ミニ・アルバムということでどの曲も違うタイプの曲調になってます。 大まかな印象は疾走、ヘヴィ、インスト、バラード、明るめな曲、の5曲となっております。 個人的にはバラード「CROSS TO BEAR」、明るめな「THE YOUNG AND THE RUTHLESS」が好きですね。 俺は思いっきり後追いですが、当時は時代に迎合したと言われる作品のあとということもあって、"らしい"作風になったこれを聴いて喜んだファンも多かったんだろうなぁ。 ファンなら聴きておきたい一品でしょう。
"メロディアス"と言っても心地良いメロディがあるわけではなくあくまでアグレッシヴ。でもメロディアス。…なんとも形容しがたい。 とにかく、こんなリフを作った彼らに敬意を表さねばなるまい。素晴らしいぞ!! THE HAUNTEDのヴァージョンを先に聴いていたけど、どっちも良いところがあって片方を選べと言われても無理。テンポは本家であるこちらの方が速い。けど向こうはドラムがペル・モラー・ヤンセン。手数が増えてる。どっちも格好良いよ。
ACCEPTは「BALLS TO THE WALL」しか聴いたことがなかった(HELLOWEENによる「FAST AS A SHARK」のカヴァーは聴いたが)ので、"らしい""らしくない"をハッキリと断言することはできない。 そんな自分がこの再結成アルバムをどう思ったか。…うん、なかなか良いアルバムだった。 あまりメロディに魅力はないがウドの濁声満載のタイトル曲①、90年代的な破壊力のある⑧、①よりも断然メロディアスな本編ラストの⑪、と要所要所に疾走曲を盛り込み、ミドルテンポ、バラードが目立つアルバムでもそんなにダレずに聴けた。哀愁漂うインスト⑩も良いアクセントになっていると思う。日本盤ボーナスの⑫もポップ風味のロックンロールでなかなか良い。(が、アルバムとしては⑪でシリアスに終わらせるか⑫で楽しく終わらせるか、個人によって分かれるだろう) もしかしたら②~⑦の疾走曲なしの間にダレを感じるかもしれないが、その間にも良い曲はあるので(まぁ、あまり面白味がない曲もあるのも事実だけど)、特別大きな問題だとは感じなかった。 アルバム通して聴くとなかなか良い印象だが、後で考えると「これ!!」といった曲がなかったかな。 ともあれ、「再結成後のACCEPTのアルバムは良くない」との評判を聞いて(読んで)いたので思ったより楽しめた。…うん、良い買い物だったな。(250円だったし!)
イントロが凄く格好良いですね!! メロディも良いし、トビアスは歌上手いし、「これぞ!!」な曲でしょう!! ただ、「WE DON'T NEED A HERO」のインパクトがあまりに強かったためこの曲はそこまでは…、という感じ。先にこっちを聴いてればもっと良い感触だったんだろうけど、やっぱあの名曲を聴いたあとだから…。 いやいや、凄く良い曲ですよ、この曲も。
正直好きになれない曲もある。しかしそんなものは極一部。「THESE DAYS」「THIS AIN'T A LOVE SONG」「SOMETHING FOR THE PAIN」「HEARTS BREAKING EVEN」「MY GUITAR LIES BLEEDING IN MY ARMS」「LIE TO ME」「IF THAT WHAT IT TAKES」と個人的に大好きな曲が並ぶ。「HEY GOD」や「DAMNED」といったロックしている曲も格好良い。とにかく良い曲がいっぱい詰まっている。 自分の中でBON JOVIのアルバムというは"流れ"はあまり関係なく、どれだけ"良い曲"が詰まっているか、だ。そういった意味ではこのアルバムは"大成功"だ。上記以外の曲はあまり聴かないが、何せ上記の曲が『名曲』『超名曲』ばかりなので何の文句も出ない。"名盤"というよりは"名曲の集合体"といった感じでとらえている。まぁ、結局はそういったものが名盤なんだろうけど。 ついでだけど、個人的には「IF THAT WHAT IT TAKES」はもっと人気が出ていい曲だと思う。 追記:先日、本作の『Special Edition 2CD Set』なる輸入盤を買いました。 日本盤と同じ全14曲の本編CDに、デモ音源やライヴ音源で構成される全8曲のCDが付いているものです。 内容について触れておくと 1,Fields Of Fire(Demo):『KEEP THE FAITH』時のセッションから 2,I Thank You:カヴァー曲 3,Mrs Robinson:英国のTV番組"TFI Friday"に出演したときの音源 4,Let's Make It Baby(Demo):『NEW JERSEY』時のセッションから 5,I Don't Like Monday(Live):Bob Geldofというと一緒に演奏。作曲もそのBob Geldof 6,Crazy(Live):ティコが歌う 7,Tumblin' Dice(Live):ブライアンが歌うROLLING STONESの曲 8,Heaven Help Us(Live):リッチーが歌う 個人的には①が気に入りましたね。それにティコやブライアンのリード・ヴォーカルを初めて聴けたのも嬉しい収穫。特にティコの見た目から想像できる通りの渋すぎる御声を堪能できたのは良かった。(笑) なかなか"発見"のある内容で、買って良かったと思える内容でしたね。(まぁ、中古でメチャクチャ安かったんだけどね/笑)
疾走曲は格好良いし、バラードもなかなか良いんだけど、どうも他の曲がいまいち。前作「THE SEVENTH SIGN」には「MEANT TO BE」など疾走曲ではない(「MEANT~」はバラードでもないと思う)曲にも素晴らしいものがあったが今回は……残念。それに疾走曲にしたって、勿論個人差はあるにしろ「VENGENCE」は前作の「NEVER DIE」に、「FIRE IN THE SKY」は同じく前作の「CRUSH AND BURN」に勝ってはいないと思う。バラードも個人的には完全に前作の曲の方が良いと思っている。 とは言え、前作を聴いて気に入ったのならば本作を聴いても損はないでしょう。繰り返しになるが、疾走曲は格好良いしバラードも良い。他の曲にしたって結局は聴いて自分で判断するのが一番。(結果、俺はあんまり……だったけど) 名盤ではないが、決して駄作でもない。それなりのクオリティを備えたアルバムである。
「NEVER DIE」「PRISONER OF YOUR LOVE」「CRUSH AND BURN」「MEANT TO BE」「SEVENTH SIGN」「BROTHERS」と名曲、佳曲を多数収録している。これだけ幅の広い楽曲でよくこれだけ良い曲を集められたものだなぁ、と感心させてもらった。正直、あんま良いとは思えない曲もあるにはあるけども。とても曲のバリエーションが豊富なアルバムだ。 マイク・ヴェセーラはLOUDNESSでチラッと聴いたことあったけど、そのときよりは好感触。別に彼が大きく変わったわけではないんだろうが、LOUDNESSよりもこちらの方が彼に合っているんだろう。自分はこのアルバムでの彼はしっかりと良い評価をしたい。 マイク・テラーナはさすがの力強いドラミングを披露しているが、音作りがパッとしないのが残念。まぁさすがに、RAGEの「SOUNDCHASER」と同じ音で、なんてのは無理な注文なのはわかってるけど。 とにかく良いアルバムでしょ、これは。買って損なし!
日本盤ボーナスの「THE ESCAPIST」「AFFECTION SEEKER」が好きだという方に朗報です!! 『TWILIGHTNING JAPANESE FAN SITE』でその2曲を含む「DELIRIUM VEIL」収録曲の歌詞が読めます!!(勿論英語!)今まで「日本盤ボーナスの歌詞がない」とお嘆きだった貴方!!バンド名で検索すればすぐ出てくるハズなので是非!! ……みんなもう知ってたりして。
ついさっきHMVのホームページを見たんですが、ついにアモット兄やんがやってくれました!! 今度出る来日記念盤「DEAD EYES SEE NO FUTURE」に、MANOWAR、MEGADETHのカヴァーと共にCARCASSの「硫酸どろどろなんでも溶かす」のカヴァーも収録されます!! 他にもライヴ音源が2曲(曲目未定)が収録されるそうです。でも、ついに兄やんがCARCASSのカヴァー。なんか感慨深いものがありますね。
KAMELOTを聴いてロイ・S・カーンに惚れ込み、彼が以前いたというこのバンドに興味を持った。そしてたまたま中古で見つけて購入。いあざ聴いてみると、やはりKAMELOTと通じる部分はあった。あったが、それは「FOREVER」や「CENTER OF THE UNIVERSE」といった曲ではなく、「FOURTH LEGACY」のダーク路線の曲に近い印象だ。 その曲のタイプとしてどうこうではなく、とにかく曲を聴いた感想としては正直取っ付きやすいと思ったものは少ない。1,UNDER A MOURNING STARや5,SANCTUARYはなかなか良かった。他にも部分的では結構良いところもある。 それに一番聴きたかったロイの歌唱もやはり絶品だ。特にバラードにはうっとりしてします。 ロイのファンには聴いてもらいたい曲(バラードが特にそう。しかしバラードは「SANCTUARY」1曲だし短いが…)余裕があれば買ってみてもいいのではないか。ただ、今のところこのバンドの1st~3rdを聴いたが2ndが一番お薦めかな。