これも名作です。(個人的なオススメはファーストですが) 1曲目の「DADDY, BROTHER, LOVER, LITTLE BOY」はポール弾きまくりの名曲。 「GREEN-TINTED SIXTIES MIND」はポールの才能全開のポップな佳曲。 これからしても、次作以降ますますHR色を薄めていったのがわかるような気が。 「JUST TAKE MY HEART」「TO BE WITH YOU」といったバラードは文句無し。 聴きやすいソウルフルな歌の入ったアメリカンHRという印象。 でも、ビリーもポールもテクニカルさを全面に出さないのは気にくわないなあ。 せっかくのメンツなのだからファーストみたいにガンガンに攻めてほしい。 リッチー参加の新作なんて、凄い事をしてるのにぱっと聴いただけでは分からないもんね。
MR.BIG の記念すべきファースト。みんなの認知度から言えば、次作「LEAN INTO IT」の 方が上かもしれませんが、衝撃度で言うとコレでしょう。 1曲目の「ADDICTED TO THAT RUSH」のイントロで繰り広げられるポール・ギルバートと ビリー・シーンのタッピングバトルでもうノックアウト。 多少、ヴァン・ヘイレン的な部分もあるけれど、他の楽曲も文句無しの出来です。 エリック・マーティンはとてもソウルフルでハードな曲、バラードどれを唄わせてもハマります。 バラード「ANYTHING FOR YOU」での熱唱は必聴。 当時はテクニカルであることがバンドの命題のような風潮があったので、デビュー時はそういう時代にマッチしたメンバーだったように思うが、時代は流れ、アルバムを重ねる毎にテクニカル度を落として楽曲重視になってしまいました。僕個人的には今のMR.BIGは物足りません。 ポールがは脱退後、レーサーXでギターバリバリのアルバムを作りましたが、こと、MR.BIGで言うと、やはりバカテクの披露度、楽曲のハードさ、という点でも最高傑作だと思います。
初めてナイトレを聴いたのが中学生時代、メタルに目覚め始めた頃にFM大阪で流れた「SING ME AWAY」でした。ポップでコーラスが爽やかで、泣きのツインリードが印象的なこの名曲に一発でファンになってしまいまた。このバンドはバラードが有名だけど、「ROCK IN AMERICA」等のツインリード全開の曲こそ、バンドの真骨頂だと思います。ジェフの8フィンガー奏法とブラッドの強烈なアームプレイ、ここまで個性がはっきり分かれたツインギターバンドは他には無いでしょう。このバンドも最近のアルバム聴くなら初期の3枚を聴きましょう。言うまでもなく、爽快アメリカンハードロックの名盤です。
ナイトレンジャーはジェフ・ワトソン、ブラッド・ギルスというスーパーギタリストを 二人も抱えた贅沢なバンド。 それぞれが8フィンガーズ奏法(ああ懐かしい言葉の響き)、アーム奏法と独自のスタイルってのも美味しい。 曲はポップで正にアメリカンといいたくなる爽やかハードロック。「DON'T TELL ME YOU LOVE ME」のイントロはその昔々、アイドルグループのシブ○キ隊がパクッたのは有名? バラードが多いが、バンド本意ではなかったにしても、とてもいいメロディです。 ベストを推薦するのは、それぞれのアルバムに名曲と捨て曲が混在するので、名曲ばかりを網羅 してるから。アルバム単位では1枚目~3枚目が出色の出来。後は・・・てな感じです。 再結成後の2枚のアルバムはそれ程良いとは思えません。 「ROCK IN AMERICA」は80年代のアメリカンHRを代表する名曲。最高~。
確かに、「BIG LIFE」のセールスは不振で、それまでの3作とはどうしても見劣りしてしまいました。このアルバムは、バラードヒットの御陰で「バラードバンド」のような印象だったのを払拭すべく本来のアメリカンハードに立ち返った印象を受けます。 個人的に哀愁の超名曲「REASON TO BE」はコテコテバラードという印象はないし、両手タッピングから始まるハードロックTUNE「HALFWAY TO THE SUN」、そしてお約束の「RESTLESS KIND」と自分たちのもってる魅力をアルバム全体で表現しているのではないでしょうか。 初期の3作に劣らない傑作アルバムです。 これ、手に入れにくくなってるんですか・・・。
今年最強(まだまだ聴いてないアルバムはあるけど)の部類に入るメロハーの傑作の登場! デビュー作は3回くらい聴いてラック入り。だけど、これは1回聴いただけで頭の中にフックの効いたメロディラインが残りまくり。 ラスト(ボーナストラック除く)の「THE GIFT OF SONG」はドラマティックな曲展開、泣きのメロディライン・・これは名曲!