オレもちひろ10さんと同意見だな。最高傑作じゃないでしょう。 いやモチロンいいアルバムだし、このバンドは本当すごいと思ってます。 アタマ3曲以外いいと思えなかった前作よりアルバム全体ではずっといい。 でも『OVERLOAD』にあった“何か"がないんだよな。 『BOUND TO BREAK』や、『NO SMOKE WITHOUT FIRE』などにある“硬派感"が好きなオレとしては微妙。 英三のヴォーカルが丁寧すぎて(英語の発音とか)なんかやっぱ歌謡曲みたいに聴こえる部分も・・・歌詞のハメ方も堅いっつーか(これは柴田直人節なんだろうけど) 清水の曲を増やすべきだと思うなぁ個人的には。「ECHOES IN THE DARK」なんて凄くいいし。期待が大きかったし、実際いいアルバムなだけに惜しい。
正直言って、テンプスのカヴァー③を除けば(バンド側も、入れたいのなら曲順的に最後にボートラとして入れるべきだった)文句のつけようもない名盤でしょう! 上のひょうすべさんも書いておられますが、③以外は全て名曲or佳曲なので事実上捨て曲ナシです。しかも音質良しアレンジ良しで、ゲイリーのヴォーカルも力を抜きつつココロを込めて歌ってる感じで胸を打たれます。全曲歌謡曲的なお約束メロディじゃなきゃ満足できない人はともかく(上のうにぶさんも書いてらっしゃるように)、このアルバムはゲイリー・ムーアで言えば「AFTER THE WAR」のような“クオリティの高い楽曲だらけで、かつ曲調が適度にバラエティに富んだ名盤"である。
正統派&メロディック&パワーメタリックな力強さもあるブレイズの力作。 「BORN AS A STRANGER」は名曲!プロデュースはアンディ・スニープなので音質も良いです。ギタリストがいいソロ弾いてます。 アルバム全体で言うと、楽曲的にはメイデンでの2枚の方がグッとくるんだけど、これはこれでいいと思うよ。
「DOGS OF WAR」「RED SKY」は絶対オリジナルMIXの方がいい。リミックス(本編)は歌を引っ込めすぎてて、名曲が名曲に聴こえないもんな・・・ 1曲目や2曲目はリミックスして正解だと思う。ともあれこれまた傑作。でもゲイリーのヴォーカルはもう限界。無理やり高音で歌わなければ上手いシンガーなんだけどね。
今回初めて購入してちゃんと聴きました(何曲かは過去にベストなどで聴いてた。印象は悪かった)。まぁ今や駄作という評価が定着しつつも、たまにネットで「いいアルバムだ」という評価を見たり(この掲示板にもありますね)して気になっていたから、1500円だし・・と思い買ってみた。 結論を言うと・・・これイイんじゃないの?上のTHRAXさんやイントルーダーさんなども書いておられますが、名盤と言ってもいいのでは。肝心のブレイズの歌ですけど、今冷静に聴くと全然問題ない気がするんだけど。音痴では無いですね。ただ声質がこもってるから、そう聴こえるというか。ブルースの場合は歌い方によって音痴?みたいな部分もあったわけだけど。 正直意外だったのは、『ヴァーチャル~』よりヴォーカルがいい!世評では「X-FACTORで失敗してヴァーチャル~ではブレイズの声に合わせた曲を作って少しは良くなった」みたいに言われてるけど、そんなことないです。本作の方が歌えてる。とはいえ『ヴァーチャル~』も2曲目以外は名曲だらけなので、結局ブレイズ在籍時のアルバムはどちらも必聴でしょう。 ①の名曲『SIGN OF THE CROSS』でブレイズの声が聞こえてきたとき、まったくダメと感じなかったよ。最後までドラマチックで叙情味溢れるメイデン節が満載だし、序盤静かでも途中アップテンポに切り替わって疾走するなど飽きさせません。音楽的に近い『BRAVE NEW WORLD』より絶対いいと思う。 今こそ正当な評価を!
↑録音が悪いとかブルースの歌がヘタに聞こえる・・って書いてありますけど、全くそんなことないです。少なくともリマスター盤では。まぁ①がちょっと長いかなぁとは思うけど、名盤でしょう。地味な曲と書かれてる「QUEST FOR FIRE」なんて、初期の聖飢魔Ⅱの元ネタはこれか!な、クッサクサの哀メロ爆発な名曲だと思うけどなぁ。 これが一番好き!って人が多いのも分かる気がする。
哀愁ハードの極み「If You Ever Lonely」は名曲だが、他の曲は爽やかなだけでフックに乏しく、右から左に抜けてしまう。惜しいアルバム。 ・・と書いたものの、最近買いなおして改めて聴いたところ正直「素晴らしい!」と感じた。まぁギターもこれくらいハードな感じの方が好きな人もいるだろうし、OKでしょ。爽やか8:哀愁2くらいではあるが、絶品ですね。訂正します。
音楽として素晴らしい。パーカッションと共に疾走する美しい②を始めとしてグレンにしか出来ないことをやっている。2006年の『MUSIC FOR THE DIVINE』を聴いて「いい!」と思い購入してみたが、見事なアルバムですよ。 「HRのグレン」しか認めない人はともかく(でも一般の洋楽ファンには知名度ないしねぇ・・・結局HRファンが彼のアルバムを買うから文句が出るのだ)、色々聴く耳の広い人は必聴じゃないかな。
何じゃコレ!いや~DISK UNIONで輸入盤特価1000円で売ってたこともあり試しに購入してみたら・・・傑作じゃないですか(^^) まぁ上のBLACK MURDERさんが書いてらっしゃるようにメンツがメンツなんで駄作はありえないだろうと思ったけど・・・正直FMの1st~4thと比べてもこっちの方がいいと思う。スティーブの唄は相変わらず洗練されたポール・ロジャースってカンジで文句ナシだし、TENよりも洗練されたフレーズを聴かせるヴィニーのプレイもよい。 当然音質やアレンジなどもA級の出来。でも肝心なのは楽曲・・・なんだけど、これがまた素晴らしい。「CLOSER TO YOUR HEART」はブルージー過ぎてイマイチだった3rdに入っていた唯一の哀愁系の佳曲「CRACK ALLEY」をテンポアップさせて都会的な洗練を加えたような名曲だし、他にもバラードやポップな曲など、メロディの立った良い楽曲が満載。少なくとも傑作と評されたHEARTLANDの『MOVE ON』くらいは評価されるべきだろう。 この“買って良かった"感は以前CHANGE OF HEARTの1stを聴いた時の驚きにも似ている。ぜひ廃盤になる前にどうぞ。
グレンの未だにソロ最高傑作。 ちなみにヨーロッパのリズム隊はボーナストラック(パープルのカヴァー)のみ。 本編のドラムはジョン・ノーラムの名盤『FACE THE TRUTH』でも叩いているヘンポ・ヒルデンである。 正直、イアン・ホーグランンドのドラムはイマイチだ。ヨーロッパのアルバムを聴いてもそう思う。3rdなど、オカズのバリエーションも少ないし。 何はともあれゴスペル・バラードの「WHY DON'T YOU STAY」など、一生聴ける名曲の多いアルバムだ。次作の「SAVE ME TONIGHT」も涙もののバラード。
書き込み少ないなぁ。彼らのアルバムの中でも『BACK IN BLACK』の次にオススメしたい傑作である。発売当時リアルタイムで聴いた初めてのアルバムだから、というのもあるが、とにかく楽曲のクオリティが高いのが本作の特徴だ。 一曲目の「THUNDERSTRUCK」はアリーナの大観衆を沸かせるPVが記憶に新しいが、楽曲もキャッチーで言うことないし、続くアップテンポの「FIRE YOUR GUNS」のカッコ良さは気絶しそうなくらい(かつメロディアス)だし、更に続く「MONEY TALKS」はシングルカットされてヒットしたのも当然なキャッチー&胸キュンな名曲だし、そして4曲目は、彼らにしたら珍しいマイナーキーの哀愁とダークさに満ちた(ある意味クラシカルとさえ言える)貫禄十分のこれまた名曲!あとはアルバム後半に入っている「ARE YOU READDY」もキャッチーで実に良い曲・・・と名曲づくしなのだ! このバラエティに富んだ楽曲のゴージャスさの原因は、ブルース・フェアバーンのプロデュース(というか彼からのプレッシャー?)にメンバーが応えた、ということもあるのかもしれない。 ヴォーカルのブライアンは往年のシャウトがよみがえるまで部屋に閉じ込められてシャウトさせられたという逸話も残っている(笑) 今なら輸入盤のデジパック&リマスターがオススメ。安いよ!全HM/HRファン、絶対聴くべし。
上のimoganさんではないが、とにかく「LADY OF THE VALLEY」に尽きる。 これはドラマティックで哀愁と感動に満ちた名曲である。最高。 他の曲も佳曲揃いで、名盤といわれるのもうなずけるね。 言われているようにヴィトのギターはヴァン・ヘイレン的で(バッキングに顕著)聴き応えがある。いわゆる“メロハー"とは全く別次元の個性を持つバンド(賛否両論あるヴォーカルも含めて)だったね。