クリス・インペリテリは名前が速弾きである。クリスインペリテリクリスインペリテリ・・・まあいい。 インペリテリはファンが喜ぶ正統派HMエッセンスを軸にしているだけに、同じヴォーカリストで何枚も続けると、曲にバラエティーを持たせるのが難しくなってくる。 そういう意味で、グラハム起用は大正解。 このおじさんは未だ凄まじいガナリ声を発する。しかも歌メロの収めかたが素晴らしい。 STAND IN LINEの面影が、思ったよりもずっと少ないのは驚いた。 クリスが、紆余曲折を経て自身のスタイルを確立した事の証明である。
20件以上得票しているTHE DARK RIDEよりよっぽど出来がいいと思うので、一票入れておこう。 アンディのキャッチーなメロディーセンスと疾走HELLOWEENが学変化を起こして、良い作品になった。心機一転でやる気に満ちたフレッシュさが、アルバム全体にみなぎっているのも良い。 ただし、情感に欠けるローランド・グラポウの「棒読みプレイ」だけはいただけないなあ。