05年の作品。これまでずっとアコースティックポップ路線だったジョンが、自分のルーツであるブルースに根差した曲を演奏する新バンドを結成。このCDはそのジョン・メイヤートリオが全米ツアーを行った時に収録されたそうな。 前編に渡ってのジョンのクリーントーンは素晴らしく、①「Who Did You Think I Was」や③のジミヘンカバー「Wait Until Tomorrow」で刻まれるカッティングはカッチョいい!!これだけでもこのアルバムは十分だけど、スローなブルースも聴きどころあり。 ④「Gravity」や⑤「Vultures」⑦「Another Kind Of Green」での強弱のついたギターフレーズや繊細なヴォーカルがとてもいい。 他にもレイチャールズのカバー曲⑧「I've Got A Woman」⑪「Try」での跳ねたリズムが気持ちいいアップテンポの曲もいい。 あと、女性の黄色い声援が凄い(笑)「ギャー!!ギャーー!」とまるでジャングルみたい(笑) ブルースをこういう分かりやすい万人ウケする形で届けられるアーティストって凄く貴重な存在だと思う。ジョンの活躍にますます期待!!