正直言って、テンプスのカヴァー③を除けば(バンド側も、入れたいのなら曲順的に最後にボートラとして入れるべきだった)文句のつけようもない名盤でしょう! 上のひょうすべさんも書いておられますが、③以外は全て名曲or佳曲なので事実上捨て曲ナシです。しかも音質良しアレンジ良しで、ゲイリーのヴォーカルも力を抜きつつココロを込めて歌ってる感じで胸を打たれます。全曲歌謡曲的なお約束メロディじゃなきゃ満足できない人はともかく(上のうにぶさんも書いてらっしゃるように)、このアルバムはゲイリー・ムーアで言えば「AFTER THE WAR」のような“クオリティの高い楽曲だらけで、かつ曲調が適度にバラエティに富んだ名盤"である。
これがRAGEか~昨日初めて聴いたんですが、このバンドの初期~中期のベスト盤。 いやぁイイよね。なんかリフとかはメガデスみたいで、ヴォーカルはカイ・ハンセンを太くしたような、デイヴ・ムスティンが超ハイトーンになったような声で(爬虫類系?)、でもメロディちゃんと歌ってる。サビはブラガみたい(初期は)・・・ そのメロディがいいんだよね。特に本作の前半がいい。「SUICIDE」「DON'T FEAR THE WINTER」「ASHES」「LIGHT INTO THE DARKNESS」「INVISIBLE HORIZONS」、あと中期では「MEDECINE」がイイ!サビが本当に泣けるわ。 ブラガ以前にいたんだな・・こういう人たち。ドイツは凄いね。ガンマレイのファンも必聴といえる。しかし初期の方がいい曲ある(このベストでは)って意外。
Stargazer と A Light In The Black という大作B面の楽曲がよく凄いと言われる(それ以外の曲はあんまり・・という人も↑多いようだ)が、それはRAINBOWというバンド、そしてこのアルバムの一側面でしかない。 いや理屈じゃなく、まず「Tarot Woman」この完璧な呪術的名曲のインパクトがあればこそ、このアルバムは超名盤たりえたのではないか。そして続くブルージーかつ哀愁のある「Run With The Wolf」・・・この2曲の濃さと、さらに続くシャッフル調の「Starstruck」、キャッチーな「Do You Close Your Eyes」の絶妙な“色"の違い・・・ここまでの流れでも充分名盤(しかも楽曲のみならずその演奏が輪をかけて凄い緊張感だから最高)なのに、 さらに上記の大名曲が2連チャン・・・とんでもないアルバムである。 結局これを超えるスタジオ・アルバムはロック界には存在しないような気がする。
懐かしい・・・個人的にメタル史上に残る!と言いたい楽曲が2曲。 デズモンド・チャイルドも作曲に関わったキャッチーかつグッときまくりの「Lovin' You's A Dirty Job」と、感動的なバラード「Givin' Your Self Away」・・ この2曲がRATTの中で一番好きだ。素晴らしすぎる!だからこれ名盤でイイじゃないwホンマ最高やわ・・・
You Tubeで観て腰抜かした!!何やこれ!超名曲! 2バスドコドコの、完全なるヘヴィ・メタル!しかも桜井の荒々しくも激情を叩きつけるハイトーン・ヴォーカルといい高見沢の構築美に溢れる完璧なるGソロといい・・衝撃だった。 ジャパメタ界屈指の名曲じゃないか、これ! 200%メタルなリフがまた素晴らしい!完璧!
何じゃコレ!いや~DISK UNIONで輸入盤特価1000円で売ってたこともあり試しに購入してみたら・・・傑作じゃないですか(^^) まぁ上のBLACK MURDERさんが書いてらっしゃるようにメンツがメンツなんで駄作はありえないだろうと思ったけど・・・正直FMの1st~4thと比べてもこっちの方がいいと思う。スティーブの唄は相変わらず洗練されたポール・ロジャースってカンジで文句ナシだし、TENよりも洗練されたフレーズを聴かせるヴィニーのプレイもよい。 当然音質やアレンジなどもA級の出来。でも肝心なのは楽曲・・・なんだけど、これがまた素晴らしい。「CLOSER TO YOUR HEART」はブルージー過ぎてイマイチだった3rdに入っていた唯一の哀愁系の佳曲「CRACK ALLEY」をテンポアップさせて都会的な洗練を加えたような名曲だし、他にもバラードやポップな曲など、メロディの立った良い楽曲が満載。少なくとも傑作と評されたHEARTLANDの『MOVE ON』くらいは評価されるべきだろう。 この“買って良かった"感は以前CHANGE OF HEARTの1stを聴いた時の驚きにも似ている。ぜひ廃盤になる前にどうぞ。
これホントにいいですよ。ポール・ロジャース関連の中でもかなりイイです。 メロディアスな楽曲の充実は特筆すべきものがあり、デフ・レパードのフィル・コリン提供の「MISS YOU IN A HEARTBEAT」も収録。 ポール関連で好きなアルバムは・・・バドカンの『RUN WITH A RACK』、ソロの『NOW』、そして本作、FREEは『HEARTBREAKER』といったところか。これらは全ソウルフル・ブリティッシュ・ヴォーカル&泣きのメロディ好きは必聴!