付け難い素晴らしい作品だ。だからここでも当然1stと2ndの人気は拮抗しているに違いないと思っていたので、書き込みの量に少々差があることに、「へー」と思わずにはいられなかった。 どちらか好きな方を選ぶとするなら、わたしの場合はこの1stを取る。2ndよりも地味だが、「GYPSY」「CAUGHT IN THE MIDDLE」等で聴けるヴィヴィアンのギターリフがたまらなく好きなのだ。 DIOならやっぱりこの1stか2ndだと思うけど、3rdアルバムも捨て難いよね。
NWOBHMの聖典と呼ばれた、コンピレーション・アルバム。 IRON MAIDENの「SANCTUARY」「WRATHCHILD」はオリジナルと別バージョンなので、ファンならこれだけのために買っても損はしないと思う。 良い曲が多いが、オススメはE.F. BANDとSAMSON。特にSAMSONの「TOMORROW OR YESTERDAY」はNWOBHM屈指の名バラードなので、必聴と言っておきたい。
「HELLION~ELECTRIC EYE以外は、一体何が凄いのか解らない」という意見は色んなトコで聞く。確かに地味な曲が多いし、「PAINKILLER」路線がベストと考えているファンには少々物足りないかも知れない。でも、わたし個人としてはどれも大好きな曲ばかりなので、何にも問題ないです。 ボーナストラックの「PRISONER OF YOUR EYES」がビックリするくらい素晴らしいので、リマスター盤購入をオススメ致す。
2CD&1DVD。 「HAIL!HAIL!TO MA・JESTY!」を連呼するゴツい観客。それに導かれるようにしてメタルさん一同、華麗に登場(笑) 映像がある分、メタルさんの歌唱の酷さは幾分薄らいで感じる。観客はとにかく「HAIL!HAIL!」とうるさい(笑) 技量は今一つ二つだけど、やってることは良い。この調子で頑張って、また楽しませてください。 しかし映像を観ることで、MANOWARが特別なバンドであることを逆に思い知らされた。やっぱりMANOWARだね。「ARMY OF THE IMMORTALS」でも聴いて寝るとするか。HAIL
友A「メロディーのある曲が聴きたい」 ↓ SHED YOUR BLOOD聴かせる ↓ 友A「これのどこにメロディーがあるのか」 ・・・なんてことがあった。(まあそれはイイんだけど)欠点もあるけど良い部分もあり、ファンなら必携の1枚。疾走系は相変わらずだが、バラード2曲「ON AND ON」「PARADISE」の出来も悪くない。
1stの延長上にある内容で、1stが気に入ったのなら迷わず聴こう。 大ヒットしたバラード「SISTER CHRISTIAN」は個人的にどーでもよい。 とにかく哀愁の疾走ナンバー「WHY DOES LOVE HAVE TO CHANGE」がカッコ良過ぎる。LOUDNESSの「RED LIGHT SHOOTER」といい、この手の曲にはホント弱い。痺れる。
86年発表の1stアルバム。正統派メタルの鑑! カッコイイジャケットアート(差し替え後)と、自信満々な帯叩き文句に惹かれて、2ndと一緒に買いました。 正統派HR/HMはやっぱり最高、と思わせてくれる1枚です。どの曲を取ってもカッコイイ!中でも「CALL OUT THE WARNING」は素晴らしいの一言!! ギターのセンスの良さが光ってます。 どうやら現在廃盤のようですが、正統派支持者には是非とも体験してほしい作品ですねー。 今丁度聴いてたんですが、普段聴こえてこないハズのピアノの音色が聴こえてきたもんだからビックリ仰天。・・・何のことはない、もう一つのCDプレーヤーが、タイマー再生でビル・エヴァンス流してるだけでした。しょーもな!
90年発表の11thアルバム。 個人的に、SCORPIONSはもう圧倒的にウリ時代が凄かった!!と思っているくちですが、マティアス時代もやっぱり良いんですよねー。 ウリ脱退後の作品としては、「BLACKOUT」の次くらいに頻繁に聴いたかな? ポップな要素が強いんですが、「けっ!軟弱になりやがってからに」なんて突き放すことなど出来ません。ちゃんとヘヴィーな側面も持ち合わせているし、何より曲の出来が素晴らしく良いのである! ラストの「SEND ME AN ANGEL」はさすがSCORPIONSと思わせてくれる、最上級のバラード。「WIND OF CHANGE」よりスッゴイよ。