HALFORDで復活し、その"復活"アルバム自体が良いアルバムなのにも関わらず、プリーストの曲までセット・リストに盛り込まれてはグゥの音も出ねぇってなもんでしょう。「CYBERWORLD」から「THE HELLION~ELECRIC EYE」の流れもニクい演出。「BREAKING THE LAW」でのオーディエンスとの掛け合いは最高に格好良い!!俺も去年の2月15日、公会堂で大声で歌った思い出が甦る…。 それに「SAD WINGS」はオリジナルと違い、"ヒステリック・ヴォイス"でサビを歌っていることにも驚愕!!「おいおい、ライヴなのにスタジオ版より喉に負担かけるのかよ?」ですよ、ホント。 あと、スタジオ・トラック3曲も良い曲で、その中の1曲「HEART OF A LION」は80年代半ばにRACER X に提供された曲らしい。それはRACER Xの2nd「SECOND HEAT」に収録されている。グレン・ティプトンとK.K.もクレジットされている。もう1曲、プリーストの他のメンバーのクレジットがある「PRISONER OF YOUR EYES」というものもある。こちらはバラードで良い曲だ。ロブだけのクレジットの「SCREAMING IN THE DARK」はロブの超絶ハイトーン炸裂の曲でとにかく凄まじいの一言。この3曲はファンなら聴くべし。 なんか最後はライヴ置いてけぼりのコメントだったけど、ライヴ本編もスタジオ・トラックも最高に格好良い出来なのでメタラァはみんな聴きましょう!!と言いたい一枚。
オリジナルは持ってないので1曲も聴いたことがありませんでしたが、これは相当格好良いです!! 何曲かでチャック・ビリーの歌いだしのメロディが同じようなのがあること以外は総てが最上級に格好良いですわ!!チャックが所々で披露するデス声も素敵でよろしいですね。 個人的には1,FIRST STRIKE IS DEADLYと7,OVER THE WALLがお気に入り。前者の叙情的なギターソロ、後者のギターソロの後半もどちらも最高のギターソロです!!
上の方々がおっしゃっている通りトミー・ハートは素晴らしい歌唱を披露しています。1,BRIDGE TO HEAVENを聴いて凄い人だと思いましたよ、俺も。ちなみにこれで初めてトミーの歌を聴きました。 とは言え、主役はやはりウリのギター。泣きました。神と謳われる所以がわかります。筆舌に尽くしがたし。是非御一聴を!!
俺はこのアルバム好きです。SCREAMING SYMPHONYにも負けてない、むしろ個々の楽曲はこちらの方がいいと思っています。 IMPELLITTERIらしいアグレッシブな曲も、ヘヴィな5,BLEEDING IN SILENCE 8,EVERYTHING IS YOU もいいですし、バラードである11,PARADISEのメロディとロブ・ロックの歌唱は素晴らしいし、この曲でのクリスによるギターソロはそれまでの彼のソロとは違い、丁寧にメロディをつないでいて、勿論速弾きもしてますがそれも他の曲のソロとは違う感触です。この曲のソロは俺が思うに彼の最高のパフォーマンスだと思います。 ただ、残念なのがインスト10,HALLOWEENがつまらない。アグレッシブな9,KINGDOM FIGHTERからそのままバラードPARADISEにつないでくれればよかったのに、と思います。少なくとも、この位置には入れないで欲しかった。 以上、残念な点もあるにはありますが、とてもいいアルバムだと思います。まだ聴いてない人は是非!!
地上最強の声を持つおっちゃん、グラハム・ボネットと再びタッグを組み、そこここに過去にグラハムが在籍したバンドからのアイディア拝借も見つけることが出来る。 しかし!!そんなことが全く気にならないほど説得力を持つグラハムのヴォーカル!!なんじゃこの声は!!このアルバムで初めてグラハムの声を聴いたけど、こんな声、それまで聴いたことないよ!!まさに最強ヴォイス!! メンバー写真でもしっかりとそのファンション・センスを披露しているところも素晴らしい!(笑) クリスのストラトによるギター・サウンドはヘヴィ且つソリッドでグラハムに負けじと力強いサウンドで対抗。 リード・フレーズの格好良さも過去最高かも知れない。 楽曲は良い曲はかなり良いんだけど、そうでないものはちょっと…。6:4くらいで良い曲の方が多いんだけどね。 パクリだなんだと言われても、俺は「SHE'S A NIGHTTIME LOVER」「FALLING IN LOVE WITH A STRANGER」は素晴らしい曲だと思う。「UNITED WE STAND」のサビメロも良い。やっぱり全体的には良い印象ですね。 俺にとってはグラハム・ボネットが質の高い正統的メタル/パワー・メタル/スピード・メタルを歌ってるだけでも十分過ぎるほど満足。そこに超絶ギターが絡んで来たら文句は言えません!! グラハムが好きなら聴きましょう!!これはクリスのファンよりもグラハム・ファン向け。グラハムの存在感が凄い!!
選曲○のいいベスト・ライヴ。個人的には入れて欲しい曲はもっと沢山あるけどそれはしゃあない。「When Sorrow Sang」とか「The Last Candle」とか「Somewhre Far Beyond」とかね。挙げればキリがない。 実際に彼らのライヴに行ったことがないのでオーディエンスがどの程度歌うのか(サビ以外でも歌うのか等)はわからないけど、もうちょっとオーディエンスの声が聴こえても良かったかな?うるさいくらいに。でも、他のバンドのライヴアルバムに比べればかなり大きく聴こえるかな。特に曲間と(笑)「The Bird's Song」、この曲は殆どオーディエンスが歌ってるもんね。(笑)「Into The Storm」のサビも凄い! 残念な点はハンズィの歌うメロディが崩されている部分があること。確かに彼らの曲はパートが沢山あるのでどれを主旋律にすべきか迷うところももしかしたらあるのかもしれないが、リスナーが頭の中で描くものとズレて聴こえるときもあると思う。まぁ、彼らは始めっから「スタジオとライヴは別物」と考えてるので仕方のないと言えばそれまでか。それに重要な部分はちゃんとオーディエンスが主旋律を歌ってますからね!(笑)ハンズィは一応それにハモる感じになってる…のか? とにかく、残念な点よりも彼らの楽曲の良さ、オーディエンスの熱さの方が断然強いのでファンなら買いましょう!!
メタルにハマりかけの頃、俺を完璧にメタルに"ハメた"バンド、HELLOWEEN。そんなバンドの初めての"新譜"。ドキドキしないわけがなかった。発売日にワクワクしながら買いに行ったもんですよ。 内容?そりゃ良かったよ! 全体的な雰囲気としては「MASTER OF THE RINGS」がヘヴィなプロダクションになった感じかな?上の方やB!誌では「PINK BUBBLES GO APE」が引き合いに出されてるけど、とにかく"楽しさ"や"明るさ"っていうのが目立つってことでしょうかね?勿論哀愁ある曲もたっぷり収録されてますが。 疾走感、キャッチーなメロディ、ツイン・リード、どれもがHELLOWEENで嬉しくなった。 確かにB!誌にもあるように、今回はヴァイキーの曲が弱い。圧倒的に弱い。「THE TUNE」は良い曲だけど、"ヴァイキーの曲"としてこれがアルバムで一番というもの…。他の2曲「DO YOU FEEL GOOD」「NOTHING TO SAY」は正直イマイチだった。(「DO YOU FEEL GOOD」のタッピング・ツイン・ギターは格好良かったけど) それでも、全体の楽曲の充実度は非常に高いレベル。まぁ、「HELLOWEENの好きな曲を10曲選べ」とか言われてこのアルバムから選ばれるか、となると多分選ばれなさそうだけど、それでも良い曲は詰まってると言える。 全体的に疾走感が大きいのも嬉しい。 全体の8割でドラムを叩いているMOTORHEADのミッキー・ディーも素晴らしく、見事なドラミングで圧倒してくる。「LIAR」なんか彼の怒涛のドラミングなしじゃ物足りないものになってたかも知れない。ありがたや。 新加入のサシャも作曲面、ギタープレイ面でも大活躍でどちらもHELLOWEENを今までとは別の次元へと…と言ったら大袈裟だけど、本当に良いものをバンドに持ち込んでくれたと思う。(バンドのステージングが若返ったという点も実は大きいと)早くも次作への期待が膨らむ。 そうそう!!本作で最も嬉しかったのが「HELL WAS MADE IN HEAVEN」の存在!!今までは"ボーナス職人""B面曲職人"だったマーカスの名曲が、ようやくアルバム本編で聴けるようになったことは非常に嬉しいことだ。いやぁ、マーカスの曲はやっぱり素晴らしいよ! ただ、ひとつ引っ掛かるのが、別に本作の出来に関係はしないんだけど、「もしヘニユ・リヒターが加入していたら?」ということ。だって、ヘニユも凄く良いソングライターじゃん?もしGAMMA RAYでみせたあのソングライティングをHELLOWEENで披露してくれたらと思うと……。でも、恐らくアンディにはヘニユの曲を歌いこなせない気も…。(苦笑) まぁ、ここはサシャ・ゲルストナーという素晴らしいソングライターを発掘(?)できたってことで大満足ですけどね。このままサシャが埋もれるよりは今の状況の方が比較にならないほど良いから! まぁ、そんなこんなで、本作は名盤とまでは行かないけど、非常に良いアルバムだと思います。
ダークでスローな曲につまらないのがあるけど、基本にあるのはやはりHELLOWEENらしいメロディアスな音なのでなかなか楽しめます。 ヴァイキーの曲がアルバムのハイライトになっているのも嬉しい。(7,Salvationのこと。「DO YOU FEEL GOOD」はこのアルバムに収録されなくて正解だったと思う) ただ、④~⑥の3曲連続でテンポの悪い曲(⑤⑥はなかなか良い曲ですが)が続くのはちょっとマイナスかな。4,ESCALATION 666を削ってたらだいぶアルバムの印象が良くなったのではないかと思います。それとどこかにシングルB面の「DELIVER US FROM TEMPTATION」を入れるとか。 あと、ローランドのソングライティングには相変わらず「?」です。つまらない曲を書いたかと思えば、ラストの「The Dark Ride」のようにアルバムを閉めるに相応しい良い曲も書く。多分良いソングライターなんだろうけど。 今回、最もカッコいいなぁと思ったのはブックレット。(笑)歌詞はちょっと読みにくいけどメンバーの写真は綺麗だし、白くて薄い紙に印刷されたパンプキン達も格好良いこと!!
アンディ最高!! ちょっとクセみたいなのがある声だけど、俺は大好き!! やっぱ③は最高!!4,WHY 7,THE GAME IS ON 8,SECRET ALIBI 10,IN THE MIDDLE OF~もいい!! 発売当時を知らないのでハッキリとは言えないけど、やっぱ"HELLOWEEN復活!!"みたいな感じだったんでしょうね、この作品で。良いアルバムです!! アルバム単位だと、アンディ加入後では一番好きかも。
first timeは名曲。メタルではないけどwhen the sinnerも良い曲だし、windmillもなかなか好きなバラード。i don't wanna cry no moreも好きな方です。 みなさんの言うとおり、メタル・アルバムではない。、それを意識して聴いても、やっぱ名盤ではないと思います。「それなりの出来」の曲が多い。いや、正直いらない曲もある。 ただ、それでも、中には上に挙げたような良い曲も収録されていて、特にfirst timeは聴いた方がいいです。これはホント良い曲。 マイケル・キスクのソロ・アルバムにHELLOWEENのメンバーが参加したものだと思えれば結構楽しめる作品ではないか、と。
まだ3rdは聴いてませんが、これはいい!! 音質はなかなかどうして結構悪いですが、メロディが良い!! 個人的には3,Test Of Time 4,Change The World 6,The Vision 10,Ring Of Steelが気に入ってます。 追記:3rd聴きました!!で、比べると… まず、音は確実に3rdの方が良いですよね。メロディは3rdと同等かそれ以上だと思います。多分こちらの方がクサさでは上かも知れません。 とにかく、3rdが気に入った人はこれも聴くべき、と言っていいでしょう!!
アルバムのタイトル、「CROED」じゃなくて「CROWD」ですね。なんか揚げ足を取るようで悪い気もしますが…。 さて、アルバムの方ですが、これはいいです!! ラジオで2,THE ROAD GOES EVER ONを聴いて「これは!!」と思いすぐさま購入。 民族音楽を取り入れた(特にアイリッシュなメロディ)プログレッシブなメタルです、簡単に言えば。プログレ色は結構濃く、たまにホントにびっくりするような展開もあります。まぁ、そこが「意外すぎてちょっと変」と感じる人もいるでしょう。いやいや、この展開がまた良いんだってば。 6,LONGING FOR THE WOODS PARTⅡ:THE RING OF FIRE 10,LAND OF OLDEN GLORYのようなパワーメタルっぽい曲もありますが、単純なパワーメタルではないのでそこはお気を付け下され。 全体的に疾走感は結構あります。 あと、ヴォーカル!!上手過ぎ!!「誰だ、これ?」と思いながらラジオを聴いていると、なんと「リチャード・アンダーソンズ・スペース・オデッセイ」などで話題となったあのニルス・パトリック・ヨハンソンだと言うではないか!! この人、ホントに上手いよぉ。「声色、いくつ持ってるの?」「凄い声量だね!」と思いましたよ。結構暑苦しい歌い方をするところがあるので、と言うかそれが彼のある意味「本領発揮ヴォーカル」なので好き嫌いはハッキリ分かれそうですが、これは誰が聴いても実力のあるシンガーなハズ。ドラマーもかなり上手いと思うなぁ。ギタリストもティロティロと華麗なソロをキメてくれる。 インスト曲もかなりスリリング且つメロディアスで緊張感が途切れるどころか益々エキサイトさせてくれる。いやぁ、このバンドのソングライティングには恐れ入る。 個性もあるし実力もある良いバンドです。と言うか、本作は名盤だと思います。傑作です!!