普通に名盤。楽曲よし、当然ヴォーカルもよし、ヴァイのギターも独創的でカッコいい。100点満点で言うなら、90点は超えるだろう。 ドラマティックに疾走する哀愁の「WINGS OF THE STORM」や ZEPのカシミールを彷彿とさせる「JUDGEMENT DAY」をはじめとして、 このアルバムでなければ聴けないタイプの名曲がずらりと並んでいるよ。 前作「サーペンス・アルバス(白蛇の紋章)」と2枚組みのリマスター盤がフランスから出ている(新宿のDISK UNIONにもあるよ)で買い直しました。 最高じゃん、やっぱ。 色々言われる「FOOL FOR YOUR LOVING」のリメイクだって、 そんなに悪いか?オリジナルよりいいと思える瞬間だってあるしね。 もちろん初期~中期も好きですけど、これはこれで傑作!以上。
これまでの中で一番イイと思う。前作までほどのブルータルさは感じられない(ドラムの音作りが硬質じゃないからか?)んだが、とにかくメロディアス。素晴らしい。僕は彼らにアグレッシヴさ(をほどほどに切り上げて)→慟哭メロディという美味しい展開を望んでいるので、まさにこのアルバムはツボです。前任Vo時代の最高傑作と言われる『BURNING BRIDGES』は、言われてるほどメロディ凄くないと思う。感動できなかった。『WAGES OF SIN』は“お、良くなったな!"って感じ。でも本作は更に良くて、全曲ハズレなしだ。どの楽曲にもメロメロにメロディアスで感動モンのギターが乱舞している。イントロの一曲目もいい(ベガーズも良かったもんね)し。まさに“メロディアス・ギター・アルバム"だ。ここまでGソロに焦点が当たると気持ちいいね。日本盤ボーナスのライブがまた最高なんだな・・・文句ナシ! とにかく今のマイケル・アモットは勢いに乗っているね。気力共に充実しているのが伝わる傑作です!
そう、一曲目↑はホントに凄いよね。メイデンの“BE QUICK OR BE DEAD"を更に激烈にしてヴォーカルもパワー・アップさせたような超名曲!この曲での閣下の歌いっぷり(特にハイトーン・シャウト)はブルース・ディッキンソンも真っ青です!他にもイイ曲たっぷり。本作と『メフィスト~』がオススメ!レンタルでもいいから聴くべし!
まさしくHM/HR史上に残さねばならないクオリティを備えた激・名盤!メイデンの殆どのアルバムを凌駕する楽曲・アレンジの素晴らしさ、そしてブルースの歌唱の見事なこと・・・全編捨て曲などなく、各曲に巧妙に仕込まれたフックの数々は、確信犯的なメタル職人たちだからこそ可能な熟練の趣きである。Roy Zとエイドリアン・スミスの贅沢すぎるツインギターも濃厚な味わいで泣かせにかかる。 そして、今現在出回っているリマスター盤に収録されているボーナス・トラック!これが実に素晴らしく、中でも“Return Of The King"は感動的なツインギターのハモり満載のアップテンポな楽曲で、完璧なHRの名曲である!これは本当に素晴らしい。へたするとブルースの音楽活動歴の中でも、5本の指に入る・・いや3本か?(まぁ何本でもいいんだが)とにかく必聴!!
そう!上記4人の方々の評価に同意。素晴らしいアルバムだ。前作『Heaven And Hell』は勿論名盤・・というより“超名曲を4曲収録してるから名盤"というカンジ(個人的には)だが、本作はアルバム全体を通して殺気というかテンションがみなぎっており、なおかつメロディアスかつ凄みのある名曲を多数収録(全曲イイよね?)してる大名盤ですよ。ディオの歌唱もますます凄いんだ。サウンドが前作よりタフで力強いのは間違いないと思うんだけど(前作はドラムの音作り含め、やや軽い気がする)、歌声もますます力強いのが本当にお見事ですな。。。ため息が出ます。 最近ASTRAL DOORSとかも出てきてますけど(いいバンドですけどね)、これ聴いちゃうと正直ショボいです。それぐらい本作は現代のメタルに慣れた耳で聞いても凄い!
地味の一言で片付けるにはあまりに惜しい名盤です。彼らの最高傑作は本作では? 前作『Chase The Dragon』は初期の傑作と言われてますが、アルバム全体の出来ではそれを上回る、素晴らしいアルバム。泣きと哀愁に満ちたメロディ、ボブ・カトレイの味わい深い歌唱と、劇的なアレンジ・・・プロデュースは確かジェフ・グリックスマンだったと思うのだが。ジャケのアートワークはあのロドニー・マシューズ。ブリティッシュ・ハードロック好きなら絶対聴くべきアルバムだと思う。