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サークル「少女病」のコンピレーション提供曲第2弾。1弾に続いてこれもボーカル入りの曲。
今回は今までとはかなり違った曲となっている。試聴でも聞いた瞬間どれが黒夜葬だったのかどうかはだいたいわかると思うが、シンセ音源はほとんどバイオリン系とクワイア系のみでパイプオルガンなどの綺羅びやかなものは使用されてなかったため、いつものような暗黒系なゴシックのイメージではなかったのでかなり意表を突かれた。
ただ、そのおかげと言っては表現はおかしいかもしれないが、音の種類が少ないために割と綺麗にまとまった曲ではないかと思う。英語のボーカルであるが声量は元からあるようだったため発音も明瞭だったり、いつもは掻き消されて聞こえにくかったベース音もはっきりと聞き取れた。
暗黒系な曲も作曲しつつ、その一方でこういった新たな方向にも手を出していることから察して、やはり今もなお進化しつつあることが曲からひしひしと伝わってくる。もしかしたら今後いつかさらにまた違う方向を見られるかも知れない。そういった新鮮味を感じさせてくれる一曲だった。

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