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Nosferatu

我らがMetal Blade Recordsより1989年にリリースした4th。吸血鬼を取り扱ったコンセプトアルバムに挑戦と言う事で、ホラータッチのUS産マイナーメタルだが、今まで以上にクラシカルでダークな色合いが増量、その世界観を演出する手法を司るのは二本のギターなのですが、クラシカルなフレーズを難なくハモリまくり、そのスリル溢れる緩急をつけたプレイの数々で聴き手を最後まで飽きさせる事無く惹きつけ、音は軽めではあるが、ユニゾンで決めまくるリズムセクションのしたたかさに舌を巻き、その細部まで拘ったアレンジと演奏力の高さは聴きこむほどに魅了していきますね。
前作を推し進めた更なる野心への追及、冷やかで美しいメロディは極寒の夜空を駆け抜ける流星のような煌めきを放ち、薄気味悪いホラータッチの音楽性の中で、見事な色彩美を描いております。
深みのある音楽性だし表現力も増した彼ら、その聴き手の感性を逆なでするような焦燥感を煽りまくる、不穏なるダークホラーファンタジーは比類なき完成度を誇っていると言っても過言ではないでしょう。もう少し音に奥行きとメリハリがあれば、より凄みも増したと思うのですが、こうして久しぶりの聴くと新しい発見もあったりと、まだまだ聴きこまなければいけない一枚だなぁと再確認させられましたね。
こんなにスリルがあってカッコいい音出していたんだと驚きました。聴いているようで全然届いてなかったなぁ、猛省ですよ。

失恋船長 ★★★ (2016-12-03 14:55:31)


Burning Star

数多くのスピード/スラッシュHM/HR系のアーティストを輩出してきたCombat Recordsから1984年にリリースしたテキサス出身の5人組による1st。けたたましいドタバタとしたリズムはまさに正調US産マイナーメタルの証、剛毅に打ち鳴らされるパワーグルーブとメタリックなツインギター、そしてスクリームするハイトーンと当時としても古いスタイルの音楽性を踏襲。その垢抜けなさ故に聴き手を選びそうですが、ホラータッチのシリアスな正統派サウンドは聴き応え十分、派手な仕掛けはないがテクニックに裏打ちされたアレンジは、背伸びしていない分、楽曲に破綻をきたす事無く全てをソツなくヤリきり、ある種の”闇”を演出。ヘヴィなミドルナンバーの中にテンポアップするパートを用いたりと、攻撃性を煽る事で精神的な高揚もあり、ドタバタなリズムとの噛み合わせが生みだす独特の”間”が巧みに練り込まれています。このリズムが苦手な人には厳しい作風ですが、L.A風のメタルとは一線を画す、もう一つの音楽性として認知されたコンクリートサウンドに魅了されますね。

失恋船長 ★★★ (2016-12-03 14:23:44)


Winds of War / A Distant Thunder
終始物悲しい展開を見せる名曲で、BURRN!では全く評価されなかったリベラ氏のケタタマしいハイトーンもこの曲でこその歌唱なんだという事が分るのではと思う。
特にCRIMSON GLORY辺りのドラマティックなメタルが好きなら気に入ること請け合いだ。
そして..."戦火に散った兵士への鎮魂歌!!!?"の如き悲しき展開を見せるこの名曲は、正しく"B級メタルここに有り!!?"と感じさせる1曲に仕上っていると...。

聖なる守護神 ★★★ (2016-10-13 22:35:21)


The King Is Dead / Sins of the Past
3rdアルバムの一曲目の再録バージョン。
現代の音圧で演奏されており迫力は上がってます。アレンジなどはあまりなくオリジナルに忠実な感じ。
元の曲がカッコいいのでこれも普通にかっこいいのですがオリジナルに忠実な分、
リヴェラさんのヴォーカルの張りが落ちてしまっているのが余計に目立ってしまうかも。

援助Ripper ★★ (2016-08-31 18:11:12)


Burning Star / Sins of the Past
再録アルバムの一曲目で、彼らの1stの一曲目でもあるHELSTARの始まりともいえる曲。
オリジナルでは狂ったようなスクリームを除いては至ってノーマルなB級メタルという感じでしたが、
迫力と疾走感が大幅にパワーアップしてかなりカッコよくなってます。
残念ながらリヴェラさんのヴォーカルは当時と比べるとかなり辛そうですが、
それを補って余りあるパワフルさがあります。

援助Ripper ★★★ (2016-08-31 18:05:44)


Sins of the Past

2007年に発売されたまさかの過去曲の再録+新曲数曲からなるベストアルバム。
翌年に再結成後の第一弾アルバムが発売されているのでそのおさらいと言ったところでしょうか。
初期の4枚から大体均等に代表曲がピックアップされ、現代のアレンジで見事によみがえっています。
ただ、リヴェラさんのヴォーカルは80年代の頃から比べると高音部などは流石にきつそう・・・。それでも十分超人的ですが。
再結成後のアルバムを聞いて気に入った方、これから聞いてみようという方がもしいるならこれがお勧めです。
彼らの曲の中でもいわゆる代表曲に当たる物は収録されています。Winds of Warが入ってないのは残念ですが。
曲の内訳は、

1st-①⑥⑩ 2nd-②④⑨⑪ 3rd-③⑦ 4th-⑤⑧ 新曲-⑫⑬

となっており、新曲については再結成後のアルバムにも収録されています。

援助Ripper ★★★ (2016-08-31 17:59:44)


Winds of War / A Distant Thunder
この曲は圧倒的だと思います。曲の構成、骨組みがしっかりしていて、各パートそれぞれのメロディにフックがあり、盛り上がるサビ部分の攻撃力・突進力たるや数ある80年代メタルの中でも屈指のものがあると思います。

超名曲に認定します!!

ダイアスパー ★★★ (2011-07-12 01:15:58)


Winds of War / A Distant Thunder
叙情バラード風のイントロに始まり、
スピーディ且つアグレッシブに盛り上がりつつ
最後はまたバラード調に締め括られるという
起承転結がバッチリ決まった
様式美パワー・メタル・チューンの名曲。
リリカルなピアノ・サウンドの導入も効果的。

火薬バカ一代 ★★★ (2009-08-14 23:07:37)


Nosferatu

吸血鬼のイラストが描かれたジャケット・アートワーク、インスト曲やKeyの導入、曲間にSEやダイアログを配置して
本編に芝居懸った流れを演出するなど、「ドラキュラ(ヴラド・ツェペシュ)伯爵をテーマに取り上げた
半コンセプト・アルバム」という内容に相応しい盛り上げが為された、'89年発表の4thアルバム。
音楽性の方は、ジェイムズ・リヴェラの強力なハイトーンVoと、テクニカル且つメロディックに弾きまくるツインGを
活かした、アメリカのバンドらしからぬダークでドラマティカルなパワー・メタル。荒々しいリフの刻みっぷりからは
スラッシュ・メタル的な勢いも感じられるが(プロデューサーはビル・メトイヤーだし)、起伏に富んだ
曲展開重視で畳み掛けてくるスタイルゆえ、疾走感はそれほどでもない。個人的には初期QUEENSRYCHEを
思い出したりしたが、調べてみるとANGEL WITCHと比較している人が結構居て、なるほど言われてみれば確かになぁ、と。
それにしても素晴しきは、ハードな曲のみならず⑥のようなヘヴィ・バラードすら説得力たっぷりに歌いこなす
ジェイムズ・リヴェラのVo。近年は、VICIOUS RUMORSの来日公演で彼の強力無比な歌声に生で接する機会に恵まれたが、
その歌唱スタイルは、本作の時点で既に完成されていることが良く分かる。特にOPナンバーの①は、
朗々と歌い上げるパワフルなVo、流麗且つ劇的なメロディを紡ぎ出すツインG、ドラマティック極まりない
曲展開とパワー/スラッシュ・メタル然としたアグレッションが組み合わさった本編の白眉。
作品全体にもう少しキャッチーな部分が欲しかった気もするが、まぁ贅沢な無い物ねだりということで。

火薬バカ一代 ★★ (2009-08-06 21:02:00)


Winds of War / A Distant Thunder
究極の様式美!完璧だ・・・!これだけは聴いてみて!

cri0841 ★★★ (2007-02-21 22:29:44)


Winds of War / A Distant Thunder
前作のANGEL OF DEATHに引き続きアルバムの最後を締めくくる
ドラマティックな名曲。全9曲入りでこの曲は8曲目なんですが、9曲目はカヴァーのため実質本編ラストということで。
前半はバラードっぽく、後半で疾走。
ANGEL OF DEATHはインスト面のドラマティックさ、メロディアスさが押し出されていましたが、この曲は歌メロも充実してます。
後半の畳み掛けるような展開が圧巻!泣ける!

真・マツソガソ ★★★ (2007-01-04 10:49:39)


Burning Star

VICIOUS RUMORSで一躍有名(?)になったジェイムズ・リヴェラのデビュー作。1984年。
曲はB級マイナーアメリカンパワーメタルといった感じで、抜けきらなさと怪しさに溢れた一枚ww
でも、彼のファンなら魅力の一つとして受け入れられる!・・・はず。
彼のハイトーンは、VICIOUSの新譜でも炸裂していますが、アレよりも若さに溢れ、
数段凄まじく素っ頓狂なハイトーンが全編に渡って炸裂しています!
スクリームではなく、ちゃんとハイトーンとして成り立っている声という点では
全メタルの中で一番キーが高いかもしれません。多分。
オーソドックスなメタルリフと、意味もなく、訳もなくテクニカルなインスト陣が良い味出してますw
4曲目のRUN WITH THE PACKはメタルの王道を行くアンセム!

真・マツソガソ ★★ (2007-01-04 10:11:00)