METAL KING MANOWARの最高傑作にして永遠のMETAL BIBLEであります。 PRIESTの「復讐の叫び」MAIDENの「魔力の刻印」OZZYの「BLIZZARD OF OZZ」らと同等の名作中の名作、メタルのTOP OF TOPSにも係わらず、それらと比較して認知度は著しく低い、これは全くもって許せない。本作を未聴の者は恥を知らなくてはならないでしょう。だから来日公演も実現しないのです。拷問だ、腹切りだ、さらし首だ、愚か者め、死ぬがいい(MANOWAR口調)!! 「HAIL TO ENGLAND」「KINGS OF METAL」といった傑作を引き離して本作「SIGN OF THE HAMMER」が最高傑作である最大の所以は「MOUNTAINS」「GUYANA」というMANOWAR史上最強のナンバー(=メタル史上最強ナンバー)が収録されているからです。しかしいずれの曲も10ポイント以下に止まっている・・・。絶望的な現状です。 「SIGN OF THE HAMMER」の唯一の弱点は音質でしょう。権利上の関係で廃盤なんでしょうが、一刻も早くリマスター再発されるべきでしょう。一刻も早く!!Z級バンドの国内盤出してるヒマあったら、さっさと話まとめてよ! それ以外はホント、グーの音も出ません。凡曲が1つもない、見事な構築美、そして誇り高きハンマーの印!! 国内盤も極たま~に中古盤で出ます。その時はどんなにプレミアが付いていようと即買いして下さい。
1曲目の「WHEELS OF FIRE」の桁外れの衝撃性から、本作「KINGS OF METAL」を最高傑作と称する方々は結構いますが、う~ん、3番目か4番目くらいかなぁ?いや、本作は勿論充分すぎるくらい凄いのです。しかしMANOWARは他のアルバムでもっと超凄いことしているのです。それだけ彼等のパワーは並外れているのです。 最高傑作ではないですが、「HEART OF STEEL」「THE CROWN AND THE RING」「HAIL AND KILL」といった名曲から大仰さの極み「THE WARRIORS PRAYER」~「BLOOD OF THE KINGS」が収録されていることから、入門者は本作から手を出しても良いかも。 「KINGS OF METAL」の歌詞にきっと呆れるはず。「他のバンドは演るがMANOWARは殺る」ですもんね。最初は理解出来ず「馬鹿かこいつら」何て思うことでしょう。まあそれは無知故の過ちというやつで、どっぷり浸かれば3日後には「こいつら最高!」に変わることでしょう。 真のメタル者なれば、本作の素晴らしさを絶対理解出来るハズ。理解出来ない人は偏見者か、縁がなかった可哀そうな負け犬ちゃんだけだと言い切ってしまおう! 「PLEASURE SLAVE」以外はどれも最高。とにかく最大ボリュームで「THE CROWN AND THE RING」聴いて下さい、ブラザー。 HAIL AND KILL!!
カールの一人舞台。MANOWARは結構インストにこだわりを持っているらしく、大体アルバム1枚に1曲はギター、ないしベースのインストが入ってます(ドラムも)。 これはテクニカルなギターインスト。 「TODAY IS A GOOD DAY TO DIE」~「MY SPIRIT LIVES ON」~「THE POWER」は続けて聴くとより効果あり。
「神がメタルを創りて」も凄いけど「今日は死ぬのにもってこいの日だ」、このタイトルは凄い、最高です。 非常にドラマティックなインスト。目を閉じると、曲の持つ世界観が浮かび上がってくることでしょう。前作の「ACHILLES,AGONY~」があったからこそ、この様な曲が生まれたのでしょう。 「LOUDER THAN HELL」の中では最も大仰さを感じられます。
83年、カリフォルニアでのライブ盤。準公式盤みたいなものです。 「WISHING WELL」「TEENAGE IDOL」「HIGHWAY SONG」などの他に、ヘンズレイに敬意を表してヒープの「EASY LIVIN'」まで演ってます。故にヒープファンにもお勧めです。 「TEENAGE IDOL」はライブでもやっぱりカッコイイ!!しかし良いトコでマイクが「キ~ン」となり、ガビ~ン!!「HIGHWAY SONG」も「HIGHWAY SONG LIVE」のテイクのような完璧さはないですが、これはこれでなかなか。 音質は最高とは言えないものの臨場感たっぷりで「HIGHWAY SONG LIVE」に感動した人はこれも良かったらどうぞ。98年リリース作品だから、探せば見つかるかもしれません。 彼等は今後絶対に来日公演する機会はないでしょうから、せめてライブ盤を聴いて慰めましょう・・・。 また、ライブとは別に、スタジオ音源で「LIVIN' IN THE CITY」という新曲が収録されています。詳細は不明ですが、おそらく「SIOGO」発表前後に作られたものだと思います。佳曲です。これ目当てに買うのも良いかも。
84年発表の1stアルバム。 ジャケがとんでもなく良い。 彼等はアメリカのバンドですが、音楽的系統は明らかに英国寄り。ジャケットアートの如く、メンバーは鎧を纏ってライブを行っていたらしいです。 本作はムソルグスキーの「キエフの門」をイントロに用いたタイトル曲「MARCH OF THE SAINT」の魅力に尽きるでしょう。というかそれだけ(笑)余り悪いとこ言いたくありませんが、どの曲も平凡で、聴いた次の日には忘れてしまうほど印象は薄いです。正統派ということだけが売りってところでしょうか。だから王道を聴き尽くして「他に何かないの?」という人だけにお勧めします。
何を血迷ったのか、懲りずにまたARMORED SAINTちゃんのCDを買ってしまった(笑) メンバーのルックスはダサいけど、ジャケットは相変わらずカッコイイ。そう、(また)ジャケット買いしてしまったわけです。 本作は87年発表の3rdアルバム。正直買った直後は後悔しました。1st「MARCH OF THE SAINT」に酷くがっがりさせられたのに、何でまた買ってんだわたしは、ってな感じで。 だから聴いた瞬間凄くびっくりしました。え?何でこんなにカッコイイの?って。そう、本作は1stと比較にならないほど素晴らしい内容だったのです。楽曲に勢いはあるし、何よりぱっとしなかったジョンのヴォーカルが、スリリングで非常に格好良く成長しているのです。1曲目なんてホントに素晴らしい。これは安心してお勧めできます。 初期作品は軒並み国内盤廃盤ですし、輸入盤でもそんなに出ないと思いますが、見つけたら買ってみてもいいかもしれません。なかなかですよ。
長らくコレクターズアイテムとして語り継がれていた、にひゃくにじゅうぼるとの名作「EYE TO EYE」を、何の苦労もなく手に入れてしまった。そう、リマスター再発されたのです。輸入盤ですが、これを機会に是非購入することをお勧めします。 「EYE TO EYE」は万人受けするロックの名盤で、これが嫌いな人は「オレの親父はにひゃくにじゅうぼるとの連中に殺された」みたいに因縁がある人か、よっぽどのひねくれ者くらいでしょう。 一点の曇りのないガラスのように透き通った美しいメロディー。TNTの「INTUITION」の面白さには敵わないですが、それはあのアルバムが凄すぎるだけであって、「EYE TO EYE」はそれに次ぐ北欧の名作と言っても過言じゃないでしょう。 5月の昼時、これを聴きながら外をぼけ~っと眺められたら、相当幸せだろうと思います。 にしてもこの再発のジャケットは何だろう(笑)「にひゃくにじゅうぼるとと書かれた盾を持ったヒゲ親父が、後ろから蛇女に矢で狙撃される瞬間をとらえた」という感じのアートで、かなりマヌケ。それより何より、そのさらに後ろの方で「聞いてないよ~」って感じに灰色になってるアホ面の2人に脱力です。おもしろジャケット特別賞受賞。
イントロがヤバイです!泣きそう! でもヴォーカルが今一つ。というか、ヴォーカルの弱さが全てに置いて足を引っ張っている・・・(泣)エリックアダムスが歌ったらどれだけ素晴らしくなることか・・・。 MANOWARの絶品のインスト「TODAY IS A GOOD DAY TO DIE」に歌を乗せたような曲、と言えば分かり易いかもしれませんね。
KISSの「LOVE GUN」の様なダダダダンッダダダダンッというドラムに最初は笑っちゃいましたが、これはなかなかイイです! 剣がギャリン!と擦れる音から始まるスタイルは、明らかにMANOWAR・リスペクト。 MANOWARの「THE DAWN OF BATTLE」にちょびっとだけ歌メロが似ています。これはハマる!
「REIGN IN GLORY」のオープニングを飾る勇ましい疾走ナンバー。なかなかカッコよろしいです。 中間部の静かになるパートがモロにMANOWAR臭くて失笑。 「HAIL!HAIL!HAIL!」の掛け声は癖になりそう。MANOWARの「HAIL AND KILL」に対するオマージュでしょうね、これは。
積年の思い(半年くらい)が叶い、やっと手に入れたTOKYO BLADEの2nd「闇を裂け」(83年)。 勿論ジャケ買いの部類です(笑)。分からない人のために説明すると、[戦国時代の鎧武者が日本の国旗を刀で切り裂いてる]というジャケットアートで、わたしたち日本人から見れば、およそ勘違いとしか思えない珍妙なセンスを醸し出しています。ダサカッコイイというヤツですね(笑)そして裏ジャケには、ギターをかんざしにする浮世絵風の鬼婆が。いやはや、脱帽モノのジャポネスクっぷりです。 良い曲が1、2曲入っていれば見っけもんかと思ってたら、意外や意外。非常に優れた内容でビックリ!嬉しい肩すかしを喰らっちゃいました。 例えるならば、同じNWOBHM勢のTYGERS OF PAN TANGの名作「SPELLBOUND」にもうちょっとで手が届きそうなほど優秀です。凄いでしょ? 哀愁、耳を惹くツインギターのメロディー、面白い構成、勢い、ハスキーヴォイス、そしてジャケ(笑) これは間違いなく買いです!わたしの買ったヤツは輸入盤ですが、ボーナスが8曲も入った全16曲で、ボーナスもなかなか素晴らしいです。文句なしにNWOBHMの名作。見つけ次第レジへGO!
あまりのカッコ良さに全身の毛が逆立った・・・。 わたしが聴いたのは「HIGHWAY SONG LIVE」の方で、スタジオヴァージョンは未聴です。きっとそっちもカッコイイんでしょう。 でもこのライブヴァージョンの前ではきっと色褪せるに違いない!前半の渋さ、後半の火の吹き出るような凄まじいギターバトル。まるで隙がない!あ~感動した・・・。
83年発表、スタジオ作としては6作目。 元HEEPのヘンズレイが加入したことによりサザンロックの要素が一気に後退し、キーボードが活躍するHR/HMバンドへと変貌を遂げた。 これはもう1曲目の「SEND ME AN ANGEL」に尽きます。超超超超超名曲!! これ聴かないで死んじゃったら、そりゃもうカワイソすぎる。 5曲目の「TEENAGE IDOL」もひたすら素晴らしいです!! グラハムボネットが歌ったらイメージピッタシな「GOIN' IN CIRCLES」「HEART'S GROWN COLD」も、爽快かつパワフルでとても良いですね。大体「GOIN'~」はRAINBOWのあの曲にイントロがそっくりだし。 これは[偉大なる80年代HR/HM必聴作品]に間違いなく入る1枚。BLACKFOOT最高!!
一般的にオススメに挙げられるのは「HELL ON WHEELS LIVE」の方ですが、こっちの方が絶対必聴です。 それは第一に「MARCH FOR REVENGE」「BRIDGE OF DEATH」「GUYANA」「THE CROWN AND THE RING」といった、マノウォー屈指の名曲が収録されているからです。 「HELL ON WHEELS LIVE」にも「WHEELS OF FIRE」「BLOOD OF MY ENEMIES」「BATTLE HYMN」といった名曲が収録されていますが、基本的にコンパクトな曲を中心に選曲されているのです。要するに彼等が最大限に持ち味を発揮する大作を聴くならこっちの方が良いというわけです。 第二にオーディエンスの歓声がこちらの方が前に出ていて、ライブさながらの臨場感を味わうことが出来るからです。演奏も、こちらの方がずっと迫力があって良い。 彼等のライブを体験するならDVD「FIRE AND BLOOD」が最高ですが、CDなら本作、覚えておきましょう。
挙げられた数少ない曲の中に、この「ゼイ・ウォント・ウォー」が含まれていることに驚きました。 イイ曲ですよね、「アニマル・ハウス」の中で一番最初に気に入りました。彼等が今後来日公演を行う機会があるかは甚だ疑問ですが、もし来るのであれば是非これを演って欲しいです。 「They are blind and they can't fight They want war~」 ウドと一緒に歌いたいです。