3回に渡る連続投稿失礼します(笑) なんとなくBURZUMについて調べていたら、なんと「HVIS~」の歌詞の英訳を発見してしまいました。ので、載せておきます。でもオリジナルを載せると著作権に触れるって訊いたので、訳詞のみで… 1:DET SON ENGANG VAR(What once was) Between the bushes we stared/At those who reminded us of another age And told that hope was away/Forever... We heard elvensong and/Water that trickled What once was is now/Away/All the blood... All the longing the pain that ruled And those feeling that could be touched/Are away.../Forever... 2:HVIS LYSET TAR OSS(If the light takes us) A glade in the wood/Where the sun shines Between the trees we are imprisoned/In this God's glade It burns it scorches/When the light licks our flesh Goes toward the sky a smoke/A cloud of our form Prisoner of burials/Tormented by the God's goodness No flame no hate/They were right we come/To hell... 3:INN I SLOTTET FRA DROEMMEN(In the castle of the dream) Between misty vales/between gloomy mountains Under gray clouds/In the black night On a proud horse/In black clothes/Strong weapons at hand The infinity with dead trees/An eternity of cold Over stone and wood/In the shadows... Out from the mist/Out from the darkness Out from the big shadows of mountain/The castle of the dream... So ends the ride/That lasted a lifetime For the master goes/(In the castle of the dream) …Countの歌詞世界を理解したい方はどうぞ(笑)日本盤は今廃盤らしいですが対訳ついてたのかな?
スタイル自体はブラックメタルの一つの王道とも言うべき物ですが、やはり彼って才能あるミュージシャンですよね…他の鬱ブラックと比べても、曲の印象度や凄みに、明らかな違いがあると思う。特にそれが感じられるのがメロディ。以前の曲では「Dunkelheit」「Det Som Engang Var」「Spell of Destruction」などに顕著でしたが、彼の書くメロって鬱々としているだけではなく、北欧神話に隠された闇の部分を語るかのような、神秘性もあると思うんですよね…大袈裟に言ってしまえば、「哲学的な雰囲気がある」というか(笑)。
まずはどの曲もキャラが立ってる、アルバムとしての充実度が素晴らしいですね。 モーニング娘の「12,スマート」「10 MY ME」辺りと並んで、つんく氏の作品の中でも1、2を争う出来だと思う。ただモーニング娘のアルバムがバランス重視だったのに対して、こちらは「一丁目ロック!」「ヒロインになろうか!」などパワーで押す曲、「女子会 The Night」「マジカルフューチャー!」などの哀愁系クサメロが堪能できる曲が多く、メタラー的にはより美味しいアルバム。「BOMB BOMB JUMP」「ガールズタイムズ」などアイドルらしい可愛らしい曲もあり、バラエティも豊か。
タイのアーティストBird Thongchaiのカバー(原題は「ROW MAH SING)。 これは聴いた瞬間、耳を疑ってしまったんですけど…だって余りにも、私が「このグループにはこういう楽曲を歌って欲しい」って思う曲調そのままだったんですもん(笑)。最早カバーとは思えないほどこのグループの色に染まっている感じで、サビの「♪ちゃ~ちゃらっちゃちゃちゃらら、ちゃ~ちゃらっちゃちゃ~」を聴いてると、何もかもどうでも良くなってきます(笑)。最近ももクロとかBABYMETALとか、初聴で絶大なインパクトを残すグループが脚光を浴びてますが、この曲はインパクトではそれらグループの上を行くと思う。わざとらしいくらいにエキゾチックさを強調したアレンジ、大袈裟にコブシを回しまくったコミカルな歌唱も実に楽しい。世の中に名曲は数あれど、ここまで聴き手を楽しい気分にさせてくれる曲はなかなかないですよ。超お勧め。
しかも曲のバラエティに富んでいるだけでなく、例えば「Early Bird」ならモータウン風、「消失点」ならバラード、「co・no・mi・chi」なら歌謡ロック、「I NEED YOU」ならパンクなど、どの曲もガールズポップの中のその路線で言えば最高クラスの仕上がりなんですよね。加えてクラシックなロックのエッセンスを演奏の随所に感じさせながらも、打ち込みを上手く使ったポップさの演出や、少女マンガ的な世界観の、キラキラした可愛らしさ等も両立させているのがホント素晴らしい。
…これは、ぶっちゃけB’zですよね(笑) 歌の入りの直前のギターメロとか、A~BメロまではB’zのパロディっぽいアレンジになってる気がする。「ELEVEN」アルバムや「GREEN」アルバムに入ってそう。サビの穏やかながら饒舌なメロディはJanne Da Arcのバラードに通じるものがあるかも。メジャー系Jロック聴く人は結構気に入るんじゃないでしょうか。
また、今作はアルバム前半にガールズロック的な清涼感、爽やかさの強い楽曲、後半に映像的な、サウンドスケープの美しい曲を中心に配置し、要所で「MY BOY」「Take It Easy!」などつんく氏のペンによる、アクの強い楽曲がアクセントを与える…と、通して聴くと流れが自然で、聴きやすい構成に仕上がっているように思います。