クラシカルなイントロのキーボードで「これだ!」と思う人は多いでしょうね、きっと。 歌メロに関してはAメロの力強さ、Bメロの抑揚は非常に好きなんですが、残念なことにサビメロがイマイチ個人的趣向と合わずに不完全燃焼。少なくともサビメロに関してはこのアルバム収録の『SONG OF THE DESERT』の方が俺は気に入ってます。 しかし、間奏終盤の「オオ~オオ~オ~、オオ~オオ~オ~」っていう暗い感じのメロディは好きです!その前のキーボードの音色も結構好きですね。 確かに個人的にサビメロはイマイチなんですが、ジョン・ウェストのヴォーカリストとしての実力は有無を言わせぬ迫力で、それだけでも「カッコいい!」と思わせてくれます。
このバンドのアルバムで持ってるのはこれと他に『THE DAMNATION GAME』だけですが、『THE DAMNATION GAME』よりはこちらの方が好きですね。 本作は"スピード・チューン"と呼べるものは少ないけど、個人的にはアグレッシヴな印象でした。やはりそれはバンドのヘヴィ志向は多少は要因となっているんじゃないかと思いますね。ヘヴィなサウンドにアグレッシヴな印象を受けました。 マイケル・ロメオのギターテクはもう語る必要もないほどですね。メチャクチャ上手いです。彼のギターを聴くためだけに買っても損はしないんじゃないでしょうか?まぁ、それは聴く人の需要によるんでしょうけど。(笑) 楽曲は当然"らしい"もの満載で、ミステリアスでありクラシカル、そしてテクニカルです。 ただこのバンド、俺にはちょっと歌メロの魅力が不足しているように思えてなりません。勿論中には良いと思えるものもありました。『Church of the Machine』や『Lady of the Snow』なんかは非常に歌メロに惹かれました。が、他の曲は「あ~、この部分は良いな」とか、そういう風に部分的にしか魅力を感じられませんでした。 …とは言え、上に9名もいるわけですから、実際には良いメロディなんでしょうね。俺が良いと思えないだけで。 それと、個人的にはドラムがちょっと物足りないんですよねぇ。勿論「じゃあ叩いてみろよ!」なんて言われたら困りますけど(苦笑)、なんか物足りない。別にマイク・ポートノイのレベルを求めるわけじゃないけど、もうちょっと派手なプレイがあったら嬉しいなぁ、などと思います。 ということで、不満点もありますが、それでもなかなか格好良いとは思いますよ。プログレッシヴでクラシカルでテクニカルなものが好きな人は聴いて損はない作品だとは思います。
インストに続くこの2曲目でもう既にやってくれてますね! 怒涛の展開!奇想天外なリフに絡むクリーンな音色のアルペジオが良い味出してます。 ランディの変態ヴォーカルも早速全開です! そのランディが怪しいハイトーンで叫ぶ「Sitting in the corner~」のところは、始めは「うわぁぁぁ」な感じだったけど(笑)、今ではカッコ良く思えてしょうがない。
3rdは未調ですが、1stや2ndと比べると個人的には若干「良いな」と思える曲が減った気がします。それはやはり慣れのせいもあるかも知れませんし、それでも彼ら(というかリッチー)のネタが尽きたとは全く感じられません。RHAPSODYは1st~2nd~4th(POWER OF THE DRAGONFLAME)~3rdと聴きましたが、3rdを聴く頃にはちょっと飽きてましたが、BLACKMORE'S NIGHTはあそこまで"濃く"ないし(笑)、ネタの幅は狭くないのでまだまだ楽しめそうです。 「良いなと思える曲が減った」と言いましたが、それでも『WAY TO MANDALAY』『ALL FOR ONE』『GHOST OF A ROSE』『DANDELION WINE』『DIAMONDS AND RUST』『CARTOUCHE』『QUEEN FOR A DAY(part1と2)』……とかなり好きな曲は多いです。というか、こうして改めて考えると、やっぱり良い曲はかなり多いです。(笑)ただ、新鮮さが多少薄れたから以前ほど感動を感じなくなってしまったのかもしれません。(非常に残念) JETHRO TULLのカヴァー『RAINBOW BLUES』はロック色が多少強く、昔からのファンは「こういうのがもっと欲しい!」と思うかも知れませんね。(笑)カヴァーだと知らなければタイトルを見て「おぉっ!!」と思ってしまう人も多そうです。(笑) 『ALL FOR ONE』での御大の電気ギター(笑)捌きには「これだよ、これ!」と嬉しくなってしまいます。 キャンディスの純粋無垢声はまだまだ健在でその声にじっくり浸れます。偏見丸出しで言わせてもらいますが、「ホントにニューヨーカーかよ!」っていう感じですね。キャンディスの歌唱はよく「無表情」「棒歌い」など言われますが、俺は以前からそんな風にはあまり思っていないので全く気になりません。そしてこれはキャンディスのヴィジュアルに惹かれているから盲目的になってる訳でもありません。(笑)あまり惹かれてませんから。(笑/いや、まぁ綺麗なんだろうなぁとは思いますが) 多少話が脱線してしまいましたが、今のところあまり票が入ってませんが、俺には悪い作品どころかさすがの作品ですね。彼らの作品が好きなら是非聴いて欲しいし、これで初めてこのバンドに触れても決して悪い印象を抱くことはないんじゃないかと思います。
1曲目『GODS OF SECOND CHANCE』はミドル・テンポでヘヴィに始まるし、全体的にスラッシーな疾走感はほぼないと言えるけど、それでもアップ・テンポの曲は意外に多く、"そういう"満足感は案外高い。 評判通り、曲作りの幅は広がり、それでいて曲の質も悪くない。というか、個人的にはかなり好きですね。 9曲目『END OF THE AGE』はこのバンドの中にあってなかなか個性的な曲。10曲目『LOSERS AND MADMEN』はアコースティックなインストで、ダークなコード進行の中で明快とも言えるメロディが顔を覗かせる部分が非常に良い意味で印象的。 個人的に特に好きなのが1曲目『GODS OF SECOND CHANCE』のオープニングでのマイク・ハウのシャウト!特別ハイトーンでもない、ロングトーンでもない、でもとにかく声がカッコいい!!俺にとってはDREAMEVILの『THE ENEMY』のシャウトよりも好き! それに2曲目『LOSERS IN THE GAME』も非常に正統的なメタルであり、哀愁溢れるアルペジオが非常にカッコいい名曲! ラスト2曲がちょっと弱いのが難点か。 それにしても、本作でのマイク・ハウの歌唱の力強さには恐れ入った。特に5曲目『WAITING FOR A SAVIOR』でのパワフルな歌唱は凄い!(曲自体も凄く良い)メジャー・レコード会社から契約を切られたことへの怒りから来るものだろうか?とにかくカッコいい!! あんまり良い評判ではないアルバムなのかも知れないけど、俺は最近、ちょくちょく聴く作品だったりする。 個人的には趣向で言えば、3rd『BLESSING IN DISGUISE』よりも好きですね。(他のアルバムはまだ聴いたことないけど/笑) …にしても、このジャケは……。"アイアン乳首の脂肪ちゃん"とは…。(笑)まぁ、タイトルと比較すると、だいたい何が言いたいのかはわかるけど…。(苦笑)
HELLOWEEN初期のシングル。全4曲。 タイトル曲は当然『KEEPER OF THE SEVEN KEYS PARTⅡ』に収められているもので特にヴァージョン違いでもなんでもない。 カップリングである『SAVAGE』『LIVIN' AIN'T NO CRIME』『VICTIM OF FATE』が聴きどころでしょう!『VICTIM OF FATE』はカイ・ハンセンが歌っていた時代の曲をマイケル・キスクのヴォーカルで録り直したヴァージョン。バックも違う。 どの曲も人気曲なので各曲については曲レビューで皆さんのものを参考に。 ただ、これらの曲は『守護神伝 完全版』やベスト盤(初期の『THE BEST THE REST THE RARE』や『TREASURE CHEST』の3枚組み盤)に収録されてることもあるので今となっては「このCDでしか聴けない!」と言えないのが残念なところ。 とにかく、例の3曲はファンなら必聴なので、もしまだ聴いたことのない人はこのシングルを見つけたら買った方が身のためです。(笑)
名盤とされる「LIVIN' IN HYSTERIA」の前に発表されたミニ・アルバム。 コンセプト・アルバムのオープニングっぽい(本作はコンセプト作じゃないはず)"語り"の1曲目はどうでもいいが(失礼!)、2曲目『TOUCH THE LIGHT』はHEAVENS GATEのファンなら聴いておいて欲しい名曲!!きっと「これだ!」と思ってもらえると思います! 簡単に曲解説(らしきもの)をさせてもらうと、3曲目『DANCIN' ON A ROPE』は程好い疾走感のある曲、4曲目『ROCK ON』はロックンロール的なヴァイブがある。ライナーによると「70年代のグラム・ロッカー、デイヴィッド・エセックスが飛ばしたスマッシュ・ヒット曲のカヴァー」だそう。5曲目『PICTURE IN THE MIRROR』はミドル・テンポで力強く、且つメロディを大事にした曲。ライナーを書いているキャプテン・和田がこの曲を褒めている。6曲目『CRY IT OUT』はリミックスと書いてあるが元のヴァージョンがどこにあるのかは知らない。1stには収録されてないし…。とにかく、これまた程好い疾走感のあるスリリングな曲。 『DANCIN' ON A ROPE』でトーマス・リトケの歌が若干シャープ気味なところがあったりするけど、基本的にはやはり上手い。ほ~んの若干、歌声のパワーでは『LIVIN' IN HYSTERIA』よりも劣るか…? アルバムの出来としてはなかなか。 ちなみに日本盤は1st『IN CONTROL』とカップリングで1枚になっているのでお買い得!
このリフの格好良さたるや一体…。メチャクチャ格好良いぞ!! 随所に挟み込まれるギターソロもあまりにもスリリング!! 「Rattle Head You,your head is~」 の部分は若干「WAKE UP DEAD」にも通じる雰囲気。終盤のギターソロの一部は「RETURN TO HANGAR」に通じる雰囲気。 いやまぁとにかく、この曲はメチャクチャ格好良いってこと! 「RUDE AWAKENING」に収録されてなくて至極残念。