この曲のタイトル、「Shut from the Sky(空から締め出されて)」という受動態ではなく、「Shutting from the Sky(空から締め出して)」という能動態になってるんですよね。この事からして、歌詞の主人公は分裂状態にあるのかもしれませんね。「閉所恐怖症」という単語が使われているのに開放感がある曲調の時点でどこか分裂的ですし。
個人的にラルクの最高傑作だと思います。 「死の灰」の荒っぽいサウンドから始まるのもセンスがいいし、「浸食」「花葬」といったホラーテイストを感じさせる曲、「Sell my Soul」のようなメロディアスな曲、「It's the end」のようなキャッチーで疾走感のある曲、「trick」のような実験作と凄くバランスの良いアルバムに仕上がっています。ただ、途中のまったりとしたインストは個人的にはいらないかなぁ… それと、楽曲の良さも然ることながらCD全体の雰囲気が良いので、通して聴いても世界観に入り込むことで冗長さを感じさせないのが良いです。
この曲のタイトル、「Shut from the Sky(空から締め出されて)」という受動態ではなく、「Shutting from the Sky(空から締め出して)」という能動態になってるんですよね。この事からして、歌詞の主人公は分裂状態にあるのかもしれませんね。「閉所恐怖症」という単語が使われているのに開放感がある曲調の時点でどこか分裂的ですし。