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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 301-320
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H・Wさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 301-320

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SILVER MOUNTAIN ★★ (2002-06-27 01:34:00)

ヨハンソン兄弟の在籍したバンドとして有名だが、ここの真骨頂はヨナス・ハンソンだ。
ウリ・ロートの起承転結ソロイングを正確に受け継いだギタープレイは、現在のイングヴェイには望むべくも無い、圧倒的な構築美を放っている。
歌自体は凡庸なものが多いが、その分、聴き手のピークがギターソロに集中する。このあたりの微妙なカタルシスも、エレクトリック・サンあたりに通じるものがある。


WHITESNAKE - Slip of the Tongue ★★ (2002-06-26 20:15:00)

120点を求めるファンの心理が、90点のアルバムを「マイナス30点」と評価してしまったようなものか。
たしかに、古い暖簾を掲げるラーメン屋の味が変わったら、古くからの客は減るだろうが、この「新作ラーメン」が、実はめちゃくちゃ美味かったことは、食べた人間のみが知る過去の思い出である。


BLACK SABBATH - Born Again - Digital Bitch ★★ (2002-06-10 02:09:42)

イアン・ギランのメタリックな側面が、最高の形で表面化した一曲。
この曲はへたなディープ・パープルの曲よりも100倍カッコいい。
この事実だけで、充分である。


COVERDALE・PAGE - Coverdale・page ★★ (2002-06-10 01:51:00)

ファンの幻想とミュージシャンの現実。
複雑に絡み合った二本の糸が、もつれ合うように、このアルバムを形づくった。
騒然とした雰囲気の中で発表されたこの作品に触れて最初に飛び出す、デヴィッドのあの意外な声・・・
当時の拒否反応は、至極当然のものだったように思う。

しかし何年か経った今、改めて聴いて、そして思った。
これほどのHRを、現在の誰に求められるだろう。
中古版なら大量在庫で安い。あえて新品を買わずともやつらはすでに大金持ちだ(笑)
買うべし!


HARDLINE - Double Eclipse ★★ (2002-06-10 01:25:00)

抜群の歌唱力を誇るシンガーが、普遍的な魅力を持つメロディアスな曲を絶唱している。
これだけで充分「買い」である。

曲調が爽やかなので、彼女とドライブ中にカーステでかけても、これなら大丈夫。


DIZZY MIZZ LIZZY - Rotator ★★ (2002-06-09 10:35:00)

ティム・クリステンセンは「引っかかり職人」である。
曲に「フック」を持たせるのが異様にうまい。
GLORY一発のパワーでファーストの評価が高いが、セカンドも無視してはいけない。
聞き手をぐいぐい惹きつけるフッキング・パワー炸裂の一枚である。


UFO - Walk on Water - Dreaming of Summer (2002-06-09 10:22:18)

サビに至るコード進行が秀逸。これで鳥肌が立つ。
マイケルのオブリも良いところで決まる。これで涙腺が緩む。
ムード満点の良い曲だ。


WHITE LION ★★ (2002-06-08 01:58:00)

ヴィト・ブラッタは、音の質感で迫るタイプのギタリストではないが、音を並べるセンスは当代随一である。
構築されたギターソロを楽しみたいなら、ホワイトライオンを聴くべきだ。


LIONSHEART - Pride in Tact ★★ (2002-06-08 01:35:00)

LIVING IN A FANTASY とCAN'T BELIEVEが10点。その他の曲は良くても6点だったファーストに比べれば、こちらセカンドアルバムは少なくとも7から8点の曲が並ぶ、隠れた名盤なのだ。
確かにオウアーズ兄弟のネオクラ系プレイによる「華」はないが、ニック・バーのプレイは質感で圧倒的にオウアーズに勝る。
ファンの期待が盲目的であった分、失望の色が大きいアルバムだったが、今聴くと、これほど高品質な様式美系HRアルバムは珍しい。GODS OF WARは名曲。


PINK CREAM 69 - One Size Fits All - Where the Eagles Learn to Fly (2002-06-08 01:16:11)

そこら辺の単なるバラードとは違う、独特の「ムード」をムンムン発散させる一曲。
味わい深いメロディーが非常に印象的。
ヴァイキーが興味を持って、HELLOWEENでもやりたい、と言ったのは有名(?)な話。


RAGE - Unity ★★ (2002-06-08 00:52:00)

BLACK IN MIND以降、最高にかっこいいメタル・ソングを数多く提供しながら、ギタリスト二人のあまりに凡庸なプレイに泣かされてきたRAGE。(というかピーヴィー)
助走的内容の前作を踏み台に、今回は凄い。
ヴィクターのギタープレイは、「欧州HMの心意気を吸収したスティーヴ・ヴァイ」と言った趣で、テクニック、フィーリング、センス共に高次元。(リードの音の感触は本当にヴァイそっくり)
個人的にはデイヴ・ムスティンと並んで、HM界最強の「フック作り」巧者だと思っているピーヴィーは今回もセンス満開。
デイヴ・ムスティン引退を、寂しいなあ、と思っている「引っかかりマニア」諸君。
買うべし。


BLACK SABBATH - Tyr - Anno Mundi (The Vision) (2002-06-08 00:32:33)

コージー・パウエルがなぜに凄いのか、これを聴けば分かる。


BAD MOON RISING - Bad Moon Rising ★★ (2002-06-08 00:30:00)

判官びいき?曲作りの才能がない?
セカンドアルバム以降の冴えのなさが、最終的な評価を決定付けてしまったかのような感のあるBMRだが、このファーストアルバムは文句なしの高品質HR版である。
ブリティッシュロックの薫りを色濃く残した、湿り気のあるHR。ダグ・アルドリッジのギターは特にバラードのソロで抜群の冴えを見せる。「OLD FLAMES」は絶品。


BRUCE DICKINSON - Balls to Picasso ★★ (2002-06-08 00:14:00)

「典型的HMバンド」からの脱皮を試みたミュージシャンの、創造意欲あふれる作品を見過ごしてはならない。
メイデン復帰で歓迎ムード一色の彼だが、この作品は素晴らしかった。

曲のいたるところに仕掛けられた、耳に引っかかる「フック」と、ムード満点の曲作りは、「いかにも」が並んだメイデンのアルバムよりも奥が深く、味わい深いと思う。


JUDAS PRIEST ★★ (2002-05-23 01:53:00)

YOSIさんの長大な文章を読んで、「やっぱりPRIESTのファンは違うなあ」などと思った僕ですが、ひとつ問題提起です。
PRIESTが「一般リスナーの抱くHM像」にこだわらず、「格好よければ何でもあり」で常に新しい要素を取り入れながら前進してきたのであれば、なぜにロブ・ハルフォードはバンドを去らなければならなかったのでしょうか。
ロブは、「最前線の音楽」と「HM」のギャップに苦しんだといいます。要するに、自分のやっている音楽が「いまどきダサいもの」になってしまうのを恐れたわけですが、グレンが本当に「新しいもの好きで何でもあり」ならば、ロブがそういう苦悩にさいなまれる事はなかったのではないか、と。
グレンは信念の男です。流行の要素を取り入れながら、しかし彼の目指したものはやっぱり、「今を生きるヘヴィー・メタル」なのであって、決して「今を生きるロック」とか「今を生きる音楽」ではないように思います。
グレンのヘヴィー・メタル・パイオニアとしての自覚、信念は、多分、他の誰よりも強い。
だから彼は、愛するHMを現在の音楽として生き長らえらせるために、パロディーになってしまわないように、様々な「流行の要素」を取り入れてきたのです。
すなわち、どんな要素を取り入れても結局「グレンの音」すなわち「HM的」になってしまうのは、偶然なのではなく、彼のHMに対するこだわりではないのでしょうか。
グレンが、そういう「HM要素」にこだわりを持っていたからこそ、ロブは「ダメだ、このままでは若いやつらにダサいと思われてしまう」とか感じてしまったのでしょう。
ところが結果的に時代はロブが思ったほど「アンチHM」に傾かない。HMと距離があると思われたグランジ、ラウドロック系の若者たちがこぞって伝統的HMバンドに対するリスペクトを表明し、特にロブ自身もライブ参加したBLACK SABBATHに対する崇拝は熱狂的なまでに盛り上がっている。
ブルース・ディッキンソンの舞い戻ったMAIDENもくっさいメタルで復帰したにもかかわらず、各地で大人気。
ロブはそれを肌で感じただけに、「ああ、HMでいいんじゃん」と気付く。
いま、グレンは手ごたえを感じているはずです。「ほらみろロブ!時代はHMを見捨てる事はないだろう。」

・・・やっぱり僕は思うのです。JUDAS PRIESTは信念のバンドだ、と。


RAINBOW - Stranger in Us All - Black Masquerade ★★★ (2002-05-15 00:46:13)

リッチーの懐の深さを痛感した一曲。
かっこいい。最高。


DEEP PURPLE - The House of Blue Light - Strangeways (2002-04-26 12:18:52)

リッチーやジョンって、やっぱり懐が深いなあって思わせる佳曲。
無視されぶりがすごいHouse Of Blue Lightって、実は佳曲ぞろいのいいアルバムです。
星ひとつですけど、悪い意味じゃないです。だって、星ひとつって「佳曲」なんでしょ。


DEEP PURPLE - Slaves and Masters ★★ (2002-04-26 12:01:00)

...The Battle Rages On が、「皆が言うほど悪いアルバムではない」と言う論調で票を伸ばしていると言うのに、何なのだ、この無視されぶりは!
ジョーが参加したこのアルバムだって、楽曲の充実した、味わい深いアルバムなんだぞ。
スティーブ・モーズのD.Pがアリなら、ジョーのD.Pなんて大アリじゃないか。


DREAM THEATER - Metropolis Pt.2: Scenes from a Memory ★★ (2002-04-11 16:23:00)

HM史上、前人未到のアルバムですね。
映画を一本観るぐらいの覚悟を持って望まないと、「姿」の見えない作品ですが、聞き手の意識が同調した瞬間、恐怖、不安、怒り、安堵、などの感情が、波となって押し寄せてきます。
CD屋さんの棚を、他とは別にして欲しいほどの作品です。


YNGWIE MALMSTEEN - Trilogy - Fire ★★★ (2002-04-11 15:37:48)

イングヴェイの歌モノのなかではベスト・ギターソロ。
転調した瞬間、全身に鳥肌が立った。