90年発表のデビューアルバム。 中身は典型的なLAメタルサウンド。 テクニカルなリードGをはじめ、実力は充分に感じさせるのだが、平均的な楽曲が多くてフックが感じられない。 そんな中で際立って輝くのがメロディアスで躍動感のある④“FIND ANOTHER WAY"とパワーバラード⑥“HOLD ON TO TONIGHT"。 アルバムにおいては特にソフトな2曲なのだが、その他のR&Rタイプの曲がやや凡庸なだけに(LIVEでは映えるかもしれないが)、特に印象に残る。 この2曲の路線で攻めていったら彼等の運命も変わっていたかも?なんて思ったりする。 ところで、この後の彼等を知ってる方がいましたら教えてください。ちょっと気になります。 大化けしそうな実力は感じられただけに見捨てるには惜しいバンドでした。