2000年に出たベスト盤。 GARY MOOREの名バラード「CRYING IN THE SHADOWS」の日本語版「THE CROSS(愛の十字架)」が聴ける。ギターを弾いてるのはGARY本人。 他に「TEMPTATION(誘惑)」「1986年のマリリン」といった秀曲があるのは嬉しいけど、単にシングルカットされた曲ばかりを集めた内容なので、ホントの意味でのベスト盤と呼べるかは疑問。 「好きと言いなさい」は、どんなデスメタルよりも極悪だ(笑)
こんなにも次作「INTUITION」と発言数の差が生じているのはおかしい。雑誌の宣伝量の影響だろうか? 「TELL NO TALES」と「INTUITION」は右手と左手みたいなものである。本来どっちもなくては困るハズのものだ。どちらも持っている者だけが、その重要性を知っている。「INTUITION」だけで満足しているファンは、すぐにでも本作を手に入れて欲しい。どっちも持ってないという人は、明日までに急いで両方揃えなさい! 北欧メタルを語る上で外せない名作。1曲目の頭からいきなりトニーの透明感溢れるハイトーンが降ってくる。凄いよ。
本作より優れた作品を彼等は幾つも作り上げている。 それでも本作がこんなにも人気があるのは、「ACES HIGH」が収録されているからに他ならない。 ライブの話になると、必ずファンの間で「ACES HIGHは演るのか?」という疑問が飛び交う。YNGWIEにとっての「SEVENTH SIGN」、PRIESTにとっての「PAINKILLER」みたいなものなのだ。「ACES HIGH=MAIDEN」と考えている人は山ほどいる。「他にも聴くべき曲があるだろーが」とツッコミを入れたくなるけれど、それだけこの曲は決定的なインパクトを誇っているのである。 緻密なジャケットアート、「2MINUTES TO MIDNIGHT」「POWERSLAVE」「RIME OF THE ANCIENT MARINER」も本作の評価ポイントというのは周知の事実だけど、やっぱり「ACES HIGH」なんだよね。
「UNLEASHED IN THE EAST」と双璧を成す、涙なしでは聴けない大名作。 熱の入った演奏に負けぬほどのオーディエンスのテンションが凄まじい。何だこの臨場感は!! 「復讐の叫び」の流れを再現した「HELLION~ELECTRIC EYE~RIDING ON THE WIND」が本当にヤバイ。最高だ! 本作の孤高性はファン達の間でこれから先、永遠に語り継がれるだろう。
次作「NEVER SURRENDER」に収録されてもおかしくない「FIGHT THE GOOD FIGHT」はじめ、「MAGIC POWER」「ORDINARY MAN」と名曲が収録されている秀作。 陽の中の陰、というか、明るいんだけどどこか明るくなりきれてないラストの「SAY GOODBYE」が泣かせる。歌詞を読んで、なるほど、と思った。
高校の頃、「EXCITER」といえば、PRIESTではなくてKISSの「EXCITER」だった。 新加入のヴィニーの活躍もあり、前作に引き続き高品質なHR/HM作品に仕上がってます。 有名なのは「LICK IT UP」「FITS LIKE A GLOVE」「GIMME MORE」辺りでしょうか。でもなんつってもタイトル曲「EXCITER」が最高なのだ! しかしジーンやポールを差し置いてまでヴィニーヴィニーと騒いでいたファンクラブの会報には閉口したなー 汗
「DETROIT ROCK CITY」に代表される最初の数曲を除く殆どが超POPな曲ばかりなので、他作品と比べて随分異色な感じがする。個人的には非常に彼等らしい「ROCK AND ROLL OVER」とかの方がずっと好きなのだが、久しぶりに聴いたら凄く良かったので投票させて頂く。 KISS作品としてはいささかPOP過ぎるが、とにかく曲の出来がすこぶる良好なのである。KISSというのはもの凄く作曲能力に長けた集団であるわけだが、本作は統一感にも恵まれていて、異色作ながら彼等の代表作と言われているのも納得出来る。 本作のジャケットアートがMANOWARの「FIGHTING THE WORLD」にそのまま引き継がれていることは、メタルブラザーなら誰でも知ってる有名な話(?)