ロビンが加入した後期MSG作品の中で、一番評価されてるのが本作。 昔ほどのオーラは感じないものの、シェンカーのギターが熱い! その熱烈なギタープレイと、ロビンの悲哀を秘めた歌メロがうまく噛み合ったスピードナンバー「SAVE YOURSELF」と「DESTINY」は問答無用の名曲!カッコイイ!! バラード「ANYTIME」「THIS IS MY HEART」もたまらない。 バランスの良くとれた、哀愁のメロディーが心に染み入る名作。 うーん、これはリマスター盤で買い直してもいいなー。ちょっと良過ぎるゾ。
歌メロは他のA級北欧メタルバンドに比べると弱いし、全体的に未洗練な所もあるけれど、ギターのメロディーが超最高。 「何でこんなに良いの?」と言いたくなるほどの優れた楽曲でいっぱい。 1曲目の「LAY DOWN YOUR ARMS」が放つ美旋律に酔うのだっ!PRETTY MAIDSの「BACK TO BACK」、BISCAYAの「HOWL IN THE SKY」等と同等の衝撃と感動が得られます。 新品でも中古でも値段高めですが、大丈夫、元取れます。 個人的に大好きな作品・YNGWIEの「ECLIPSE」で歌ってるヨランが在籍しているということに買った後で気が付き、ちょっと驚きました。
聴きたいものが特にない!こんな時はラックの肥やし救出作戦開始だ! 85年、3rd。YG誌の特集「ギターリフ名盤」の常連作品。 まさにその通り、ジョージ・リンチのギターの冴えが素晴らしい。 アイディア・プレイ・サウンド、いずれも他のLAメタルバンドとのレベルの差はだんちです。 さすが「巨匠」と呼ばれるだけのことはあります。 しかし、やはりLAメタルと自分とは愛称が悪いのか、ハマるまでには至れない...。本作の場合、その最大の原因はドラムのサウンドにあり...かな。※この点、あくまで個人的好みの話なので気にしないで下さい。 次回の救出予定作品「UP FROM THE ASHES」
ライブ映像をとことん楽しめる永久保存版!2002年発表、2枚組みDVD(HELL ON EARTH PARTⅡ&BLOOD IN BRAZIL)、国内版なし。 何といっても選曲が良い。 「HAIL AND KILL」「KILL WITH POWER」「THE POWER」といったパワー&スピードな人気曲は勿論の事、MANOWARの神髄・英雄伝説を歌った劇的な「BLOOD OF MY ENEMIES」「BRIDGE OF DEATH」「MARCH FOR REVENGE」「BATTLE HYMN」、メタルを称える「METAL WARRIORS」「ARMY OF THE IMMORTALS」、そして極めつけとしてMANOWAR最大の名曲「GUYANA」まで殺っている! エリックの絶叫「MOTHER!MOTHER!MOTHER!」パイロ「スドーン!!」・・・開いた口塞がらず。 「WARRIORS OF THE WORLD」からは1曲のみですが、それらは続編で補えるので特に問題無いでしょう。 「BLACK WIND,FIRE AND STEEL」ラストでジョーイが見せるパフォーマンス・・・、もうこれは伝説。あえて説明しません。自分の目で確めて下さい。 渾身の力を込めて演奏される名曲の数々。名場面の連続で終始圧倒されますが、ただ一つ欠点が。 それは原曲の良さを崩しまくるセンスのないカールのギターソロ。タッピングでピロピロ、ホント勘弁。もう少し構築美というものを考えて演奏してもらいたいものです。 何はともあれライブ作の決定版。スタジオ作ある程度揃えたブラザーは是非本作にもトライ!いつか来るべき来日公演に備えよ!
86年発表の2nd。 ジャケットアートの殺傷能力、極めて高し。 勢い任せの序盤が最高。「WE ROCK ALL NIGHT」は結構な佳曲。 一転、3曲目からはずっとミドルテンポが続く。 悪くはないですが、このバンドはどう考えてもスピーディーな展開をする方が性に合っているので、その点どうしても物足りなさを感じてしまいます。
1曲目、最初の5秒聴いただけでもう虜になった。 溢れる叙情的メロディーが素晴らしい「ERRORS OF MY WAYS」「PHOENIX」は必聴。 UFO・PRIEST・BUDGIE、そしてWISHBONE ASH。70年代ブリティッシュハード特有の、このメランコリックな雰囲気、今ではもう生み出すことは不可能なんでしょうか。 何物にも変えがたいこの感動、・・・見直してほしい。