まさに『ベスト盤』。ラストが「MISERY」だという点もニクい曲順です。 選曲に関しては「HURRY GO ROUND」はやはり入れて欲しかったけど他の名曲は抑えられてるし立派に"ベスト"の役割は果たしているでしょう。 こうして聴くと、色んな曲調があるけど、どれもみんな"hide印"がしっかりと押されてるんだよなぁ。彼の才能の深さに感服します。
今のところ輸入盤でしか手に入らないライヴ映像をメインとしたDVD作品。ライヴ映像は Wacken Open Air-8/2001 1,INTRODUCTION 2,ANGEL IN BLACK 3,BATTALIONS OF HATE 4,NUCLEAR FIRE 5,CHAINBREAKER 6,EYE OF AN EAGLE 7,FIGHT THE FIRE 8,RUNNING IN THE DUST 9,SILVER & GOLD 10,FINAL EMBRACE 11,ANGEL IN BLACK REPISE BLACK SUN TOUR-10/2002 1,INTRODUCTON 2,CHAINBREAKER 3,BLACK SUN 4,CHURCH OF BLOOD 5,MIND CONTROL 6,UNDER YOUR SPELL 7,FEAR 8,TEARS OF RAGE 9,ARMAGEDDON 10,LIVING FOR METAL 11,MEDLEY:ONE WITH THE WORLD/BORN TO ROCK/METAL GODS(勿論プリーストのカヴァー) そして様々なブートレッグ映像をちょこちょこ繋げたものと「ANGEL IN BLACK」「ARMAGEDDON」のビデオクリップ、1999年のヴァッケンのライヴ映像やメンバーがコメントしているもの(短いし字幕なしだからわけわからん)、さらには上記の2001年のヴァッケンと同じ音源のライヴCDも付いている。(曲数・曲目も同じ) ちなみに、ブートレッグ映像の中にはHAMMERFALLのヨアヒム・カンスがラルフとデュエットしてるライヴ映像もチラッと入ってたり…。 個人的には2001年のヴァッケンの映像が一番楽しめた。セットリスト的に。演奏は申し分ないしバックヴォーカルを勤めるのは自分のバンドSINNERではヴォーカルも兼任するマット・シナーでこれも力強い。ラルフのヴォーカルもさすがだ。つーかラルフの体は凄い!プロの格闘家並の二の腕は圧巻(?)だ。そんな彼が首やこめかみに血管を浮かべて歌う様は格好良い。これでもかと頭を振るヘニー・ウォルター(だっけ?)もメタル然としていて格好良いというかある意味清々しい。ライヴの最後にやる「ANGEL IN BLACK REPISE」というものの存在がまた格好良い!!勿論「BLACK SUN TOUR」の方も見事なメタル・ショウを披露している。 この内容で3000円ほど(俺はセールで2500円くらいだった)とはなんとも安いではないか!ファンなら買いでしょう!だって俺なんかファンどころか彼らの音源1つも持ってなかったのに「この値段なら!」って思って買ったんだもん。ファンなら楽しめないわけがない!
今回のアルバムの中で一番最初にラジオで聴いた曲。 雰囲気はANGRAらしいまさに南米のそれです。曲が進むにつれて徐々にクラシカルな雰囲気も増してきます。 で、この曲のなにが素晴らしいってサビメロが絶品なんですよ!特にサビのアタマの「Sprouts of time~」とか「Hands on heart~」の部分、音符にしてたった3つのメロディですが、そこが余りにも感動的なものなんです。極々個人的な意見ですが…。勿論歌メロ全体も素晴らしい出来です。 「未来を作るのは今なんだ」と歌う歌詞も素晴らしい! ANGRAの懐の深さを実感できる曲。そして大好きな曲です!
ライヴ盤(OPEN THE WINDOW-CLOSE THE DOOR LIVE IN JAPAN)でしか聴いたことはないけど、この落ち着いた雰囲気、胸を締め付けるメロディ、声そのものが"哀愁"であるダニーの歌唱、ライヴならではの空気感、総てが素晴らしかった。 ギターソロ前の歌メロは余りにも素晴らしく聴いていてつい熱いものが…。
MEAT LOAFのアルバムはこれしか持ってないけど、それでも「彼の歌うバラードにハズレなし!」と言いたくなる。 確かに「Heaven Can Wait」や「For Crying Out Loud」と比べると若干落ちるかも知れなけど、それはあくまで比較した結果であってこの曲の質を否定するものじゃない。 もうとっくに知れたことだけど、ミートローフの声のコントロールはやっぱり素晴らしいね!
インパクト絶大のメタル・シャウトで始まるDREAM EVILの3rd。 アルバム冒頭はメタルらしいハイテンションで聴く側を圧倒し、5曲目以降はこれまたメタルらしい重厚感で圧倒してくる。 2音下げというチューニングも登場しヘヴィさは増し、疾走感は減退した(日本盤ボーナスが疾走曲だけに外盤は余計にないだろう)が、哀愁漂うメロディはかなりのレベルを誇った前作でさえ凌駕し本当に素晴らしい出来で、バラード「UNBREAKABLE CHAIN」の泣きメロは絶品!このメロディと重厚なメタル・サウンドが実に気持ち良い。個人的にはキラーチューンがなかったものの(「THE ENEMY」も"あとちょっと"な感じ)、先程から言っているように各楽曲の出来は素晴らしく、タイトル曲のヘヴィさには頭をブッ叩かれたようなインパクトだ。 スノーウィは相変わらず躍動感に溢れ魂を鼓舞するかのようなドラミングを披露し、ニクラスは声域を一気に広げ凄まじいシャウトを吐き出し、ガス・Gはテクニックも凄いがそれよりも楽曲重視のより曲の魅力を引き出すようなソロを弾き、ピーターはうなるような重低音を響かせ、フレドリックはその見事なプロデュースの手腕を遺憾なく発揮し、まさにバンドが一丸となって作り上げた"THE BOOK OF HEAVY METAL"だ。 限定盤に付いていたDVDは、ライヴシーンはちょっとイマイチな印象だったが本作のレコーディング風景は興味深かったし、ツアー中のドキュメンタリー(?)もなかなか面白い。(時に下ネタもあったり…)特にラストのスノーウィには笑わせてもらいました。スノーウィは面白いおっちゃんです。(笑)
疾走曲、ミドル、バラードで構成されていて曲調的にはバランスは悪くない。個人的にはもっと疾走してても全く問題ないけど。 ただ、個々の楽曲は"あと一歩感"がある曲も多く、聴いていて「う~ん、格好良いことはそれなりに格好良いんだけど…」と思うことも少なくなかった。8,PAINTED LOVEは結構好きだし、他も部分部分で好きなところもちょこちょこあるんだけど。それにギターソロもたまに格好良い、時には哀しいフレーズを弾くこともあるし。 最後のインストには笑わせてもらいました。タイトルが「STILL IN LOVE WITH YOU」なのに…。気が狂ったのかと思った。(笑) 傑作でもないし駄作でもない。とりあえず、買って損をするような内容ではないのでご安心を。
タイトル通りのブラジルでのライヴ。と言っても3曲しか収録されておらず"ミニ"と言うよりもはや"ライヴ・シングル"。 ブラジルと言えばこのバンドの出身国。そしてブラジルのHR/HMバンドと言えばANGRAだが、このバンドは全く違う音楽性だ。それにSEPULTURA(スペルは勘なので間違ってるかも)とも違う。まぁ、正直言ってこのバンドのCDはこれしか持ってないし、このCDに収録されてる3曲はどれも違うタイプのものなので「こういう音楽だ!」と言い切ることは全くできないが…。恐縮です。 1,Isolatedはポップなハードロックといった趣。 2,Down In The Trenches~Down In The Trenches (PartⅡ)はプログレッシヴな雰囲気が入った感じ。 3,No Rulesは聴きやすいメロディを持ったアップテンポで疾走感ある曲。 個人的にはやはり3曲目が一番好きかな。 このバンドのギタリストはなかなかの腕前。ライヴでこれだけ弾けてれば「テクニシャン」と言って十分でしょう。バンド全体の演奏も安定感があって良し。
「THE DARK RIDE」の先行シングル。4曲入り。 「MR.TORTURE」はアルバムで聴けるから特に用無し。「IF I COULD FLY」は通常ヴァージョンとラジオ・エディット・ヴァージョンがあるが通常の方は勿論アルバムで聴けるし、そうなるとラジオ・エディットなんて聴かなくてもよろしい。 では、何故このシングルを買うべきか?それはファンなら知っている人も大勢いるだろうが、マーカス作の名曲「DELIVER US FROM TEMPTATION」が収録されているからだ。(曲の評価は曲レヴューを見て頂ければその人気がわかるはず) このスピード・メタルの傑作を聴かない手はない!!ファンならずとも、HELLOWEENの他の曲とは一味違うこの曲は一度は聴いておきたい。曲レヴューでも書いたが、アルバムのスローな曲代わりにこの曲を突っ込めば(特にアルバムの頭に入れておけば)もっと良いアルバムになっただろう。 新品で買っても損はないと思うし、中古なんかで見つけたら即買いしておきたい、そんなシングル。 …結局、「CDを買え!」っていうより「DELIVER US FROM TEMPTATIONは素晴らしい!」って内容になっちゃったな。