THE ALMIGHTY解散後にリッキー・ウォリックが結成したバンドの唯一のアルバム。 曲はリッキーらしいラフでアグレッシヴなロックンロール。 歌メロにみられるフックはまさにリッキー節。 THE ALMIGHTYと較べてややプリミティヴになったかな、という程度の変化だ。 「SOUL DESTRUCTION」から「POWERTRIPPIN」への変化を考えると、本作は「JUST ADD LIFE」の次に来るアルバムとしては順当な路線だと思う。 これはこれでかっこいいのだが、この程度のマイナーチェンジのためにTHE ALMIGHTYを解散させる必要があったのかどうか…と複雑な気持ちになってしまう。 THE ALMIGHTYが再結成した今となっては別にいいんだけどね。
HR/HMアーティストによる反ドラッグキャンペーンででたコンピ。 ドラッグ過で亡くなったアーティストのカヴァー集。 GORKY PARK / MY GENERATION (THE WHO) SKID ROW / HOLIDAYS IN THE SUN (SEX PISTOLS) SCORPIONS / I CAN'T EXPLAIN (THE WHO) OZZY OSBOURNE / PURPLE HAZE (JIMI HENDRIX) MOTLEY CRUE / TEASER (TOMMY BOLIN) BON JOVI / BOYS ARE BACK IN TOWN (THIN LIZZY) CINDERELLA / MOVE OVER (JANIS JOPLIN) DRUM MADNESS / MOBY DICK (LED ZEPPELIN) 後はロックンロール定番曲のジャムセッションという内容。 GORKY PARKは荘厳なアレンジが秀逸。 SKIDSは元気いっぱいで微笑ましい。 SCORPIONSは余裕しゃくしゃく。 OZZYはヘヴィな仕上がりだが似合ってない。 MOTLEYは無難だがけっこうはまっている。 BON JOVIは思ったよりイマイチ。 CINDERELLAはピッタリマッチしている。 モスクワでフェスやって、これをきっかけにソ連のGORKY PARKが表舞台に出てきたんだよなあ。 うーん、懐かしいなあ。 これだけのメンツの揃ったコンピってなかなかないからそれだけでも聴く価値ありですね。
過去の集大成みたいなアルバムですね。 初期の雰囲気にハードポップ期のフレーヴァーをふりかけた感じ。 よくわかんないWITHINを除けばメロディがとにかくいい。 なかでもWE ARE ONEとYOU WANTED THE BESTは名曲。 あと、ひさびさにふにゃっとしたエースの歌が聴けて嬉しかったなあ。
これまたえらくヘヴィになりましたなー。 全体的にアグレッシヴな雰囲気が漂っててまさにREVENGEという感じです。 それだけにGOD GAVE ROCK'N'ROLL TO YOU Ⅱが際立ってます。 ラストのKISS版MOBY DICKのCARR JAM 1981を聴くとなんかしんみりしちゃうなあ。
イマイチ評価されにくいメタル期のKISSですが、私はこっちも好きですね。 メロディメイカーとして非凡なものを持っている人達なので何やらせても卒が無い。 ただ初期のようなキラーチューンに欠ける感は否めませんが。 EXCITER、LICK IT UP、A MILLION TO ONEなんかが好き。 FITS LIKE A GLOVE、AND ON THE 8TH DAYはロックンロール期の香りを残す佳曲です。
なんかさらにスケールアップしてません? DESTROYERの時点でも貫禄十分だったのに。 LOVE GUN、I STOLE YOUR LOVEはもちろんのこと、妙にキャッチーなTOMORROW AND TONIGHT、PLASTER CASTERなんかもいいですね。 ローランDEATHさんの挙げられているALMOST HUMANも一風変わっててなかなか癖になりますよ。
ALIVE!でブレイクした勢いが感じられる名盤です。 ググッとスケールアップし早くも貫禄を漂わせてますね。 DETROIT ROCK CITYやBETH、SHOUT IT OUT LOUDなんかの超名曲の影に隠れているけどGREAT EXPECTATIONはかなりの名曲だと思う。 スタジオ盤ならまず本作か1stから聴いて欲しいです。