浜崎あゆみの3rdアルバムですが、このアルバムが自分の感性に一番響きました。 「Duty」を初めとして、「End of the World」「SCAR」などの綺麗な、 いっそ陰鬱とさえ言えそうなメロディを持った楽曲がキラリと光る名盤で 浮ついた雰囲気が殆ど感じられないのが聴いていて心地良いです。こんなに売れている歌手が、 人間の、人間らしい心を描いた歌詞を書いてくれる事を私はとても嬉しく思っています。
日本人って叙情性の濃いメロディを好むせいか、暗さとキャッチーさを両立させたメロディを書かせたらピカイチな、ゴシック向きな民族だと思ってたんですが、この曲を聴いて更にそれを確信しました。ゴシック好きならば「♪Dream of white hell…」のクワイアが響き渡る個所には恍惚必至。どうして日本のメタルバンドはこういう曲をもっと書かないんだろう…。