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GEORGEさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 1-100

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OVERKILL - Immortalis ★★ (2008-01-05 00:38:00)

07年になっても健在ですね。
別段大きく変化するわけでもなく安心して「いつものOVERKILL」が聴けます。
上で大場貴留さんも書かれてるようにブリッツの歌がいいです。
枯れる素振りなど微塵もみせず奔放にわめきまくってますよ。
それにしても20年以上経っているというのに多少のマイナーチェンジ以外は基本軸がぶれないというのはすごいことだと思う。


TIGERTAILZ - Bezerk ★★ (2007-08-22 21:05:00)

英国のバンド。90年。
ケバケバメイクでポップなロックンロールやってます。
しかしそこはそれ、英国産だけあって米国産のPOISONみたいに完全に能天気になりきれない。
はっちゃけながらもどこか翳のようなものを感じます。
ところどころ詰めの甘いとこもありますが、全体的にはなかなか良く出来てるアルバム。


PRUNELLA SCALES - Dressing up the Idiot ★★ (2007-08-14 00:39:00)

少しダークな雰囲気をもったロックンロールですね。
レイチェルということでSKID ROWみたいなのを期待されたから売れなかったんでしょうかね。
当時は80年代風の音づくりのアメリカンバンドがこういう路線に走ると、パンクっぽくなったとかグランジっぽくなったとか拒絶されてましたから。
改めて聴きなおすと結構かっこいい。
VELVET REVOLVERが売れてる今なら再評価されてもいいような気が…


THE HEAVY'S - Ultimate Metal Marathon ★★ (2007-08-03 01:12:00)

2007年。HR/HMのメドレー。
89年の1st「METAL MARATHON」と92年の2nd「MORE METAL MARATHON」(国内未発)をカップリングして時間の関係で1曲カットしたもの。
カットするなら1stからにして欲しかったなあ。1stなら一応国内盤出てたんだし。
でもってKROKUSの覆面バンドだそうです。
昔はわからなかったけどライナーを読んですっきりした。
1stを持っていたので迷ったけど2ndの3曲聴きたさに購入。
で、その3曲なんですが、ちょっと曲間のつなぎが1stほどスムースじゃないんですよ。
気にならない人には全く気にならないんでしょうけど、1stのときのつなぎが絶妙だっただけにちょっと残念。
文句ばかり言ってしまったけども、演奏は上手いので気軽にBGMとして楽しみたい人にはお奨めできますよ。安いし。


DREAD ZEPPELIN - 5,000,000* ★★ (2007-08-02 23:47:00)

91年の2nd。
相も変わらずZEPのレゲエアレンジです。
が、ネタに詰まったのか、ボブ・マーリィ曲やオリジナル(!!)まで入っている。
悪くはないんだけども、もっと他にやって欲しい曲があるんだよねぇ。
BGMに流してのほほんとするには合ってますよ。


RHINO BUCKET - And Then It Got Ugly ★★ (2007-08-02 23:07:00)

2006年の作。
いやー、まだいたのですねー。
初期メンバーで残っているのは、ヴォーカル兼ギターとベースの2人。
で、ギターに元KIXのブライアン・フォーサイスが加入してます。
作風は昔と変わらずAC/DC型のタテのりロックンロール。
普通なら時代の影響を受けて多少なりともダークになったりヘヴィになったりしそうなもんですが、もうほんとに変わってないんですよ、これまた。
小気味よくてエネルギッシュで気持ちいいですよ。
ちょっとお奨め。
本当に過去作の再発じゃなくて2006年作なのかな?


CATHEDRAL - The Garden of Unearthly Delights ★★ (2007-07-28 23:50:00)

これはいいですね。
LUCANDAさんの言われるように2NDと6THを合わせた作風です。
そこにプログレ趣味をふんだんにまぶしたらこんなのになるんじゃないかな。
曲のヴァラエティは5THにも匹敵するくらい多彩だし、長尺の曲もだれることなく一気にきけてしまうしで文句のつけようがないですね。
②のリフを聞いて「すにーかーぶるーす」を歌いそうになってしまいました。


BRITNY FOX - Springhead Motorshark ★★ (2007-07-28 23:33:00)

2003年の…何枚目だろ?
昔のキャッチーなアメリカンハードロック路線ではありません。
やはり彼らも時代の流れには逆らえず03年当時のヘヴィロックっぽくなってしまいました。
とはいえ全く変わってしまったわけでもなく昔の名残りを所々感じさせてくれます。
中途半端な感は否めませんが、21世紀になっても生き残っていたのが懐かしくって嬉しくって…
⑥は良いですよ。


GRAHAM BONNET - The Rock Singer's Anthology ★★ (2007-07-28 23:16:00)

90年に出たコンピ盤。
THE MARBLESからLINE-UPまでの曲が満遍なくはいってます。
一番耳に馴染むのはやはりRANIBOW時代の2曲です。
が、HRをやる前のPOPSを歌うボネ様が聞けるのがいいですねえ。
やたらと甲高い例の声がツボにググッときますよ。
当時の経緯は知らないけども、なんでリッチーは引き抜こうと思いついたのかわからん。事情を知ってる方教えて下さい。


BON JOVI - Lost Highway ★★ (2007-07-28 22:56:00)

カントリーっぽさはややあるものの、普通にBON JOVIのアルバムとして楽しめましたね。
すでにハードロックですらなくなってしまったので賛否はあると思いますが、リラックスした雰囲気があっていい感じ。
曲もここ何枚の中ではかなり上質でしょう。少なくとも前作、前々作よりかは上に感じました。
年齢のせいかこの作風にどっぷりはまってしまいました。


BOLT THROWER - Those Once Loyal ★★ (2006-03-09 22:45:00)

おお、何時の間にやら新譜が出てたのですね。
店頭で見つけてびっくりしました。
新機軸などカケラも見当たらない王道ボルトスロワー節!
ブルータルでもメロディアスでもない古風なデスメタル。
ワンパターンな緩急のつけ方も不変です。
そのくせギターリフだけはやたらとツボにはまる。
いやもう何というか聴いててホッとしますね。
Kamikoさんの言うようにジャケに若干の変化が見られますがミリタリー調デザインを貫いているのはさすがです。
リリース直後に発見してたら昨年のベストアルバムに選んだのに…


THE HEAVY'S - Metal Marathon ★★ (2005-11-14 23:19:00)

謎の覆面プロジェクトの唯一のアルバム。89年。
KROKUSのメンバーが関わってるらしいけどよく分かりません。
AERO、BON JOVI、KISS、GUNS、ZEP、PURPLE、HEEP、JUDAS、AC/DC・・・などなどの有名曲をメドレー形式でやってるお遊び企画物。
打ち込みか生か分からないけど歌も演奏も上手いしリズムはダンサブルにまとめられているのでノリノリ。
JETHRO TULLやロッド・スチュアート、ストーンズやブライアン・アダムスまで混じってるのはご愛嬌。
何曲くらい知ってるかな?とか、あーこれ何ていう曲だったかな?とか楽しめること請け合い。
車のBGMには最適ですよ。


FEAR FACTORY - Transgression ★★ (2005-11-14 22:55:00)

ほほう、こう来ましたか、と唸らされた復活第二弾。
第一印象は「聴きやすい」です。
過去作のような刺激のみを求めるならちょっと期待はずれかも。
かといって駄作ではなく、質的には前作や「OBSOLETE」にも引けを取っていないと思います。
バートンも「歌う」ことにこだわってるようでヘヴィさとメロがいい具合にバランスとれてます。
機械っぽさがかなり減ってますがFFらしさは損なわれてないし。
個人的にはメロウな曲がツボにはまりましたね。
U2のカヴァーにはちょっと笑っちゃいましたが好盤。
余談ですが輸入盤のデュアルディスク仕様には要注意。
CDウォークマンで聴いていたらDVD面に傷がいって画像が見れなくなりました(涙)。


JETBOY - Feel the Shake ★★ (2005-11-14 22:36:00)

LAのロックンロールバンド。88年。
音はスカスカでルース。
ミドル~アップテンポでリフ主体のAC/DCタイプ。
それにアメリカンな能天気さと不良っぽさを加えた感じ。
雰囲気もののヴォーカルがいい味だしてます。
一聴するとところどころで曲のフックが甘いと感じるけど、何度か聴いてるうちに「ロックンロールはこうじゃないとな」なんて思わせてしまう不思議な1枚です。


RICKY WARWICK - Love Many Trust Few ★★ (2005-11-14 22:21:00)

リッキーの2ndソロ。05年。
路線は前作と同様、アコースティカルな味わいの素ロック。
本作ではややロック色のほうが強いかな。
とにかくメロディがいいですね。
強烈に胸に染み入る、という感じではなくて、スーっと胸の中に入ってきてホッと落ち着く感じですね。
歌唱も前作以上にこなれてきてますし。
うーん、リッキーってこんなに歌心のある人だったんですねえ。
HR/HMではないけどこれは強くお奨めです。
ジョー・エリオットとヴィヴィアン・キャンベルが数曲でゲスト参加。


ALICE COOPER - Dirty Diamonds ★★ (2005-09-14 23:29:00)

2005年になってもアリスは健在ですね。
基本路線は前作と似ていてロックンロール。
肩の力が抜けてめちゃめちゃリラックスしてる雰囲気がありますがアリス節も満載でファンなら十分楽しめる。
ただ「これ!」という1曲が無く全体的に地味でとっつきの悪い印象を受けます。
⑩のギターの泣きっぷりは聴きもの。
ボーナストラックがえらく浮いてますね(笑)


OBITUARY - Frozen in Time ★★ (2005-08-28 18:58:00)

復活したんですね、OBITUARY。
作風が変わってなくてブランクを全く感じさせないです。
確かにnoiseismさんの言われるように変わらなさ過ぎて衝撃度は低いでしょうが、往年のファンなら安心して聴けると思いますよ。
個人的には「THE END~」に近いように感じます。
今様の激烈なデスメタルに慣れた人にはこのもっちゃり感は逆に新鮮じゃないかな。
オールドスクール好きならものは試しに一聴をお奨めします。
それにしても1曲目には度肝を抜かれたなあ(笑)。


DRAGONFORCE - Sonic Firestorm ★★ (2005-06-14 00:10:00)

この手のジャンルは苦手だったので、大して期待をせずに何となく購入。
…かっこいいじゃないですか。
速さばかり取り上げられがちですが、決してそんなことはないと思います。
典型的な楽曲構成で、展開が唐突だったり冗長だったりと欠点もありますが、メロディがしっかり練られていて個人的にツボにはまりました。
このメロディセンスは欧州大陸産とは明らかに異質ですね。
ドラムとギターリフの音数減らしてほんの少しテンポダウンしたらもっと好みかも(こんなこといったら熱心なファンの反感買うかな)。
なんにせよ食わず嫌いはいかんなあ、と思った嬉しい誤算の1枚。


HIGH ON FIRE - Blessed Black Wings ★★ (2005-06-13 23:50:00)

いいですね、これ。
前作でも枠からはみ出したようなアップテンポのドゥームを聴かせてくれていたんですが、本作では完全に脱ドゥームしてます。
なんというか、こう、ブリブリバリバリの轟音ロックというのがピッタリくる音です。
ロックの持つ荒々しさを下手に加工せずにストレートに表現したらこうなるんじゃないかな。
頭悪い言い回しですが、本当にブリブリバリバリなんですよ、これ。お奨めです。


BEGGARS & THIEVES - Beggars & Thieves ★★ (2005-05-27 23:41:00)

懐かしいですね。
殺戮の聖典さんの書かれているとおり、あからさまに「さあ、売るぞ!」みたいなバックアップ体制をとっていたのに鳴かず飛ばずでした。
中身はいかにもなアメリカンハードロック。
この手の音で突出した個性も無く90年デビューというのが遅すぎた感があります。
しかしさすがに曲の質は高く、ラストのBEGGARS & THIEVESはバンド名を冠しているだけあって聴き応えあり。
HR/HM黄金時代の残り香を感じさせてくれる1枚。


GEORDIE - Don't Be Fooled by the Name ★★ (2005-05-24 23:55:00)

英国のバンド。74年の2nd。
基本路線がキャッチーなロックンロールなのは前作同様。
雰囲気はグッとヘヴィになってハードロックっぽくなった。
ヘヴィな曲や哀愁をたたえた曲、妙にムーディな曲があったりでヴァラエティに富んでます。
ブライアン・ジョンソンの声もまだまだAC/DCのときより瑞々しい。
今からは想像つかないブライアンの歌を聴いてみて、面白いから。


GEORDIE - Hope You Like It ★★ (2005-05-24 23:45:00)

英国のバンド。73年の1st。
後にAC/DCに加入するブライアン・ジョンソンがヴォーカルをとっている。
曲調は軽快でキャッチーなブギー/ロックンロール。
フォークっぽさもあったりして英国らしさもたっぷりです。
ブライアンのハイトーンもこの頃から既に炸裂してますが、今ほどしゃがれてなくってやっぱり若い!
AC/DCファンならずとも古めのロックンロールが好きな人には是非聴いて欲しい1枚です。


AGNOSTIC FRONT - Another Voice ★★ (2005-05-18 01:02:00)

04年。
なんだか前作から微妙に路線変更して昔に揺り戻し。
タイトルからしてONE VOICEの頃に一番近い。マット・ヘンダーソンも復帰したし。
揺り戻しは特にロジャーの歌い方に顕著です。
オールドスクールなハードコアとオールドスクールなスラッシュメタルの中間サウンドが好きなオールドスクールな人にお奨めしちゃおう。


STEVE JONES - Mercy ★★ (2005-05-18 00:39:00)

元SEX PISTOLSのスティーヴ・ジョーンズの1stソロ。87年。
PISTOLSを全く想起させない渋いロックンロール。
甘く太いヴォーカルがアダルトな雰囲気。
ギターのトーンもいい感じ。
スネアがカンカンいってて軽いのが少し気になるけど…
英国人によるシンプルでオーソドックスなロックンロールの佳作です。
スティーヴってPUNK以前にロックンロールが好きなんだねえ。


CAMEL - Camel ★★ (2005-05-17 23:59:00)

デビュー作だけあって練り不足な点もチラホラ。
なんですが、それを補うだけの瑞々しさがありますね。
それどころか洗練されなさが哀メロを際立たせているようにも思えます。
ギターの国からさん同様に「NEVER LET GO」はお奨めです。


AREA - Arbeit macht frei ★★ (2005-05-17 23:38:00)

73年の1st。
怪しげな女性のモノローグで幕開け。
ジャジーなインプロヴィゼーションが炸裂している。
デメトリオ・ストラトスの歌も堂々としていて耳を惹かれる。
難解な感じもするが随所で聴けるメロディがキャッチーなので気にせずに楽しめる。
とりあえずバルカン風の①のために聴いてみても損はしないんじゃないかな。


BAUHAUS - In the Flat Field ★★ (2005-05-17 23:27:00)

ニューウェーヴの名盤。80年。
ノイジーでヘヴィでダーク。
しかし、内に沈み込まずに外に向かってエナジーを放射している。
この重さはいわゆるサウンドプロダクション的なものではないのでメタル的なものを期待すると肩透かしを食うので要注意。
なんともいえない肉感的な雰囲気がいいんですよ。
T-REXのカヴァーが妙にはまってます。


ADAM AND THE ANTS - Kings of the Wild Frontier ★★ (2005-05-17 23:18:00)

パンク・ニューウェーヴムーヴメントに出てきた名盤。
パンクにはまった昔、後追いで聴いたとき「なんでこれがパンクなの?」と不思議に思ったなあ。
とにかくひたすらポップでダンサブル。
ほぼ全編を通して聴けるズンタカズンタカしたリズムが気持ちいい。
胸を張って「作り物」であることを誇っているようにも思えます。
楽しいから聴いてみて!


ROBERT PLANT - Mighty Rearranger ★★ (2005-05-17 00:37:00)

STARNGE SENSATIONというバンドを率いての新譜。05年。
いままでのソロ作にZEPの香りをほんのり振りかけた感じで、相変わらずのプラントワールド。
前作「DREAMLAND」と較べると空間的な広がりを感じさせる。
バッキングもバンド形式なので心なしかヘヴィにまとまってるように聴こえます。
それにしても、やっぱり凄いよプラントさん。
アカペラでもいいんじゃないか?と思わせるくらいに歌が艶っぽい。
⑤のアコースティックナンバーにめろめろです。


SURVIVOR (70'S) - ALL YOUR PRETTY MOVES - KRISTALLNACHT (2005-05-17 00:25:11)

典型的なメタルソング。
シンプルでいい。歌はちょっとアレだけど。


SURVIVOR (70'S) - ALL YOUR PRETTY MOVES - BREAKOUT ★★ (2005-05-17 00:23:22)

イントロのギターがなんともいい泣きをしていていい。
途中のテンポチェンジも妙な味がある。


LAST CRACK - Sinister Funkhouse #17 ★★ (2005-05-17 00:11:00)

米のバンド。89年の1st。
怪しげなハードロック/メタル。
曲は少し風変わりではあるが、滅茶苦茶に変ではない。
しかしヴォーカルのバッドの異様なテンションの歌唱が曲のカラーを一気に塗り替える。
グランジでもクロスオーヴァーでもないオルタナメタルを聴きたい人にお奨め。
2ndではさらに変な雰囲気を醸し出してるのでまずはこちらから。


THE GEORGIA SATELLITES - In the Land of Salvation and Sin ★★ (2005-05-17 00:02:00)

89年の3rd。
路線変更などある筈も無く、不変で普遍な泥臭いロックンロール。
曲毎のメリハリもしっかりしてやや垢抜けた感もあるが、それでも十分に泥臭い。
しかし、これがラストアルバムっていうのが悲しいね。
第二のZZ TOPになれるだけの逸材だったのに…


THE FOUR HORSEMEN - Nobody Said It Was Easy ★★ (2005-05-16 23:40:00)

ああ南部だねえ、と嬉しくなるロックンロールバンド。
GEORGIA SATELLITESをバックにパワーアップしたトム・キーファー歌ってる感じ。
時にはまったり、時には力強く、心地よいグルーヴをつむぎ出してます。
ルーツ回帰ブームに出てきたマイナーバンドの好盤。
ロックンロールっていいなあ。


JUNKYARD - Shut Up - We're Tryin' to Practice! ★★ (2005-05-16 23:30:00)

00年リリースのライブ盤。89年の音源。
ほとんどが1stからの選曲(当然か…)です。
演奏・録音状態ともにややラフめになっているけど十分にクリアー。
この程良いラフさがロックンロールバンドとしてのJUNKYARDの持ち味を増幅していてかっこいいです。
デイヴィッド・ローチのやけくそまでな歌唱と、それをバックで盛りたてる荒いギターがたまらん。
モノクロジャケも雰囲気出ててGOOD!!


SOULFLY - Prophecy ★★ (2005-05-14 00:49:00)

04年の4th。
前作がちょっと振るわなかっただけにそんなに期待はしてなかったけどけっこう良いですね。
パワー不足の「3」では路線変更の無さがマンネリと感じられたのが、パワーが戻った本作では定番と思えます。
1st、2ndには及ばないもののかなりの力作。
HELMETのカヴァーをしているが、アレンジは大して変えてないのに印象が全く違う(笑)。


SOULFLY - 3 ★★ (2005-05-14 00:36:00)

02年のタイトルどおり3rd。
曲調にはなんの変化もないトライバル路線。
が、アレンジはだいぶシンプルになった。
うーん、ちょっとパワー不足と手詰まり感が気になるかな。
熱心なファンにとっては妙な心配をせずに聴ける1枚だが…
悪くはないけど初めての人に勧めるなら1stか2ndだろうな。


BRITNY FOX - Boys in Heat ★★ (2005-05-14 00:27:00)

89年の2nd。
1stからグッとスケール感がアップしてます。
王道アメリカンハードロックンロール。
前作では少し耳障りだった金切り声ヴォーカルも聴かせ方を練ったのか堂に入っていてかっこいい。
曲毎のメリハリもしっかりとして最後まで飽きがきません。
それにしても全然売れなかったなー。質は高かったのに。
ど真ん中すぎたのがいかんかったのだろうな。


VENGEANCE - Arabia ★★ (2005-05-13 23:32:00)

中東風のメロディをフィーチャーした曲で幕開け。
前作でのポップな部分はだいぶ減ってます。
全曲ヘヴィ(音質じゃなくて雰囲気が)、キャッチーな曲も何だかヘヴィ。
なので一聴しただけだと似たような曲が並ぶように感じるけど、よくよく聴けばけっこうバラエティに富んでいる。
特にアルバム後半部分は前作のようなポップさが戻ってきます。
傑作とか名作とまではいかないけど「ハードロックってこんなんだよね」と思える佳作です。


TWO - VOYEURS ★★ (2005-05-07 18:18:00)

ロブ・ハルフォードのインダストリアルユニット。98年。
まさかメタルゴッドを期待して本作を聴く人は今更いないとは思いますが、ロブということで興味を持ったなら要注意です。
ボブ・マーレット、トレント・レズナーの2人が関わっているので曲の水準は平均以上。
ただしロブならではという部分は見つけにくく、曲に関してはロブよりも上記2人がイニシアチブを握っており、特にボブのカラーが色濃く出ているように感じます。
ハイトーンを封印して中音域で淡々と歌うロブが意外にも曲にマッチ(スクリームしても面白かったとは思いますが)。
先入観をもたなければインダストリアルの佳作ですね。


SURVIVOR (70'S) - ALL YOUR PRETTY MOVES ★★ (2005-05-06 23:56:00)

米国のバンド。79年リリース。
ロッキーのあのバンドとは関係ありません。
アメリカらしからぬほのかな哀愁をたたえたHM。
NWOBHMの匂いというか初期RIOTに近いものがあります。
ヴォーカルは音程が少し怪しいものの煮え切らない好みの声質。
ギターは音色・フレーズとも絶妙の味を出してます。
オールドB級正統派が好きな人には是非お奨め。


THE UNION UNDERGROUND - Live...One Nation Underground ★★ (2005-05-06 23:42:00)

02年リリースのライヴミニ。
6曲入り(うち1曲目はイントロなので実質5曲)という腹6分くらいのヴォリューム。
録音状態はいいけど少しライヴ感に欠ける。
演奏は問題ないしヴォーカルもスタジオ盤よりこっちのがいいかな。
この手のヌーメタルってほんの一握りを除いて完全に一過性のブームで終わっちゃったけど・・・
けっこういい曲書いてたしこのバンド好きだったんだよね。


KEITH RICHARDS - Live at the Hollywood Palladium, December 15, 1988 ★★ (2005-05-06 23:27:00)

91年リリースのライヴ盤。
TALK IS CHEAPの曲を中心にSTONESナンバーもやってます。
うーん、渋いわ、この人。
特筆するような凄いライヴというわけではないけれど「たかがロックンロール、されどロックンロール」みたいな感じで等身大でロックを楽しむムードがいいです。
普通にやってこれだけのかっこ良さが出せるのも年輪の差ですね。


RIOT V - Narita ★★ (2005-05-06 23:19:00)

昔ダビングしたカセットがダメになってたところに中古屋で新古品を偶然見つけて迷わず買ってしまいました。
やっぱりいいですね。
ROAD RACIN'やNARITAなどの有名曲以外にも佳曲がつまってます。
ブリティッシュよりの雰囲気をもちながらも根っこはアメリカンHMというバランス感覚が好きです。
再発されないのがもったいない。どれだけRIOTを苦しめれば気が済むんだ、STEVE LOEBめ!!


SEPULTURA - Revolusongs ★★ (2005-05-03 00:56:00)

03年。カヴァー曲集。
元ネタを知らないのも何曲かあるけど、とにかく全曲SEPULTURAの色に染まってます。
中でもU2とJANE'S ADDICTIONのカヴァーがお気に入り。
新生SEPULTURAって実は懐深いんだな、と気づかされた1枚。
選曲の勝利かな。


SEPULTURA - Roorback ★★ (2005-05-03 00:44:00)

03年。
前作までの無国籍グルーヴハードコア路線をメタルに回帰させた感じ。
で、どうなったかというとさらに独自のカラーになってます。
グリーンの歌も存在感を増していて3作目にしてバンドの声として定着。
ただ、楽曲がちょっと淡白な感も。
本作ではイゴールのドラムに妙に耳を惹かれたな。


SEPULTURA - Nation ★★ (2005-05-03 00:23:00)

01年。グリーン加入2枚目。
「SEPALTANATION」ってすでに登録されてるけど別物なのかな?
AGAINSTの路線を押し進めた楽曲が並んでます。
前作ではすでに出来た曲をグリーンに歌わせたということだったけど、本作では曲作りのときからグリーンが参加しているので歌がよく馴染んでいます。
ハードコア色が強いのは同じだが、所々黒人特有のねちっこさが顔を出してSOULFLYとの差別化を決定的にしてます。
ONE MAN ARMYやBELA LUGOSI'S DEADはなんともいえない味がある。
名盤かといわれるとそうでもないんだけどなんか好きなんだよね、これ。


LIVING COLOUR - Live From CBGB's ★★ (2005-05-02 23:47:00)

04年リリース。89年のライヴ盤。
ほとんどが1stからで若干2ndから選曲。
勢いのある時期だけあって脂がのってます。
スタジオ盤だけ聴いてるとインテリっぽくこざっぱりした感もありますが、これを聴いたら印象がガラッと変わりますよ。
録音状態の関係もあるかもしれないけどエナジーが爆発してます。
ヴァーノン・リードはやっぱりすごいな。
クロスオーヴァー(懐かしい単語)に拒絶反応が無い人なら絶対にお奨め。


JUDAS PRIEST - Angel of Retribution ★★ (2005-05-02 23:40:00)

ロブ復帰!!と両手ばなしで喜びたいところだが・・・
曲も良く出来てるし、気合いも感じられる。
並のバンドなら傑作だと思うけどPRIESTという金看板を背負うには一味足りない感じがします。
何が足りないんだろうと思ってよく聴きこむとトラヴィスのドラムのパターンが淡白なんですね。(PAINKILLERのときから感じてましたが)
これがジャーゾンベクやホランドならどうなったんだろう?
そこらのヘナチョコバンドを寄せ付けないものはあるけど・・・うーん。
本作は肩慣らしだと思いますね。
まずは復活したことを歓迎してます。


IN THE NAME - IN THE NAME ★★ (2004-08-17 22:39:00)

Kamikoさんの書き込みを見て購入。
なんとも不思議な質感。
パッと聴いた感じではDIZZY MIZZ LIZZYとQUEENSRYCHEを足して2で割ったよう。
一筋縄ではいかない楽曲は聴く度に印象が変わる。
とはいえ頭でっかちに陥ってなくて、素直にメロディに身を委ねられる。
このヴォーカル、中音域でしっとりと歌うところが何とも味わいがあっていい。


PAVLOV'S DOG - Pampered Menial ★★ (2004-08-17 21:05:00)

全編で哀愁のメロディを味わえる名盤。
アメリカっぽさ全くなく、かといって英国や欧州とも違う叙情味は一聴の価値あり。
ヴィヴラートのかかった独特の癖をもつヴォーカルには好き嫌いがあるかもしれません。
しかしこの声がありからこそ曲が映えるのも事実。
メロディアスなハードロックが好きなら一度は聴いてみてください。


MICHAEL SCHENKER GROUP - One Night at Budokan ★★ (2004-08-17 20:56:00)

いいライブ盤ですね、これ。
ゲイリーの修正はとりあえずおいといて(笑)、これは選曲と並びが絶妙です。
あとはやはりドラム。
コージーです!といわんばかりの自己主張の強い音色はかっこいい。
全体的に曲のテンポがゆっくりめに感じるのは気のせいかな?


MINISTRY - The Land of Rape and Honey ★★ (2004-08-17 20:43:00)

ディストーションギターが入っているもののメタルっ気はほとんどなし。
しかしインダストリアルならではのマシーナリーな力押しは聴いてて気持ちがいい。
ミドルテンポでの妖しげなMINISTRY節はすでに確立されている。
スラッシーなのが聴きたい人は次作以降をどうぞ。


STATIC-X - Wisconsin Death Trip ★★ (2004-08-17 20:34:00)

ノリノリモダンヘヴィ。
アメンボさんのいわれるようにゾンビっぽいです。
こっちのほうが終始ノリ重視。
軽快なリズムとヘヴィなリフ、そしてインダストリアル的な効果音での味付けが絶妙にマッチした好盤ですよ。


UFO - Live in Japan ★★ (2004-08-17 20:26:00)

ミック・ボルトン時代の貴重なライブ。
スタジオ盤ではもっちゃりした感のあるミックのギターもライブで聴くとけっこういい。
しかしこの時代のバンドって即興がさまになりますねえ。
マイケル時代の「STRANGERS~」と聴き較べてみるのも一興かと(笑)。


MINISTRY - Houses of the Molé ★★ (2004-08-17 20:15:00)

ポール脱退が逆に発奮材料になったらしくかなりアグレッシヴな仕上がり。
前作も結構激しくなっていたんですが、本作はそれ以上。
曲のテンポに関係無く最後までテンションが落ちません。
「詩篇69」を彷彿とさせる快作です。


MOTORHEAD - Inferno ★★ (2004-08-17 20:06:00)

前作の歌もの路線の反動からか結構激しくなってます。
「BASTARD」と「WE ARE MOTORHEAD」の中間くらいですね。
スティーヴ・ヴァイがゲスト参加してますが、聞き耳をたてなければさほど影響ないですね。
MOTORHEADとしての個性が確立されているのでファンなら安心して聴けますよ。
⑫は毛色が変わっててニヤリとさせてくれます。


NELSON - Because They Can ★★ (2004-08-17 00:22:00)

グランジ旋風吹き荒れる95年にここまで王道メロディアス路線の作品が米国から出たというのはある意味すごいこと。
音的にはかなりソフトなのでハードロックの範疇から外れてしまうかも知れないけど、この優しく爽やかなメロディは聴いて損はしないよ。
SHAW・BLAZEあたりが好きならはまること請け合い。
ロン毛犬ジャケもなんかいい。


VANILLA FUDGE - Vanilla Fudge ★★ (2004-08-17 00:12:00)

ハードロック誕生前夜の名盤ですね。
ボガード&アピスのリズム隊やオルガン等各パートの妙味もさることながらアレンジセンスにただただ脱帽。
カヴァー曲だらけらしいけどこれだけアレンジを施されるとオリジナルといってもいいくらい。
本作では空間的な広がり、すーっと胸に染み込んでくるメロディ、サイケな空気をいっぺんに味わえます。


TED NUGENT - Free-For-All ★★ (2004-08-16 20:50:00)

76年の2nd。
ドライブ感が増した感じですね。
時代が時代だけに音は薄いのになんだか豪快。
これはテッドの持つ匂いがそう感じさせるんでしょうね。
②④⑦はまさにアメリカンなロケンローです。


TED NUGENT - Ted Nugent ★★ (2004-08-16 20:46:00)

75年のソロ名義1st。
いきなり延々と続くギターソロにびっくり。
音づくりは古臭いもののかっこよさは今でも通用します。
ロックンロール以外の何者でもないね、こりゃ。


MIKE OLDFIELD - Tubular Bells ★★ (2004-08-16 15:55:00)

73年。
エクソシストで有名な1枚。
一人でシコシコと録音を重ねて作り上げたこの作品は30年以上前のものとは思えません。
映画がらみでパート1の冒頭部分だけがやたらと有名ですが、後半にナレーションとともに各楽器が入ってくるところは圧巻。
特にタイトルにもなったチューブラーベルズ(って何だ?)の響きは脳天を貫きます。
パート2も幻想的な旋律から展開に展開を経てラストでフォーキーになっていく様は聴き応え十分です。
機会があれば是非一聴を!


相川七瀬 - crimson ★★ (2004-08-16 15:31:00)

98年。
前作からさらにかっこよくなったね。
微妙に鼻にかかった歌声はそのままに歌も上手くなってる。
流行り廃りの激しいJ-POP業界では下降線に時期に入りつつあったがためにいまいちパッとした印象はないけど、楽曲的には1番いいんじゃないかな。
音像はHR/HMファンからすると作りこみすぎてて敬遠されるかもしれないけど。


相川七瀬 - paraDOX ★★ (2004-08-16 15:25:00)

97年。
前作の延長線上。
ややスケールアップした感じ。
やっぱり歌は上手いとはいえないよなあ。
でもこの独特の癖のある歌いまわしが好き。
「恋心」1曲の為に中古屋で300円払う価値は十分にあります。


相川七瀬 - Red ★★ (2004-08-16 15:21:00)

96年。
やや垢抜けないとこもあるけど、なんか新鮮でいいんだよね。
J-POPの範疇内でのロックとしてはHR/HMファンにも聴けるほうじゃないかな。
ヘタウマで耳に優しくない歌声が結構ツボなんです。
シングル曲の②③⑥はやっぱりいいなあ。


STEVE JONES - Fire and Gasoline ★★ (2004-08-16 14:42:00)

元SEX PISTOLSのスティーヴ・ジョーンズの2ndソロ。89年。
かっこいいロックンロールが詰まってます。
PUNK云々で想像されるのとは裏腹に重心の低いドッシリと力強いロック。
テクがどうのとかいうまえにロックってのはこうやるもんだ!といわんばかりの体臭をプンプンまき散らしている。
スティーヴのドスの効いたヘタウマヴォーカルに痺れる。
GUNSのアクセルやTHE CULTのイアン、ビリーがゲスト参加。


MOUNTAIN - Nantucket Sleighride ★★ (2004-08-16 14:28:00)

71年の2nd。
前作と同様にオープニングナンバーが強力。
これでもかといわんばかりに力押ししてくる①を聴くと知らず知らずのうちに身体が反応する。
スケールの大きなタイトル曲③は必聴。
ロックンロールの躍動感が全編に充満し叙情的なメロディと融合したこれまた名盤。
⑧のイントロのギター大好きなんですよね。


MOUNTAIN - Climbing! ★★ (2004-08-16 14:20:00)

70年の1st。
いきなり豪快なリフの①で度肝を抜かれる。
かと思えば②で優しいメロディラインが顔を出したりする。
ハードな曲とメロウな曲のバランスの取れた名盤。
今の時代に聴いても十分にかっこいいぞ。


THE DATSUNS - Outta Sight/Outta Mind ★★ (2004-08-16 14:10:00)

勢いが勝っていた前作にくらべて少し落ち着いた感がありますね。
とはいえお行儀が良くなってしまったりこじんまりしてしまったわけではなく十分にエネルギーを感じさせてくれます。
ヴォーカルの表現力に幅がでてきていい感じ。
ロックを激しくしたものがハードロックなんだなあ、と原点を感じさせてくるいいバンドです。


VENOMOUS CONCEPT - Retroactive Abortion ★★ (2004-08-16 13:55:00)

NAPALM DEATH、MELVINS、BRUTAL TRUTHのメンバーによるハードコアプロジェクト。04年。
オーソドックスでシンプルなハードコアやってます。
シンプルであるがゆえに演ってる側のテンションがダイレクトに伝わってくる。
ケヴィンのヴォーカルもバズのギターもシェーンとダニーのリズム隊も何かしらんけどいい味だしてます。
年の功ってやつですかね。


LION'S SHARE - Two ★★ (2004-05-14 01:45:00)

97年の2nd。
ほぼ前作同様の欧州型ハードロック。
ハードロックだった前作と較べやや質感がヘヴィメタリックになった感じ。
ところどころで聴けるプログレハード臭は健在。
相変わらず歌は上手いです。
いいねえ、このヴォーカル。力強くて。
ちょい残念なのはヘヴィであることにこだわったのかややキャッチーさが薄れた感じがすることかな。
内容とは全然関係ないけど、バンド名の「LION'S SHARE」が「LIONS SHARE」になっているのは何故だろう?


LION'S SHARE - Lion's Share ★★ (2004-05-14 01:31:00)

スウェーデンのバンド。95年。
欧州型のハードロックをやってます。
北欧のバンドにしては湿っぽくなりすぎず力強さを感じさせる。
ちょい変則的なリズムパターンやキーボードの入れ方にプログレハードの匂いがします。
しかしそれは装飾であって芯は歌を中心に据えたハードロック。
ヴォーカルがいいんですよ、このバンド。
決して細くならずに朗々と歌い上げるのがいい。
めちゃめちゃいい!とまではいかないもののなかなかに質は高いですよ。


THIN LIZZY - Thunder and Lightning ★★ (2004-05-14 01:19:00)

ラスト作。83年。
アイリッシュなハードロックから一転してヘヴィメタリックな作風。
前作「RENEGADE」の路線を押し進めたアルバムであるが、いまいち地味な前作と較べサイクスの参加した本作は完成度が半端じゃない。
柴が2匹さんの言われるように1曲しかサイクスが曲作りに参加してないんだけど、聴いたらサイクスの匂いがプンプンするんですよね。
死水を取る覚悟で参加したサイクスのプレイが奇跡的なケミストリーを生んだのだろう。
捨て曲はないぞ。
過去のTHIN LIZZYとは別物といっていいかもしれないが、まさに名盤。


CATHEDRAL - Forest of Equilibrium ★★ (2004-05-10 00:14:00)

衝撃の1st。
陰鬱に引き摺るスローヘヴィドゥーム。
リフの響きが妖しげで、リー・ドリアンのヴォーカルと相俟ってなんともいえない空気をかもしだす。
まだゴシックもドゥームもジャンルとしては未分化だった時代なので何となくゴシカルなムードもある。
個人的には2nd以降のグルーヴィな路線のほうが好みだが、聴き返してみて本作のインパクトはやはり絶大であるなあと再確認。


PARADISE LOST - Gothic ★★ (2004-05-09 23:57:00)

91年の2nd。
Kamikoさんの言われるように当時は「ゴシックメタル」なんて言葉はなくて「デスメタルだけど速くなくてメロディアス」という扱いだったような記憶が。
要所要所に女声コーラスや効果音をまぶして雰囲気作りしているが、それ以上に雰囲気を持っているのがギター。
特にギターソロ時のメロディと音色は出色。
ニック・ホルムズのヴォーカルも太くてまろやかなデス声。
これはゴシック云々抜きにしてみんなにも聴いてほしいなあ。


BLACK SABBATH - Seventh Star ★★ (2004-05-09 23:40:00)

無理矢理SABBATH名義にされてしまったため不当な評価をされがちな不遇のアルバム。
アイオミもソロのつもりで作っていたからSABBATHっぽくないのは当然。
グレン・ヒューズの歌唱を活かした正統派ハードロックです。
正統派といっても以降のトニー・マーティン時代ともちょと違う。
あそこまで様式っぽくなくてもっと普通のハードロック。
曲調は普通なんだけど曲のクオリティは普通じゃない。
これを聴いてアイオミの曲作りの上手さを堪能してください。


THIN LIZZY - Night Life ★★ (2004-05-09 23:22:00)

74年の4th。
ハードな曲は③⑨くらいしかなく全体的にソフト。
泣きのメロディももちろんあるけど、それ以上に優しく包み込むようなメロディは彼らならでは。
特にケルト風の旋律はとてもよく耳に馴染む。
いいなあ、こういうの。
まったりする佳作です。
名曲「STILL IN LOVE WITH YOU」収録。


DEATH ANGEL - The Art of Dying ★★ (2004-05-08 03:01:00)

DEATH ANGEL復活作。04年。
スラッシュメタルです。
路線は3rdに近くてそこからファンク的な要素を抜いて1stみたいな勢いを足した感じ。
初っ端アコギイントロからスラッシュチューンになだれ込むという黄金パターンはオールドファンには嬉しい。
マークの奇妙な歌メロラインも健在。
中には今風なテイストの曲もあるが時代が時代だからしょうがない。
過去作と比較しての「らしさ」でいえばちょっと前に出たEXODUSのほうが上だけど、そんなことは気にせずにオールドスラッシャーにお勧めしてしまおう。
オールドじゃないスラッシュ未体験者にもお勧め。
エネルギッシュなスラッシュメタルの詰まったなかなかの好盤ですよ。


ORANGE GOBLIN - Thieving From the House of God ★★ (2004-05-05 13:43:00)

英国ドゥームバンド。04年。
ドゥームといってもかなりロックンロール寄り。
土埃巻き上げながら豪快に飛ばしていく曲がすばらしい。
うねるリフがとにかく気持ちいいの一言。
豪快なだけでなく英国ならではの翳りもほのかに感じさせてくれる。
勢いよく始まってラストはスローヘヴィドゥームに展開する⑪は名曲!
何故国内盤が出ないのか不思議。


FEAR FACTORY - Archetype ★★ (2004-05-05 13:33:00)

FEAR FACTORY復活。
切れ味鋭いリフ、咆哮と歌唱を使い分けるヴォーカル、変わらぬ彼らがいる。
弦楽器隊がメンバーチェンジしてもほとんど影響なし。
機械っぽいS.E.はかなり減っているが、曲自体かっこいいから問題なし。
それにもともとS.E.に頼らずともいい曲書いてたしね。
やっぱりレイモンドのバスドラは気持ちいいなあ。
特にテンポの速くない曲での無茶苦茶に速い連打は彼の持ち味ですね。
とにかく彼らのファンなら期待を裏切られることはないぞ。


DROWNING POOL - Desensitized ★★ (2004-05-05 00:04:00)

04年の2nd。
亡くなったデイヴ・ウィリアムスに代わりジェイソン“ゴング"ジョーンズがヴォーカルになっている。
ちょっとGODSMACKのサリーっぽいが、唱法・声質とも前任者に似ているので違和感は無い。
曲調は前作路線から大きな変化はないが、メロディアスなパートが増加しクオリティが上がっている。
ヌーメタルといっても、ミクスチャーでも激烈ラウド系でもなくメロディのしっかりしたメタルなので、ヌーメタル的なヘヴィグルーヴやヴォーカルスタイル、ギターリフの音色に嫌悪感を抱かなければけっこう普通の感覚で聴けてしまう。
イマドキのアメリカ的な哀愁のメロディはなかなかいいよ。
いっときこの手のバンドがあふれ返ったが今となっては逆に貴重なような気がする。


NILE - In Their Darkened Shrines ★★ (2004-05-04 21:37:00)

とんでもないブラストですね。
スローパートやギターソロ、S.E.での情景描写にもこだわりを感じます。
ファストパートでのリード楽器が完全にドラムオンリーになっているのでファストなときのギターリフに味が出てくればさらに凄いバンドになりそう。
いや、それにしてもこのドラムすごすぎ。


MALEVOLENT CREATION - Stillborn ★★ (2004-05-04 20:59:00)

妙にかっこいいデスメタル。
スローパートとファストパートを使い分けて緩急をつけているところなんかは典型的なデスメタルなんだけど…
ギターリフやドラムの音色がやたらとかっこいい。
物理的側面に頼らないアグレッションにもセンスを感じます。
デスメタルとしては普通なんだけど、普通にかっこいい曲を書くというのは逆に難しいんではなかろうか。


SUFFOCATION - Pierced From Within ★★ (2004-05-04 20:49:00)

デスヴォイスがいい感じですね。
ロウでディープだけどダーティじゃないというバランスがいい。
特徴的なリフとブリっとしたベース音が耳を惹く。
曲構成も複雑で単調にならないように気を遣っているが、やや展開が唐突な感も。
しかし各パーツはかっこいいし聴きやすいほうなのでデスメタルの聴き始めにはちょうどいいんじゃないかな。


DEATH - Symbolic ★★ (2004-05-04 20:37:00)

前作と同様のテクニカルなデスメタル。
ここまでくるとデスメタルというより「DEATH」メタルですね。
個性が突き抜けるとジャンルなど関係無くなってしまう。
このギターのメロディセンスは絶対に他では聴けないよ。
充実度では「INDIVIDUAL~」に軍配が上がるけど、これもなかなかの好盤。
DEATHって孤高のバンドだったなあ。
合掌。


DEATH - Individual Thought Patterns ★★ (2004-05-04 20:30:00)

DEATHの、というよりデスメタルの名盤じゃないでしょうか。
複雑なリズムでも疾走感を損なわないドラムとフレットレスならではの粘っこいベースがボトムを支え、その上をチャックとアンディの一筋縄ではいかないメロディが舞う。
ヘヴィネスという点では物足りなさがあるかもしれないけど、楽曲の充実度はそれを補って余りある。
かっこよすぎ!必聴!!


DEATH - Human ★★ (2004-05-04 20:21:00)

ググッと音質も洗練され、曲構成もテクニカルになりました。
摩訶不思議な質感を持つメロディが前面に押し出され前作までとは路線が変わってます。
ダラララララ…と走るツーバスが何ともいえず気持ちいい。
テクニカルデスという彼らの個性が確立された記念すべきアルバム。
ローランDEATHさんの言われるようにジャケもいいですね。
本作から3枚のジャケデザイン好きだなあ。


DEATH - Spiritual Healing ★★ (2004-05-04 20:12:00)

3rdだっけ?
走るパートももちろんいいんだけど、スローダウンしたときのズゥーンという感触がいかにもデスメタルらしくて好きだ。
曲構成やギターソロがこの後の変化を予期させるが、まだストレートな初期デステイストが色濃く残る好盤です。


DEATH - Leprosy ★★ (2004-05-04 20:03:00)

スラッシュからデスへの過渡期にふさわしいアルバム。
初期デスメタルの匂いプンプン。
曲だけを冷静に聴いてると今の耳にはスラッシュに聴こえるけど…やっぱりデスメタルだね。
デスヴォイスだからとか単純な理由じゃなくて、何というかこの、リフのねっとりした質感が「デスメタル!」なんですね。
迫力ある好盤です。
いまどきのブルデスからデスメタルに入った人にこそ聴いてもらいたいなあ。


MC5 - High Time ★★ (2004-05-04 19:41:00)

71年の3rd。
全体的にヘヴィな印象が強い。
そんな中に軽快な曲やメロウな曲が混じってるのでアルバム通してのメリハリがある。
とにかく理屈抜きにかっこいいロケンローアルバム。
MC5を聴くと、こんなに昔にこれだけ激しいロケンローをやってたんだなあ、と感慨にひたってしまいます。


MC5 - Back in the USA ★★ (2004-05-04 19:33:00)

70年の2nd。初のスタジオ盤。
掟破りのライブ盤の1stと較べるとおとなしめに聴こえるけど、そこはそれ。
MC5ならではのノリノリのロケンローはやっぱり豪快です。
たまにサイケな曲があったりしてアクセントをつけてるのでダレないのがいい。
音は古臭いがかっこいい!


TED NUGENT - Cat Scratch Fever ★★ (2004-05-04 19:25:00)

77年作。
超有名曲のタイトル曲を筆頭にハードでワイルドなロックンロールが目白押し。
とにかくこの親父の生み出すドライブ感はすごいですね。
豪快なアメリカンロック好きなら必聴の1枚。
目ン玉ひん剥きジャケも秀逸!


WIDOW - Midnight Strikes - Inside the Sign ★★★ (2004-05-04 17:42:42)

ミドルテンポでしっかりした曲が書けてこその正統派ですね。
曲の最中ずっとギターが弾きまくってるけど歌の邪魔をしてないのがセンスを感じさせる。


WIDOW - Midnight Strikes - Angel Sin ★★★ (2004-05-04 17:38:07)

最近のRIOTテイストをほんのり感じさせてくれる曲。
流れるようなギターソロが気持ちいい。
馬鹿の一つ覚えみたいにツーバス連打しなくてもリフの構成に気を遣えばかっこいい疾走感が出るのですよ。


WIDOW - Midnight Strikes - The Pleasure of Exorcism ★★★ (2004-05-04 17:34:21)

こういうのが正統派なんやね。
いきなりのツインリードで昇天ですわ。
ちょいエッチなおねえちゃんの吐息がいい感じ。


WIDOW - Midnight Strikes ★★ (2004-05-04 17:21:00)

米国正統派の03年作。
以前に更迭の処女さんに教えていただいたバンド。
いまどきの新人に珍しいくらいメロパワやネオクラの匂いのしない伝統的なヘヴィメタルです。
最近のRIOTとMAIDENの中間をいく王道サウンド。
シンプルなリフ、奇をてらわない楽曲群、ほどよくツインで泣くギター、まさに正統派。
しかしデスヴォイスを導入するなど実験的な試みもあり単なる懐古趣味に終わっていないのがいい。
特筆すべきはHR/HMならではのメロディアスなギターソロ。
安易にクラシカルにすりゃいいってもんじゃないぜ!
あとデスヴォイスを入れるというアイデアはいいんだけども、どうせデスるならもう少し力強く咆えたほうがいいかも。
とはいえ疾走するしないにかかわらず曲のクオリティが高いので、どうしてもデス声は生理的に受け付けないという人以外にはお勧めできますよ。
いい新人を教えていただき改めて更迭の処女さんに感謝!


SUICIDAL TENDENCIES - Freedumb ★★ (2004-04-29 21:45:00)

再結成してメタルっ気が皆無になりました。
ベースはチョッパーバリバリなんだけどファンクとの融合という感じはしなくってもろにハードコア。
この勢い満点の楽曲群は小難しく考える前に身体が反応する。
マイクの声もけっこうパワフルに変わっちゃってます。
この潔さはいい!


TRIUMPH - King Biscuit Flower Hour Live ★★ (2004-04-29 01:58:00)

13曲71分のライブ盤。
うーん、いいなあ、これ。
臨場感あって生々しいし選曲的にも問題なし。
観客の声が少ないのが唯一の不満だけど、この熱いパフォーマンスの前ではそれも些細なこと。
スタジオ盤だけ聴いてるとメロウなバンドと思われるかもしれないけど、TRIUMPHはハードなライブバンドなのですよ。
かっこいい!!


TRIUMPH - Rock & Roll Machine ★★ (2004-04-29 01:47:00)

77年の2nd。
アメリカンなところとブリティッシュなところが同居したアルバム。
叙情的に始まり後半がやけにかっこいい④や壮大な⑥の組曲、ライブではリックのギターソロタイムが定番の⑧など聴きどころ多し。
80年代に入ってから確立されたTRIUMPHのカラーとは微妙に異なるので聴くのは後回しでもいいけど聴いて損はしないよ。


TRIUMPH - In the Beginning... ★★ (2004-04-29 01:29:00)

76年の1st。
全体的にロックンロール色が強くて、以降で聴ける強烈な泣きのメロディはまだ少ない。
とはいえ「TRIUMPHの他のアルバムと較べると」であって十分にメロディアス。
④⑤の流れや壮大な展開をみせる⑨は必聴!
粗削りながらいいアルバムです。