>いちごだいふくさん おそらく初期の清春さんから多大な影響を受けているからだと思います。 清春さんの作詞にも、例えば「deep under next no」だとか、「I won't JESUS funeral」だとかちんぷんかんぷんな英文法が使われているものがありますが、いずれも初期の曲の詞です。 …でもそこまで真似しなくてもいいのに(苦笑) 清春さんの英語は最近では結構マシになってるので、京さんも見習ってほしいです。 私も「朔」楽しみです。 でも某所で歌詞に「Can you wrist cut show」とあるとか聞いたんですが… 不安です…
six Uglyはメロディアスさよりも攻撃性に特化したアルバムらしいですが、この曲の広がりのあるサビのメロディの様にところどころはっとなるようなメロディを入れる事で単調にならない所など、このバンドのポップとヘヴィの絶妙なバランス感覚への才覚が見え隠れしていると思います。でも、やっぱり英詩に背伸びをしているのが見えてしまうのが欠点といえば欠点でしょうか…。
京さんの怒りのこもった絶叫がかっこいい、全編飛ばしまくりな曲。 でもこの曲と歌えてないライブ音源で1260円は少し高い。カップリングなしの一曲で500円とかでもいいんですけど。歌詞は…CLEVER SLEAZOIDの「I will fuck your parents」といい、この曲の「I'll rape your daughter on your grave」といい、ちょっとネタに走りすぎの感が…。個人的にはDirにデトロイト・メタル・シティ的な面白さは求めてないので、はっきり言ってあまり良いとは思えませんでした。どうせやるなら「惨劇の夜」「蜜と唾」以上に過激にして欲しい。 う~ん、なんか批判的な意見になってしまいますね…決して悪い曲ではないんですが、どうもモヤモヤしたものが…。
しかし京さんのハイトーンはマジでかっこいいですね。 ミックスヴォイスなど小手先の技術に頼らず、力ずくで出しているような発声が素晴らしい。メタルのハイトーンもこんなんだったらいいのにな。音もWTDより重くなってて良い感じです。 歌詞は…ぶっちゃけ微妙かな。「I will fuck your parents」には思わず失笑…日本語の部分を際立たせる為に全英語詞にしたようですが…そういう事や、ライブ音源に「等身大の自分達を見せる」とわざと歌えてないテイクを入れたりといった妙なこだわりは捨てて、もう一段上のバンドになって欲しいです。今も充分良いバンドと思うけど、もっと上行けると思うので。
「Dirもメロディセンスが一皮剥けたなぁ」と思わされた曲。 トリッキーにもかかわらず、取っ付きやすいこのメロディは非常に中毒性が高くて良い感じです。タイトルは「It's no use crying over spilled milk」(日本の諺で言う所の「覆水盆に返らず」の様な意味の格言)から取っているのかな?
最近のDARKTHRONEは、パンク/ハードコアとブラックメタルの融合というスタイルを見つけた感じですが、そこに至るまでのDARKTHRONEが好きな方にお勧め。DARKTHRONEの真の名盤は路線を完全に変えた後や、プリブラの基礎を作った三部作ではなく、「Sardnic Wrath」「The Cult is Alive」だという方にはツボでしょう。
しかし、それらのバンドと決定的に異なるのは、森の妖精のすすり泣きのような儚い女性ヴォーカルを全編に取り入れていることでしょう。このお陰で、音のイメージが初期DIMMU BORGIR+初期THE 3RD AND THE MORTALみたいな、雰囲気のあるメタルが好きな人にはたまらないものに。ただ、ラストがテクノビートやハーシュノイズ入りのインダストリアル寄りの曲で雰囲気を壊している上に、エンディング曲(シークレットトラック)まで数分の空白があるのとで何だか竜頭・竜体・蛇尾な印象に…。まあ、そこ以外は特に文句はないんですけど。
CDラックに、ブラックに混じってTHE 3RD AND THE MORTALやTHEATER OF TRAGEDY(共に1st)辺りが並んでる人なら買って損はないかと思います。何故か中古で安い事が多いですし。
全体的にテンションが非常に高く、特にヴォーカルは凄いです。 がなり系のヴォーカルスタイルはライブではかなりの肺活量が必要とされるはずですが、この人の場合アルバムよりも強力なデス声を聴かせてくれます。また、MC(といっても一曲ずつ区切られている為、タイトルコールや「THANK YOU VERY MUCH!!!」くらいしかないですが)のかっこよさは今まで私が聴いたライブ盤の中でもトップクラスです。あんな声でタイトルコールかまされた日にはもうテンションは上がりっぱなしですよ(笑)
「REBIRTH OF DISSECTION」としてシーンに帰ってきたDISSECTIONの復帰第一弾!!…なんですが、いきなり今までに無かった曲調です。ミディアムテンポだしキャッチーで異国情緒溢れる女声コーラスまで使用しているし、個人的にはこういうのも悪くないと思います。でもやっぱりファンとしては吹雪の如きテンションで疾走するDISSECTIONを待ち望んでる訳で、復帰一発目としてこういう問題作はどうなのかと思いました。アルバムの曲なら何も問題無いんですが…何年も待ったファンが離れないか、ちょっと心配。
確かに昔の寒々しく疾走する彼等を求めるとがっかりするのかもしれませんが、こういう物だと分かって聴けばかなり素晴らしい作品。もっと早く買っとけば良かった…。しかし、IN FLAMESやCRADLE OF FILTHがカラオケに入ってるんだから、DISSECTIONも入れて欲しいなぁ…個人的にはMaha Kaliがめっちゃ歌いたいです(笑)
ちなみに輸入盤には通常盤のほか、「WHERE DEAD ANGELS LIE」のデモ音源、TORMENTORのカヴァー「ELIZABETH BATHORY」(←うめき気味に歌うJonが印象的)、SLAYERのカヴァー「ANTICHRIST」、「FEATHERS FELL」、「SON OF THE MOURNING」の5曲を追加しているデジパック盤(おそらく日本盤よりも安いです)が出ているので、そちらを探して購入する事をお勧めします。